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私の好きなMegadethのベスト5曲

音楽好きな人に「一番好きなアーティスト/アルバム/曲は?」と問うのは、そう簡単に答えられないという意味ではしてはいけないとも言えるし、これからいろいろ盛り上がるフリとしてはアリかなとも思う。

自分に関して言うと、若いころは「一番好きなアーティストを問われたら自信を持って回答すべき」という謎の義務を課していて、1990年ぐらいから2,3年は間違いなくこう答えていたと思う。「MEGADETHデス!」と。

なぜ2,3年だったのか。それは今でも忘れもしない、「幻の日本武道館公演キャンセル」がきっかけだった。その後何度も公演のキャンセル→払い戻しを経験するのだが、そんなことはこの時が初だった。アルバムの1stから当時の最新5thまで、イントロからエンディングの隅々まですべて覚えていたし、とにかくデイヴ・ムステインに憧れていたし…それがまさかのドラッグ問題でのキャンセルに、「それでも前を向いていこう」なんて思ったかは覚えていないが、もうMEGADETH以外を聴きまくって一旦忘れよう!とは思ったのかもしれない。

そして2022年。名作「Countdown to Extinction」から30年、新たな名作が誕生した。

上記の投稿から連続になるのだが、このアルバム発売に合わせて、1stから最新作まで聴きまくっていたので、ここで整理の意味も込めてベスト5曲をセレクトしてみた。

まずはDiscography。

1. Killing Is My Business... and Business Is Good! (1985)
2. Peace Sells... but Who's Buying? (1986)
3. So Far, So Good... So What! (1988)
4. Rust in Peace (1990)
5. Countdown to Extinction (1992)
6. Youthanasia (1994)
7. Cryptic Writings (1997)
8. Risk (1999)
9. The World Needs a Hero (2001)
10. The System Has Failed (2004)
11. United Abominations (2007)
12. Endgame (2009)
13. Thirteen (2011)
14. Super Collider (2013)
15. Dystopia (2016)
16. The Sick, The Dying... And The Dead! (2022)

改めてみると、ほぼムラがなくコンスタントにアルバムを出し続けているのが分かる。デイヴ・ムステイン氏、いかにも生真面目そうだもんなあ。

早速ベストに行こう。悩みに悩んだが1位はこれ。

1.Ashes In Your Mouth <Countdown to Extinction (1992)>

「Countdown to Extinction」はそれこそ名曲揃いなのだが、リアルタイムで聴いていたころからこの曲が1番好きで、今聴いても色褪せない。
マーティー・フリードマンがいたころの魅力の1つがデイヴとマーティーのギターソロの掛け合いだと思う。これがまた二人とも個性的なのでどっちのソロか一発でわかるのだが、この曲では一緒にハモるところが最高。

2.Angry Again <Hidden Treasures (1995)>

アルバム未収録であるものの、「Countdown to Extinction」の後ぐらいに発表されたし、当時のライブでも必ずやっていたので結構有名だと思う。
"Symphony of Destruction"から続く、タメの効いたリズムと、デイヴらしい控えめだがパンチのあるメロディーが堪らない。ただこれらの良曲たちはやはりマーティー時代にしかないと思われるので、ソロのメロディーセンス含めマーティーの功績も大きいのだろう。

3.Poison Was the Cure <Rust in Peace (1990)>

最新作の「The Sick, The Dying... And The Dead!」を聴いたときに思い出した過去の曲と言えば、「Killing Is My Business... and Business Is Good!」からの曲ではなく、この"Poison Was The Cure"だった。
今聴くとかなり粗削りな感じがしなくもないが、この後タメの効いた楽曲が多くなることを考えると、当時の最後の速い曲として重要。そしてやはりここでも最後の方のマーティーのギターソロが最高。

4.Tornado of Souls <Rust in Peace (1990)>

これも最高ですな。多分メガデス史上最も長い(マーティーの)ギターソロなのだが、口ずさみたくなるほどメロディアス。

5.Night Stalkers <The Sick, The Dying... And The Dead! (2022)>

最新作から。このビデオ見ると、デイヴの気合が伝わってくる。ライブでも見てみたいな。

次点は以下。

This Was My Life <Countdown to Extinction (1992)>
Washington Is Next! <United Abominations (2007)>
Dystopia <Dystopia (2016)>
Countdown to Extinction <Countdown to Extinction (1992)>
Almost Honest <Cryptic Writings (1997)>

もちろん、他にも名曲多いので、いつも以上にセレクトは難航した(もちろんそれを楽しんでいるのだが)。

嬉しいことにこんなニュースも入っている。楽しみ!



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