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3歳泣き止まない / 子育てヤローのバーカバーカ

3歳半の超絶クッソ愛おしい娘を子育て中なんですが、最近この「子育て」ってヤローに翻弄され気味のわたし。

今日の朝は、幼稚園に行く前に珍しくギャーギャー1時間近くも泣き続ける娘にイライラして怒ってしまい、その後「もっと優しくしたらよかった」とめっちゃ落ち込んでしまった。

なんやねん「子育て」って。かわいがるだけじゃアカンのか。この世でいちばん大切な小さい人間を1ミリも怒りたくなんてねーんだよオラァ出てこいやそこの子育てヤローという3年目マミーのボヤキ。口も悪くなるわ!

幼稚園に行く前の朝ごはん。お腹へった娘から「食べたい♡」とリクエストされた昨日の夕飯と同じ肉だんごスープを「はいどうぞ♡」と出したらなぜかギャー!っと泣き出し、ようやく理由を聞き出すとそこにニンジンが入ってたのが嫌だったらしい。

(いやいや、昨日の晩ごはんの時はニンジン普通に食べとったやんけ)

と言いたいのをぐっとこらえてして「そっかー、にんじんイヤだったの〜」と、子育ての教科書によく書いてある「まずは共感」テクを使ってみる。小さなことで子どもを怒らない母になりたいわたし。

泣き止まない。効果なし。

うちの娘はよく泣きタイプ。ささいなことで悲しくなる&怒る、で割とすぐ泣く。悲しい時はもちろん泣いたらいいけど、泣いたら親がどうにかしてくれるとは思って欲しくないし、「泣くな」というのも違う気がするし、いつもこのバランスが難しい。というかマジで分からん。つーかこんなことでギャン泣きって理不尽すぎんか。

朝は時間も限られてる。ハグしてなだめる。ギャン泣き。この日は、さっさと泣きやませるために「そっかそっかー、じゃあニンジンよけてあげるね、よしよしほれほれ」とするのは楽だけど甘やかしすぎか?という気がして(ダディーからあんたは甘すぎると言われたこともあり)

「そっかー今はにんじん嫌だったのね。昨日は食べれたしニンジンちょっとだけ食べてみよか?いやだったらお皿の上に置いといたらいいよ。幼稚園いく時間になるから食べよ。おなか減ってるやろ?」と迷いにあふれる非常に中途半端なオファーをした。極めて落ち着きながら話しかけているつもり。


全く意味なし。

泣き止むどころかさっきよりも激しさを増しておる。

いつもは好きなはずの白いごはんも肉だんごも食わぬと食事を拒否。おいどうした娘。ニンジンをすぐに皿から取らなかったからか?

じゃあ気分を変えて着替えるか、と提案するも「イヤぁあぁ!着替えないぃいー!!」と絶叫。

マミー「じゃあパジャマで幼稚園いく?別にいいよ〜」

娘「パジャマいやあぁぁぁぁ!!ごギャー!!!」

マ「じゃあ着替えよっか」

娘「着替えないぃぃぃいー!!ふぬごぐぎゃァァー!!」

マ「マミー先にお部屋いくからおいで〜服えらぼ〜」

娘「いや’’あぁぁあ’’ああ!!いかないでぇえええだっこおぉぉぉおお’’う’’ぇっぐおえぇぇびゃあぁぁ」

娘を持ち上げて運ぼうとするも、半狂乱の娘が力を変に抜いてグニャグニャの体勢になるので、昨日から痛いマミーの腰が死にそうになる。娘をおろす。さらに泣く。

私がちょっと抱っこしやすい場所に移動して、ここまでおいでと手を差し出すものの、マミーが迎えに来るまでは一歩も動かぬとばかりに床に根を張り力いっぱい座り込んで叫び続ける3歳児。なんか引き下がれなくなったマミーも欲しけりゃ自分で取りに来いとばかりに、歩いて3歩の距離を譲らず。

すでに15分以上はギャン泣き騒音の中。正直もう

「朝ごはんとかどうでもいいしかわりに好きなだけお菓子でもなんでも食べればいいし幼稚園もイヤなら休めばいいし!イヤなら何もしなくていいよ♡これからはイヤなこと全てやめてこ♡」って気持ちだったけど、「そのパンドラの箱は決して開けてはならぬ」と頭の中でささやく冷静な自分。


平和な解決を求めつつ、できるだけ子どもを怒りたくないと思ってるけど、今思うとこの時点でわたしめっちゃ怖い顔してた

たぶん、娘は泣いてる理由がなんだったか分からない状態で、今は怒られてるから悲しくて泣いてるってのを心のどこかで感じつつも、泣くからここですぐ抱っこしてもいいのかよく分からなくなって、険悪になってしまった。今思うと別にこっちから娘の所まで行ってすぐ抱きしめてあげればよかった。

だっこしたらようやく落ち着き始めたけど、いつまた噴火するか分からない状態で着替えを開始。これ着る・着ない・もうこの世の全てがイヤだと、ごはんの時と同じギャン泣きを繰り返す。どうにか落ち着かせて、ごはんのテーブルに戻る。

涙でぐしゃぐしゃの顔になった娘はウニャウニャ何か言いたそうで、ここで私がもう甘えさせてあげればよかったと今なら分かるんだけど、

「これしたいの?これがほしいのかな?」と娘が自分で言う前に先回りしてしまうことはできれば避けたいという普段の気持ちがここで出てしもて、「何が欲しいのかちゃんと自分でちゃんと言いな」と言うと、声は出さずテーブルを指さしてションボリしてる娘。「どれか分からんし声で言って。言わないと分からないよ」という言い方をしてしまった。

ああもう器の小さい自分が嫌だ。

まだ3歳の娘に求めすぎてしまった。

かよわい声で「ごはん〜(泣)」

って言えて、食べさせてほしいというのでそうした。ちょっと落ち着いてきた。ギャン泣きしてるうちに「腹が減りすぎてイライラ」という要因も加わってたらしい。


その後どうにか幼稚園まで行って、でも「幼稚園行きたくない」とここでも泣いた。

1年以上通ってて、笑顔でバイバイできるようになってたのに、最近また朝泣く日がちょこちょこあるのも、何かあったのかなーと気になってる事案。泣いてる娘を先生に引き渡して幼稚園を出た。

この日はあんまりにも朝からずっと泣いてたから、もしかしたら幼稚園でも泣きすぎて迎えに来てとか言われるかなーと心の準備(前に1回だけあった)。

娘がどうしてるか気になって落ち着かなかったので、普段はしないけど1時間後くらいに幼稚園に電話してみた。「ちょっと長めに泣いてたけど、今は落ち着いておやつ食べてるよ〜」ということだった。よかった。

とはいえ襲いかかってくる罪悪感の嵐。気持ちを切り替えるのに時間かかった。こないだは娘がダディーにめっちゃ怒られて、怒りすぎないようにって話してたとこだったのに。

お迎えにいくとニコニコしながら幼稚園で描いた絵を見せてくれた娘。今日は絶対にもう怒らんぞと心に決めて、家に帰ってからたくさんイチャイチャしました。

小さい子どもは泣いてる理由を自分でもうまく説明できないし、そもそも大した意味なく泣いてる時もある。大人には想像もつかん意味不明な理由とか。分かるかそんなもん。子どもの気持ちに寄り添いたい親の気持ちを理不尽に踏みにじってくる「幼児期の脳みそ」とか「可愛がるだけをさせてくれない子育て」って奴らに対して腹ワタ煮えくり返ってくる。うちの大事な娘に何してくれとんねん。


ってかさ、人間の進化の過程でどうにかならんかったのかね。もっと言葉が使える状態になってから腹から出てくるとかさ。無意識で呼吸するように眠い時にはスッと寝れる身体機能とかさ。

子ども「自分の気持ちうまく言えない。親が自分の気持ちを分かってくれない。なんか知らんけどイヤイヤ期。自我の芽生え。泣いて自己表現 etc.」ギャンギャン泣き続ける

親「分かってあげたい。不快を取り除いてあげたい。抱っこしても気を逸らそうとしても意味なし。何してもギャン泣き終わらない。こっちも泣きたい。イライラしてくる。怒ってしまう」


子ども「親が怒った顔しててコワイ、えーんえーん」


親「怒りすぎた。罪悪感。」

子供「親がフォロー間違うと自信喪失」


ってこのループ誰も幸せにならんよな?って思ってしまうわ。


うちのダディーが言ってたのがさ、

「人間の子どもはもっとしっかりした状態で生まれてこれんのか。腹減ったとか眠いとかでこんなでかい声で泣き続けてたら、ライオンにソッコー居場所バレて食われるぞ


まあうちらが自然界でライオンと共生しないのは分かってるし、幼い頃から武井壮のようにライオンや犬との戦い方をイメトレしながら危機管理能力を養ってきたという夫の極端な例え話で、人間の進化のマジメな研究があるのも分かってるんだけどさ、

親子のコミュニケーションをこんなに分かりづらく複雑にしなくてもええやんけっていうのはマジで思うよね。


子どもは怒られて自信を無くさなくてすむし、親は怒りすぎたと罪悪感を感じることも無くなるんじゃないですか?

お互いイライラして心がすれ違うこともなくなれば、悲しい思いをする人が減って、家庭には愛があふれるんじゃないですか?

え?そこの子育てさんよ。よー分からん仕組み作りやがって。

成長過程だからと大声でギャーギャーわめいてたら、ライオンに食われることはなくても、親はイライラしてまうわい。イライラとか空腹で泣きわめく代わりに腹よじれるほど爆笑が止まらんとかそういう方向に進化できんかったのか。


もうさ、世界で1番かわいい人間を怒りたくなんかねーんだよ。

好きなだけYouTubeみてお菓子とか好きなもんだけ食べまくって風呂も入らず夜も好きなだけ起きて好き放題に過ごしながら、親は1ミリも子どもにあーだこーだ教える必要もなく、支障なく大人になれる仕組みにしてくれ(←


もしくはAIとかロケットの開発もいいけどさ、同じくらいのリソース割いて幼児の気持ちがわかるほんやくコンニャク誰か作ってくれんかな。


というわけでボヤキ以上。この日はけっこう疲れもたまってたから余裕なかったなー!という感じの1日。

最強にボヤキたい気分のときに書いたものなので今は元気でーす!翌日は娘も元気に幼稚園いきました。

うちらが生きてる間にこの「子育て」ヤローが変わることはたぶん無いので、うまく距離を取りつつ、娘を溺愛していこうと思います!






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