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サーカスTC 秋冬キャンプの主力幕(私の場合)

テンマクデザインのサーカスTC秋冬ソロキャンプで主力幕として使っています。夏の間は元々あまりキャンプをしないというのもありますが、一昨年にスノーピークのヘキサイーズ1(ソロ用テント)、昨年にKAMMOKのMantis UL(ハンモック)を追加して、夏の間はほぼそちらの使用に切り替えたため、サーカスTCは夏場の使用が殆どなくなりました。

秋になったら少しずつサーカスTCの出番が増え、冬はサーカスTC一択になるはずです。

私がサーカスTCを買ったのが2017年秋、現行品ではなくチャックが弱い一世代前のものです。サーカスTCとしてはマイナーチェンジ後の第2世代で初代と違って張り綱が白です。

今年最後に使ったのが4月に行った、ふもとっぱら。

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冬キャンプが思うように行けず、春になってからも薪ストーブを意地で焚いた最後のキャンプでした。

サーカスTCは薪ストーブをそのまま使える設計の幕ではないのですが、簡易的に二重ファスナーの上部などから煙突を出すと、なんとかなったりするのです。(メーカー推奨の使い方ではありません)

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これはその前に行った、道志の森。これも4月だったと思います。

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本当の冬は、同じく道志の森でこんな感じ。

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写真が今ひとつなのは、温かい目でお願いします。

アウトドアでの遊びは、天候に左右されるところが大きく、私のサーカスTCも悪条件が重なって少し傷物になってしまっています。

煙突を出しているあたり。
二重煙突を使って幕体を保護していますが、ふもとっぱらで強風に煽られると幕が大きくはらんでしまい二重煙突の上下(この場合は下の方)に触れてしまい熔けることがあったりします。

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ふもとっぱら以外では全く無傷で使えているのですが、ふもとっぱらに行く度にこの手の傷が少しずつ蓄積されてしまいました。

薪ストーブを使うのは、秋冬キャンプの遊びとして「ロマン枠」です。
道志やふもとっぱらあたりでの秋冬キャンプで、薪ストーブまでの熱量は必須ではないと思います。(個人の感想です)
滅茶苦茶冷え込む日以外は石油ストーブでも十分暖を取れますし、寒くなったらダウンの寝袋に包まって寝てしまえば問題無く眠れます。
補助的な暖房器具はいろいろ工夫してますが、薪ストーブは必須ではないと思っています。
(薪ストーブも石油ストーブも幕内使用は推奨されていません。使用はご自身での責任となります。適切な設置と運用、CO検知機の併用、防火用水、消火器の用意など、十分ご注意ください。)

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それでも薪ストーブで遊んでいるのは、単にそれが楽しいから。それだけのお話です。

またこの幕を使えるように、自由にキャンプに行けるとよいのですけども。

今はサーカスTC(ノーマル)はカタログから落ちてしまって、たまにスポット品としてテンマクデザイン(店舗としてはWild-1)に入荷するようです。

私が使っているのは定価が29800円だった頃のものですが、現在は定価が31800円(現在10%の消費税込みだと34980円)です。
アマゾンやネット通販で見かけるのは、転売品ばかりなので注意が必要です。

サーカスTCの売りは、比較的リーズナブルな価格で使いやすい幕、というのが一番大きいと思っているので転売品で価格高騰したものは買う必要がないと思っていたりします。

サーカスTCは、本体幕がTC(テクニカルコットン≒ポリコットン)で出来ていて、ある程度小さな火の粉などではびくともしない強さがあります。ただし直撃を受けたら焼けますので過度の信頼はやめておいた方が無難です。あくまでもポリエステル幕に比べれば強いということでしかないです。

サーカスTCには付属のペグが15本ついていて、ペグハンマーだけ用意すればすぐに使えるものです。本体が五角形でその頂点5つについているループにそれぞれペグを立てるのが最低5本必要です。同じく張り綱が5本でそれを留めるためのペグが5本。あとは各辺の真ん中に下のスカート(ポリのひらひら)を留めるためのゴムループがついているので、そこを留めるために追加でペグが5本。
付属のペグが15本(あとガイド用の1本が別)でも一応は立てられますが、地面の硬いサイトなどでは、少なくとも本体を留める5本、また張り綱を留める5本の計10本は市販の鍛造ペグなど別途用意しておく方が安心です。

私はスノーピークのソリッドステーク30を使っています。

本当に地面が硬いところだと、サーカスTCは設営が急に難しくなりますが、鍛造ペグをなんとか打ち込めるところであれば、五角形の頂点からあまりずらさずに5本打ち込むことで設営は可能です。
このタイプの幕は五角形の頂点をうまく決めないと、きれいに張ることができないのが唯一にして最大の弱点かもしれません。
付属のペグでは歯が立たないところでも、適切なスペックの鍛造ペグならなんとかなることもあります。
それでもなんとかならない時は、泣きながら少しずつ全体の位置をずらしてペグを5本打ち込める位置をさがします。

もっとも地面が普通の硬さであれば、全く問題無く設営できるのですが……

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