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難しく考えないで

いけばなは難しい・・・

と思われる方もいらっしゃると思います。


それは、
形式がありそうとか、
どんな花を選べばいいかわからないとか、
何となく難しいのではないかという印象があるからかもしれません。

たしかに、基本型とか応用型など《型》というものがありますね。
どのくらいの長さがいいのか、どのような向きに生けるのか、最初はわからないので戸惑うばかりだと思います。

だから《型》をお稽古するのでしょう。


でも、こんなことを思ったことはありませんか?

「どうもお手本のようにはならないなぁ・・・」
と。

もしも、そう思っても、落胆したりしないでくださいね。

お手本通りでなくても大丈夫です。
まずは「お花を生けたい」という気持ちを大切にしてみましょう。
その気持ちを表現するには、花のこと、枝のこと、葉や実のことを知るために《型》をお稽古すると思ってみてはいかがでしょうか。
きっとたくさんの発見があって、心も楽しくなってきます。

心が楽しくなると、余計な力も抜けてきて、花たちの向きによって表情が違うことに気がついたりして、さらにたくさんの発見があります。

発見は人それぞれ違っていていいのです。

そうしているうちに、
「この花のこういうところを観てほしいなぁ」と思ったりするでしょう。

そうしたら・・・

さぁ、今度は《型》から離れて、感じるままに生けてみましょう。

難しく考えないで・・・
花に触れた楽しさを
生けてみてくださいね。

りんどう ワレモコウ 雪柳

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