父の日

こんにちは。

昨日は、久しぶりに心が落ち着いた一日だった。

普通の人と言ったら語弊があるかもしれないけど、【普通の日常】が一番幸せなんだろうと思った日でした。自分はまだ幸せなのかもなと。

昨日は二週間ぶりの休日だった。もうこんな生活にも慣れてしまったけど。
散々迷惑をかけ続けている親不孝者だけど、母の日も忙しく会いに行くことすらできなかったので両親とご飯食べに行くことにした。

副業のバイト代も予定よりもらえるのも遅くてぎりぎりだったけど、情けない話だけど私物を売ってお金を集めた。

どうしてもその日には自分でご馳走したかったからだ。
借金まみれの人間はそんなことを思うこと自体がおかしいと批判されるかもしれないけど息子としてのプライドというか意地というかそんな気持ちだった。

朝、「二人も連れていくからみんなでご飯食べに行こう。なにが食べたい？」と父に電話をいれた。

「ハンバーグが食べたいな、あそこ美味しいってテレビにでてたぞ」

びっくりした。
父も癌の手術をしてからというもの、顔が変わってしまい個室の飲食店以外は外食を拒んでいた。

わかった、と電話を切って合流してお店に向かった。

嫁と娘と両親と車に乗って向かったのだけどこんなメンツは娘が産まれたてのお宮参り以来だろうか。

お店につくと、コロナとは思えない混みようで結局入店まで2時間待った。
でも駐車場で、じいじ、ばあばと娘が呼んで遊んでいる光景を見たらすごく幸せな気持ちになった。
普通の家庭なら当たり前のいつもの光景なのだろうけど。

悲壮感漂わない、にこにこ朗らかな一日だった。

ただそれだけ。

普通の日常の話。

こんな日常を送れるように頑張らないと。