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16年前のカメラでも十分すぎました。【RICOH GX200】

気分転換に普段使っていないカメラを持って散歩写真に行きます。
最近は「RICOH GX200」が多いです。
これが、とても良いです!

購入した10数年前に、このカメラの良さに気がつけなかった自分が情けない。当分の間、散歩写真のメインカメラになりそうです。

RICOH GX200の特徴

・2008年7月4日発売
・1210万画素の1/1.7型 CCDセンサー
・レンズ:35mm判換算24~72mm相当の光学3倍ズーム、F2.5(広角)~F4.4(望遠)。
・脱着式の液晶ビューファインダー(別売りオプション)

センサーサイズは小さく、f値も大きくハイスペックコンデジとは言えませんが、スペック数値だけではわからない、触ってわかるよさがありました。

左から、sony RX100(初代)、RICOH GX200、LUMIX GM1 & LEICA DG SUMMILUX 15mm

良かった点

  • ダイヤルが2つあり、f値とシャッタースピードを変えやすく、マニュアルモードの操作がやりやすい。

  • ステップズームで、5つのレンズ「24mm」「28mm」「35mm」「50mm」「72mm」を持ち歩いている感覚で撮影できる。

  • 軽さと適度な厚みのグリップが、持ちやすさと手ブレしにくくさせる。(RX100とGM1は薄いため持つ手に力が入ってしまいます。)

  • ボタン数と大きさと配置が良く、押し間違えしにくい。(RX100とGM1は、液晶は大きいのですが、その分ボタンが小さくかつ密集しています。)

  • フォーカスモードの「♾️無限(無限遠にピントを固定)」と「スナップ(約2.5mにピントを固定」で、スナップ撮影のシャッターチャンスを逃差ない。

  • マイセットに好きなレンズ画角を3つセットすることで、さらにシャッターチャンスを逃差ない。マイセットに好きな画角「28mm」「35mm」「50mm」「72mm」のどれかを設定しておけば、好みの画角でカメラを起動できる。

パッと見ると、GX200が大きく見えますが、一番軽くて持ちやすいのがGX200です。
ボタンの大きさと配置は、GX200が余裕があります。

デメリットと解消策

ISO感度を上げるとノイズが発生しやすく、ISO800が限界。

レンズが暗いためボケにくい。

ですが、最近の現像ソフトの機能で解消です。AI機能の発達で「ノイズ除去」と「背景のボケ追加」が撮影後にもできてしまいます!

まとめ

GX200は、16年前に発売されたので「オールドコンデジ」と言われるカメラになるのでしょうが、元々の使いやすさとAIにより、今でも十分使えるカメラでした。

最近のオールドコンデジブーム?は、写りが懐かしい感じ&安価だけでなく、元々良いカメラとAIで、弱点だった「ノイズ」「ボケ」を解消できたことも一因ではないでしょうか。

そんなこと考えてたら、オールドコンデジが欲しくなってきました!

GX200での散歩写真

コンデジだからパンフォーカスになるという良さ。
青空の青がいい感じ。
モノクロも良いです。
マクロモードも良いです。
マクロモードは背景もボケる。
雨に濡れた切り株とキノコと枯葉の質感が伝わるといいのですが。
濡れた石(擁壁)と蔦。
冬の木。元々解像してましたが、Lightroomでさらに小枝を強調して見ました。
マクロモード、ボケと解像感、十分です。

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