3人組の流儀(女子編)

女子の3人組というのは大変難儀なものです。

なんとなく1人がはぶかれた気持ちになってしまったり、あっちではこう言ってた、こっちではこう言ってた、と行き違いとか女子ならではのどろっとした何かが生まれやすい。

私の経験と友人との話だけなので、全女子に言えることでは無いかもしれません。
でも、確かにそう感じる人は多いのではないでしょうか。


でも、大人になってからというもの、3人組、3人で、ということがとても増えたように思えるのです。

何が違うんだろう?と考えたときに、大人と思春期の頃の大きな違いは互いの信頼関係がしっかり出来ている、もしくは何となく一緒にいるかの2パターンに分けられるということ。


前者の場合、AさんとBさん、BさんとCさん、CさんとAさん、それぞれの関係がそれぞれしっかり結ばれていた上で成り立っているので綺麗な三角形が出来ます。
しっかり結びついて支え合っているので、歪な形になったりどこかが折れてしまう、ということがないのです。

後者の場合、点と点を繋ぐように三角形を描くイメージです。
点が無くなるとバラバラの三本の線になってしまうけど、それぞれがなんとなく位置を調整することで三角形を元に戻しているような感じ。

つまり女子で3人組を上手くやっていくには揺るがない関係が三者それぞれの間で出来ている、もしくは各々がふわふわと動いてバランスをとれることが大事なのだと気が付きました。


だからなんだ、というなんてことない話なのですが、学生時代は3人組が難しくてそれはそれは苦労した経験があり…
もし今、自分があのころの自分に声をかけてあげられるなら、色々教えてあげたい。

「我慢してその関係に縋らなくていいよ」
「気の合う友達が見つかるよ」
「大人になれば人付き合いも楽しいよ」
「今は修行中だから焦らなくていいよ」


小学生から高校まで一緒の3人組がいるのですが、その3人はいつでも居心地が良くて自由で楽しくて…
学生時代から3人でいることを苦痛に感じたことはありませんでした。

とはいえ、しっかりとした三角形になったのはもしかしたら大学を卒業してそれからだったのかもしれません。
それでも居心地が良かったのはずっと2人のことを尊敬して信頼できたからなんじゃないかな、と。
(私だけじゃなくて、2人もそう思っててくれたら嬉しいなぁ。笑)

そんなことを考えて、こんな友人がいる自分はとても幸せだなぁ、と思ったのでした。

3人組、今はいい感じに馴染んでいるし、3人で過ごしている時間が本当に楽しくて幸せです!
これからとよろしくね、という気持ちをずっと忘れずにいたいものです。



それでは!

きゅー。

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