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仕事も子育てもまっすぐに。夫・父になって変化したこと

ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当でございます。

会社選びをする中で「結婚した後も働き続けたい」「結婚などのライフイベントを喜んで受け入れてくれる環境なのだろうか」「ライフイベントによって自分のライフワークバランスはどのように変化するのだろうか」「仕事も家庭も両立したい」そんな疑問や想いを持ったことはありませんか。

今回は、タクシー会社で働く新卒社員のライフイベントや仕事の変化をご紹介いたします。

今回のゲスト:
渡辺 一平
2017年4月 日本交通入社、品川営業所に配属
2018年10月 新卒採用担当に異動
2019年12月 学生時代からお付き合いしていた方とご結婚
2021年2月 お子様の誕生

奥様のご妊娠や、お子様の誕生によりどんな変化が起きたのか、伺いました。

パートナーとの生活リズムの違い

渡辺 自分が日本交通に入社して乗務員になるとき、妻(結婚前)はすでに他の会社で社会人をしていて、日勤で働いていました。そのため、妻と自分の出社時間がズレることがよくありました。

ただ、デメリットとしては捉えていませんでした。乗務員は隔日勤務(※)で、僕の場合は午後に出社していたため、午前中には自分の時間がありました。午前中はひとりの時間をゆっくり過ごすことができたので、僕自身はよかったと思っています。

※註)隔日勤務って何?という方はこちらの記事

同棲中の過ごし方

渡辺 私の場合は妻に「最初の3か月は仕事に集中したい」と伝えていました。生活リズムの違いによって、お互いがすれ違わないためにも、パートナーに隔日勤務の形態を理解してもらうことが大事だと思います。

幸いなことに私は隔日勤務への適応が早かったので、1年目の6月ぐらいからは仕事終わりの明け休みで妻と遊びに行ったりもしていました。

子供の誕生前後における働き方の変化

渡辺 ちょうど新型コロナウイルスが流行り始めたので、会社の勤務形態が在宅勤務の時期だったんですよね。そのおかげで妻を自宅で自分が大きくサポートすることができました。ある意味、コロナ禍であったことがプラスに働いたと思います。

今の時期は毎日出社して勤務しています。妻には理解してもらえるようにしっかりと向き合っています。上司にお話をして、2カ月健診や予防注射など妻のサポートが必要なところは有休にしていただきました。

僕は人事になってから子供ができましたが、乗務員だったときの方がパートナーのサポートはしやすいと思いました。乗務員は、シフトを減らしたり組み替えたりするだけである程度まとまった休みが取れますし、乗務を有休に変更するとさらに多く休みが取れます。歩合給なので、シフトの日数を減らせば賃金は減ってしまいますが、休みは取りやすいですね。

子供が生まれたら子育てにすべての時間を費やす必要があるので、自分の時間はほぼ取れなくなります。なので、どこかに行きたいときは妻にあらかじめ日取りを伝えています。また、僕が家にいるときは、妻と息子が寝ている間に、全部の家事をやるようにしています。

利用した福利厚生

渡辺 自分は使った制度はありませんでした。育休自体はもちろん取得可能だったのですが、ちょうどそのころ在宅勤務の体制が始まったので、僕の場合は取らなくてよくなったんですよね。

育休を取ると手当として支給される金額が、従来の給与の6割くらいになるので、僕の場合は溜めていた有休を2週間連続で取るという選択をしました。また、有休後も2月から4・5月くらいまでは原則在宅勤務にしていただきました。

パートナーとの協力体制

渡辺 僕は「育児は二人でやる」という考え方でいます。できる所はやる。細かい役割分担はしていません。僕の場合は、お風呂洗いや遊び相手になる、掃除・洗濯は自分が家にいる時は全部やる、という風に決めています。

仕事の関係上、面談や選考・会議などZoomで話すときは違う部屋にいてもらっています。なので、あらかじめ面談や面接の時間は妻に伝えています。

結婚する時の相手方ご両親の反応

渡辺 幸いにもタクシーという職業には当初から理解を示していただけました。妻の祖父が元タクシー乗務員ということで、どんな仕事なのか理解が深かったのもあると思います。また、妻の父親は社会科の教員で地理が好きだったこともあり、乗務員の仕事の話は興味深く聞いてくれました。

仕事のやりがいやモチベーションは結婚前からずっとお伝えしていました。日本交通に入社する前から妻とはお付き合いしていたので、たとえば「結婚相手がタクシー乗務員で大丈夫か」等の心配をされることはありませんでしたね。

どの会社に勤務しようが、どんな働き方だろうが、パートナーと、そしてお互いの両親としっかりとコミュニケーションを取ることが大事だと思います。

それは結婚をする前も後も、子供が生まれる前も後も。仕事も子育ても、公私どちらも自ら充実した生活にしていきましょうと伝えたいですね。


渡辺さん、リアルな経験について貴重なお話をありがとうございました。
幸せな家庭を築いてください!

※大前提人によって感性が違いますので、各制度が自分の生活スタイルや仕事スタイルに合う/合わないは個人差があります。
あくまで一社員の場合という形でご覧ください。
※取材は2022年2月に行いました。

Interview:Fujiwara
Text:Maeda

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