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【4コマ漫画】昭和、一晩並んで列車の切符を買い、東京へ

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東京行き列車の切符を買うために、一晩並ぶ。
一人につき、一人分の切符しか買えない。

父は、甥3人に頼んで並んでもらい、私たち家族4人分の切符を手に入れました。
50年前、北海道の東の果ての町では、こんな苦労をして、やっと東京行きの切符を手に入れたのです。

何故、一人 一人分しか買えなかったのか。お正月は、誰もが欲しいチケットなので、買い占めを防ぐためだったのかもしれません。

今なら、2時間飛行機に乗れば東京に着きますが、
当時 飛行機は高嶺の花。とても一般庶民が乗れるものではありませんでした。
(私の町では、町立病院の院長家族が飛行機で沖縄に行ったと、噂になるくらい。)

私たち家族は、特急列車と青函連絡船、寝台特急を乗りついで。
ご存じの方は、懐かしいと思われるでしょう。

”特急おおとり” と ”寝台特急はくつる” 

ほぼ24時間かかって、やっと上野駅に到着。

初めての内地、大旅行
父は、それ以前に何度か本州に行ったことはありましたが、
母も含め私たちにとっては、初めての内地、大旅行でした。

海峡を越えたり、国境を越えたり、
今も昔もみんな旅行が大好き。
今 私が、ニュージーランドに住んでいるのも、知らない世界を見てみたいという、旅行好きの父の気質を受け継いでいるからかもしれません。

今は、コロナの影響で海外渡航が難しい状況ですが、来年中には国境が解放され、日本に行けるのを心待ちにしています。

最後まで読んでいただいて、ありがとう!
今後数回にわたって、50年前の東京旅行について連載する予定です。
ウキウキ、ドキドキ、北海道の田舎の少女が、何を見て、どんな風に感じたか ありのままに描いていきたいと思っています。

また読んでいただけると、とっても うれしくて😂 また張り切って描いちゃいます。(コメント、大歓迎🧡)


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