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資産形成の備忘メモ ~証券口座の選定①〜

株式および投資信託などを運用するにあたり、おすすめする証券口座は、楽天証券&SBI証券の2つでして、現在両方の証券口座を使用しています。
この記事では何故こちらの2つの証券口座を使用しているのか?という点を解説していきます。

両証券口座の特徴

両者ともに手数料が業界の中で1位・2位を争う安さの証券口座であり、手数料を抑えてオペレーションをすることが肝であるので、この2つから証券口座を選ぶべきです。

また、口座の選定で避けるべきことは、金融会社の窓口で開設することができる証券口座です。金融会社が窓口を用意しているということは、そこで働く人のコストが発生しており、その人達の給料を稼ぐ必要があります。そのため、人件費がかかる物理的な窓口を用意している企業で証券口座を開くことは避けるべきです。


楽天証券のメリット&私の使い方

NISAもしくは積立NISAを含めた投資信託を購入するときに楽天証券のメリットが生かせます。楽天クレジットカードで投資信託の購入を決済できて(最大5万円/1ヶ月の上限あり)、その決済額に対して1%の楽天ポイントが付与されます。

つまり、楽天クレジットカード枠で投資信託を購入したときに、既に1%分の優位性があることが最大の強みです。モノを買えば、手数料が取られることが普通だと思いますが、その逆でポイントを貰えるということが驚きであり私が楽天証券を起用している理由です。

【楽天証券】https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/creditcard.html 

楽天証券の投信積立において、楽天カードのクレジット決済が可能になります。
カード決済額100円につき1ポイントの楽天ポイントが楽天カード(株)より付与されます。
また、ポイントを使った積立も同時に利用可能です。
積立時にポイントを利用した場合は、「積立額-ポイント利用分」がカード決済額となります。


SBI証券のメリット&私の使い方

SBI証券を使用している理由は大きく2つあります。

単元未満の株式(まめ株)の購入ができることです。
豊富な海外株式へのアクセスができること

他証券口座でも単元未満の株式取引ができる証券口座はありますが、単元未満株の手数料が最も安い証券口座の一つがSBI証券です(※別記事で取り上げます)。日本国内の株式取引では100株もしくは1000株での取引を求めらるので、単価が安い小型株から取引をしようとしても、種銭が数万から必要になります。

これでは複数銘柄を購入したいと思っても、数十万円の単位で種銭が必要になります。銘柄を分散させることだけでなく、時系列で購入するタイミングを分散させることも難しくなります。このため、100株単位の購入と比較して手数料がかかったとしても単元未満の株式購入を私は行っており、SBI証券を利用しています。

また、同証券口座は海外株式に直接アクセスできるという点が魅力です。ほか証券口座でも米国および中国株式にアクセスできるケースは多いですが、シンガポール・タイなどの他アジア圏の株式に円貨および外貨で売買ができるという点が興味深いです。

現時点では、アジア圏の株式をダイレクトに購入していくかを検討している段階ですが、分散投資を開始するタイミングでSBI証券から購入することは間違いでは無いと考えて、同証券口座を使用しています。

補足

対面式の証券口座および銀行とネット証券を二次元図で分類すると下記のようなイメージになります。「手数料の安さ」という最優先事項で2つのグループに分類ができ、そこから付加価値(投資信託の多さ、海外株式の取引などなど)に応じてポジションが別れます。

下図では、右上に行けば行くほど、総合的に優位性がある証券口座として整理できるように記載しています。基本的に楽天&SBI証券が最も好ましい証券口座であることが、この図からも見て取れます。

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まとめ

こちらの記事で2つの証券口座を使用していることを記載しました。その理由をまとめるとこちらの図のとおりになります。次回の記事では、単元未満株の購入に関して少し補足していきます。

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私はNISA・積立NISAを含めた投資信託の取引口座として楽天証券を利用して、それ以外のETFおよび個別銘柄(おもに単元未満株、将来的にはアジア圏の株式)の取引口座としてSBI証券を利用しています。


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