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私の好きな SUM 41 のベスト5曲

SUM 41の最新作「Heaven :x: Hell」が良い。最新作なのにどこか懐かしいと思わせる曲が多い。今回はSUM 41のベスト5曲を取り上げてみたい。


まずはDiscogtraphyから。

1. All Killer No Filler (2001)
2. Does This Look Infected? (2002)
3. Chuck (2004)
4. Underclass Hero (2007)
5. Screaming Bloody Murder (2011)
6. 13 Voices (2016)
7. Order In Decline (2019)
8. Heaven :x: Hell (2024)

完全に2000年代のバンドなんだね…今回のPUNKSPRING 2024ではNOFXとともにトリを務めたこのバンドだが、SNSでは「聴きまくっていた中学時代を思い出す!」とかばかりで、あれ自分はいつ聴いていたんだっけと振り返るとなんとアラサーぐらいだったのだった…まあいいか、自分の中のロックはアラサーでもアラフォーでも終わらないからと言い訳をしながら振り返ってみる。

このバンドは1stからすでにかなり話題になっていたな。特に"Fat Lip"は流行りのラップとロックの融合にメロコア譲りのキャッチーなサビ、という当時の王道。"In Too Deep"も明るい曲調で、自分としても「なかなかいいじゃん」という感じだった。

ただ、次の「Does This Look Infected?」がとにかく凄かった。急に?メタルな激しい演奏に湿ったメロディーをさく裂させてきたのだった。ここで一気に世界的にも大爆発したんだったと思う。
次の「Chuck」なんてさらにメタル色を強めて、切ないメロディーにも磨きがかかって凄いことになっていった。"The Bitter End"なんて完全にメタリカ。

で次の「Underclass Hero」でメンバーチェンジもあったのかな、1stの路線に少し揺り戻った感じか。

その後自分は少し離れ気味になっていた中リリースされた「Screaming Bloody Murder」だが、結構暗い雰囲気でこれはこれで良かったのだが、直後の東日本大震災の時に途方に暮れながら車でこれを聴いていたのを思い出す。

ライブは2度見ている。

1.PUNKSPRING 2009 (2009/4/5)
2.PUNKSPRING 2012 (2012/3/31)

もうどちらの時かも覚えていないのだが、(多分2012年の方か)ライブ中にVo&Gtのデリックがメチャクチャ酔っぱらって?いて、なんかこっちが冷めるぐらいわけわかんない感じになっていた気がする…あれを見た時、このバンドも終わるなとちょっと思ったけど、その後入院とかリハビリとかして見事に復活したんだよね、確か。うーん、バンド人生も大変なんだろうなあと。

そろそろベスト5曲を。


1.No Reason <Chuck (2004)>

これぞ血沸き肉躍る彼らの代表曲なのでは。今聴いてもいいなあ。


2.Over My Head (Better Off Dead) <Does This Look Infected? (2002)>

こちらも名曲。カッコいいロックバンドなんだよな。


3.Walking Disaster <Underclass Hero (2007)>

これ初めて聴いた時「凄い名曲!」と思った記憶がある。ポップパンク・メタルを吸収した後の進化した姿か。


4.Pieces <Chuck (2004)>

彼らの魅力はノリノリの曲だけでなく、こういったスローな曲も秀逸な曲が多い。その中でもこれは感動もの。


5.Radio Silence <Heaven :x: Hell (2024)>

最新作の中にはキャッチーで耳障りの良い曲が多いのだが、自分の中では一番輝いて響いたのがこの曲。得意のスローテンポでデカい曲。アメリカっぽいのかな。


次点は以下。

Screaming Bloody Murder <Screaming Bloody Murder (2011)>
Still Waiting <Does This Look Infected? (2002)>
Nothing On My Back <All Killer No Filler (2001)>
Out for Blood <Order In Decline (2019)>
With Me <Underclass Hero (2007)>


アラサーで出会ったが、自分の音楽ライフを形作る重要なバンドであることに気づいたのであった・・・

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