見出し画像

1224

六花とは小学生の時に仲良くなりました。
最初はあまり六花の事が好きではありませんでした。
理由は些細な事で、
私の好きな人が六花の事を好きだったからです。

今考えると嫌いなんじゃなくて、
六花という存在に嫉妬していただけなんです。笑

六花は変わり者でした。
小学生にして何かを悟っていました。笑

普通、高校生くらいから自分という人間について、
周りとの関わり方について、考えたり、悩んだりして成長していくのに、彼女は小学生で悩み始めました。

そんな六花と私は親友になりました。
きっかけは知りません。


私は小学生から中学生まで、病的に六花の事が好きでした。笑
六花は小学生の頃から友達がすごく多かったです。

六花の人間性に惹かれる人は私だけじゃありませんでした。

私以外にも六花を親友だと思っている「あの子」がいました。
「あの子」が私を敵対視しているのも知っていました。
怖かったです。笑
それでも取られたく無かったです。笑

六花が別の友達と遊んだり、
六花の家に行かれるのが嫌で嫌でたまりませんでした。
1秒でも六花という存在を誰かに取られたく無かったんだと思います。笑

六花の誕生日は必ず私が祝いたかったのに、
「あの子」と当日過ごす事を知った時、私は泣いて怒りました。


私はこんなに好きなのに、
なぜ六花はその程度の好きしか返してくれないのか、
悲しくてイライラすることも多かったです。笑

六花の事を嫌いになった事もあるし、イライラしてしまう事ももちろんあります。
大学生になり、お互い実家を出て東京に来た時も、
価値観がお互いに変わってきて、
自然に離ればなれになっていくのかなーと考える事もありました。

だけど会って話してぼーっとしたら、
またすぐ好きに戻って安心します。

それの繰り返しです。

今までは、私ばかり好きで不安だったんです。
だけど、やっと六花も私の事を私が思ってる以上に大切に思ってる事に気づきました。

気づくのに8年もかかりました。笑

六花はあんまり言葉にしません。
私はよく言葉にして伝えるけど六花って
あんまり言葉にしないんですね。笑

なんで気づいたのか自分でもよくわからない、、、
別に改めて言われた訳じゃないけど。笑

連絡もまめにしなくなりました。
インスタのストーリーにもわざわざ載せなくなりました。

親友だよねっっっ!!わたしたち!!!!^_^

って「あの子」に張り合うのはやめました。笑

最近私からの連絡が少ないのは、
沢山会わなくてもなんだか心が大丈夫になったから。笑

そんな感じになりました。笑

中学生の六花ちゃん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?