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トヨタの戦略を「おにぎり」と「パン」で例えてみた

私の拙い話を聞いてください

今日は、車の話をします🚗
とは、言っても「ナン馬力〜」とか「足回りが〜」というような高尚な話ではありません

なにげなく、ネットニュースを眺めていると『トヨタの車の売れ行きが下がっている』というものを見つけました

それも2つもです

天下のトヨタさんの車の売れ行きが良くないだなんて、一大事です
日本の景気が悪くなってしまうかもしれません

「トヨタさんも大変だろうな〜」との思いで、私はすぐにそのニュースをタップしました

2つある内の1つ目のニュースの内容は、トヨタさんの「シエンタ」という名前の車の販売台数が減っているとのことでした

「フムフム、それは大変だな〜」

と、同情しながら記事を読み進めると「シエンタ」は販売台数が減り、「ルーミー」という車に抜かれてしまった、と書かれてありました

因みに、「ルーミー」という車はトヨタさんの車です

ん( ̄ー ̄)❓

2つ目の記事は「アクア」という車が「ヤリス」という車の登場で販売台数が減っている、という内容でした

因みに「ヤリス」はトヨタさんの車です

ムムムムム"(-""-)"

トヨタさんの車の販売台数が減ったのは、他のトヨタさんの車の販売台数が増えた事が理由なのです

そうなのです

つまりこの2つのニュースを読んで思ったことは、

「トヨタさんはそれほど困っていないな〜」

ということでした

この状況を他のことで例えるなら、毎日、お昼におにぎりを食べていて、そろそろ飽きてきたな〜、と思っていたところにタイミングよくパンが加わり、おにぎりとどちらにするか選べるようになった、という感じでしょうか

他のメーカーさんは、コロナ渦の影響もあり、パンどころかおにぎりも無くなって、お腹を減らして困っているというのに、トヨタさんは、おにぎり人気に陰りが出てきたら、変わりにパンが出てくるなんて、とてもラッキーなことが起きたのです

でもです

ここで私の果汁で満たされたオレンジ色の頭が「ポチャ〜ん」と音をたてました

これって、たまたま起きたラッキーな事なのではなく、トヨタさんは戦略的にそうしたのかもしれないな〜、と

あくまでも私のオレンジ色の頭がかってに想像力を働かせた思いつきの仮説なので、あえて、おにぎりとパンに例えてお話します

普通に考えると、おにぎりの人気が無くなってきたら、おにぎりの新商品を出すのが常識です

そうではなく、おにぎりの人気のコンセプトはそのままに、おにぎりのシェアを奪うような全く新しい商品を作り出すのです

なぜならおにぎりのシェアを他社に奪われない為にです

おにぎりとパンの共通の人気のコンセプトは「手に持って気軽に食べられる」ことです

おにぎりに飽きたからと言って、変わりに選択できるものがラーメンだったとしたら、お気軽感というおにぎりの人気のコンセプトが減ってしまいます

喜ぶ人が増えるのは「おにぎりのように手に持って気軽に食べられるけど、おにぎりとは別なもの」です
そう考えて開発を進め、手に持って気軽に食べられるパンにたどり着き、商品化することで喜ぶ人を増やすことに成功し、見事におにぎりのシェアを奪うことができました。

また、おにぎりの販売を中止して変わりにパンという新商品を出したら、お気軽感は残りますが、おにぎりを食べたい人はがっかりしてしまいますそこでおにぎりはそのまま販売を続けることで、がっかりする人を減らします

そして、完全におにぎりが飽きられてしまう前に、今度は、パンのシェアを奪うように、おにぎりの新商品を発売する

こんなことをトヨタさんは、戦略的に実戦しているのではないでしょうか

売れる車を作り続けられないメーカーさんとの差は、もしかすると、こんなところにあるのかもしれません

と言う訳で「トヨタさんも大変ですね〜」と同情しようと記事を読み始めた私の思惑はまんまと砕け散り、トヨタさんの凄さを知ることになりました

それはそれでヨシとしましす(^-^)

因みに私は、おにぎりなら「シャケ」と「とり五目」、パンなら「ウインナー巻き」と「白身魚サンド」が大好きです

ではまた

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