【山口旅行】 2日目 下関→角島→元乃隅神社→須佐→萩編
【11/4 8:00am】
朝の海峡も美しい。
ゲストハウスのキッチンでお湯をもらっていたら他の宿泊客の方々もちらほらやってきたのでご挨拶。
5日の下関マラソンに出られる方、九州から家族で旅行されている方、韓国から来たご夫婦、マレーシアから自転車旅しに来られたご夫婦(日本へ来て納豆にショックを受けているご様子)。アイイート ナットウ エブリデー ヤミーヤミー
早朝から唐戸市場で朝ごはんを食べるつもりが思ったより遅くなってしまいました。
レンタカーの予約時間まで時間がないのでちゃちゃっと食べて出発しますか。
とか思ってたら狙ってた市場の食堂が大行列!!!!
ならばと空いてる隣の店も見てみるが順番待ち名簿には10組ほどの名前が…!
このまま朝抜きで行くか迷いましたが、如何せんペーパードライバーなもので、万全の状態で行きたいと思い、名前書いて暫く待ってました。
やっぱふぐが食べたい。
ふぐの何たるかを身体に刻みたい。
ここまでしっかりふぐを食べてやっと気づきました。
……淡白の極み!!!!
唐揚げにしてしまうと唐揚げの味だし、刺身をポン酢で頂いたらポン酢の味になってしまう。
これが、ふぐ か。
もっと断食して舌リセットしてからでないとふぐの本当の味に辿り着けない、そんな奥深さがあるのだろうと思います。(味ないとか言うな)
【同日 9:30am】
予定時間よりだいぶ遅れてレンタカーで下関を出立。
この海沿いの国道191号線をずっと北上して角島へ向かいます。
Googleマップ特有の所要時間バグにはいつも惑わせられます。
大体どのガイド本見ても下関から角島まで1時間50分と書いてあり、例に漏れずやはりそのくらいかかりました。
それにしても海がちな景色を横目に北上するのは心地よかったです。
【同日 11:30】
あら〜〜〜
美しい景色だこと〜〜〜
これ晴れていたら宣材写真のようになるだろうけど、この曇り景色も一期一会の出会いなので大変美しく感じました。
とにかく時間がないので島には寄らず、橋のところにある駐車場からの眺めだけ見て次の目的地である元乃隅神社へ向かいます。
37分なわけなか。
1時間かかります。
【同日 12:30pm】
晴天の美しい写真は是非公式サイトで。
曇ってても十分ファンタスティックでエキゾチックでした。
たくさんの鳥居をくぐる楽しさ。
階段になっているので鳥居をくぐらず遠目に眺めるだけの人も多かったです。
鳥居の先は岬のようになっており、1番海際にはお地蔵さんがおりました。
お地蔵さんまでは足元が悪いのでお気をつけください。(果て感のわくわくさはレベチ)
ちなみに第一駐車場と第二駐車場があります。
第一の方が神社に近いのですが、私が来た時は10台くらいの車が駐車場待ちしていたので、足に不自由がなければ第二駐車場の一番奥に止める事をおススメします。
但し第一駐輪場との差はたった徒歩1〜2分程ですが、激坂です。
売店の賑わいに後ろ髪を引かれつつ、時間がないのですぐ出立します。
ついに須佐ホルンフェルスへ向かいます!!!
下関からほぼずっと国道191号線の旅です。
時間があれば事前に調べていた【道の駅萩しーまーと】や旧弥富小学校の【龍の里やどみ】なんかで地元食材を使った蕎麦等を食べたかったのですが、今回は見送ります。
萩を過ぎたくらいから本格的に海沿いの道なので解放感と期待でわくわくが止まらない。
あと…なんか、道路標識が丁寧すぎる。
西日本は運転が荒いイメージがあってビビり倒してたんですが、進入禁止が標識だけじゃなく道にも書いてあったり、右折レーンの矢印がかなり手前から何個も書かれてたり、大したカーブでもないのにカーブ注意の看板がひっきりなしに出てきたり、けっこう過保護に感じました。
この易しさなら旅行もしやすいので大助かりです!東日本もこうであれ!
逆にこれに慣れてしまうと東日本に旅行する方は標識が然り気無さすぎて道間違えてしまうんじゃないかと。
ガードレールも黄色く塗られて注意を引きやすいし(後日知ったことですが、特産のみかん色に染めているらしい。なにそれかわいい)。
【同日 3:00pm】
2時間強かかりました。
ついに須佐ホルンフェルス〜〜〜
ウツクッシ‼︎‼︎ スバラッシ‼︎‼︎
ぎょえええ〜〜〜!!!!!!!!
触っちゃった〜〜〜うほwwwwwww
マグマ感エグいてぇ…
裂け目!!!!!!
所々に深い裂け目があって、友人と来ていたらいい地割り写真が取れそうです。
この、地層ごとに削られ具合が違うのもたまらんポイントですよね。
堪能!!!!!!!!!!
ここで時刻は既に15時半。本当は車で30分くらいのところにある龍鱗郷と畳ヶ淵に行って柱状節理にハスハスしたかったのですが、日が暮れた道を運転できる自信がないので断腸の思いで今夜のお宿のある萩へ帰ります。
【同日 5:30pm】
山口は日が長いですね。
暗くなる前に着いたので松陰神社に立ち寄ります。
歴史は不得手なもので、銀魂の知識しかないのですが、ここがかの有名な…。
お土産売り場にある長州屋光国《萩の薫》という夏みかんの皮の砂糖漬けが今回の萩土産で一番美味しかったです。
ピール菓子だと思って食べるとジューシーさにびっくりします。
もっと買っておけば良かった。
あと初めて外郎も買ってみました。「外郎売」という落語で名前は聞いたことがあったのですが実物を見るのは初めてで。
見た目の羊羹感から甘さに構えて食してみると圧倒的わらび感に感激しました。
わらび餅には目がないのです。
今夜のお宿、松陰神社のすぐ近くにある女性専用ゲストハウスulala guesthouseに宿泊です。
シャワー室が2つあってシャンプーの香りがそれぞれ違い、選ぶ楽しさもあり、女子心をくすぐるインテリアにあふれており、オーナーも優しい方でとてもゆっくりできました。(チェックアウト直前の写真で所々乱れております。すみません。)
18時を過ぎると萩の商店は大体閉まってしまいます。
ここから萩中心部まで徒歩で20~30分くらいなのでギリギリ18時閉店のxoxoというクレープ屋さんに行ける!と思い、出発しました。
行けなかった!
地図だとこの辺なのにな~と思ってバスセンターの辺りをうろうろしていたんですが見つからないまま18時を過ぎ、萩の町を静寂が襲います。
言うて観光地やし、閉まってても夜の萩を観光するか!と思ったのですが…
【萩城下町】と刻まれた石碑を辛うじて見つけるも暗すぎて写真に写らず。
観光ガイドにあった店舗達も静寂に包まれており、夜観光しているのも夜出歩いているのも自分だけでした。
あ、地元のおじさんがウォーキングしてるのは見かけました。
iPhoneすごいな。肉眼より明るくよく見える。
うん、昼に来るべき町でした。
ですが、夜ご飯営業している店もけっこうあるのです!
その中で目星をつけていたさるのこしかけというお蕎麦屋さんにお邪魔しました!
思えば唐戸市場から何も食べてない。
11時間ぶりの食事です。
美味しーーーーー!!!!!!!!!!!!
手打ち蕎麦と蕎麦粉を使った天麩羅のセットです。お酒は米焼酎の蕎麦湯割りを注文。と、なんとも蕎麦づくしで大満足です。
どれを食べても美味しくて追加で注文したかったのですが、さすがに満腹になり、後ろ髪引かれつつお会計。
他にも観光客や恐らく仕事で訪れている数人ずつのお客さんがいました。
あとはお宿に帰ります。
道は相変わらず暗く、車社会だからか人もそう歩いておらず、静寂の中歩くのが楽しい。
やたら明るく感じる橋があったり、
セブンイレブンが白黒だったり、
ほろ酔いで夜の萩観光を堪能しました。
いつか明るいうちに来てみたい。
3日目に続く
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