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2023/07/05(水)=米国市場休場/欧州主要株価指数は下落/日経平均は83.82円安の33338.70円と続落/日経225先物変わらずの3万3320円で日中取引終了

―――【総まとめ】―――

  • 欧州外為市場でドル/円は下落、日本当局の介入が警戒されるもNY市場休場で地合いは穏やか

  • ロンドン株式市場は続落、工業株や金融株が売られ、FTSE100種は0.1%安で終了

  • 欧州の主要株価指数が下落

  • ユーロ圏債券市場はドイツ2年債利回りが15年ぶりの高水準近辺を維持、英2年債利回りは08年6月以来の高水準近辺で推移

  • ドイツ2・10年債の利回り格差はマイナス85.4bp、イタリア10年債利回りは6bp上昇の4.21%、イタリア2年債利回りは4bp低下の3.94%

  • 日経225先物9月限は前日比150円安の3万3170円で夜間取引終了。日経平均株価現物終値(3万3422.52円)比では252.52円安。

  • ギリシャのミツォタキス首相、債務危機時の救済融資を年内に前倒し返済すると発言、投資家への約束と述べ、ソブリン債の投資適格級格付け回復を目指す

  • 香港のヘッジファンド運営会社淡泰資本、大きな損失を出している大中華圏特化型旗艦ファンドを閉鎖、投資戦略が機能しないと判断したとの情報あり

  • 5日の日経平均は83.82円安の33338.70円と続落して終了、米国市場休場や日経平均の33年ぶりの高値圏からの利益確定の流れが影響

  • 日経平均の下げ幅は一時380円を超え、中国のサービス業PMIの低下やアジア市場の下落が影響を与えたが、日銀の金融緩和継続や景況感の改善などの好材料が存在

  • 日経225先物9月限は前日清算値比変わらずの3万3320円で日中取引終了。日経平均株価現物終値(3万3338.7円)に対しては18.7円安

  • 米株先物はマイナス圏推移、FOMCの議事要旨公表と7月利上げ確度の高まりから米国市場の持ち高調整の動きが予想される

  • 国内ではパッシブ型ETFの決算による需給イベントに注意、分配金捻出の売り需要が短期的な需給悪化につながる一方で底堅さを示す

  • NT倍率は14.45倍に低下、ボリンジャーバンドの-1σを挟み、さらなる下放れによりボトム形成からNTショートを巻き戻す動きが期待される

  • 日経225先物ではUBS証券と野村証券が買い越し、JPモルガン証券とゴールドマン証券が売り越し、TOPIX先物ではソシエテジェネラル証券が買い越し、ビーオブエー証券が売り越しとなった


◆海外市場まとめ(04日日経)=欧州主要株価指数が下落、中銀利上げに警戒感

2023/07/05(水)07:46

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 4日のNY市場は独立記念日のため休場

  • 欧州主要株価指数は下落、ロンドン市場のFTSE100種総合株価指数は前日比で僅かに落ちた、利上げの継続に対する警戒感が株式市場に重荷となった

  • 独連邦債10年物の利回りは上昇

  • 円は主要通貨に対し下落基調を続け、ドルやユーロに対する円相場も下落

  • ドバイ原油のスポット価格が下落し、9月渡し価格は前日比で少し下落

  • OECDの報告によると、加盟国の5月のインフレ率は6.5%に低下、一方で「コア」のインフレ率は固定的に推移、利上げの継続観測が強まる可能性あり

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

4日のニューヨーク市場は、独立記念日で休場

株式
欧州の主要株価指数が下落した。4日のロンドン株式市場でFTSE100種総合株価指数は続落した。前日に比べ7.54ポイント(0.10%)安の7519.72で取引を終えた。欧米の中央銀行による利上げ継続への警戒感が重荷だった。

債券
4日の欧州国債市場で、指標銘柄であるドイツ連邦債10年物の利回りは上昇し、英国時間16時時点は、前日の同時点より0.026%高い(価格は安い)2.449%で取引されている。

為替
外国為替市場で円は主要通貨に対して下落基調に歯止めがかかっている。対ドルで1㌦144円台半ば、対ユーロでは157円台前半で推移している。

商品
原油でアジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格は4日午後、下落した。取引の中心となる9月渡しは1バレル75.10ドル前後と前日に比べ0.40ドル安い水準で推移した。

ワンポイント
経済協力開発機構(OECD)の4日発表によれば、OECD加盟国のインフレ率は5月に6.5%に低下しました。主要中銀の金融引き締めの効果が表れているとみられます。ただ、食品やエネルギーを除いた「コア」のインフレ率は粘り強く推移しています。利上げの継続観測が強まる可能性もありそうです。

【関連記事】
需給ギャップ、日銀5日発表 脱デフレへ最後のピース
日経平均先物、夜間取引で下落 150円安の3万3170円

日経

https://www.nikkei.com/markets/column/page/?uah=18C01400


―――【チャート】―――

◆本日の値動き=10分足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限10分足チャート2023/07/04(火)16:30~2023/07/05(水)15:15

◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限日足チャート2023/01/06[半年前]16:30~2023/07/05(水)15:15

―――【経済イベント指標】―――

◆2023/07/04(火)の経済指標結果


2023/07/04(火)の経済指標結果

◆2023/07/05(水)の経済イベント予定


2023/07/05(水)の経済イベント予定

―――【欧州市況】―――

◆欧州市場サマリー(04日ロイター)

2023/07/05(水)03:22

欧州株式市場全体としては下がっているので記事のトーンとしてはおそらくロイターの間違い。私の方で勝手に訂正しておきます。

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 欧州外為市場でドル/円は下落、日本当局の介入が警戒されるもNY市場休場で地合いは穏やか

  • ユーロ/ドルとポンド/ドルはそれぞれ0.15%安と0.28%高、オーストラリア準備銀行は政策金利を4.10%に据え置く

  • ロンドン株式市場は続落、工業株や金融株が売られ、FTSE100種は0.1%安で終了

  • ロンドンの中型株指数FTSE250種は0.1%高、銀行株は0.7%安、製薬・バイオテク株は1.2%高

  • 欧州の主要株価指数は下落(※ロイターによると「底堅い」らしい)

  • ユーロ圏債券市場はドイツ2年債利回りが15年ぶりの高水準近辺を維持、英2年債利回りは08年6月以来の高水準近辺で推移

  • ドイツ2・10年債の利回り格差はマイナス85.4bp、イタリア10年債利回りは6bp上昇の4.21%、イタリア2年債利回りは4bp低下の3.94%

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[4日 ロイター]
<外為市場> ドル/円が下落した。日本当局による介入が警戒された。ただ、ニューヨーク市場が祝日で休場だったため、全体的には穏やかな地合いだった。ドル/円は0.28%安の144.26円。前日には0.27%上昇していた。ただ、円は先週付けた約8カ月ぶり安値の145.07円近辺で引き続き推移している。鈴木俊一財務相は先週、過度な円売りに対して警告した。4日の米市場が祝日で休場となったため、市場の動きは比較的控えめだった。また7日発表の米雇用統計待ちとなった。ユーロ/ドルは0.15%安の1.089ドル、ポンド/ドルは0.28%高の1.273ドルドル指数はほぼ変わらずの102.95。オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.10%に据え置いた。これまでの利上げの影響を見極めたいとした上で、インフレ抑制に向け追加引き締めが必要になる可能性もあると指摘した。豪ドル/米ドルは0.34%高の0.669米ドルだった。

<ロンドン株式市場> 続落して終了した。ヘルスケア関連株に買いが入ったものの、景気後退(リセッション)懸念で工業株や金融株が売られたことが重しになった。FTSE100種は0.1%安で終了。一方、中型株で構成するFTSE250種指数は0.1%高で取引を終えた。この日は建設部門を含む工業株のほか、航空宇宙・防衛株が共に約1%下落し、相場の下げを主導した。S&Pグローバル/CIPSがまとめた6月の英国のPMI改定値は46.5と、5月の47.1から低下した。銀行株は0.7%安。英下院財務委員会は前日、大手銀行に自行の預金金利の水準が公正か問う書簡を送ったとを明らかにしたが、ハント財務相はこれを支持する姿勢を示した。製薬・バイオテク株は1.2%高。アストラゼネカが反発したことで主に押し上げられた。この日は米金融市場が独立記念日の祝日で休場となっているため、商いは薄かった。

<欧州株式市場> 薄商いの中、底堅く推移した。域内で新たな経済指標の発表がなかったほか、世界的な金利の方向性を巡る不透明感を背景に投資家の慎重姿勢が続いた。STOXX欧州600種は0.1%高。ただ取引時間中の大半は2ポイントのレンジ内で推移した。セクター別では、軟調な経済指標が相次いだ中国の需要見通しを巡る懸念から金属価格が下落し、資源株指数が0.4%安。一方、不動産株指数が2.7%上昇し、STOXX600を支えたほか、ヘルスケア株指数が前日の急落から反発した。旅行・娯楽関連株指数も上昇。アイルランドに本拠を置く欧州格安航空会社ライアンエアの月間利用者数が好調だったことが寄与した。

<ユーロ圏債券> ドイツ2年債利回りが15年ぶりの高水準近辺を維持した。金利が一段と上昇し、長期にわたり高水準で推移するとの見方が広がった。ドイツ2年債利回りは終盤で3.297%と2ベーシスポイント(bp)低下したものの、3月中旬に付けたピークの3.385%が視野に入る水準。同水準を突破すれば2008年以来の高水準となる。ドイツ10年債利回りは2bp上昇の2.455%と直近レンジの中央値付近で推移している。英2年債利回りは3日に付けた08年6月以来の高水準近辺で推移。インフレ期待を背景にイングランド銀行(英中央銀行)が利上げを維持するとの見方が高まっている。5日には6月のFOMC議事要旨が、7日には米雇用統計が発表される。4日の米市場は祝日のため休場だが、2年債利回りは4.94%、10年債利回りは3.85%と大幅な逆イールドとなっている。 ドイツ2・10年債の利回り格差はマイナス85.4bp。3日にはマイナス90.8bpと数十年で最大のマイナス幅を記録していた。イタリア10年債利回りは6bp上昇の4.21%、イタリア2年債利回りは4bp低下の3.94%だった。

ロイター

―――【要人発言】―――

◆主な要人発言(OANDA証券)

2023/07/05(水)05:10

4日08:11 神田財務官
「為替に関し、米国を含め様々な意思疎通を行っている」

4日11:18 鈴木財務相
「為替含め、財務官レベルで米国と緊密に連携を図っていることは事実」
「為替相場や対応について、追加で答えることはない」

4日17:33 プーチン露大統領
「ロシアは制裁と挑発に立ち向かう」
「紛争の可能性が高まっている」

5日03:29 ミツォタキス・ギリシャ首相
「債務危機時に受けた救済融資を前倒しで返済することができると思う」

※時間は日本時間

OANDA証券

◆日経225先物夜間取引クロージング:05日夜間取引終値=150円安、3万3170円

2023/07/05(水)06:03

 5日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日比150円安の3万3170円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値3万3422.52円に対しては252.52円安。出来高は8148枚だった。

 TOPIX先物期近は2293ポイントと前日比11ポイント安、TOPIX現物終値比13.37ポイント安だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        33170     -150    8148
日経225mini        33165     -160   141403
TOPIX先物         2293      -11    8023
JPX日経400先物      20780      -95    1070
マザーズ指数先物      809      -1     312
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

◆今朝の必読5本(05日ブルームバーグ)

2023/07/05(水)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国とオーストリアの石油会社OMVが、石油化学会社ボルージュとボレアリスの統合を検討、新化学・プラスチック企業設立の可能性

  • 米テスラの中国部門、6月のEV出荷台数が前年同月比約20%増の9万3680台に、中国全体の新エネルギー乗用車販売台数は前年同月比30%増、前月比10%増の74万台

  • 経済協力開発機構(OECD)によると、加盟国の総合インフレ率が5月に6.5%に低下し、2021年12月以来の低水準に、一方コアインフレ率は6.9%とやや強い

  • ギリシャのミツォタキス首相、債務危機時の救済融資を年内に前倒し返済すると発言、投資家への約束と述べ、ソブリン債の投資適格級格付け回復を目指す

  • 香港のヘッジファンド運営会社淡泰資本、大きな損失を出している大中華圏特化型旗艦ファンドを閉鎖、投資戦略が機能しないと判断したとの情報あり

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

巨人
アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国とオーストリアの石油会社OMVは、石油化学会社のボルージュとボレアリスを統合し、新たに化学・プラスチック企業を設立することを検討している。企業価値は300億ドル(約4兆3000億円)を超える可能性がある。ボレアリスはOMVが75%、残りをアブダビ国営石油(ADNOC)が保有する。ボルージュはADNOCとボレアリスの合弁企業で、時価総額は約220億ドル。今後数週間に、正式な合併交渉に向けた概要がまとまる可能性があるという。

好調
電気自動車(EV)メーカー、米テスラの中国部門が6月に出荷したEVは、9万3680台と前年同月比で20%近く増えた。全国乗用車市場情報連合会(乗連会)が暫定集計を発表した。中国全体での新エネルギー乗用車販売台数(ディーラー向け)は6月に74万台となったもようで、前年同月比で30%増、前月比で10%増えたとみられる。

鈍化
経済協力開発機構(OECD)の発表によれば、加盟国の総合インフレ率は5月に6.5%に低下し、2021年12月以来の低水準へと減速した。食品とエネルギーを除くコアインフレ率は6.9%と、やや強さを示している。オランダとノルウェー、英国を除く加盟国全てでインフレが鈍化。主要7カ国(G7)のインフレ率は4.6%と、21年9月以来の低い水準となった。

自信
ギリシャのミツォタキス首相は債務危機時に受けた救済融資を前倒し返済すると言明した。首相として2期目を開始するに当たり、「実際、年内に前倒しで返済することができると思う」と発言。「これは投資家に対する約束だ」と表明した。債務危機の初期に失ったソブリン債の投資適格級格付けを年内に回復することが、自身の目標だとも首相は語った。

閉鎖
香港に本拠を置くヘッジファンド運営会社、淡泰資本は大きな損失を出している大中華圏に特化した旗艦ファンドを閉鎖する。事情に詳しい関係者が明らかにした。現在の市場環境では投資戦略がもはや機能しないと判断したという。「ダンタイ(淡泰)・マスター・ファンド」は5月末までの年初来運用成績がマイナス約26%。昨年は46%近いマイナスだった。

その他の注目ニュース
元日産会長ゴーン被告、仏裁判所から2つ目の国際逮捕状-報道
EU外交トップの訪中、中国政府が延期-詳細は明らかにされず
イラン、上海協力機構に加盟-オンラインで首脳会議開催

ブルームバーグ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(05日ロイター)

2023/07/05(水)06:23

・原油先物2%高、サウジとロシアの減産の影響見極め
・〔アングル〕世界的な利上げ回数、6月は過去最多 新興国は息切れ
・NATO事務総長、1年続投で合意 バイデン氏歓迎
・NYホットドッグ早食い、62個の米男性16回目優勝 女性は須藤さん
・福島原発処理水、8月にも放出開始へ IAEA報告書受け=日経
・中南米金融市場=通貨まちまち、原油高でコロンビアペソ上昇
・世界の平均気温、3日に17.01度を記録 観測史上最も暑い日に
・ロシア軍への入隊数、今年に入り18.5万人超=メドベージェフ氏
・米ホワイトハウスで白い粉発見、一時閉鎖に コカインと報道
・国連安保理、ヨルダン川西岸情勢巡り7日に非公開会合 UAEが要請
・ロシア軍、ウクライナ東部ハリコフを砲撃 子ども含む38人負傷
・ロシア、黒海穀物合意延長「根拠ない」 農業銀のSWIFT接続要請
・欧州外為市場=円堅調、介入警戒で 米休場で商い限定
・ロンドン株式市場=続落、景気懸念で金融株などに売り
・バイデン氏、銃規制強化へ行動呼びかけ 相次ぐ乱射事件受け
・上海協力機構「いかなる国とも敵対せず」、西側諸国を間接的に批判
・欧州株式市場=底堅い、金利巡る不確実性で
・ロシアの女性記者と弁護士、襲撃受け重傷 チェチェン
・ユーロ圏金融・債券市場=独2年債利回り15年ぶり高水準近辺、利上げ見通しで
・イスラエルで歩行者に車突っ込む、運転のパレスチナ人は射殺
・メタ、ツイッター対抗アプリ「Threads」開始へ インスタの基盤活用
・中国、産業や供給網の安定に向け日本の協力望む=商務省
・ロシア通貨ルーブル、対ドルで15カ月ぶり安値 国内政治懸念が重し
・米テキサス州で銃乱射、3人死亡 独立記念日にかけ銃犯罪相次ぐ
・トヨタ、23年の仏新車・トラック登録台数9%増と想定
・EU外相の中国訪問取り止め、中国側から申し入れ=報道官
・中国の半導体材料輸出規制、安全保障という理由に疑問=EU

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(05日ロイター)

2023/07/05(水)06:27

●NATO事務総長、1年続投で合意 バイデン氏歓迎
北大西洋条約機構(NATO)は4日、ストルテンベルグ事務総長(64)の任期を1年間延長することを決めた。

●上海協力機構「いかなる国とも敵対せず」、西側諸国を間接的に批判
中国とロシアが主導する地域協力組織「上海協力機構(SCO)」は4日、SCOはいかなる国家とも敵対するものではなく、全ての国との広範な協力の道を閉ざさないとする共同宣言を採択して首脳会議を締めくくった。

●ロシア、黒海穀物合意延長「根拠ない」 農業銀のSWIFT接続要請
ロシア外務省は4日、国連などが仲介している黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)について、延長する根拠がないとの見解を示し、7月17日の期限切れ前に対象となる全ての船舶が黒海の海域から出られるようあらゆる手段を尽くしていると表明した。

●ロシア軍、ウクライナ東部ハリコフを砲撃 子ども含む38人負傷
ウクライナ当局は4日、ロシア軍がウクライナ東部ハリコフ州の小都市ペルヴォマイスキーで行われた軍人の葬儀を狙ってミサイル攻撃を実施し、少なくとも38人が負傷したと発表した。負傷者には子ども12人が含まれているという。

●ロシアの女性記者と弁護士、襲撃受け重傷 チェチェン
ロシア南部チェチェン共和国で4日、ロシアの著名な女性記者と弁護士が武装した覆面の男に襲撃され、重傷を負った。同記者や人権グループが明らかにした。

●バイデン氏、銃規制強化へ行動呼びかけ 相次ぐ乱射事件受け
バイデン米大統領は4日、同日の独立記念日の祝日にかけ国内で銃乱射事件が相次ぎ、少なくとも10人が死亡したことを受け、「米地域社会を引き裂く銃による暴力の蔓延」に対処するためにさらに多くの行動が必要と訴えた。

●世界の平均気温、3日に17.01度を記録 観測史上最も暑い日に
米国立環境予測センター(NCEP)のデータによると、7月3日の世界の平均気温は摂氏17.01度と2016年8月に記録した16.92度を上回り、観測史上最も暑い日となった。

●米ホワイトハウスで白い粉発見、一時閉鎖に コカインと報道
米ホワイトハウス内で3日遅く、白い粉が発見され、ホワイトハウスの一部が一時閉鎖される事態となった。米紙ワシントン・ポスト(WP)は、ワシントンの消防署によって白い粉がコカインであることが確認されたと報じた。

●NYホットドッグ早食い、62個の米男性16回目優勝 女性は須藤さん
米独立記念日の4日、ニューヨークのコーニーアイランドで毎年恒例のホットドッグ早食い大会が開催され、ジョーイ・チェスナットさん(39)が10分間で62個のホットドッグを食べ、16回目の優勝を果たした。

●EU外相の中国訪問取り止め、中国側から申し入れ=報道官
欧州連合(EU)の報道官は4日、ボレル外交安全保障上級代表(外相)の来週の中国訪問は中国側の申し入れにより中止になったと述べた。

ロイター

―――【米国市況】―――

◆NY株式市場クローズ(04日)

米国株式市場=独立記念日のため休場


◆日経225先物(寄り前コメント)=海外投資家のフローが限られるなか、売り一巡後の短期的なリバウンド狙いにとどまる

2023/07/05(水)08:14

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 4日の米国市場は独立記念日のため休場、一方で欧州市場は小動きでSTOXX欧州600がわずかに上昇、ドイツDAXと英FTSE100は下落

  • シカゴ日経平均先物(9月限)は大阪比130円安の3万3190円で清算、日経225先物(9月限)のナイトセッションは狭い値幅で推移し、安値圏で終了

  • 米国市場休場の影響で欧州市場の方向性不明瞭、短期ショート取引が増加する可能性、日経225先物は25日移動平均線が意識され3万3000円割れへのショートが見られる可能性がある

  • 7日と10日にはパッシブ型ETFの決算による需給イベントが予想され、売り需要による需給悪化や持ち高調整の売りが予想される、一方で押し目買い意欲は強い

  • 6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の公表により、7月のFOMCでの利上げ再開の可能性が高まると、米国市場は不安定となる可能性がある

  • オプション権利行使価格は3万2875円~3万3375円辺りが想定される、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.46倍に低下し、ボリンジャーバンドの-1σ水準まで下がる

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 33170 -150 (-0.45%)
TOPIX先物 2293.0 -11.0 (-0.47%)
シカゴ日経平均先物 33190 -130 (時間外)
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 4日の米国市場は、インデペンデンスデイ(独立記念日)で休場。欧州市場は薄商いのなか小動きとなり、STOXX欧州600は0.1%高だった。ドイツDAXは0.26%安、英FTSE100は0.10%の下落。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比130円安の3万3190円(時間外)だった。日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中大阪比変わらずの3万3320円で始まり、開始直後に付けた3万3350円を高値に利食い優勢の展開。3万3190円~3万3270円辺りで保ち合い、終盤にかけて若干レンジを切り下げ、3万3160円~3万3190円処と狭い値幅での推移が続き、3万3170円とナイトセッションの安値圏で取引を終えた。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、利食い優勢の展開になりそうだ。米国市場が休場だったことで欧州市場も方向感に乏しかったため、手掛かり材料に欠けるなかで短期的なショートが入りやすいだろう。日経225先物は前日の下落でボリンジャーバンドの+1σを下回っており、25日移動平均線が位置する3万2790円辺りが意識されてくることで、3万3000円割れを狙ったショートに向かわせそうだ。

 7日、翌週10日に控えているパッシブ型ETFの決算による需給イベントを睨んだ動きが強まりやすい。分配金捻出のための売り需要が予想されているため、需給悪化が警戒されやすく、持ち高調整の売りが入りやすいところでもある。押し目買い意欲は強そうだが、本日も海外投資家のフローが限られるため、売り一巡後の短期的なリバウンド狙いにとどまろう。

 また、米国では6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表される。予想はされているものの、7月のFOMCで利上げ再開の可能性が高まるようだと、祝日明けの米国市場は不安定な流れが警戒されるため、模様眺めムードが強まりやすい。そのため、オプション権利行使価格の3万2875円~3万3375円辺りでの推移を想定する。

 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.46倍に低下した。25日線をキープできず、ボリンジャーバンドの-1σ水準まで下がってきた。バンドが拡大を見せつつあるなか、14.50倍を挟んだ足もとの水準を放れてくるようだとトレンドが出やすくなるだろう。

株探ニュース

―――日経225先物08:45~15:15取引中―――

―――日本株09:00~15:00取引中―――


―――【日本市場】―――

◆日経225先物日中取引クロージング:05日清算値=変わらず、3万3320円

2023/07/05(水)15:17

 5日15時15分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日清算値比変わらずの3万3320円で取引を終えた。出来高は5万2104枚だった。この日の日経平均株価の現物終値3万3338.7円に対しては18.7円安。

株探ニュース

◆東京株式市場クローズ(05日)

2023/07/05(水)


◆〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、終値は5日線下回る(05日ロイター)

2023/07/05(水)15:34

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 前場の日経平均は前日比119円52銭安の3万3330円00銭と続落し、短期的な過熱感から利益確定売りが優勢となった

  • 米国市場が独立記念日で休場となった影響で、東京株式市場では個別株の物色が中心となり、日経平均はマイナス圏での値動きが続いた

  • 後場の日経平均は新規材料難で方向感乏しく、一進一退の値動きが続いた

  • セクター別では、海運が後場に一段高となり、医薬品も前場に引き続きしっかり、一方、精密機器、陸運はじり安となった

  • マザーズ総合と東証グロース市場指数は小幅続落、利益確定売りが優勢となり、米国の重要経済統計の公表を控え、積極的な買いは手控えられた

  • 日経平均は「小陽線」を示し、終値は5日移動平均線をわずかに下回り、やや軟調な地合いが示され、当面は5日線が意識され、同移動平均線を維持できるかが注目される

  • 押し目買い意欲は依然として強く、日経平均の節目の3万3000円近辺が下値として意識される可能性がある

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[東京 5日 ロイター]
<08:20> 寄り前の板状況、アスクルが買い優勢 スタンレー電は売り優勢

<09:05> 日経平均は続落で寄り付く、利益確定売りで3万3100円台
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比257円46銭安の3万3165円06銭と続落してスタートした。その後も同水準でのもみ合いが継続している。4日の米国市場が休場で海外の手掛かり材料に欠ける中、7日に発表される6月米雇用統計の内容を見極めたいとのムードもあり、利益確定売りが先行している。主力株はトヨタ自動車、ソニーグループが小安い。半導体関連では東京エレクトロン、アドバンテストが小幅安。指数寄与度の高いファーストリテイリングは2%超安で日経平均を約100円押し下げている。ソフトバンクグループは小安い、リクルートHLDGが1%超となっている。

<10:25> 日経平均は50円安の3万3300円台、押し目買いで値戻す
日経平均は下げ止まり、前営業日比50円ほど安い3万3300円台半ばを推移している。朝方は381円安の3万3041円14銭まで下落する場面がみられたが、押し目買いが入り急速に値を戻している。このところの日経平均はバブル崩壊後の高値圏を推移しているため、利益確定売りが出るのは自然な流れという。市場では「下落局面では押し目買い意欲が強く、好材料が出ている個別銘柄には素直に買いが入っている」(国内証券ストラテジスト)といい、日本株の地合いの強さがうかがえる。東証33業種では、海運や医薬品、保険業などの18業種が値上がり、精密機器、陸運業、石油・石炭製品などの15業種が値下がりとなっている。個別では、アドバンテストが2%超高、第一三共が4%超高。指数寄与度の高いファーストリテイリングは2%超高で日経平均を約80円押し下げている。

<11:45> 前場の日経平均は続落、過熱感が継続 商いは薄い
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比119円52銭安の3万3303円00銭と、続落した。日経平均はバブル崩壊後高値(3万3772円89銭=6月19日)圏での推移が継続しているため、この日も短期的な過熱感から利益確定売りが優勢となった。4日の米国市場が独立記念日で休場となり手掛かり材料に欠ける中、東京株式市場では個別株の物色が中心となり、前場の日経平均はマイナス圏での値動きに終始した。日経平均は257円安でスタートした後、381円安の3万3041円14銭で安値をつけた。その後は押し目買いが入りプラス圏に迫る場面もみられたが、再び利益確定売りに押され、マイナス圏での一進一退の値動きが続いた。市場では「米国市場休場で盛り上がりに欠けるが、決算やレーティングなどの個別材料株はしっかり物色されている。半導体やインバウンド需要を意識した買いもみられ、長期的な地合いは堅調」(アイザワ証券の坂瀬勝義市場情報部部長)との見方が聞かれた。TOPIXは0.08%安の2304.59ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆7570億9700万円だった。東証33業種では、精密機器、陸運業、小売業などの20業種が値下がり。海運業、医薬品、保険業などの13業種は値上がりした。個別では、指数寄与度の高いファーストリテイリングが国内ユニクロ事業の6月売上高が嫌気され、2.98%安となり日経平均を約110円押し下げた。東京エレクトロン 、信越化学工業 も売られた。半面、半導体検査装置大手のアドバンテストは連日の上場来高値を更新し2%超高となったほか、第一三共が前日の大幅安の反動で5%超高。エーザイも連れ高となり2%超高となった。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが620銘柄(33%)、値下がりは1139銘柄(62%)、変わらずは76銘柄(4%)だった。

<13:24> 後場の日経平均は一進一退、新規材料難で方向感乏しい
後場に入り、日経平均は一進一退の値動きが続いている。一時、前営業日比約40円安まで値を戻す場面もみられたが、現在は同150円安の3万3200円台半ばで推移している。目立った新規材料が少なく、明確な方向感が出にくくなっているという。また、市場では「休場明けの今晩の米市場の動向や、週末に公表される米雇用統計などを見極めようとするムードが強く、大きな値動きにはなりにくい」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。セクター別では、海運が後場に一段高となっているほか、医薬品も前場に引き続きしっかり。一方、精密機器、陸運はじり安となっている。

<15:08> 新興株はマザーズが小幅続落、ブリーチ終値は初値下回る
新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比0.84%安の810.74ポイントと小幅続落した。東証グロース市場指数は同0.83%安の1030.42ポイントだった。連騰の反動で調整ムードが続き利益確定売りが優勢となったほか、米国の重要経済統計の公表を週末に控え、積極的な買いは手控えられた。きょうグロース市場に新規上場したブリーチは公開価格を19.62%上回る1603円で初値を付け、一時1658円まで上昇。初値を下回る1500円で取引を終えた。上場2日目のAeroEdgeは公開価格の3.46倍の5860円で初値を付け、6480円の高値を付けた。6470円で取引を終了した。個別では、霞ヶ関キャピタル、免疫生物研究所がストップ高となったほか、ELEMENTSが堅調に推移。一方、トランザクション・メディア・ネットワークス、ブリッジコンサルティンググループ、ディー・ディー・エスが売られた。

<15:31> 日経平均・日足は「小陽線」、終値は5日線下回る
日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「小陽線」。終値は3万3338円70銭だった。終値は5日移動平均線(3万3387円55銭=5日)をわずかに下回り、やや軟調な地合いが示された。市場では「当面は5日線が意識されやすく、同移動平均線を維持できるかが注目される」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。一方、押し目買い意欲は依然として強く、目先の日経平均は節目の3万3000円近辺が下値として意識されるのではないか、との見方も出ていた。

ロイター

◆日本株市況クロージング=利食い優勢ながら日経平均の33000円接近での押し目買い意欲の強さを確認(05日フィスコ)

2023/07/05(水)16:05

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 5日の日経平均は83.82円安の33338.70円と続落して終了、米国市場休場や日経平均の33年ぶりの高値圏からの利益確定の流れが影響

  • ファーストリテの月次売上高の不振と下落が指数に影響を及ぼす一方、33000円を割り込まない事で押し目を拾う動きも見られた

  • 東証プライムでは値下がり銘柄が全体の6割を占めるなど大部分が下落、一方で海運、医薬品、保険など17業種が上昇した

  • 日経平均の下げ幅は一時380円を超え、中国のサービス業PMIの低下やアジア市場の下落が影響を与えたが、日銀の金融緩和継続や景況感の改善などの好材料が存在

  • 米国のFOMC議事要旨発表やETFの決算前の換金売りが懸念されるものの、これを短期的な需給悪化要因として押し目買いのきっかけに捉える見方も存在

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 5日の日経平均は続落。83.82円安の33338.70円(出来高概算13億9000万株)で取引を終えた。前日の米国市場は独立記念日で休場だったことから海外投資家の資金流入が細るなか、見送りムードが広がった。また、日経平均は33年ぶりの高値圏に位置しているため、短期的な過熱感を指摘する向きも多く、利益確定の流れが優勢となった。個別では、月次売上高が7カ月ぶりに前年実績割れと不振だったファーストリテ<9983>が一時3%を超える下落となったことが、指数の重荷となっていた。ただし、心理的な節目の33000円を割り込まなかったことから、押し目を拾う動きもみられ、売り一巡後は下げ渋りを見せた。

 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の6割を占めた。セクター別では、海運、医薬品、保険など17業種が上昇。一方、精密機器、陸運、銀行、小売など16業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、第一三共<4568>、アドバンテス、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、ファーストリテのほか、テルモ<4543>、信越化<4063>、HOYA<7741>が軟調。

 日経平均の下げ幅は一時380円を超えた。また、この日発表の6月の財新による中国サービス業購買担当者指数(PMI)が53.9と、5月の57.1から低下し、景気減速への懸念から中国などアジア市場が軒並み値を下げていることも嫌気された。とはいえ、日銀の金融緩和姿勢の継続、コロナ禍からの経済活動再開に伴う景況感の改善など日本株を後押しする好材料は多く、売り急ぐ流れにはならなかった。

 5日の米国では、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が発表される。年内2回の追加利上げの可能性が示唆された背景にどのような議論があったのか、注目したいとの声が多い。なお、上場投資信託(ETF)の決算を控え、分配金捻出に伴う換金売りが懸念されるところだが、短期的な需給悪化要因と割り切り、株価水準が切り下がったところでの押し目買いを入れるきっかけとして捉えておきたい。

フィスコ

◆日経225先物(引け後コメント)=需給イベント通過後を睨んだ押し目狙いのロング対応に

2023/07/05(水)18:19

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経225先物(9月限)は前日比変わらずの3万3320円で取引終了、シカゴ日経平均先物清算値にサヤ寄せし、ファーストリテイリングの既存店売上高不振が嫌気された

  • 3万3000円近辺での値ごろ感とショートカバー意識から一時はプラスに転じるも、後場は保ち合いを継続

  • 米株先物はマイナス圏推移、FOMCの議事要旨公表と7月利上げ確度の高まりから米国市場の持ち高調整の動きが予想される

  • 国内ではパッシブ型ETFの決算による需給イベントに注意、分配金捻出の売り需要が短期的な需給悪化につながる一方で底堅さを示す

  • NT倍率は14.45倍に低下、ボリンジャーバンドの-1σを挟み、さらなる下放れによりボトム形成からNTショートを巻き戻す動きが期待される

  • 日経225先物ではUBS証券と野村証券が買い越し、JPモルガン証券とゴールドマン証券が売り越し、TOPIX先物ではソシエテジェネラル証券が買い越し、ビーオブエー証券が売り越しとなった

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限
日経225先物 33320 ±0 (±0.00%)
TOPIX先物 2304.5 +0.5 (+0.02%)

 日経225先物(9月限)は前日比変わらずの3万3320円で取引を終了。寄り付きは3万3170円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3190円:時間外)にサヤ寄せする格好から売り先行で始まった。指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983> [東証P]が、「ユニクロ」の6月の既存店売上高は7カ月ぶりに前年実績を下回ったと公表したことが嫌気されるなか、日経225先物は現物の取引開始直後に3万3010円まで下げ幅を広げた。

 ただ、節目の3万3000円近辺では値ごろ感からのロングやショートカバーが意識され、前場中盤に切り返し、一時3万3370円とプラスに転じる場面も見られた。前場終盤にかけて再び軟化したが、祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとするムードは強く、後場は3万3200円~3万3360円処での保ち合いを継続。結局は、前日比変わらずの3万3320円で取引を終えた。

 日経225先物は寄り付き後ほどなくして節目の3万3000円に接近したが、同水準を下回らなったことで、短期筋のショートカバーを誘ったようだ。前場はオプション権利行使価格の3万3000円~3万3375円のレンジ推移となったが、後場は3万3250円~3万3375円とより狭いレンジとなった。

 グローベックスの米株先物は、主要な株価指数先物がマイナス圏で推移している。祝日明けの米国では、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表される。既定路線とはいえ、7月の利上げ確度が高まる状況となれば、米国市場でも持ち高調整の動きとなる可能性はあるだろう。大型テック株などが弱含めば、日経平均型の重荷になりやすい。

 また、米国市場が落ち着いた動きを見せたとしても、国内では7日、翌週10日に控えているパッシブ型ETFの決算による需給イベントを睨んだ商いに向かいやすい。分配金捻出のための売り需要は短期的な需給悪化につながるが、一方で本日の3万3000円に接近する局面での底堅さなど、押し目待ち狙いの買いは控えていると考えられる。3万3000円を割り込み、25日移動平均線が位置する3万2800円水準に接近する展開ともなれば、イベント通過後の反発を想定したロングで向かうところだろう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.45倍に低下した。ボリンジャーバンドの-1σを挟んでの推移であり、バンドが拡大をみせつつあるなか、同水準を明確に下放れてくると、-2σの14.38倍、-3σが位置する14.32倍処がターゲットとして意識されてくる。ただし、-3σ辺りまで低下してくれば、いったんはボトム形成からNTショートを巻き戻す動きが入りそうだ。

 手口面では、日経225先物はUBS証券が1180枚、野村証券が1000枚、三菱UFJ証券が513枚の買い越しに対して、JPモルガン証券が1099枚、ゴールドマン証券が605枚の売り越しだった。TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1525枚、BNPパリバ証券が1090枚、シティグループ証券が1007枚、バークレイズ証券が509枚の買い越しに対して、ビーオブエー証券が3433枚、ABNクリアリン証券が501枚の売り越しだった。

株探ニュース

◆海外ヘッドライン一覧(05日ロイター)

2023/07/05(水)21:59

・ECB、追加利上げなしでインフレ率回帰可能=イタリア中銀総裁
・香港市場で中国銀行株が急落、ゴールドマンが投資判断引き下げ
・中国の半導体素材輸出規制、「始まりに過ぎず」と元商務次官
・鴻海、第2四半期売上高が前年比14%減 第3四半期は明るい見通し
・BUZZ-モルガン・スタンレー、原油価格予想を下方修正 来年上期に供給超過
・トルコ6月CPI、前月比+3.92% 大統領選後のリラ安で

・ユーロ圏総合PMI、6月改定は12月以来の50割れ サービス減速
・独サービスPMI、6月改定54.1に低下 需要回復が失速
・英サービスPMI、6月は53.7に急低下 インフレ鈍化も利上げが響く
・仏サービスPMI、6月改定値は1月以来初の50割れ 需要が低迷
・イタリアのサービスPMI、6月は52.2に低下 金利上昇が心理圧迫
・南アPMI、6月48.7で4カ月連続50割れ 物価上昇が需要に影響
・ユーロ圏5月PPI、前月比で5カ月連続低下 前年比もマイナス
・ユーロ圏実質GDP成長率、23年予想を0.8%に引き下げ=シティ
・ユーロ圏消費者、インフレ予想が一段と低下=ECB調査

・ザポロジエ原発の状況緊迫、ウクライナが破壊工作計画=ロシア
・中国・重慶市で豪雨、15人死亡 習主席が対策指示

・〔アングル〕中国の上場企業、ボラ上昇でヘッジ手段の採用急ピッチ
・〔アングル〕声上げるLGBTQ+の作家たち、米学校で広がる禁書に抗議
・〔アングル〕人民銀実質トップへの潘氏起用、指導部の金融リスク警戒反映か
・〔BREAKINGVIEWS〕中国のレアメタル輸出規制、米へのけん制に過ぎず
・〔情報BOX〕OPECプラスの減産でも原油価格が上がらない理由

・中国、EU外相の早期訪中を歓迎=外務省
・韓国、処理水放出計画への対応近く発表 IAEAの判断は尊重
・ECBは追加利上げ必要、高金利時代の到来は不確か=独連銀総裁
・シンガポール成長見通し不透明、インフレとの闘い終わらず=中銀

・BUZZ-南アランド横ばい、PMIやFOMC議事要旨控え
・タイCPI、6月は前年比+0.23%で22カ月ぶり低水準 通年予想下方修正
・ロシア6月サービスPMI、5カ月連続で50上回る 輸出受注好調
・巨大ITの個人情報収集、欧州委が調査手続き改正
・BUZZ-鉄鉱石先物が下落、中国鉄鋼都市減産で需要への影響に注目

・BUZZ-中国の半導体素材輸出規制、人民銀の元安抑制策に痛手
・〔海外規制フラッシュ〕韓国、商業銀行セクターへの参入障壁を緩和へ
・インドの6月サービス部門PMI、需要増で好調維持
・豪アルデアと日本企業連合、ニッケル・コバルト事業の実行可能性評価で契約
・ベトナム首相が中銀に一段の緩和要請、経済成長促進目指し

・仏小売り大手カジノ、チェコの富豪らが救済計画を提案
・ドイツ軍近代化特別基金、半分が米防衛産業に流出も=レンク
・ロシア経済は予想以上に好調=プーチン大統領
・中国とホンジュラスがFTA交渉入り、一段の関係強化へ
・トルコとエジプトが10年ぶりに大使任命 関係正常化進める
・サウジ非石油民間部門PMI、6月は59.6に上昇 観光・建設好調
・次期豪中銀総裁人事に注目、ロウ氏続投か 初の女性総裁誕生も
・シンガポール成長見通し不透明、インフレとの闘い終わらず=中銀
・インド、24年末までに初の国産マイクロチップの生産開始へ=FT

・ロンドンの超低排出ゾーン拡大、対象自治体が差し止め訴訟
・イタリア、ロシア新興財閥の25億ドル相当の資産凍結
・フィリピン6月CPI、前年比+5.4%に鈍化 利上げ休止継続か
・韓国軍、北朝鮮偵察衛星の残骸回収 「軍事的有用性ない」
・中国の半導体素材輸出規制、米国とその同盟国への警告=環球時報
・ブラジル鉱工業生産、5月前月比+0.3% 増加に転じるもリスク継続

・BUZZ-外株:韓国大手芸能事務所が下落、独禁当局が調査と報道
・中国との平和維持可能、台湾総統選の与党候補が強調=WSJ
・タイ輸出、今年は0.5%減─1.0%増 業界団体が予想下方修正
・財新の中国サービス部門PMI、6月は53.9 5カ月ぶり低水準
・中国の半導体素材輸出規制は「始まりに過ぎず」─元商務次官=国営紙
・ベルギー亜鉛大手、欧米などでレアメタル事業検討 中国輸出規制受け
・原油先物は反落、世界景気減速懸念が重し
・メルコスル、ブラジル大統領がカナダや韓国との通商協議に意欲
・ウクライナ反攻、過去数日「特に実り多い」=国防幹部
・仏少年射殺した警官に150万ユーロの寄付、社会の分断浮き彫り

・中国BYD、ブラジルの工業施設に6.2億ドル投資へ
・英HSBC、インドで富裕層向け事業立ち上げへ
・米ツイッターCEOが閲覧数制限を弁明、導入後も広告は安定
・カナダ6月製造業PMI、50割れ続く 不透明な経済見通しで
・EUの巨大IT規制、米アマゾンなど7社が対象に 欧州委に通知
・外銀の子会社設立義務、対象拡大も 英中銀が検討=FT
・パキスタン、IMF融資正式承認でも流動性リスク高止まりへ=ムーディーズ
・EXCLUSIVE-ネットゼロ保険同盟、加盟要件の緩和検討 脱退企業増加で
・米ホワイトハウスの白い粉、コカインと判明=関係筋
・ロシア・ガスプロム、収入減見通し 欧州向け輸出減少=アナリスト
・気候変動問題、中国との断固たる協力を=欧州委高官
・欧州司法裁、独禁法当局のデータ収集制限権限認める メタに打撃

・クレディ・スイス投資家グループ、買収価格改善求める訴訟を支援
・アブダビとオーストリアのOMV、化学大手設立で協議=関係筋
・上海汽車、欧州でEV生産工場の建設地選定
・韓国、今年の成長率・インフレ見通し引き下げ 輸出・投資促進へ
・ドイツ産業界、中国の半導体材料輸出規制で自給体制強化を訴え
・テスラとBYD、第2四半期の中国製EV販売が過去最高=業界団体
・香港拠点の淡泰資本が主力ファンドを閉鎖へ
・中国の半導体材料輸出規制、安全保障という理由に疑問=EU
・イスラエル軍、ヨルダン川西岸ジェニンから撤退開始 死者12人
・エージェンシーMBSが割安、取引に妙味=JPMアセット幹部
・ザポロジエ原発「攻撃を計画」、ロシアとウクライナが非難の応酬
・ザポロジエ原発でロが「挑発」準備、ゼレンスキー氏が仏大統領に警告

ロイター

―――【NEWS】―――

▶[NEWS]米株に積み上がった強気ポジション、揺り戻しのリスク示唆-シティ(05日ブルームバーグ)

2023/07/05(水)02:12

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 投資家が積み上げた米国株先物に対する強気ポジションは行き過ぎで、揺り戻しのリスクが増大しているとシティグループが分析

  • S&P500種株価指数先物には先週、約71億ドル(約1兆250億円)の新たなロングポジションが追加され、投資家には大きな利益が出ている

  • クリス・モンタギュー氏は、全体的なロングポジションは過去最大を下回っているものの、相場の動きを考慮すると近日中に利益確保のための巻き戻しが見られる可能性があると指摘

  • ネットポジションは強気ながら、警戒の兆しも見られ、ナスダック先物に先週流入した新たなポジションは大部分がショート(売り持ち)だったとモンタギュー氏は語る

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 6月末にかけて投資家が積み上げた米国株先物に対する強気ポジションはかなりの行き過ぎがあるように見受けられ、揺り戻しのリスクが高まっている。米シティグループのストラテジストが分析した。
 シティの3日付リポートによれば、S&P500種株価指数先物には先週、新たなロングポジションが約71億ドル(約1兆250億円)追加された。投資家には「まずまずの大きな利益」が出ていると、シティは指摘した。
 ストラテジストのクリス・モンタギュー氏は、ロングポジション全体では最近付けた過去最大を下回っているが、「相場が既にどれほど動いたかを考えると、この利益を確保するために今後1週間には巻き戻しが見られる可能性がある」と述べた。
 ネットポジションはなお強気だが、警戒の兆しがすでに表れているとの見方をモンタギュー氏は示し、ナスダック先物に先週流入した新たなポジションは圧倒的にショート(売り持ち)だったと語った。

原題:Citi’s Montagu Says US Stock Positioning Shows Pullback Risk(抜粋)

ブルームバーグ
出典:ブルームバーグ

▶[NEWS]欧米金融当局による過度の引き締め、主要な経済リスクに-アリアンツ(05日ブルームバーグ)

2023/07/05(水)02:34

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国やユーロ圏の政策当局者が過度な引き締めを行うことが世界経済にとって大きな脅威となる可能性があるとアリアンツのルドビク・スブラン氏が指摘

  • 物価上昇の抑制が行き過ぎないかによってソフトランディング(経済の緩やかな着地)が可能かが決まるとスブラン氏は述べる

  • 中央銀行の政策ミスや財政・金融を同時に引き締めることで生じる有害なポリシーミックスが経済にとって主なリスクだとスブラン氏は言及

  • 先進国の政策当局者のバイアスは追加利上げの方向で一致しており、米FOMCと欧州中央銀行は今月の追加利上げが予想されている

  • スブラン氏は中央銀行が長期にわたり過度に引き締めを続けると、その誤りがリスクをもたらす可能性があると警告

  • ECBが2024年まで高水準の金利を維持した場合、それは政策ミスとなり、根強い引き締めによる実体経済への影響が現れ、政策転換が遅すぎる可能性があるとスブラン氏は示唆

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 米国あるいはユーロ圏の政策当局者が過度な引き締めを行う恐れは世界経済にとって今最も顕著な脅威の一つであると、アリアンツのチーフエコノミスト、ルドビク・スブラン氏が指摘した。
 スブラン氏はブルームバーグテレビジョンに対し、いわゆる「ソフトランディング」の見通しは、当局者による物価上昇の抑制が行き過ぎないかに左右されると述べた。
 同氏は「経済にとって主なリスクの一つは中銀の政策ミスだ。そして財政・金融を同時に引き締めることで生じる有害なポリシーミックスのリスクだ」と指摘した。
 先進国の当局者のバイアスは今も追加利上げの方向で一致している。米連邦公開市場委員会(FOMC)と欧州中央銀行(ECB)はいずれも今月の追加利上げが見込まれている。オーストラリアでは4日、当局者が政策金利を据え置いたものの、利上げ再開には含みを持たせた。
 中銀が長期にわたり過度に引き締めを維持した場合、その誤りがもたらすリスクが顕現化する可能性があると、スブラン氏はみる。
 ECBが先週開催した年次フォーラムでの当局者発言に言及し、同氏は「ECBが金融政策の完全な伝達を見届けようと、あと数回利上げした後で2024年いっぱい高水準の金利を維持したらどうなるだろうか」と問いかけ、「私にとってそうした事態は政策ミスに匹敵するだろう。なぜなら根強い引き締めによる実体経済への影響が表れ始めるだろうし、そうなってから中銀が政策転換しても時既に遅しと言えるからだ」との考えを示した。

原題:Fed or ECB Policy Error Is Now a Big Risk, Allianz’s Subran Says

ブルームバーグ

▶[NEWS]〔アングル〕世界的な利上げ回数、6月は過去最多 新興国は息切れ(05日ロイター)

2023/07/05(水)06:12

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 今年6月、主要中央銀行による利上げが過去最多となり、その中にはノルウェー中央銀行やイングランド銀行の予想を上回る50bpの利上げも含まれる

  • カナダ銀行とオーストラリア準備銀行が利上げサイクルを再開し、スウェーデン中央銀行、スイス国立銀行、欧州中央銀行も利上げを決定

  • パシフィック・インベストメント・マネジメントのエコノミスト、ティファニー・ワイルディング氏は中銀が難しい舵取りを迫られ、経済成長に対する不透明感が増すと述べる

  • 米連邦準備理事会は6月に利上げを一時停止するも、そのタカ派的見通しは市場に衝撃を与えた

  • 途上国においては、ロイターが抽出した18カ国中13カ国が6月に政策決定会合を開き、11の中央銀行が政策据え置きを決定

  • トルコ中央銀行は650bpの利上げを決定、しかしその幅が予想を下回ったためリラが急落

  • ロシア中央銀行は金利据え置きを決定、しかしインフレ圧力が強まる中で年内の利上げの可能性を強く示唆

  • 新興国全体の今年からの利上げ幅は合計で1375bp、2022年は7425bpだったとの報告あり

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[ロンドン 4日 ロイター] 
 世界の主要中央銀行がインフレ対応を進める中、今年6月に世界的に決定された利上げの数は1カ月として過去最多となった。
 ロイターのデータによると、最も取引量が多い10通貨を監督する9行の中銀のうち、7行が6月に開催した政策決定会合で利上げを決定。残り2行は利上げを見送った。
 6月に利上げを決定した中銀のうち、ノルウェー中央銀行とイングランド銀行(英中央銀行)の利上げ幅が50ベーシスポイント(bp)と予想を上回ったほか、カナダ銀行(中央銀行)と オーストラリア準備銀行(中央銀行)は利上げサイクルを再開。スウェーデン中央銀行、 スイス国立銀行(中央銀行)、欧州中央銀行(ECB)も利上げを決定した。これらの中銀の合計の利上げ幅は225bpになる。
 米大手債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のエコノミスト、ティファニー・ワイルディング氏は「一部ではインフレ低下の初期の進展が見られているが、中銀は全体として難しい舵取りを迫られている」とし、「財政政策という救いの手が差し伸べられなければ、経済成長を巡る環境は一段と不透明になり、シクリカル(景気循環)の視野の中で下振れリスクが高まる」との見方を示した。
 米連邦準備理事会(FRB)は6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げをいったん停止。利上げ停止自体はサプライズではなかったが、タカ派的な見通しを示したことで市場は衝撃を受けた。
 バンガードのアナリストは「中銀にはまだやるべきことが残っている」とし、「インフレ率を中銀目標値まで引き下げる最後の一歩が最も困難になると予想される」としている。
 新興国を見ると、ロイターがサンプルとして抽出した途上国18カ国のうち13カ国が6月に政策決定決定会合を開き、このうち11中銀が政策据え置きを決定。引き締めサイクルが息切れしつつあることが示唆された。
 トルコ中央銀行は、エルドアン大統領の大統領選勝利後に任命されたエルカン新総裁の下で開かれた初めての政策決定会合で、650bpの利上げを決定。ただ利上げ幅が予想を大きく下回ったため、通貨リラは急落した。
 ロシア中央銀行は6月の会合で金利据え置きを決定。ただ、インフレ圧力が強まっているとし、年内に利上げを実施する可能性をこれまでになく強く示唆した。
 新興国全体の年初からの合計の利上げ幅は1375bp。2022年は7425bpだった。

ロイター

▶[NEWS]米5月製造業受注/5月耐久財受注改定値、ドル底堅く推移(05日フィスコ)

2023/07/05(水)23:22

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米5月製造業受注は前月比+0.3%で、伸びは拡大予想に反して4月と同水準

  • 5月耐久財受注改定値は前月比+1.8%と、速報値から上方修正され、4月から伸びが拡大

  • 輸送用機器を除いた5月耐久財受注改定値は前月比+0.7%と、速報値から上方修正された

  • 航空機を除く非国防資本財の出荷改定値は前月比+0.3%と、速報値から上方修正され、4月からは伸び鈍化

  • 米国債相場は続落し、10年債利回りは3.88%と3月9日来の高水準で推移

  • ドル・円は144円20銭の安値圏、ユーロ・ドルは1.0903ドルから1.0889ドルへ下落、ポンド・ドルは1.2735ドルから1.2725ドルへとじり安推移した

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 米5月製造業受注は前月比+0.3%と、伸びは拡大予想に反し4月と同水準にとどまった。4月分は+0.3%へ+0.4%から下方修正された。

 米5月耐久財受注改定値は前月比+1.8%と、予想外に速報値+1.7%から上方修正された。4月+1.2%から伸びが拡大。また、変動の激しい輸送用機器除いた米5月耐久財受注改定値は前月比+0.7%と予想外に速報値+0.6%から上方修正された。また、国内総生産の算出に用いられる航空機を除く非国防資本財の出荷改定値は前月比+0.3%と速報値+0.2%から上方修正された。4月の+0.5%からは伸び鈍化。

 米国債相場は続落。10年債利回りは3.88%と3月9日来の高水準で推移。ドル・円は144円20銭の安値圏で推移した。ユーロ・ドルは1.0903ドルから1.0889ドルへ下落。ポンド・ドルは1.2735ドルから1.2725ドルへじり安推移した。

【経済指標】
・米・5月製造業受注:前月比+0.3%(予想:+0.8%、4月:+0.3%←+0.4%)
・米・5月耐久財受注改定値:前月比+1.8%(予想:+1.7%、速報値:+1.7%)
・米・5月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.7%(予想:+0.6%、速報値:+0.6%)
・米・5月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.3%(速報値:+0.2%)

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