♬前向きになったきっかけ♬
おはようございます。NILAKIRです。
20年シンママって未婚ですか?というご質問を受けたのですが。
…既婚です。
最初から破綻していました。
破綻していたのに、その破綻から逃げられませんでした。
一番大きな理由は、逃げたいんです、と表明しても、
当時の世の風潮として、逃げようとするあなたが悪い!となってしまうから。
あなたの努力が足りないんじゃない?
主婦でいさせてもらえているのに、感謝するどころか逃げたいってわがままじゃない?
このような言葉は星の数ほど浴びました。
努力…してるよ。
感謝…されてもおかしくないくらい身を粉にしてつくしてきたよ。
お金だって全部取り上げられたよ…。
100円のコーヒー飲むのに、レシートわたすからと許可とらないとなんだよ。
さかのぼること15年。
今も昔も心の支えである二人の子達をかかえ、
当時の私は、「逃げたい。助けてほしい」と声を大にしていうことはできませんでした。
ほのめかしても、「NILAKIRのほうが悪い。」と言われてしまう。
一番きつかったのは、呪文のようにまとわり続けたのは。
「そんなに悪い人じゃないじゃない。あなたが選んだ相手でしょ。」
そりゃそうよね。
当時の私は相手のひどい部分を言うことはなかったし、
自分が我慢すれば、努力しさえすればなんとかなると思っていたのだから。
相当な後ろ向き生活でした。
病まなかったのは、心のどこかで、負けたくない、という思いがあったから。
天性の負けず嫌いです。私。
とはいえ、相当な後ろ向き。
小さかった子供達の心は悲鳴をあげていたと思います。
ある日のこと。
勇気をふりしぼって奥様友達に打ち明けました。
「やっぱり私、この生活おかしいと思う。
相手に大切にされないどころか、
このままじゃ蛇の生殺し状態。
全て取り上げられてるの。今。
金銭的にも自由にならない。
できれば相手に、
『もう少し大切にしてあげなよ』
くらいでもいいから、直接、
いや、旦那さんに頼んででもいいから
口添え頼めないかな。」
そしたらね…。
「NILAKIRちゃん、旦那さんを信じる力が足りなすぎるんじゃない?
私は自分の旦那さんをもっと助けてあげたいから、
今の正社員の立場を定年まで続けていくつもり。
でも、NILAKIRちゃんは主婦になる選択をしたわけじゃん。
経済的に支えてあげてないんだけら、
せめて全面的に信頼して、総力あげてもっと努力したら?
もしくは主婦をやめて正職にもどって経済的に支えたら?
私は旦那さんの友達だからというわけじゃないけど、
相手さん、そこまで悪いとは思えない。
逆にNILAKIRちゃんのわがままだと思うし、かわいそう。」
………。
そうだよね。そうだよね。
あなたに相談した私が浅はかでした。
自分の身は自分で守らないとっ!
子供達の身も私が守らないとっ!
くるっと前を向いた瞬間でした。
(次へ続く…)
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