dear diary 20240524

突然記憶が降ってきて、腑に落ちた。

戦友とか親友とか、あるいは自分を導いてくれる人でもなく、
最初の頃からずっと、前世というものがあるのならわたしたちって「  」だったんじゃないかという感覚に包まれた理由。

李理香と基次郎、きっとそうだ。
二人に似てる気がしたんだ。

似たような境遇だった二人が、
絶対会わない、真実のみを書くという約束のもとで交わされる手紙。

愛を知らずに育っても、希望は持てなくても、会わずに手紙だけでも、
愛をおくることはできる。

函館山ロープウェイに行くとわたしは、こっそり基次郎の姿を探してみてしまうんだよ。

細かいところ、忘れてしまった部分もあるから、久しぶりに読み返したいなぁと本棚を探したが、なぜか無い。
子どもの時に図書館で読んだだけじゃなくて、大人になってから文庫本で買った記憶があるのに。。。

誰かに貸して返ってきていないのだろうか。
ネットで購入しようと思ったら、絶版になっていて新品は手に入らないみたいだ。。。

悲しいけれどきっと、そういうこと、なのかな。

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