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仕事は自分で楽しくする。“好き”にこだわり続けた人生 #noteで社員訪問⑪

ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当です。
就職活動を始めた学生さんの”心”に届く言葉って何だろう。そう思って私たちが始めたのが、「#noteで社員訪問」の取り組みです。

就活って怖いな、社会人って退屈そうだな、会社に入るって好きなことを諦めることなのかな――そう思っている方にこそ、この会社で働く人たちを見てほしい。会ってほしい。切実にそう思います。

「日本交通の社員」ではなく「人間」として学生さんと向き合いたいと思っています。このシリーズに掲載する人事は、連絡をいただければいつでもお話できます。あなたが何年卒でも関係ありません。内容も、就活相談でも日本交通のことでも何でもOK。オンラインOK。ぜひ会いに来てください。

連絡先はインタビューの最後に掲載しています。お話聞いてみたいな、と思ったら「note見ました!」と言って気軽に連絡してみましょう。

岩間 弘平いわま こうへい(2016年入社、乗務経験1年半)

出身:東京都
大学:帝京大学
学部:法学部 法律学科
【経歴】
2016年 日本交通入社、三鷹営業所に乗務員として配属
2017年6月  ゴールド乗務員に昇格
2017年12月 新卒採用チームに異動
2021年 チームリーダー就任

大学生の自分

好きなものを中心に生きている学生でしたね。趣味がとても多くて、バイクやアウトドアをしたり、はたまたアイドルが好きでイベントに行ったり……小さい頃から車も好きでした。好きなことをやるために何が必要か考えて、好きなものを優先して生きていました。
また、比較的物腰は柔らかい方で、人とのコミュニケーションも結構好きでした。

公務員→民間志望へ

父親が元々公務員出身だったので、高校の頃は消防士になろうと考えていました。しかし、周りの同級生が大学に行くと聞いたとき「もう少し学生を続けていろんなことをやってみてもいいのかな」と思って、大学進学を決意。大学は法学部の公務員コースで、公務員を目指し勉強をしていました。

ただ、いざ大学3年生の後半になってインターンシップに行き始めると、民間企業もよさそうだなと思い始めました。親戚に金融関係が多かったので、メガバンク系や信用金庫系の会社のインターンに行ってみましたね。
それでいろいろ体験してみたものの「やりたい!」と心から思えることがなかったのが、率直な感想でした。

そこで元々好きだった車に関わる業界(車のパーツのメーカーやディーラーなど)を見ることにしました。その時、ナビサイトでヒットした会社の一つが日本交通。インターンシップを開催していたので何気なく応募してみたものの、どんな会社でどんな内容なのかなどは、一切見ていませんでした。

衝撃のインターンシップ

当日は、池袋サンシャインシティの地下集合。ところが、行く途中でいきなり迷子になってしまい、警備員さんに案内してもらいました。たどり着いたのはタクシー会社。小さな個室には、すでに職員のおじさま方が3・4人ぐらい、学生が3人揃っていました。そこで聞かされたインターンの内容は同乗体験というものでした。

同乗体験とは、乗務員さんの運転するタクシーの助手席に座って、実際のお客様をお乗せする就業体験です。タクシーは学生時代ほとんど乗ったことなかったので「どんなものなのかな?」と興味津々でスタートしました。

私を担当してくださった乗務員さんは、当時の池袋営業所(※現在は移転。現板橋営業所)の統括班長。その方が教えてくれたのは乗務員が普段勉強する内容や接客など、タクシーの基礎的な部分です。お客様をお乗せした時も接客がすごく丁寧。そして、何より印象的だったのは「この仕事、面白いよ」とちゃんと話してくれたことです。

それまで社会人って大変そうなイメージがあったんですよね。働かなきゃ、という使命感に追われている気がして。そんななか、その班長は「周りの友達にもぜひタクシー業界や日本交通に誘ってみたらいいんじゃない?」と言ってくれて、それは自分の仕事に自信や誇りを持っているからこその言葉で、それがすごく印象的でした。

また、それまでの私がタクシーに抱いていたイメージは、駅前のロータリーで待機してお客様をお乗せして、終わったらまた同じ駅に戻ってきて……というもので、考える仕事のイメージはありませんでしたが、その班長は「今日は何月何日何曜日でこの時間帯だから、こういうところに行った方がいい」とか「この時間帯はこの道をこっち方面に進んだ方がいい」とか「ここら辺でお客様が乗ったとしたら、こういうルートでこういうところに行くことが多いよ」などたくさん話してくれました。

ただ運転してるだけじゃなくて、しっかり頭を使いながら仕事ができるという情報も、私としては楽しそうだなと思えるポイントでした。

日本交通の決め手

最終選考後、合格の電話をくれた人事が、インターン後の説明会でお会いした方で、私と同じく野球をしていたHさんという方でした。Hさんに「ぜひ来てほしいんだよね」と言われ……。

結果、合格通知をいただいてから2・3日で承諾書を提出しました。大学4年生になった瞬間くらいでしたね。この時には現場の社員の雰囲気や給与形態も含めて、確認すべきポイントをしっかり確認できていたので「ここにしよう」と決めることができました。

けれど、あまりにも早かったものだから「本当に入社するの!?」とHさんからは疑いの目をかけられました(笑)。後日、Hさんが僕の家の近くまで来てくれて、ご飯を食べながら「本当に決めたの? 頑張ってくれるの?」と確認をされて「頑張りますよ」と返しました。

その経験がすごく印象的だったので、入社後は人事を目指しました。乗務員時代から人事と関われるイベント(合同説明会のお手伝い、内定式、入社式のスタッフなど)の公募にガンガン手を挙げて参加しましたね。「Hさんがいたから。あの人と仕事がしたいから」という思いが強かったです。ただ、私が入社すると同時に大阪(東京日本交通)に異動されたので、結局まだ一緒に仕事できていないんです……(笑)。

乗務員のやりがい/苦労

学生時代の同級生たちよりも多めの給料や、自分の時間が持てる勤務形態、加えてダイレクトに感謝の声が返ってくるところが、すごくやりがいに感じていました。好きだった運転を仕事にできているだけでも十分嬉しいですが、好きな運転で人を助けることができ、喜んでもらえるという体験がすごく楽しかったです。

入社して2・3ヶ月目のとき、夜中に遠方へのお客様をお乗せしました。最初は慌てた様子でしたが、2時間ぐらいお話して到着する頃にはすっかり落ち着かれていました。最後に「あなたといっぱいお話ができて本当に良かったです」と言われ、さらにはチップまで!「好きなものを食べてゆっくり安全に帰ってくださいね」という言葉がすごく嬉しかったです。

苦労したのは地理もですが、それ以上に感じていたのは緊張感です。個室空間で今までお会いしたことがないような方々と相対するのはかなり緊張しました。タクシーは自由な反面、上司がそばにいるわけではないので、何かあったら自分で問題を解決する必要があります。そこで、いざというときの対応方法は随時乗務員の先輩に聞いて、少しずつ慣れるようにしました。

人事のやりがい

『タクシー業界』というと、若い方から見ると大丈夫かなと思われやすい業界ですが、私たちのことを信じて入社してくれた数年後、成長して色々な近況連絡をいただけることがやりがいです。

「結婚しました」「車買いました」「キャンプ行きました」など、彼らが人生を楽しんでいる様子が見られるのは嬉しいですね。今もLINEやInstagramを通して繋がっていて、一緒にキャンプに行くこともあります。

週末はマイカーでキャンプに行きます

趣味と仕事の両立

仕事の楽しさとプライベートの楽しさは、あえて分けないように意識をしています。「楽しさ」の種類を変えてしまうと、仕事とプライベートで完全な壁を作ることになり、その都度気持ちをリセットしなければならず、気持ちに波ができてしまうからです。

プライベートを楽しもうと努力する人はたくさんいますよね。旅行だったら「こんなもの食べようかな。これをしたら面白いかな」と考えることは多いと思います。私は、それと同じ感覚で仕事を捉えています。仕事もこうやったら楽しいかなと考えて、楽しい状態をなるべくキープ。仕事を楽しんじゃいけないなんてルールはありませんから。仕事も、プライベートで遊んでいるのと同じぐらい充実できるように心がけています。

就活中の皆様へ

就活は面接があるので「合格しなきゃいけない」意識がすごく強いと思いますが、目先の合否よりも大事なのは、会社のことをよく確認した上での納得感だと思っています。大手の会社に合格して「よっしゃ」となるよりも、自分の理想とする生活がその会社で得られるかどうか、しっかり確認・納得したうえで合格できる方が、将来的に楽しめる要素が多いと思っています。だから、一番大事なのは面接でも何でも確認をすること

この人と働いて大丈夫かな、この会社のこの営業所に入って大丈夫かな。など、しっかり確認することを前提に就活をしていくと、納得する将来や理想とする暮らしが手に入ると思います。そんな指標でぜひ就活を捉えてみてください。

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この人事に話を聞きたい!と思ったら、コチラにご連絡ください。いつでもお待ちしております。

岩間 弘平(いわま こうへい)
メール:recruit@nihon-kotsu.co.jp
※日本交通の選考に乗ってから(一次面接参加以降)はご応募できません。エントリー中/エントリーを迷っている際にご利用ください。

Interview、Text:Ryosuke Sato


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