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単独行動を愛する静かなアオシギ
寒い冬になると、奥日光の湯川上流などにアオシギ(青鷸)が渡来し、浅い水流域で水生昆虫などを細長い嘴で採食している。シギ類では珍しく山間部の渓流や湿地を好み、体を上下に揺らす特徴がある。日本の各地では単独の行動が主で、英名も「Solitary Snipe(独りぼっちのシギ)」になっている。
日本名の「青鷸:アオシギ」は、体下面などの羽毛が青みを帯びるとして名付けられた。淡い灰色を青としていた時代があったようで、アオシギのアオとは淡い灰色=青灰色と思われ、単独行動の静けさを反映した色合いに感じる。
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オオジシギ(大地鴫)は、アオシギと同じ仲間のジシギ類になる。戦場ヶ原では、オオジシギの独特な鳴き声と、「ザザザザー」という激しい羽音で急降下するディスプレイの音を聞くことができる。
一方、アオシギは越冬のために、11月から3月末頃まで留まり静かに過ごしている。
空nyan! 冬はアオシギに、春になったらオオジシギに会いに行こう!
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