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顔面神経麻痺の忘備録②-入院篇

・入院は10日間

という事で、晴れて入院することに。

入院って嫌なイベントだけど、一人暮らしの身・・・。入院できてめちゃくちゃに安心しました。ごはんが出てくるし、お薬の管理もしてくれるし、先生が毎日状態を確認してくれる安心さよ〜!!

そしてなにより、日常と強制的に切り離されて生活できる時間がとても良かったです。

・点滴治療

入院の目的はやはり、内服よりも強火なお薬を点滴でがしがし体内に入れられる事。そりゃ先生の管轄のもとじゃなきゃ出来ないよね…

私の場合、1日3回朝昼夜に点滴を流しました。

ステロイド点滴と、抗ウイルス点滴を。

私、点滴って好きだったんです。よく美容点滴など打ちに行ってたんですが、

今回の入院で一番つらかったのは点滴の痛み。

看護師さんって点滴上手いイメージだったんですが、全員私の血管を仕留める事ができずに先生登場!みたいなシーンをほぼ毎日見ました。。゚(゚´ω`゚)゚。

血管が細くて漏れやすく、毎回落とすたびにめちゃくちゃ痛かったので、もう点滴針を刺せる箇所が無くなり最後の2日間はステロイドの量を減らす予定だったので内服に切り替えてもらいました。「最後の点滴は頑張って耐えて・・・!」と言われ、怖くて「めちゃくちゃゆっくり落としてください・・・」ってお願いしたら、流しはじめは痛かったものの全然痛くなくて。

普通の速度で落とすと血管痛が起こるというのに気付いたのは最終日。

速度なぜ遅くしてくれなかったんや・・・。゚(゚´ω`゚)゚。

入院7日目に点滴を外してもらいました。

顔面の動きは、顔の上のほうから回復してくるみたいで、ほんとにじわりじわりとかすかに動くようになってるかな?レベルです。閉じなかった目が、ぱっと見わからないくらいには閉じれてるくらい。(発症した日からこの日までは閉じてるつもりでも半分白目でした。)

先生曰く、かすかでも動くようになってきているから悪くはないといった感じ。

・入院残り2日

点滴からの解放感がものすごかったです。両腕は漏れに漏れてバチボコに腫れててあまり動かせませんでしたが、嬉しかったのは7日ぶりのお風呂・・・!シャンプー4回した。お風呂に入れるありがたみを実感٩( 'ω' )و

・退院

内服に切り替えたので、1日早めの退院になりました。

「休みたいなら予定通り10日間入院してもいいよ」との事だったけど、なんとなく1日早めに退院することに。

今思えば休んでおけばよかったかな。ごはん出てくるし、ベッドは腰痛くならないし。(パラマウントベッド最高でした。)

先生からは、入院中に劇的に回復するというのはほぼ無いから落ち込まないようにね!大体3週間~1か月後くらいから回復が始まるとの事だったので、メンタル部分も気遣ってくれる優しい先生で安心でした。

処方されたお薬は、メチコバール(神経の回復を促すお薬)と、アデホス(血流をよくする&耳鳴りめまい改善のお薬)をもらいました。

点滴の苦しみから解放されてあとは回復を待つだけだわーーい!と思ってたのも束の間、

私にとってのストレスは退院後から・・・。

厄年こわい!

次回に続きます。

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