免許⑤卒検



自動小型二輪車(バイク)の免許取得のため教習所に通い始めた私。


3回目のチャレンジで
やっと『みきわめ』が通った。

応援してくれる事務のお姉さんが
「卒検、いつにしますか?
明日でも大丈夫ですよ」と言う。

「では、明後日でお願いします」
と予約をとった。

でも『やったー!』との嬉しさも
束の間。。。
自信がなくて気持ちはぐずぐずする。
(持ち前のぐずぐず気質が。。。)

卒検はやってしまうと一発アウト
(検定終了)のミスがいくつかある。

私の得意ではない一本橋も
橋から落ちたらそこで不合格になるし、

クランクやS字でパイロン(三角コーン)に
接触しても終わってしまう。

いったい何回受けたら受かるだろうか?
果たして受かる日は来るのだろうか?

とやる前からナーバスになっている。

気持ちの上でも余裕がなくなって
イライラしたり、
けっこうプレッシャーやストレスを
感じているのがわかる。

先延ばしにしていても始まらない‼️
とにかく今までやってきたことを信じて
自分を信じてチャレンジあるのみ‼️

そう自分を励ましながら
迎えた当日。

まずは説明会会場に集合。
卒検の説明を受ける。

その日、検定を受ける教習生は5人。

私を含めて3人が女性で2人が男性。

ふたりの女性は20代〜30代前半かな。
ふたりとも中型を受ける。
若さ溢れるかっこいい女性ライダー🏍️
う〜ん、ステキだなぁ。

男性おふたりは40〜50代くらいかな。

おひとりは大型。
卒検は3回目のチャレンジだって。
そのチャレンジ精神に
なんだか励まされる。
(やるしかないとはわかっていても)

もうおひとりは私より強者か?!
なんと原付どころか、
自転車も乗らなかったらしくて
小型の免許を取ることにしてから
自転車の練習も始めたとのこと。
(私は自転車乗れるからね)

みんなで『緊張しますね〜』と言いながら
時々話しをしてちょっと雰囲気が和む。

私の検定順は5人中5番目。
次々に走っていく皆さんを
『応援しています!』と見送る。

後ろで仕事をしていた教官のひとりが
声をかけてくれた。

「あまりがんばろう、と意識すると
かえって体も固くなりやすいから、
いつも通りサクッとやろう、とか
落ちついてやろう、とか
そのくらいがいいですよ。」と。

教官!
いつもながらナイスなお言葉を
ありがとうございます。
いつも通りサクッと・・・
できたらいいなぁ。

でも、だんだんと
自分の順番が近づくと
足元がふわふわとした感じがして
頭が真っ白になってきた。

動悸がして
ドキドキが大きくなる。
深呼吸!深呼吸!
いつも通り、いつも通り、、、
落ち着いて!私!


かわいいDax





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