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ムスコとムスメとその仲間達

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子育て関連エッセイ。現在、ムスコ大学院生、ムスメ大学生。
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2022年6月の記事一覧

タマなしRyanとムスメ。前編。母の後押し。

ボストン旅行へのドライブ。これから長時間ドライブだというのに、ムスメの機嫌が猛烈に悪い。こちら、全然原因がわからない。いや、なんとなくわかる。 数日前、タマなしのタマなし加減を冗談にした時、 やめてっ ってな反応をした。へぇ、頭が良くて練習しなくてもいいタイムを出せるスイマーの背骨なしタマなし男とわかっていても、あのルックスと長い歴史の呪縛から逃れられないわけか。 私にもそういう彼がいた。中学の同級生。彼もタマなしのハンサムだった。同じ高校でその存在を気になり続け、大

ボストン旅行。Star Warsを見てから帰宅。

朝、目が覚めたけれど、アパートの中はシーンとして物音ひとつしない。若者たちが何時に起きるのかわからないし、皆が起き出して混雑する前にと、こっそりひっそり洗面所に行って歯磨きと洗顔。帰りの荷物をまとめていたら、早起きのムスメも起きてきてシャワーを浴びると言う。そして、かちゃっとドアが開いた音。隣の部屋のJasonが起きたらしい。 荷物を整理してからドアを開けると、Jasonの部屋のドアが開いている。声かけてもいいというシルシ。 "Would you like to have

ボストン旅行。二日目はKatyaも一緒に。

私は空いている部屋で眠り、ムスメはリビングスペースのお客用お泊まりスペースで寝た。ぐっすり。 それぞれの部屋のドアが閉まっている時はプライベートな時間。朝起きてドアを開ける。ムスメがシャワーを浴びた後に降りてきたので、キッチンで合流。Jasonも起きてきて、一緒に紅茶を淹れる。猫舌のアメリカ育ちは160F(71C)、私は208F(98C)。水温が高いと紅茶の色が濃いことにJasonが気づく。 スェーデン留学中のCooperとGaiaのごちゃごちゃ。Rayneにたぶらかされ

ボストン旅行。ムスコに会いに。

ムスコがKatyaを連れてきた、その翌週のこと。大雪による学校閉鎖(snow day)が毎年5日ほどあるのだが、暖冬だったので使い切らなかったsnow day分を学年が終わる前に消化することになり、土日月の三連休の前に二日くっつけて木曜から休みになったので、二泊で遊びに行った。 ムスコは四人のルームメートと一緒に暮らしている。なぜか全員ヒゲをはやしていて、皆ムスコの見事な髭面を羨み、目指している。ムスメはなんで髭なんかにこだわるのか、髭面が好きな女の子なんて聞いたことない、

ムスコがGFを連れてきた。

6月で大学3年生を終えるムスコにGFができた。高校時代にもGFがいて大学に行く前に別れたのだが、まぁその別れ方が結構ひどかったのだ、とムスメは言う。一つ下の彼女は納得がいかず、もがきにもがいて挙句の果てにムスコと同じ大学に入学したから口あんぐりで驚いた。とはいっても大きな大学。専攻も違うので構内で会うことはなく、彼女にもBFができて楽しくやっているようだから、ほっとしている。 そもそも、高校時代の彼氏彼女と大学時代のソレとは質も将来へのimplication(意味合い、含意