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「高く売るか、早く売るか」自分の優先順位を考える

手放すモノと手放し方


家中を整理をして、手放すことが決まったモノ。

捨てるか売るか譲るか、手放し方はいろいろとあります。

もし売るとなれば、メルカリなどのネットを利用する方法やリサイクルショップなどの実店舗の利用が考えられますよね。


例えば少しでも高く…と思えばメルカリなどのネットを利用する方が便利です。

「え?こんなものが売れるの?」といういうくらい売れるモノの範囲は広いですし、価格も自分が主体で決められますのでね。


逆に「値段はいいから少しでも早く家から出したい」という場合はリサイクルショップなどの実店舗でのやり取りが早くておすすめです。

売れる・売れないということはお店が調べてくれますし、梱包や発送などの手間も必要ありません。


これはどちらがいいかという話ではなくて「自分が何を優先したいか?」を考えましょうという話です。


リサイクルショップへ行ってきました


少し前に1年間一人暮らしをしていた長男が帰ってきてましてね。

使っていた家具家電のうち、もう使わないモノを少しずつ処分しております。


そしてこの週末にリサイクルショップへ持ち込みをしてきました。


今回持ち込んだのは(新品で購入して、1年だけ使った)洗濯機と冷蔵庫、ガスコンロの3つでした。


査定の結果は…


洗濯機 5,000円
冷蔵庫 8,000円
ガスコンロ 引き取り不可

ということでした。

※利用したお店ではガスコンロは新品でないと引き取り不可だそうです。
そのため他の民間の再資源回収場に持ち込んで引き取っていただきました。


この査定結果、どう思いますか?

1年しか使ってないのにこれだけ?
1年使ったのにこんなに?

同じ金額でも、感じ方は人によって分かれますよね。


もしかしたら、他のお店ならもっと高い査定金額になったかもしれません。

もしかしたら、メルカリなどを利用すればさらにもっと高く売れたかもしれません。


でも、今回は1日でも早く手放したかったのでね。

金額がどうより、引き取ってもらえるだけでもありがたかったんですよね。(なぜなら廃棄するには逆に費用がかかるからです)

それが5,000円と8,000円になった。
もうね、感謝でしかないですよ。


手放し方の優先順位を考えるということ


手間暇がかかってもいいから高く売りたいのか。
値段は言い値でいいから早く手放したいのか。

自分がどちらを優先するかを決めておかないと、売るタイミングを見極めることは難しいです。


片付けを始めた方でありがちなのが「まだ高く売れるかも」と、あちこちのお店で査定をしてもらったりネットでの出品を何度もやり直したりすることです。

もちろん、それ自体が悪いこととは思いません。


でも、最初の目的が「手放す」であれば、どこかで決断しないといつまでもズルズルと引き伸ばすことになってしまいますよね。

特に一度高値で売れた経験をしてしまうと「もしかしたらこれも高く売れるかも…」という気持ちが判断を鈍らせます。

結果として、面倒くさくなって片付けそのものをやめてしまった方もいらっしゃいます。せっかく頑張っていたのにもったいない。


基本的に、モノは買った瞬間に中古になります。

つまり価値は新品よりも下がり始めているのです。


長男が小さかった頃、とあるヒーローのおもちゃをリサイクルショップに持って行ったことがありました。
(定価3,000円くらいの変身用のおもちゃでした)

査定の結果は50円。
「箱がなく、中身だけだったこと」と「テレビでの放送が終わっていたこと」が査定金額が低い理由でした。

「もう少し持ってくるのが早かったら…」

と思う気持ちもありましたが、長男が手放すタイミングが「テレビ放送が終わった後」だったので仕方がありません。

それに最初から売るつもりで与えたおもちゃではなかったので、箱も残してなかったんですよね。

でも、最初の目的である「手放すこと」は果たしていましたし、何より持ち主であった長男が納得していたのでね。

他のお店に持っていくことなく、そのお店で引き取ってもらいました。


このように、何にどんな値段がつくかはお店に持って行ってみなくては分かりませんし、持ち込むタイミングによっては引き取り金額が変わる可能性だってあります


もしかしたらプレミアがついて高値になるモノもあるかもしれません。

でも、全てのモノにプレミアがつくか?と考えたらちょっと現実味がないじゃないですか。


本当に価値があって高く売りたいのであれば、時間も手間もかけていいと思います。

でも、全ての手放すモノに同じように時間と手間をかけていたのでは、いつまでたっても家は片付きませんのでね。

どこかで線引きができるように「自分が優先したいことは何か?」ということを決めておいてくださいね。

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