塾の廊下は菓子やカップ麺の匂いが充満していた

中学3年生の頃の私は、同じ塾の子に「ツイッター」を教えてもらった

なんと、見ず知らずの人とやりとりができるらしい
そして、いちばんの驚きはテレビに映るあの人たちにもメッセージを送れるというのだ

これまで、
例えばブログにコメントを残すとか
例えばお手紙を書いて送るとか
そういう手段で行っていたものが
なんとこのアプリで気軽に行えるというのだ

初めはよくわからなくて
抵抗感と流行りに乗ることへの小さな羞恥から遠ざけていた

2023年現在、
私の日常はTwitterが非常に溶け込んでいる
先日、Twitterの一部のユーザーに「API制限」というものが発生した
私も見事にくらってしまい、
丸一日全く使用できなくなってしまった

仕事柄、Twitterから情報を集めていたこともあり
アプリひとつ使用できなくなっただけで、日常には大きなダメージがでた


本日、「スレッズ」というアプリがサービスを開始したらしい
Instagramのアカウントと紐づいており、
使用感はほぼTwitterと同様

「threads」で検索をかけるとすでに多くのまとめ記事もでている

先日のパンデミックをくらった私からすると
このタイミングでこのサービスの開始には大変感心した

そして、さらに感心したのが
私がこのアプリをインストールした時点で、すでに登録していたユーザーが
何か発信する側にいる人
だったこと

アーティスト
オーガナイザー
ライター
フォトグラファー
役者
モデル
・・・

シンプルに私のフォローしている人間がそのような人が多いこともあるが
例えば高校の同級生で一般企業で働く彼らは、まだ登録をしていないようだった

これは、シンプルにすごいと思った
何かを発信する人は
何かを受信する速度がとても速い
そして、自分の中に浸透させる力も強い

そういったことを少しずつ無意識にできることで
ようやく何かを発信できるようになるのかなあ、なんてぼんやり思ったりした

Instagramが出た時には
なんでわざわざ写真をSNSにアップするの?(笑)Twitterでいいじゃん
という意見があったけど
今やInstagramは、Twitterとは全く別の立ち位置にいるし、

TikTokが出た時には
承認欲求の塊じゃんwwwwこんなの見て何が楽しいの?
という意見があったし、おそらく今もあるけれど、
流行の種が多く埋まっている場所になっている


招待制のSNS、Clubhouse では、
これは新たな注目のSNSになるか?!と思いきや、廃れる速度は異常だった

時代の移り変わりは激しい

スレッズが、threadsとして、
自分の中にこれから浸透することがあるかどうかはわからない

しかし、新しいものに対する抵抗感は
少しずつ拭いながら
柔軟に敏感にいないとなあ、と

ーーーー

しかし、スレッズ、使い方がいまいちわからない
なんとなくの雰囲気と勘でやってるけど
これあってんのか?どうなってんの?

初めてTwitterに触れたあの日が蘇ってきた

え?なんなんこれ、
どういうこと?

教えてくれた女の子を質問責めした塾の廊下の匂いが蘇り、
自分が今年で「アラサー」の枠にお邪魔させていただく現実がなんだかとてもデカく、おもろく感じてきた

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