見出し画像

弱音器と音程

3年前に作った小道具はオススメだと思う。
にわかジョージガオモデル。

二胡は音が大きい。集合住宅では、練習も気が引ける。
音量を気にしてちまちま弾くと、身体の動きがおかしくなる、
だから、ほとんど弱音器をつけて練習する。
問題は、微妙な音程の違いがよくわからないこと。

インターネットでジョージガオモデルを見たとき、
なんとすばらしい発想か、と思った。
音の出る向きを自在に変えるとは。
と同時に、「ん?これ、うちにある!」と思った。

たまたまその頃、何かのために買った塩ビ管のジョイント:約250円
そして、ひっつき虫:約200円

ひっつき虫を管の縁に厚めにつけておき、飾り窓にぎゅーっと押し付けるだけ。
写真は、塩ビ管が手前にあるので実際より大きく写ってしまっているが、
それほどアンバランスではない(と思う)。
管の直径は6.5cm、長さ10cm。

そして、自分の音程を確認するには、絶大な威力を発揮する。
弱音器をつけても、自分の音がはっきり耳に届くのだ。
若干、こもった音にはなるが、高い音はまろやかで味があるかも。

難点は、しばらくすると振動でボテッと落ちること。
落ちたら、また、むぎゅーっとくっつけるべし。
演奏会では使えませんね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?