USBメモリでのデータの持ち運びは、何を気を付けるべきなのだろう?
梅雨らしいシトシトふるような空模様もなく、35 ℃を超える溶けるような猛暑と突然の雷、豪雨に見舞われる今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか。
少し前にニュースなどで取り上げられた、個人情報を含んだUSBメモリの紛失について、他人事と思わず、セキュリティを見直す意味で少し考えをまとめてみようと思います。
USBメモリ、使ってますか?
みなさん、USBメモリ使っていますか?
USBメモリは、PCを利用される方がデータをPCとは別に保管できる機材で、複数のPCの間で手軽にデータの受け渡しが便利な機材ですが、個人的には仕事でもプライベートでもあまり利用しなくなっています。
インターネットが広まった昨今、PCとは別の場所に保管するのも、他のPCや他者へデータを受け渡しするのもネット経由で行うようになり、
大きな容量のデータ(数TByte)保存もネット上か、ファイルサーバ(NAS)などを利用するようになった為、利用する機会が少なくなってきている機材ではないかと感じます。
USBメモリの、良いところ!悪いところ。。。
現時点でのデータ保管などに関連する機材・サービスなどと比較すると、
良いところは、
機材が小型な為、機材の持ち運びや、機材の保管スペースがほとんど必要ない点
ネット回線を必要とせず、数千円ぐらいからの値段で、数百GByteぐらいまでのデータをPCが壊れた際のデータ避難場所(バックアップ)として利用できる点
悪いところは、
機材が小型な為、なくしやすいように感じる。
強いてあげれば、利用状況が限定的となっている点。インターネットの普及から、データの保管場所や、データの受け渡しと言った用途で使用する候補から外れてきている。
基本的には機材自体にセキュリティ的な仕組みはないので、誰でも内容を閲覧可能。
他のストレージ機材(HDD、SSD)などと比較すると、パソコンに全く接続しないで数年単位で長期間ほったらかしにするとデータが壊れる危険性を感じる。
【追記】2022/8/29
と言ったように感じます。
上記を踏まえた上で、USBメモリを使う際の注意点を下記にまとめてみます。
USBでデータを保管する際の注意点とは?
基本的にデータ受け渡しには使用しない。
⇒なくしやすさを考慮し、ネット回線でのデータ受け渡しを主とする。保存するデータが、絶対に他人に見られたくない内容の場合、
ビジネス、プライベートを問わず。セキュリティ機能が独自に組み込まれた特殊なUSBメモリを使用する。またはデータの保管場所として利用しない。
⇒データのZip圧縮時のパスワード付与だと、パスワードが複雑で長いものでないと、ツールなどで取り出せてしまう可能性がある為。数年単位でほったらかしで長期保存(3年~)する用途では使わない。
⇒USBメモリの性質上、データ破損などが発生する可能性がある為。
【追記】2022/8/29
利用する機会が少なくなっているUSBメモリですが、どんな道具もリスクがある事を踏まえつつ、道具の良いところ・得意なところを生かして、快適な生活・仕事ができるようにしたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?