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サーカスTCに暖房を入れる 秋冬仕様

テンマクデザインのサーカスTCをソロキャンプ用に使っています。
秋冬キャンプを中心にソロキャンプをしていますが、最初のシーズンは幕内での暖房は灯油ストーブまで。2シーズン目から薪ストーブを導入しました。
トップ画像はある意味最終形で現在の秋冬仕様のレイアウトです。

現在7月ですが、今年の秋や冬にキャンプを考えているのであれば、暖房器具の調達は8月ぐらいからが勝負になるかもしれません。
既にキャンプをしている人には、そんなことは当たり前、と言われる話かもしれませんが、欲しいギアの供給量は限られているので早めに入手するのがより確実に入手できる方法だと思います。

サーカスTCは幕内で薪ストーブを使うようには出来ていません。メーカーからもそういった使い方は推奨されていません。
とはいいつつ、ファスナーが下からと上からどちらも開けられる両開きファスナー仕様となっているため、上側を開いてそこから煙突を出すことは可能だったりします。
(当然ですが各自の判断での使用は自己責任となります)

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秋冬キャンプに暖房が必要かどうか。
それはどこでキャンプをするか、場所によっても変わるでしょうし、それぞれのキャンプスタイルで大きく左右されるものだと思います。
私の場合は、せいぜい氷点下10度程度までのキャンプしかしないので、あまりハイスペックな装備まで用意する必要はありません。

就寝時については、暖房なしが基本です。
快適に寝るための装備は、シュラフ(寝袋)、マット(スリーピングマット)、コット(できればハイコット)などで暖かさを確保する必要があります。

私の場合、秋冬キャンプでグランドシートは基本的に使っていませんが、寝る場所だけは一番下に大きめの折りたたみ銀マットを敷いて、その上にコールマンのレジャーシートを敷いています。
商品名的にはレジャーシートですが、いわゆるペラペラの薄いシートではなく、表面側はアクリル素材の布地、裏面側はPVCである程度の防水が効くもので出来ています。
地面からの冷えが一番厳しいので、まずはそれをブロックするために使っています。

その上に地面からの高さを稼ぐためにハイコットを置いて、さらにコットの上にはマットを敷いています。
トップ画像の時は、モンベルのU.L.コンフォートシステム アルパインパッドを使っていました。丸めると小さくなり使用時はエア注入するものです。
UL用の薄いものでしたが、後に切り替えたサーマレスト Zライト ソルよりも暖かさは確保されていたように思います。

直接体を入れることになるシュラフは、ナンガ オーロラライト600DX(旧型)を使い、インナーは保温というよりシュラフ内側の汚れ防止の目的でイスカ シルクシーツを使っています。

結果的にそこそこ良いものを使っていますが、快適に寝るための装備として自分に取って重要かつ必要なものなので、この組み合わせに満足しています。

就寝時は暖房なしが基本とは書きましたが、実際の私は暖房を一部使っていたりもします。
安全性の高いものとしてハクキンカイロを使っています。肩のあたりか手元など冷えを感じるところをスポット的に暖めてくれるものですが、使い捨てカイロを使うのとほぼ同じ感じかもしれません。

この先は本当に完全に各自の判断での責任になりますが、寒い時は灯油ストーブを一晩中点けっぱなしにしていることもあります。

活動時に暖房が必要かどうか。
幕の外で過ごす時間と中で過ごす時間、それぞれで変わってくると思いますが、私は快適に過ごせることを優先しているので、どちらも暖房は使っています。

最初に持っていたのは、イワタニ アウトドアヒーター(廃番)です。
カセットガス式のアウトドアヒーターで、CB缶1本で手軽に暖が取れるものです。基本的に屋外用です。メーカーとして屋内仕様は推奨していません。
私が使っているサーカスTCは幕内の空間が広く幕の一番上に2つある換気口からの換気も、入口のファスナーを開けて外部の空気を取り入れやすくすることも併せて行うことで十分に行うことができると判断して、その上で屋内使用をしています。

幕内での暖房用に小型の灯油ストーブが欲しくなり、いろいろ検討した末に選んで買ったのがフジカハイペットです。

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写真左が灯油ストーブ フジカハイペット、右がイワタニ アウトドアヒーター

アウトドアヒーターは屋外用途で多少の風が吹いても屋外での使用は可能です。フジカハイペットは基本的に屋内用で屋外での使用は無風〜微風の時には可能ですが、少し風が吹いてくると煽られて消えてしまいます。
(オプションで防風ガラス付のものもありますが……)

どちらも幕内、テントの中で使うことは推奨されていませんが、私はこの2つを幕内で使っていたりします。換気をきちんと行うのが前提なので、どこでも使えるものではないです。そこはお間違えのないように。

フジカハイペットは燃料の灯油を満タンにすると12時間程度は連続燃焼が可能であり、就寝時での使用も時間的には問題ありません。
私の行動範囲内では、ここまでの暖房装備で十二分だったりします。

とはいえ、やはり薪ストーブで遊びたいという気持ちもあり、ソロでの秋冬キャンプ2シーズン目になると薪ストーブを導入してしまいました。

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ソロキャンプを始めた頃は、幕内で火を使うことは心理的な障壁があり、なかなか思い切ることができなかったのですが、ある程度ソロでの実績も積んできたかなと自分で思えるようになってようやく導入することが出来ました。

薪ストーブは私の秋冬ソロキャンプでの2シーズン目(2018年秋〜)、3シーズン目(2019年秋〜)と2年ほど使ってきていますが、これが一番の楽しみになっていたりします。

一酸化炭素検知器(COチェッカー)をストーブ使用時には使っていますが、これまで自分の使い方でCO濃度が高くなったことはありません。
安価で入手しやすい中華製も使っていますが若干信用しづらいので、その他にメインの検知器としてDOD キャンプ用一酸化炭素チェッカー2 を使っています。

幕内での使用は幕の種類にもかなり左右されますし、それなりに敷居が少し高いですが、屋外での使用はもう少し敷居が低くなるかと思います。

たまにこういった形で外で使うこともあったりします。
調理用の熱源としての使用になりますが、景色を眺めながらの薪ストーブの炎もまた趣があるものかもしれません。

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参考情報(以下はおまけです)

シュラフ オーロラライト600DX 私が使っているものとほぼ同じカラー
さかいや別注品で見つけました。現行オーロラライト600DXよりも若干お安いようです。

ナンガ製品は価格に見合った価値があると思いますが、少々お高く感じるかもしれません。いろいろなところで別注モデルがあり、多少お安く販売されています。
色が変わりますが、代表的なところでヤマケイモデルなどがお勧め。
Amazonだと以下のようなものが見つかりましたが、ネット通販でさがせば今年販売されるものの予約などもできると思います。
寝袋も秋から使うには早めの調達がよいです。秋になったら高いモデルしか残っていないか、欲しいモデルは売り切れで入手不可能になります。

おまけも含めて何をお伝えしたいかと言うと、暖房が必要なら今すぐ動かないと必要な時期に入手できないことがあるので早めに動きましょう!
ということでしょうか。

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