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私の好きな Bon Jovi のベスト5曲 + 全アルバムへのコメント

Bon Joviの最新作「Forever」が良い。
Disney+で配信されている、

「THANK YOU, GOOD NIGHT」も全話見た。
まさに今はBon Joviモード、ということで、ベスト5曲+全アルバムコメントをやってみる。

いつものDiscographyから全アルバムコメント付きで。

1. Bon Jovi (1984)

邦題「夜明けのランナウェイ」としても有名なセルフタイトルの1st。
今年でなんと発売から40年。40年前の音源なのにサブスクでDigital Masterでとても良い音で聴けるなんて、良い時代だなー。
ザ・80年代!なイントロで始まる1曲目の"Runaway"で心も体も80年代にタイムスリップできる。全般的には80年代のハードロック的な歪んだギター中心にキーボードがよい味付けをしている。ジャケットもいいね~



2. 7800° Fahrenheit (1985)

基本的には前作を踏襲した作品であろう。改めて聴き直すと、こちらも80年代バリバリの楽曲ばかりだし、インパクトは大きくないものの曲としても悪くないものも多い。が、やはりインパクトのある1stに対しては若干地味か…



3. Slippery When Wet (1986)

"You Give Love a Bad Name"と"Livin' on a Prayer"収録の大ヒット作。
中学生の時に友達からテープを借りて聴いて衝撃を受けたな。
今見るといかにもなのだが、MVもかっこよかった。
音楽性としては80年代特有のものからアメリカンなロックへ少しずつ変化している。



4. New Jersey (1988)

大きなプレッシャーがかかるであろう、大ヒット作の前作に続く4th。
ここからは自分もリアルタイムで体験するようになるが、先行シングルの"Bad Medicine"からして、よりアメリカンなロックへシフトしている。超名曲"Born to Be My Baby"など佳曲揃いだが、バラードでのヒット曲"I'll Be There for You"は新たな方向性を示したか。



5. Keep the Faith (1992)

ここで時は90年代を迎える。今までの流行が一気に廃れ、グランジが時代を制覇している92年にリリースされた5th。自分も前作は結構聴いていたが、ここですぐに離れてしまっている。
音楽性としては前作から大きい変化はなく、自分たちの強みを進化させていっている。楽曲の強度がより増してきている印象で、"In These Arms"なんか今聴いてもポップでロックな超名曲。Nickelbackなんかはこの路線に近いんだな、なんてことに気づく。



6. These Days (1995)

この頃はリアルタイムでは完全に離れてしまっていた・・・
95年にこのアルバムを出していたのは結構逆風だったのでは、と想像してしまうが、彼らはブレずにメロディアスなロックを貫いている。
"This Ain't a Love Song"や"These Days"などはよりドラマチックになっており、聴くたびに涙腺崩壊しそうになるレベル。



7. Crush (2000)

2000年に入り、「さあ逆襲だ!」という声が聞こえんばかりの"It's My Life"
から始まる7th。"It's My Life"はリアルタイムでもかなりヒットした記憶があるし、今でも頻繁に流れているね。
ここからのアルバムは1曲目の雰囲気がアルバムを象徴していると感じる。
2曲目の"Say It Isn't So"は彼ららしくない?(誰かのマネか)不思議な曲。



8. Bounce (2002)

1曲目の"Undivided"がキリっと引き締める。
全般的にヘビーなギターが支配する、ダークな作品。



9. Have a Nice Day (2005)

"It's My Life"に匹敵するインパクトの"Have a Nice Day"で始める9th。
リアルタイムでは、このアルバムは知り合いからサンプル版のCDをもらい何気なく聴いてみたらかなり良くてよく聴いていた記憶がある。
"Who Says You Can't Go Home"に象徴されるように、この頃からカントリー要素も加わり、それが次作に繋がっていく。



10. Lost Highway (2007)

リアルタイムでは前作良かったこともありここからまたCD購入して聴いていたな。先行シングルの"(You Want To) Make a Memory"の音数の少なさと曲調の切なさにやられたし、1曲目の"Lost Highway"のカントリー全開も一本取られたな、と。



11. The Circle (2009)

リアルタイム当時は出張が多くて、中国出張中の休みの日に中国のCD屋でこれを買ったな。(ちゃんとした正規盤?だったので2000円ぐらいしたよ)
今回の1曲目の"We Weren't Born To Follow"というタイトルからしても80年代のロック再燃か?と思わせるが期待通りの出来。



12. What About Now (2013)

リアルタイムではここからまた離れちゃったなあ。1曲目の"Because We Can"がかなりのポップなインパクト。今回聴き直しているうちに、この中の10曲目の"Beautiful World"という名曲を見つけられて良かった。



13. Burning Bridges (2015)

前作からの振れ幅が凄いよ。。。1曲目の"A Teardrop To the Sea"、今まででも1,2を争うダークな楽曲。アルバムの中には明るい曲調の曲も多いのだが、とにかく1曲目のインパクトが凄すぎる。



14. This House Is Not For Sale (2016)

戻ってきたよ・・・こちら集大成のような14th。
元々のバージョンの1曲目であるタイトル曲がザ・ボンジョヴィ!というようなキャッチーな佳曲なのだが、後に追加で新たに1曲目となった"When We Were Us"も良い!!



15. 2020 (2020)

コロナ禍に発売された15th。これあまり聴けていないんだよな…
ジョンの声が結構キツそうな印象もあるが、曲調の基本は最新作とは地続きであることが分かる。


16. Forever (2024)

そして最新作の16th。
"Legendary"の安定感・安心感が凄い。
冒頭で触れたドキュメンタリー「THANK YOU, GOOD NIGHT」を見ると、前作から今作までの苦悩・葛藤がリアルに感じられ、より感動をもって響く。
かつての名曲のフォーマットを活用しているように聴こえる"Living Proof"も暖かみを持っているように感じる。捨て曲なしの名盤。


というわけで、全アルバムを何度も聴き直してきたのだが、ここでベスト5曲。


1.In These Arms <Keep the Faith (1992)>

この曲の存在を知ったのは実は2010年発売の「Greatest Hits」だったか。
このベストは本当に全曲ベストで当時もの凄くよく聴いていて、特にこの曲が一番好きだった。今聴いても良いね。


2.Born to Be My Baby <New Jersey (1988)>

80年代の代表曲の1つ。クサいほど劇的だし、サビでは確実に一緒に歌いたくなるほどキャッチーな佳曲。


3.These Days <These Days (1995)>

イントロ聴くだけで涙腺がウルウルと…。
名曲の匂いしかしないAメロから一気にサビへ行く展開はまさにカタルシス。


4.Legendary <Forever (2024)>

安心・安全のBon Jovi印。
初めて聴いた時もすでに既視感ならぬ既聴感あり。
2024年のBon Joviがライブで見たい!


5.Beautiful World <What About Now (2013)>

こちら今回見つけた名曲。Nickelbackがやっててもおかしくないな。
こういう曲調は完全に自分のツボ。


次点は以下。

(You Want To) Make a Memory <Lost Highway (2007)>
When We Were Us <This House Is Not For Sale (2016)>
We Weren't Born To Follow <The Circle (2009)>
Livin' on a Prayer <Slippery When Wet (1986)>
It's My Life <Crush (2000)>

挙げられなかったけどまだまだ名曲いっぱいあるね。
実はライブは1度も見たことないけど、「Forever」聴いてライブが見たくなった。祈来日!


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