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コオニヤンマの羽化

7月の中禅寺湖、コオニヤンマの幼虫(ヤゴ)が動き出し、湖畔の岩や樹木にしがみつき羽化を始める。
翅が広がり腹もしっかりしてくると、腹の先から透明な水滴をポトリポトリと落とす(写真を参考にしてください)。そして、淡い色のまま、ようやく飛び立っていく。
コオニヤンマの幼虫は、木の葉状の平べったい姿なので見分けやすい。
コオニヤンマという名前になっているが、ヤンマの仲間ではなくサナエトンボ科。同じ科の中では最大種。
今年も、暑い夏に中禅寺湖畔の岩の上で、縄張りを張るコオニヤンマが見られそうだ。

コオニヤンマの成虫と羽化の様子
中禅寺湖の夏 ©nishiki atsushi(映り込んた黒い物体はUFOではなく、残念ながら虫です)

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