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バリ島ウブドを歩く㉗ 【ゴア・ガシャ】
ウブド中心地からゴア・ガシャまで
私の滞在しているゲストハウスはウブドの中心にある。ゴア・ガシャという遺跡はそこから歩いて1時間半くらいなので歩いて行ける、と思った。しかし、私はここがバリ島のウブドという異国の土地であること、気温が30度を超えることを考慮に入れていなかった。
つまり、歩いてゴア・ガシャに行くのは普通の観光客は決してしない。なぜなら、ウブド郊外は交通量が多く車のスピードも速い。横断歩道というものは皆無だし、そもそも歩道がない。細い路肩を後ろから来る車に絶えず気を配りながら、はねられないよに注意しなければならない
こんなところで事故にでもあえば、いい年をして一人でそんなところへ行くからだ、と言われそうだ。または、お金をけちってタクシーを使わないからそんなことになるのだと。
だから、細心の注意を払ってヒヤヒヤしながら小走りに路肩を歩いた。
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ウブドから離れてくると、緑が多くなる。うっそうとした緑に癒されるけれども、この先から橋をわたらなければならず、橋には路肩さえなく車道のはじっこを歩かなければならない。”かんべんして~”という心の悲鳴を抑えながら、結局先に進んだ。
いけない、こういう無茶は決してしてはいけないことだ。
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ゴア・ガシャ
なんとか、無事にゴア・ガシャに着いた。
入場料 50000ルピア(500円)現金しか受け付けられない。
入口の看板にはインドネシア語、フランス語、英語、日本語の注意書き。1,整理中の女性は寺院に入らないこと。
2,寺院に入るにハ適した服装をすること。
1については、とっくの昔に私には関係のないことになっているし、2についても、私は長ズボンに長そでだったので問題なかった。
多くの観光客は短パン、スカートが多かったので彼らは腰巻を貸してもらう。
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入口から急なスロープを下りていくと寺院や洞窟がある。
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この洞窟の中に神様が祭られている。
誰もが、怖いもの見たさでのぞいて見たくなる。
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ココナッツジュースを一気飲み。おいしかった。20000ルピア(200円)
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池は、人を和ませる。時に蚊に襲われることもあるかもしれないが、見ているとほっとする。
この池も、鯉の大群がウヨウヨしている。小ぶりの鯉が、おたまじゃくしのように池を埋め尽くしている。もしかしたら卵から孵ったばかりなのだろうか。
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暑い日にこの池のほとりで休むことができた。
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帰りはタクシーを使いたい。出口にはタクシーの運転手たちがたむろしていたので、それに乗って帰ればいい、と思っていた。
しかし、みなバイクの運転手だった。そこにいた警備員に聞いても、4輪のタクシーについては知らないという。
ウブドではバイクに乗る人は多い。ヘルメットなしで親子3人乗りだったりもする。私は、そもそも2輪という不安定な乗り物が好きではない。何を好んで、何かの拍子にすぐにこけてしまいそうな2輪のバイクに乗らなければならないというのか。ごめんである。
というわけで、帰りも同じ道を歩いた。帰りは、行きよりはほんの少しだけ気が楽だったけれども危険な道であることには変わりはない。日本も、ニュージーランドも、なんて歩行者にやさしい国なんだろうと思いながら、来た道を歩いていた。
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