インド旅行記9 山頂の寺から
前回、ウッタルカシ→ガンゴートリ→ウッタルカシという
日帰りを行いました。
片道5時間強、ヒマラヤ南麓までの山道は
荒れている所も多く、曲がりくねり
そしてガンゴートリを出発するタイミングで雨にも降られ
体力的にはかなり消費してしまったものの
やはりガンゴートリでバギラティ川の激しさをこの目で観られたことは
本当に良い経験になりました。
今回はウッタルカシ→リシケシュの帰路で
6~7時間、溜まってきた疲労もあってなかなかきついが
信頼している運転手さんに全てを託して車内で休みます…
そんなわけで今回の動画は短め。
正直車内では油断すると寝てしまって
移動中の風景などもあまり撮れていないのは動画の通り…
とはいえ2日前に往路で通ったのと同じ道なので、元気だったとて
それほど大きな発見はなかったかもしれないのでお許しを。
特筆すべきは、やはりリシケシュの近くで寄り道して向かった
クンジャプーリ寺院でしょう。
正直その連絡が来た時は
「うーん、興味はあるけど疲労もあるし…まっすぐ帰って
居心地良いジャングルハウスでのんびり過ごしたい…」
という気もありました。
しかし、ちょうど雨が去った後の山頂からの景色というのは
なかなか観られる機会もないだろうし
ここはクマさんたちのおススメを信じて行ってみよう、と。
結果的には行って大正解でした。
美しい景色は動画や写真でぜひ見て欲しいです。
なお、動画では少し触れただけですが
実はガンゴートリに行く計画段階で
天気(気温含む)予報をケワルさんたちと見ては頭を悩ませていました。
ちょうどガンゴートリに向かう3日間が
現地の天候が悪く、ガンゴートリ周辺はなんと雪予報も。
ついてないなぁ、と思いつつもこればかりは仕方ない。
それに山の天気は元々読めないものなので、晴れのつもりで行ってみたら
雪雨にやられて参った、よりは最初から心の準備ができている方が良い。
しかし実際のところは雨に降られたのはガンゴートリから引き上げるまさにそのタイミングだけ、実際に雨に打たれたのは合間に橋から写真を撮るタイミングぐらいで、後は車内にいられました。
(あの悪路で雨という状況で運転手さんは本当に大変だっただろうと…感謝)
しかし、逆にリシケシュは、この間に大荒れの天気となっていて
凄まじい風や雨に見舞われたとのことだった。
本当にわからないものです。
結果的にはクンジャプーリ寺院は台風一過のような状況だったこともあり
非常に晴れ渡り遠くまで見通せる美しい天候と相成りました。
今回の旅は人の縁と親切さ、そして運に恵まれているようです。
さて、インドの旅も今回最大のイベントを終え
あとは一体どんなことが待っているのだろうか。次回をお楽しみに。