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ムスコとムスメとその仲間達。

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子育て関連エッセイ。ムスコ修士、ムスメ大学一年生まで。
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#暮らし

子供が運転し始める。(1)

アメリカでは(ん?それとも私の住んでる州?)高校2年の授業でDrivers Ed(ucation)というクラスをとって筆記試験合格まで学校で面倒見てもらえる。その合格証をともに、16歳の誕生日を迎えると、Driving Schoolのインストラクターを雇って(家まで迎えにきてくれる)2時間ずつ3回、合計6時間の路上レッスンを受けて仮免を取得。仮免は21歳以上の運転経験が最低3年ある人が助手席に同乗して、早朝と夜中以外の時間帯に限って運転できる。最低6ヶ月間、実地練習して17歳

子供が運転し始める。(2)

ただですら自分を何様だと思ってる的なムスメなので、いちいち反応すると一日中ケンカ状態になってしまうから、ここぞというときにだけ反撃する。「アンタ、仮免とってまだ3週間足らずでしょう?ひよっこのくせに偉そうな口効くんじゃない!ママが何年運転してきたと思ってるの!」この前は車の中で日清戦争状態(=日露戦争まではいかないレベル)となり「私が運転してる時に怒鳴らないでよ!事故るでしょ!」ときたもんだ。こっちを怒鳴らせるような態度をとるな、である。怒鳴られるから、怒鳴り返すと「どならな

子供が運転し始める。(3)

さて、20歳のムスコの方である。大学2年生が終わって今年秋から3年生。車で4時間ほど離れた州外の大学の寮で最初の一年を過ごし、そこで知り合った同じ工学部の男仲間4人と2年目はルームメートとして一緒に暮らした。大学生になってから帰省するたびに、私の計算通り見事に成長してるのが手にとるようにわかるムスコである。 コイツは家大好きっ子で外食よりも私の手料理を好む。友達のところへ遊びに行くよりも友達を家に呼ぶ。新しいことを始めるのが苦手で、にっちもさっちもいかなくなってからシブシブ

バイリンガル読書。(1)

小さい頃から本がスキだ。特に歴史小説。司馬遼太郎と池波正太郎はお決まりの好きな作家で、私のAcura MDXには「柳生十兵衛」とフルネームがついている。 二十数年前にアメリカにきた時、英会話もカタコトだったし英語の本ところか書類を読むのはほんとうに一苦労だった。日本語で読めるのと同じレベルの英語の本が読めないことに苛立ち、かといって日本語の本を読んでいては英語が学べないという苦悩の中で、私は両言語の読書を捨てた。まず英会話に集中し、TVと映画にまみれ日本語をいっさい使わず順