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千年屋さんの口紅

マンガ喫茶で読んだ「サードガール8巻」での一コマを思い出してます。

普段は人の手に触れた本とか絶対に買わないし読まない。(意外と潔癖症・・・)どうしても読みたい古本は我慢して触るけど。よって図書館の本も苦手といえば苦手。昔に比べたら本の状態はよくなってきてるし、売る方も綺麗にしてますから問題ないと思うのですが。私的に苦手なだけ。ただ、自分が読まなくなったものは、少しでも綺麗な状態で必要な人に渡ってもらいたいと願っていて。そういう意味では、フリマとかでは綺麗な状態のものを売ったりしてたかな。貰った時に、やっぱり嬉しい気持ちになりたいだろうな。なんて余計なおせっかい(笑)それと、状態の良いものは高値で売れるという法則も知っているから。。。。

で、本題は何かというと、私は本好きで、直感で選んだ好きな本は絶対にお持ち帰りして購入しています!高くても立ち読みで読みきれない&何度も読みたいと思ったものは手元に置きたい。でも家の在庫も増えすぎてきた頃、これを売れば(まあ、いくらにもならないのは百も承知ですが・・・)なんて考えてしまうと、気になってその辺にぽいっ!て出来なくなってきて。しかも読んでない本も大量に残ってるし。読む時間だって限られてるし。

あ~~~~~~!!もう!!どうでもいいや。好きでも嫌いでも、自分の好きにすればいいじゃんね。売る事を考えてたら、自由に読めないし。前記事で書いたように断捨離が苦手なんですよ。少し前に付き合ってた彼さんの話で「前カノに貰った手紙とか新しい彼女に無理やり燃やせと言われた」という話を聞いて、衝撃!!!え?そんな事ってあるの?それは思い出であって、今じゃないじゃんね。って話をしたのを思い出した。割と男の子って上書き保存じゃないんだって話は知ってるけど。私も上書き保存じゃないんだよな。って思ったのを思い出す。

そして今の私の読書法。いいな!これ!後で実行してみよう。そう思った箇所にはバンバン線をひく。折り目つけても気にしない。お風呂でも読む!!を実践してます。あ、自分のいいな(*^-^*)と思った本だけですよ。そもそも嫌いな本は最初から買わないから立ち読みだし。そう考えると、それほどでもない本まで買ってた時期もあったかもしれないな。おしゃれだからとか関連付けてたり。今はシンプルに、欲しい本だけ厳選してますけどね。学生はお金が限られてますから。奨学金だけでやってくのは大変だし。

タイトルの千年屋さんの口紅ですが、主人公ヨリちゃんの彼氏大沢君の浮気相手?の年上の彼女の名前です。(ややこしい)純粋な子どもっぽいヨリコと違い、大人な風のイメージの彼女。遠距離になった大沢君は、大人な魅力の京女に魅かれてしまったのですよねぇ。(ここ、京女をディスってる訳じゃないんでしょうけど、きっと品の良い女の人っていうイメージ設定でしょうね)その千年屋さんとキャンパスで語らう大沢。座っていたベンチがボロくて倒れてしまった時に、ポーチの中から口紅がコロンっと転がってしまう。焦る千年屋さん・・・・。焦るというより照れる。真っ赤になる彼女。

私は、最初は意味がわからなかった。何故、ポーチの中の口紅を見られただけで赤くなる、恥ずかしがる彼女の心情が・・・・・。漫画では、大沢くんが?か作者かが「秘密の中身を垣間見た」的な描写で綴っていた気がする。

あ~、今なら少しだけ、その心情がわかる気がします。秘密の舞台裏は、覗かれたくないし女子には恥ずかしくなくても、好きな彼には恥ずかしかったんだろうな。という。隙の無い彼女だったからこそ。そこで垣間見れたギャップに大沢くんはキュンとしたのかな。

千年屋さんみたいな、女子。なれない~~~~(;^_^A




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