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長崎百鬼夜行ツアー3位の「幻契約」「想獣」について

みなさん、こんにちは。
黄色が大好きな"もりぽん"です。
今回は、色々あって久々にバトスピの記事を書かせてもらいます。
「ザコは黙ってろ!」「お前嫌いなんだよ!」って思う方は無視で構いません。
気になる方は全文無料なので、ぜひ最後まで読んでみてください。

では、さっそく今回の記事を書こうと思ったキッカケですが…
先日、2023/9/17に長崎の方でもっちぃ(TwitterID:@motimoti_893)さん主催のバトスピ百鬼夜行ツアーが開催されました。
私は地元の仲間3人と大分から片道約3時間かけて参加してきました。
行く途中は、線状降水帯の影響で大雨の中大変でしたが、大好きな黄色のデッキである「幻契約」と「想獣」を使い、3位と爪痕を残し帰ることができました。

非公認大会で結果残せたら誰でも嬉しいですし、多少は浮かれます(笑)
そして、「幻契約」というデッキを使ってる人が少なく、どんなデッキか知らない人が多かったため『レシピ見せてください。今度使ってみようと思います。』な~んて嬉しい事を言ってくださる方もいて、そんな方のために今回は記事を書こうと思いました。(調子にのってスミマセン…💦)
ちなみに需要は無いかもしれませんが、想獣もそこそこ良い成績だったので記事に残そうと思います。

⚠️想獣注意報⚠️
想獣が嫌いな方は注意‼️

▲目次▲
1.総合成績
2.デッキ選択理由・戦略
3.デッキレシピ
4.幻契約について
5.想獣について
6.最後に

総合成績は、Twitterでも公表しました。

予選3位通過-最終成績3位
幻契約:8勝5敗
想獣   :7勝4敗



デッキ選択の理由として、今回の2デッキ制で「幻契約」と「想獣」の2つを持ち込んだ理由ですが、現環境では「蒼契約」「秘契約」「獄契約」「呪契約」が得に多いだろうと予想しました。そして、調整期間中に環境予想デッキに対して候補デッキの中で最も勝率が高かったのが「幻契約」と「想獣」だったため、この2デッキを選択しました。

ちなみに勝率が高かったと言っても現環境トップ予想の「蒼契約」には調整期間中から1度も勝てませんでした。なので、正直「蒼契約」は最初から諦めてました。ですが、2デッキ制の大会という事もあって「蒼契約」に負けても後ろで控えてる2ndデッキに2連勝できれば良いと考え、「蒼契約」以外のデッキに対して勝率の高いデッキを今回の選択基準としました。
実際、多いと予想していた「秘契約」に対しては、「幻契約」も「想獣」も調整期間中ずっと勝率100%を出しており、大会当日も「秘契約」と5戦しましたが1度も負けてません。(危ない対戦はありましたが…なんとか勝率✌️)

そして、デッキの順番ですが…
本大会では2本先取制で1stデッキが敗北した時点で2ndデッキと交代しても良いルールでした。そんな中、デッキの順番を1stに「幻契約」2ndに「想獣」を選んだ理由としては、1stに契約スピリットのあるデッキを準備し、2ndに契約スピリットを使わないデッキを準備したかったからです。そうすることで、勝った場合に契約カード無しのデッキを出すことで2ndデッキの情報を与えないまま、先攻/後攻を相手に選ばせることができるからです。
契約環境では、カウントを貯めるため後攻を選びがちですが、対面相手によっては先攻を選ぶこともあると聞きます。そこで、デッキの内容を明かさなければ『とりあえず、相手が何かわからないけど後攻にしよう』と相手は考えるはず…そうすれば、『先に動き始める想獣は強い』と思ったからです。(๑•̀ㅂ•́)و✧
ちなみに1本目負けた場合、デッキを代えても良かったのですが、代えてしまうと2ndデッキが「想獣」だとバレた時、『想獣なら負けても仕方ない。次に控えてる幻契約で確実に勝てばいい。』と相手に気持ちの余裕を持たせてしまい、3本目が厳しくなってしまう…それよりは、幻契約で無理にでも勝ち後がない状態で「想獣」を使えば、相手の焦りを誘い、展開力と速さで相手より先に殴りきった方が勝てる確率が高いと思ったため、私はあえて1度も敗北時のデッキ交代はせず、想獣がフルパワーを発揮できるよう頑張りました。

以上が私の今回のデッキ選択理由と戦略です。

デッキレシピは、私ともっちぃ(TwitterID:@motimoti_893)さんのTwitterにすでに公開されてますが、一応公開しておきます。

3 幻相棒パルム
3 スピリットコンボカー パルム
1 雲数ノ絆神フラグジャッジメント
3 幻蝶姫パランティカ
1 闇輝石六将 砂海賊神ファラオム
3 大天使ミカファールXV

1 夢幻杖ファンタスマゴリア
3 召喚杖サモン・ピーク

3 召喚ゲート

2 使い魔召喚:ピヨフィールド
2 エンジェルボイス
3 大天使召喚:アヴリフィールド
3 戦国姫召喚:タンポポフィールド
3 砲天使召喚:カノンフィールド
3 土の熾天使召喚:ラムディフィールド
3 魔導女皇召喚:アンブロフィールド

計40枚

1 太陽の守護蟲ケプリ
1 太陽の守護獣カルナック・フィンクス
1 EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍-
1 五英雄 星霊の乙女メルティアナ
1 太陽神獣セクメトゥーム
2 白猿のシャラバ
3 ゴッドシーカー 猫女神バステト
3 太陽獣姫セクメ・エミーラ
3 二頭神獣アケル
3 闇輝石六将 幻想獣神キリンクス
8 子フィンクス

2 アルティメット・カグヤ

3 創界神ラー
1 ラーの黄金神殿
3 夢中漂う桃幻鄉

2 氷刃血解
1 シアーハートアタック
1 零の障壁

計40枚

まず、「幻契約」とは"契約編:界 第2章 極争"で追加された新しい契約スピリット「幻相棒パルム」を軸に多彩なマジックカードで相手を翻弄するデッキとなっています。
「幻相棒パルム」の効果上、マジックカードを使用しないとカウントが増えないため、デッキのほとんどがマジックカードでの構成となってしまう。
そんな「幻契約」について私なりの意見と採用理由を混じえながら、解説していきたいと思います。

まずは、主役でもある「幻相棒パルム」
私は発売当初2枚しか採用してませんでしたが、効果が重複する点やカウントが貯まりやすくなる点を評価し3枚採用しました。


召喚/煌臨時にC+1とブレイヴ&幻魂マジックカードを探しにいける。また、C2以上で相手のスピリット/アルティメットのBP-7000でき破壊できるため、3枚採用しました。効果が強制なのつらい…。

煌臨時にライフを回復でき、このスピリットのコストが5なため、「幻相棒パルム」に煌臨していれば強力なドロソ「砲天使召喚:カノンフィールド」をコストを支払わず使用することができる。複数枚必要な場面が少ないため1枚だけ採用。

バースト破棄耐性を持ちながら、自発することも可能な最強のバーストカード。バースト効果は最大3枚のマジックカードをコストを支払わず使用でき、「幻相棒パルム」と合わせれば最大C+3(「幻相棒パルム」1体につき)できる。とても強力なカードなため3枚採用。

「幻契約」=「幻蝶姫パランティカ」とバーストを予想されがちなため、相手に召喚/煌臨時効果を躊躇うことなく使われてしまう…そこで、予想されにくい強力な召喚/煌臨時バーストとして採用。確実にターンが返ってくるのは強いが、複数枚手札にかかえると弱いため、採用枚数は1枚としました。

「幻契約」で最強のフィニッシャー。煌臨/アタック時に大量のマジックカードを引き込め、煌臨&合体中の状態でマジックカードを使用すると2点バーン。単体では脅威にならないが、ブレイヴとマジックカードを持っていればとても強力な効果。最後の詰め手として必ず必要になるカードなので3枚採用。

契約煌臨するカードがない時や煌臨元に「幻相棒パルム」を含むスピリットが重疲労させられてる時に1コスト支払って「幻相棒パルム」を再召喚でき、デッキの下からドローする。簡易的蘇生札であり、合体中効果は、アタック時にC+2しつつデッキの上を見て幻魂マジックなら回収できる。弱くはないが、必要な場面が少なかったため1枚だけ採用。

合体結誓はゲームに1回、往復アンチ付与と手札保護を付けられるため、次のターンまで系統に「幻契約」を持つスピリットを場に残し、自分の手札は相手の効果を受けず、マジックカードなどを使用できる。また、合体中の効果はお互いのアタックステップでマジック効果使用時にデッキ下から1枚ドローしつつ、幻魂マジックをトラッシュから回収でき、1アクションで2枚手札が増えることになる。さらにC6以上ならシンボルも増やせるカードが弱いわけない。文句なしの3枚採用。

当初は、「幻相棒パルム」がいないとドローできないため先攻1ターン目に使えず、必要性を感じないため不採用だったが、配置時にデッキ下から2枚ドローできる効果は黄色のデッキ上からオープンしてデッキ下に置く効果と相性が良いため3枚採用。

初手から使えるマジックカード。コストが2のため、「幻相棒パルム」に契約煌臨してなくてもアタック時効果で発揮が可能。デッキ上から3枚をデッキの上か下に好きなように置ける。また、フィールドから破棄する事でBP-5,000でき、0になればデッキ下に戻せる。ゲーム中に何度も使いたい効果ではないため、とりあえず2枚採用。

調整期間中は採用してませんでしたが、初手マジックカードを引けないことやドローができず手数がなくなることが度々あり、初手から使える「金雲」を持つ万能マジックとして採用しました。枠がなかったため2枚採用。

初手から使え、デッキ上から4枚オープンして「金雲」を持つスピリットやブレイヴを回収できる。マジックカードの多いデッキなため、オープンしたカードの中に対象がないこともありますが、フィールド発揮中の効果も強力なため3枚採用しました。

マジックカードのフラッシュ使用時はBP-7000とシンプルで使いやすい効果なのですが、フィールド発揮中効果がとても強力。
相手のネクサスすべてのLv1効果を使用できなくするため、「紫の世界」「凍える火山」など強力なネクサスのほか、「ダークタワー」「セトの剛腕神殿」など煌臨を抑制してくるネクサスまで無効化できるため、気にせず煌臨ができる。また、フィールドから破棄するだけでデッキ下から1枚ドローでき、デッキ下に欲しいカードがある時はとても便利。相手のネクサスに苦戦したくないため3枚採用しました。

「幻契約」の代表的ドロソ。フラッシュ効果はデッキ下から2枚ドローするだけだが、デッキ下に欲しいカードが複数枚ある時にかなり優秀。フィールドで発揮中の効果はLv1のスピリット/Lv3のアルティメットをアタック/ブロック抑制できるもの。速攻でどんどん攻撃してくるタイプのデッキにはわりと使える効果。バースト効果は頻回に使用しないが、「秘契約」などパワーラインが低く召喚時をよく使うデッキには強力な一手になる。

「幻契約」唯一の守備札。効果は「白晶防壁」と同じくターン中にライフが1しか減らされなくなる効果。強力な効果なこともあって1度使用し、フィールドからトラッシュに置かれると回収ができなくなる。ただ、そんなに何度も使うことはないので回収する必要はない。むしろ、フィールド発揮中の効果がスピリットだけでなくアルティメットもBP-できるため使うタイミングによってはかなり強い。

コストは重たいが効果が派手な「幻契約」最恐のマジックカード。フラッシュ効果使用時にLv1・2のスピリットとLv3・4のアルティメットすべてをデッキの下に戻せるため、相手が横展開を優先しLvが低い時などは複数体バウンスできる。また、契約スピリットのほとんどはLv2までしかないので相手のキースピリットをデッキ下に戻すことが可能。フィールドで発揮中の効果は、破棄することで「金雲」を持つ自分のスピリット1体を回復でき、C8以上でアンチブロックを付与する。とても強力なカードだが、やはりコストの重たいため私は当初2枚しか採用してませんでした。しかし、「幻相棒パルム」や「幻蝶姫パランティカ」の効果でコスト支払わずに使えることが多かったため、3枚に増やしました。

以上が「幻契約」に採用したカードの説明になります。
そして、そんな「幻契約」を使う時に難しいのが【詰め方】だと私は思います。
これは、福岡エリアの知り合いと話した時、その方も言ってたことです。「幻契約」はわりと打点の詰め方が難しいデッキだと思います。

基本、「幻契約」が詰める時は
「幻相棒パルム」を煌臨元に含む「大天使ミカファールXV」に「召喚杖サモン・ピーク」を合体させた状態で手札に幻魂マジックを1枚以上持ってる状態。
コレが理想の詰め盤面だと思います。

そして、「幻契約」は相手のライフを一度に5点削るような性能はないので序盤に多少削らなければなりません。そこで相手の詰め方をいくつか紹介します。

①相手のライフが残り4の場合
「大天使ミカファールXV」の効果で2点削り、「召喚杖サモン・ピーク」の効果でシンボルを増やしてダブルシンボルを通して勝つ方法。
この方法に関しては、「白晶防壁」1枚で止められてしまうためオススメはしません。

②相手のライフが残り3の場合
ライフの削り方は①と同じですが、②の場合「白晶防壁」1枚では止められないということ。効果バーンを-1すれば残りライフ2点をアタックで削り切れるし、効果バーンを通してしまうと残りライフ1のため防ぎようがなくなる。止めるにはもう1枚の守備札を要求できる。

③相手のライフが残り2の場合
「大天使ミカファールXV」の効果で2点削りきり勝つ方法。もし、「白晶防壁」を2枚持たれてても止められない最強の詰め方。

以上3つの詰め方がありますが、中でも私は②の詰め方をオススメします。

①は止められやすく無難な策ではないからです。③は1番決定力はあるのですが、それまでに3点も削らなければならないのと、相手に使えるコアを余分に与えてしまうことで手数を増やしてしまう可能性があるため、あまりオススメしません。個人的には②が1番詰めやすかったと思います。
しかし、対面によっては①や③の詰め方を選択することがあると思います。その見極めが難しく、「幻契約」がなかなか使われない理由だと思っています。そこを使い分けられるようになったら「幻契約」でも簡単に環境デッキに勝てると思っています。

さて、「幻契約」はこの辺で…
次にみんな大嫌いな「想獣」について説明していきます。
と言っても、以前「想獣」の記事は書いてると思うので今回は一般的な「想獣」と違う点を紹介したいと思います。
まず、一般的な「想獣」と違う注目カードは…

この6枚だと思います。
これは僕が唯一「想獣」のことを相談できるAyuくんに相談した結果採用したカードです。

このカードはAyuくんも1枚採用しており、フラッシュタイミングで最大3体まで「想獣」を持つスピリットを展開でき、大量ドローもできる優秀なカード。煌臨にソウルコアを必要とし、使えるコアが1コア減るため使うタイミングが難しいが、このスピリットに「太陽神獣セクメトゥーム」が煌臨するとBP-10000×6回と強力。そして、Lv3で「絶甲氷盾」などのアタックステップ終了系の効果をケアできるため採用オススメのカード。

調整中、召喚/煌臨時効果で苦戦することが何度もあったため1枚だけ採用。(1枚しか持ってない…)
実際、「秘契約」の「G∴B 暗器のベニシス 」に対して使うことで相手の手札を増やさせず、相手の手数が少ないまま勝ち切る場面が多かった。必須ではないが、あると便利なのでオススメのカード。

相手のスピリット/アルティメットをBP-12000でき、自分のライフも回復できる強力なカードだが、速さが自慢の「想獣」にしてはコストが重たいのがデメリット。無理に採用する必要はないが、もう1つの効果で相手のライフを効果バーンできるため、場合によっては便利なカード。

このカードは単純にトラッシュから「想獣」を回収できるため採用。「太陽神獣セクメトゥーム」や「守護蟲ケプリ」など1枚しか採用してないカードのほか、攻め時にトラッシュから小型スピリットを回収し使い回すことで勝つ確率があがります。なくても大丈夫。僕が個人的に好きなカードなので採用してます。

最強の守備札。相手のスピリット/アルティメットを1体手札に戻しつつ、相手のアタックステップを終了できる。自分が契約スピリットを使わない関係上、カウントも増えないので確実に転醒することができる。3枚も使うことはないため、2枚だけ採用。(頑張ってsecretにしました💸)

「獄契約」などコストを支払わずに召喚してくる相手に対して1枚で圧をかけられるのは強いと思い採用。高騰していると聞き購入できるはずもなく、親友のりょーじくんにsecretを借りています…。

以上が新しく採用したカードです。
他にも強いカードはたくさんありますが、長々と説明しすぎても混乱するだけでしょうし、今回の記事はこの辺で終わりたいと思います。

最後に
今回はたまたま上手く環境にあてはまり「幻契約」と「想獣」が勝てましたが、次の日に他の場所で開催された非公認大会なんかは「蒼契約」と「獄契約」ばかりだったみたいです…
大分で開催していた非公認大会「聖杯」が前回の開催からもう1年くらい経ちましたね。そろそろ開催時かな〜と思っています。
わりと「また、聖杯やってよ」「次も絶対に行くね」な〜んて運営としては有難いお言葉をたくさん頂戴しておりますので、ぼちぼち準備したいと思います。
大分非公認では、様々な面白いデッキが見られることを楽しみにしております。

最後まで読んで頂き、ありがとうごぜーます‼️
この記事を参考に「幻契約」「想獣」に興味を持つ方が1人でも増えてくれたら嬉しいでごぜーます‼️
それでは、またどこかでお会いしましょー‼️
バイバイ👋

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