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小学校の公開にいってきた話

そのうちうちの子が行くと思われる小学校が学校公開をするというので行ってきました。

一通り全学年見てきまして、なかなかよかったので公立も頑張ってるとこは頑張ってるんだなー。と安心しました。

一年生のクラスの片方、とっても落ち着いていて、先生も、静かに!とか言わないんです。言わなくても、しっかり先生に耳を傾けています。従っているというより、「ききたい!」という気持ちが伝わってきました。

隣のクラスは先生が怒鳴ってたのもあり、全体的にガチャガチャしていました。先生の力量がはっきり見えてしまいますね。1人衝動系の子がいたこともあるのですが、うまく活躍させて学習に向かわせることもできそうな子だったという印象です。結果、その子の出歩きや叫び声などにより、授業中の落ち着きや集中力、全く違っていたし、クラス全体が常にザワザワしていました。うーん、現実は厳しい!

二年生でもいい授業がみれました。ザリガニを飼育している記録カードが掲示されていましたがどれもしっかり書いてあって、日頃、繰り返しザリガニと深く関わって、愛着があればこその成果です。すばらしい!個人的にはこの先生がかなり立派にみえたので、この人が担任になったらいいなー。と勝手に(笑)。

また、学年が上がると教科担任制になり、たとえば理科は理科の得意な先生がやってくれます。やはり学習が難しくなると、プロパーのほうが子供が楽しく興味をもって学習できるんじゃないかな。

それから、ICTの整備がとても整っていることを感じました。各教室にプロジェクターや電子黒板のシステム。書画カメラも。理科室や家庭科室にも整備され、かなりの授業で何らかの形で電子黒板を使用していました。

子供は前を向いて集中出来るし、いい取り組みです。

受験を考える前に学区の小学校の授業をみて、なにがいい授業か、いきたい学校はそれが実現できるのか。見極めるのは重要です。

私立は、とかく、学習指導要領に対して、緩い傾向があります。国の教育が万全とは言いませんが、これからの時代を生き抜く力を育てるように更新しています。私立のなかにははそれに対して遅れることがあります。高度経済成長時代によしとされる詰め込みをいまだにやっているところもあるでしょう。

子供に身に付く力は「ググればおわりな知識」ばかりかもしれません。それでは予測不能な未来に立ち向かう思考力は育ちません。

反面、とてもよい取り組みをしている私立もあります。それを見抜くためには親が相当勉強しなくてはなりません。


ここではどこの小学校の取り組みがというのは避けますが、是非色々ご検討ください。

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