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アメリカン・バーニング

ただただひたすらにシーモア(ユアンマクレガー)が娘と妻とシーモアとやりたい女に振り回される可哀想なお話。

娘を人質にされたシーモアがただやりたいだけの女にアピールされるシーンは、そんな女に負けんなマクレガー!ユアン頑張れ!って気持ちに。

奥さんがお気がふれてしまう所も
シーモアがあんなに優しく寄り添ってくれてんのに
てめえと結婚したからこんな事になったんだクソが呼ばわりされて気の毒。えぇ……シーモアのせい?としか思えない。

それから娘。
あんなに可愛かったピュアな娘が……

ピュア過ぎてやべえ思想にハマってしまったらこうなってしまうという典型的な結末になってしまった感。

娘の身に起きた事は可哀想だけど
自業自得感もありあまり同情は出来なかったけど、おとんのシーモアには同情しか無い。あれはセラピストが悪い。

こんなに家族を愛して、家族を顧みて、仕事も頑張って、職場の人からも尊敬されているシーモアなのに家族崩壊しちゃうの可哀想過ぎる。シーモア何かしましたか?何にも悪く無いじゃろがい。辛い。

妻がてめえと結婚したからこんな事になったんだクソが私は結婚なんざしたかなかったんだよとか言っていたけど、多分シーモアが人生の選択肢をミスった第一歩はこの妻と結婚しちゃった事なんだろうな。浮気してるしよー。ふざけんなよ?

娘の吃音の事でカウンセラーの所に行った時も妻が早めにブチギレてたしよー。怖えんだよ。娘のブチギレ気味の性格も多分おかん譲りなんよ。
本当シーモアが可哀想。
あとこの時からカウンセラーはダメカウンセラーだった件。

で、まぁ、ずっとユアンマクレガーに同情しながら見終えた映画だったんだけど、
監督がユアンマクレガーって知って、
嘘だろ?って気分ですw

でもこれ最初はユアンの役をポールベタニーが演じる筈で監督も別の人がやる予定で、その監督が降板しちゃったからユアンがじゃあ俺やります……って感じになったのだろうか。だとしたら本気でユアンマクレガーに同情しか無いのだが。

しかもwikiを見ると脚本が原作と全然違う的な事が書いてあるし、そんな中ユアンマクレガーは頑張りました的評価っぽい。

なんか本当にユアンマクレガーが
ひたすら可哀想。
(映画の中の死因も可哀想過ぎた)

でも可哀想なユアンマクレガーは
ずっと可愛かった。
お年寄りメイクをしているシーンもあったけど、そこも可愛かった。

軽く鬱になる映画だけど
ユアンマクレガー好きな人にはおすすめの映画です。



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