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2023/05/18(木)=日経平均は6営業日続伸、連日年初来高値更新/米主要株価3指数、債務上限問題の交渉妥結の見通しでいずれも1%を超える反発/日経225先物ミニ6月限は一時、3万935円まで急伸(18日17:10)


―――【まとめ】―――

  • 欧州・英国株ともに続落、米債務交渉の動向など懸念

  • 日経225先物ミニ6月限、一時、30545円まで急伸(18日02:34)

  • バイデン米大統領、米債務上限合意を確信、21日に記者会見

  • 日経225先物6月限、18日夜間取引終値は460円高の3万520円

  • 米主要株価3指数、債務上限問題の交渉妥結の見通しでいずれも1%を超える反発

  • ナスダック100指数は昨年8月以来の高値

  • 円は主要10通貨の中で特に軟調

  • 日経225先物6月限、前日清算値比530円高の3万590円で取引終了(18日15:15)

  • 日経平均は「小陽線」、乖離率5.74%上昇、過熱サインも

  • プライム市場騰落レシオは138.22%、株価調整の声も

  • 新興株はマザーズ反落、資金は大型株へ流入

  • 日経平均は6営業日続伸、自動車・半導体株が高騰、TOPIXは5営業日続伸

  • 日本の債券相場は下落、米デフォルト懸念後退でリスク選好

  • ドル・円は137円台半ば、年初来高値に近くドル売り優勢

  • ソニーGが金融子会社のスピンオフ検討、上場前提で2-3年後に

  • 4月から6週連続で海外投資家が日本株を買い越し、累計4兆2000億円超

  • ナイトセッションで日経225先物は3万900円を回復、21年2月高値クリア

  • 日経225先物ミニ6月限は一時、3万935円まで急伸(18日17:10)


―――【チャート】―――

◆本日の値動き=10分足チャート(日経225先物ミニ6月限)

日経225先物ミニ6月限10分足チャート2023/05/17(水)[前営業日]16:30~2023/05/18(木)[本日]15:15

◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ6月限)

日経225先物ミニ6月限日足チャート2022/11/19[半年前]16:30~2023/05/18(木)[本日]15:15

―――【経済イベント指標】―――

◆2023/05/17(水)[前営業日]の経済指標結果

2023/05/17(水)[前営業日]の経済指標結果

◆2023/05/18(木)[本日]の経済イベント予定

2023/05/18(木)[本日]の経済イベント予定

―――【欧州市況】―――

◆欧州市況=株は小幅安、米債務交渉の動向を懸念-ドイツ債反発(17日ブルームバーグ)

2023/05/18(木)[本日]02:37

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 17日の欧州株は小幅安、米債務上限交渉の行き詰まり等による

  • 業種別では食品・飲料、公益事業が売られ、旅行・娯楽が上昇

  • ユーロ圏の4月のCPIは前年同月比7%上昇

  • ドイツ債は反発、10年債の応札倍率が2.3倍と高水準

  • ECBの利上げ幅は4ベーシスポイント上昇、ターミナルレートは3.76%見込み

  • 英国債は中期債が下落、英中央銀行のピーク金利見通しは4.91%で維持

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

  17日の欧州株は小幅安。米債務上限交渉の行き詰まりに対する懸念が続いているほか、インフレ見通しやリセッション(景気後退)の可能性も意識された。
  ストックス欧州600指数は0.2%未満の下げ。業種別株価指数では食品・飲料、公益事業が特に売られた。旅行・娯楽は上昇した。
  欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が発表した4月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)改定値は前年同月比7%上昇で速報値から変わらず。3月は6.9%上昇だった。
  欧州債市場ではドイツ債が4日ぶり反発。同国の10年債入札では応札倍率が2.3倍と、2020年8月以来の高水準となった。利回り曲線はツイストフラット化。米債務交渉は妥結し得るとの楽観が見られた。
  短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の利上げ幅は一時は4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。ターミナルレートは9月に3.76%と見込まれている。
  英国債は中期債を中心に下落。短期金融市場が示すイングランド銀行(英中央銀行)のピーク金利見通しは9月に4.91%で前日から変わらなかったが、2024年の金利予想は総じて上昇した。

5月17日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
債券                           直近利回り  前営業日比
独国債2年物                     2.70%         +0.04
独国債10年物                   2.34%          -0.02
英国債10年物                   3.84%         +0.02

原題:Bunds Advance, Curve Twist Flattens: End-of-Day Curves, Spreads
European Stocks Muted Amid Concern Over Debt-Ceiling Standoff (抜粋)  

ブルームバーグ

◆欧州市場サマリー(17日ロイター)

2023/05/18(木)[本日]02:53

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 英国株式市場は続落、LSEGとJDスポーツ・ファッション等が下落

  • 投資会社ブラックストーンとトムソン・ロイターがLSEG株を約27億ポンドで売却

  • ブリティッシュ・ランドが5.7%安、金利上昇による不動産評価額下落が影響

  • FTSE250種指数は0.30%安、ウォッチズ・オブ・スイスが5.8%下げ

  • 欧州株式市場は続落、米国の債務上限問題が影響

  • STOXX欧州600種食品・飲料株指数等が下落、ディフェンシブ部門が主導

  • コメルツ銀行とユーロネクストが下落、決算内容が低調

  • ユーロ圏国債利回りが低下、米債務上限問題の影響

  • 独10年債利回りは1bp低下の2.33%、独と仏が国債入札実施

  • 4月のユーロ圏消費者物価指数改定値は前年同月比7.0%上昇、前月から伸びが拡大

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[17日 ロイター]
<ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。投資家連合による株式売却が伝わったロンドン証券取引所グループ(LSEG)が下落したほか、決算内容がさえなかった企業が売られたことも相場を押し下げた。LSEGは2.7%下落。バークレイズ銀行によると、米投資会社ブラックストーンとトムソン・ロイターは約27億ポンド(34億1000万ドル)相当のLSEGの株式を売却した。通期の利益が減少した小売りのJDスポーツ・ファッションは4.3%下げた。不動産投資信託(REIT)のブリティッシュ・ランドは5.7%安。金利上昇の影響による不動産評価額の下落を報告したことが材料視された。中型株で構成するFTSE250種指数は0.30%安。第1・四半期の売上高が小幅減少した時計小売りのウォッチズ・オブ・スイスが5.8%下げた。ディフェンシブ銘柄の英製薬のアストラゼネカ、酒造大手のディアジオがそれぞれ1.2%、1.5%下落したことも、FTSE100種指数の重しとなった。一方、投資会社メルローズは4.4%上昇した。2025年の調整後営業利益率見通しを引き上げたことが好感された。

<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。米国が債務上限を巡る協議で合意できずに債務不履行に陥ることへの懸念が投資家心理の重しとなった。低調な内容の決算発表が相次いだことも相場を押し下げた。ディフェンシブ部門が下落を主導し、STOXX欧州600種食品・飲料株指数が1.27%、公益事業株指数が1.15%、不動産株指数は1.00%、それぞれ下落した。バイデン米大統領は今週、債務上限引き上げに向けて議会指導部との協議を続けるとみられるが、世界市場には慎重なムードが広がった。IGグループのチーフ市場アナリスト、クリス・ボーシャン氏は「期限までまだ少し時間があり、週末に何らかの合意が可能かもしれないという期待感はある」と言及。債務上限問題は「米国市場にまず影響があり、欧州市場もそれに連動するだろうと5月後半の動きを見ている。株にとって決して良い月ではない」との見方を示した。ドイツのコメルツ銀行は3.8%下落。2023年通期の純金利収入の見通しがアナリスト予想を下回ったことが嫌気された。欧州の取引所大手ユーロネクストは3.0%安。23年第1・四半期決算で売上高と利益の減少を発表したことが嫌気された。一方、ドイツのソフトウエア大手SAPは0.8%高。25年の総収入見通しを引き上げ、最大50億ユーロの自社株買いを発表したことが好感された。

<ユーロ圏債券> 国債利回りが低下した。米債務上限問題を巡る懸念がくすぶる中、域内の国債入札が注目され、前日まで3営業日連続で上昇していた。ドイツ10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低下の2.33%。INGのシニア金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「ここ数日の(域内国債への)売りは大半が供給に関するものだった。リスク要因がいくつかあり、多くの投資家が市場に出てくる機会を伺っている」と指摘。「この影響はかなり限定的で、ここ2カ月ほどは同じレンジにとどまっているが、日々変動がある」と述べた。17日にはドイツとフランスが入札を実施。ベルギーも今週、新発債を発行した。懸念材料は多く、特に米債務上限を巡る対立が注視されている。また、欧州連合(EU)統計局が17日発表した4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値は、前年同月比7.0%上昇し前月の6.9%から伸びが拡大した。ドイツ2年債利回りは3bp上昇し2.70%。イタリア10年債利回りは3.5bp低下の4.18%。独伊10年債の利回り格差は5bp縮小の183.5bpだった。イタリア2年債利回りは0.5bp低下の3.36%。

ロイター

―――【要人発言】―――

◆主な要人発言(OANDA証券)

2023/05/18(木)[本日]05:10

17日05:10 米共和党のマッカーシー下院議長
「合意には依然として大きな隔たりがある」
「今週末までに合意に達する可能性はまだある」
17日21:27
「最終的にデフォルトにはならない」
18日01:18
「今週内の合意は実行可能」

17日05:21 シューマー米上院院内総務(民主党)
「(合意に近づいているかとの質問に)イエス」

17日06:23 バイデン米大統領
「議会指導部との債務上限を巡る協議は良好で生産的」
「デフォルト回避を確実にするため、スタッフが毎日協議する」
18日00:17
「昨日の会談は生産的だった」
「(債務上限交渉)合意に自信」
「米国がデフォルトに陥らないと確信している」
「我が国はこれまで一度もデフォルトしたことはなく、今後もデフォルトを起こすことはない」
「21日に記者会見を開く」
「合意に達するまで議論を続ける」
「海外滞在中にマッカーシー氏と緊密に連絡を取る予定」
「交渉担当者は今日再び協議する」

17日08:39 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「失業率が上昇し始め、インフレ率が高止まりするなら、米連邦準備理事会(FRB)には大きな圧力になる」
「債務デフォルト時にFRBがどう対応するかは明確ではない」
「FRBがインフレ抑制へのコミットを非常に強く維持する必要がある」

17日08:42 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「ソフトランディングの可能性はまだある」
「景気後退を起こさずにインフレを解消できる機会がある」
「賃金はインフレの先行指標ではない」

17日19:02 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「インフレ率2%目標達成への決意はゆるぎない」
「インフレが根強ければさらなる引き締めが必要となる可能性」

17日23:08 エルドアン・トルコ大統領
「ウクライナ産穀物の輸出について2カ月延長で合意」

17日23:16 ノバク露副首相
「ロシアとイランは、中国人民元による相互貿易決済の可能性を検討」

17日23:21 米ホワイトハウス
「バイデン米大統領が日本時間23時45分から債務上限に関する演説を行う予定」

18日00:38 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「今後の政策措置はデータ次第」

※時間は日本時間

OANDA証券

◆日経225先物:18日夜間取引終値=460円高、3万520円

2023/05/18(木)[本日]06:03

 18日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年6月限は前日比460円高の3万520円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値3万93.59円に対しては426.41円高。出来高は2万6617枚だった。
 TOPIX先物期近は2160ポイントと前日比29ポイント高、TOPIX現物終値比26.39ポイント高だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        30520     +460    26617
日経225mini        30520     +465   400247
TOPIX先物         2160      +29    20132
JPX日経400先物      19485     +270    3105
マザーズ指数先物      746      +3     701
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

◆今朝の必読5本(18日ブルームバーグ)

2023/05/18(木)[本日]06:01

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国の債務上限問題、交渉妥結の兆しが見えるが結論は未定

  • CDDC、クレディ・スイス・グループのAT1債に対するCDSの発動を否定

  • ヘッジファンド運営会社ポイント72の創業者、相場に対して強気の姿勢を示す

  • ウクライナ産穀物の輸出を認める合意、トルコ大統領により2カ月延長

  • 米国地銀ウェスタン・アライアンスなどの預金増加、株価上昇を牽引

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

・バイデン大統領は債務交渉の妥結「確信」、CDS発動せず
・相場に「かなり強気」、黒海穀物合意を延長、米地銀株上昇

金融市場では破滅的な米国デフォルト(債務不履行)を織り込む動きが一部にあるものの、債務上限を巡る交渉進展への期待が広がり、17日の米株市場では主要指数が軒並み1%を超える上昇となりました。確かに、交渉妥結の兆候は増したように見えます。しかし過去数年、世界を揺るがす出来事は大方の予想を覆して起きてきたのも事実。今回は果たして。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

進展の兆し
バイデン米大統領は債務上限を巡る交渉は妥結し、米国はデフォルト(債務不履行)を回避するとの見解を示した。その上で、自身が日本から帰国する21日までに合意が成立することはないだろうとも述べた。マッカーシー氏は、今週中に債務上限の問題を片付けるのは「実行可能だ」と発言。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)も、米政府がデフォルトに陥ることは「恐らく」ないだろうと述べた。

CDS発動せず
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場を監督するクレジットデリバティブ決定委員会(CDDC)は、クレディ・スイス・グループが発行したその他ティア1債(AT1債)が無価値とされたことについて、CDSの発動対象とはならず、損失の補償支払いは発生しないと決定した。発動が認められると見込んでいたヘッジファンドのフォーシックススリーやダイアミターなどには打撃となる。

「かなり強気」
ヘッジファンファンド運営会社ポイント72アセット・マネジメントの創業者スティーブ・コーエン氏は、相場に「かなり強気だ」と語り、リセッション(景気後退)のリスクばかりに気を取られていると、人工知能(AI)がもたらす投資機会の「大きな波」を逃しかねないと述べた。同氏は、急成長するAIの普及によって、より広い観点では利益率の改善につながり、インフレ抑制を目指す米金融当局への追加利上げ圧力が軽減されると指摘した。

2カ月の延長
黒海を通じたウクライナ産穀物の輸出を認める合意は2カ月間延長されると、トルコのエルドアン大統領が明らかにした。トルコと国連が仲介した穀物輸出合意は、ウクライナが戦時下にあっても重要な貿易ルートを確保し、世界的な食糧供給の強化を可能にする。ロシアは自国の穀物や肥料の出荷を妨げる障害が取り除かれなければ合意から離脱する意向を示していた。

預金増を好感
米株式市場ではウェスタン・アライアンスをはじめ地銀株が大きく上昇。同行の預金が前四半期末から20億ドル余り増えたことが好感され、米地銀を巡る懸念が和らいだ。ウェスタン・アライアンスは10%高で取引を終了。ザイオンズ・バンコープも10%高となり、パックウェスト・バンコープは21%上昇した。KBW銀行株指数は構成する21銘柄全てが値上がりした。

その他の注目ニュース
多極化した世界で陣営拡大競い合う-G7広島サミット、成果出せるか
米住宅着工件数が増加、安定化の兆候示す-建設許可件数は減少
リモート勤務で「引っ越さない転職」可能に、コロナで一変-米調査

ブルームバーグ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(18日ロイター)

2023/05/18(木)[本日]06:23

・米金融・債券市場=利回り上昇、債務上限巡る協議を注視
・NY外為市場=ドル7週ぶり高値、債務上限巡る楽観や底堅い指標で
・米メモリアルデー休暇、航空便数はコロナ前をほぼ回復へ
・中南米金融市場=通貨総じて切り返す、原油高でコロンビアペソ上昇
・米シスコ、通期利益見通しを上方修正 堅調な需要見込む
・米大統領、太平洋島しょ国とのサミットを年内開催へ
・米国株式市場=急反発、債務上限合意を楽観視 地銀株回復
・G7サミット、ウクライナも何らかの形で関与=ホワイトハウス
・米原油先物2ドル高、石油需要や米債務上限協議に対する楽観で
・ロシアとベラルーシ、核拡散防止条約順守を再確認=タス通信
・EU外相、ウクライナ支援で使用の基金に35億ユーロ追加を提案
・ヘンリー英王子夫妻、NYで「あわや大事故」 パパラッチが追跡
・EXCLUSIVE-カタール投資庁、CS買収巡る損失補償でスイス当局への請求検討
・訂正-ファースト銀破綻、他行の状況が影響 当局は懸念せず=前CEO
・日米韓首脳会談を開催の可能性、G7期間中に=ホワイトハウス
・イタリア北部で洪水、9人死亡 F1レースが中止
・欧州株式市場=続落、米債務上限問題を懸念
・ロンドン株式市場=続落、さえない企業決算を嫌気
・経済見通しに対するリスク、なお高水準を維持=NY連銀
・ウクライナ、領土損失含む停戦案容認せずと表明 中国特別代表が訪問
・BUZZ-南アランド軟調、小売売上高が予想より悪化 ドル高も
・米一戸建て住宅許可件数、4月は3.1%増 7カ月ぶり高水準
・米地銀株が上昇、預金増のウエスタン・アライアンス株は13%高
・ウクライナ穀物合意2カ月延長、ロシア「課題残る」
・世界原油市場、ロシアの減産で「完全に安定」=プーチン大統領
・米債務上限合意、バイデン氏「確信」 下院議長「21日までに可能」
・バイデン氏、中国習主席との協議想定 時期は明言せず
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り低下、入札睨み直近は上昇
・AIが人類の脅威との見方、米で61%=ロイター/イプソス調査
・米ターゲット、第2四半期見通し予想下回る 通期予想は据え置き
・国連、スーダン向け援助30億ドルの獲得模索 2500万人が要支援
・インフレ上振れリスク大、市場「過度に楽観的」=IMF高官

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(18日ロイター)

2023/05/18(木)[本日]06:10

●米債務上限合意、バイデン氏「確信」 下院議長「21日までに可能」
バイデン米大統領は17日、連邦債務上限問題を巡り共和党と民主党のトップ議員との間で合意が成立すると確信しているとし、米国は債務不履行(デフォルト)に陥ることはないと述べた。

●ウクライナ穀物合意2カ月延長、ロシア「課題残る」
18日が期限となっている黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)を巡り、トルコのエルドアン大統領は17日、合意が2カ月間延長されたことを明らかにした。

●米一戸建て住宅許可件数、4月は3.1%増 7カ月ぶり高水準
米商務省が17日発表した4月の一戸建て住宅建設許可件数(季節調整済み)は3.1%増の85万5000戸と3カ月連続で増加し、昨年9月以来7カ月ぶりの高水準となった。低迷する住宅市場の後押しとなるが、信用状況の引き締まりによって建設業者の資金調達が難しくなる可能性がある。

●ウクライナ、領土損失含む停戦案容認せずと表明 中国特別代表が訪問
ウクライナ外務省は、首都キーウ(キエフ)を訪問している中国政府の李輝ユーラシア事務特別代表に対し、ロシアとの停戦について、ウクライナが領土を失うか、紛争が凍結されるような提案は受け入れられないと伝えたと明らかにした。

●世界原油市場、ロシアの減産で「完全に安定」=プーチン大統領
ロシアのプーチン大統領は17日、世界的な原油市場について、ロシアが価格を支えるために減産を維持しているため、全体として「完全に安定している」と述べた。

●経済見通しに対するリスク、なお高水準を維持=NY連銀
米ニューヨーク(NY)連銀が17日に公表したリポートで、連邦準備理事会(FRB)による急速な利上げ下での経済見通しに対するリスクはやや緩和したものの、なお高水準を維持していることが分かった。

●米ターゲット、第2四半期見通し予想下回る 通期予想は据え置き
米小売り大手ターゲットが17日発表した2023年第2・四半期決算の調整後の1株当たり利益予想は1.30ドル─1.70ドルとなり、アナリスト予想の1.93ドルを下回った。

●カタール投資庁、CS買収巡る損失補償でスイス当局への請求検討
カタールの政府系ファンド、カタール投資庁(QIA)はスイス金融大手UBSによる同業クレディ・スイス(CS)買収に伴って発生する損失の補償についてスイス当局に対し何かしらの請求ができるかどうかについて法的な助言を求めた。事情に詳しい関係者2人が述べた。国際仲裁も視野に入れているという。

●ヘンリー英王子夫妻、NYで「あわや大事故」 パパラッチが追跡
ヘンリー英王子夫妻とメーガン妃の母親を乗せた車が、米ニューヨーク市内で16日、パパラッチを乗せた車に2時間以上にわたって追い回され、他の車や歩行者、NY市警の警官らを巻きこむ大事故寸前の状態にあったことが分かった。王子の広報担当者が明らかにした。

●AIが人類の脅威との見方、米で61%=ロイター/イプソス調査
ロイター/イプソスが17日発表した米国での世論調査で、3分の2超が人工知能(AI)の悪影響を懸念しており、61%は人々を脅かすリスクがあると確信していると回答した。

ロイター

―――【米国市況】―――

◆NY株式市場クローズ(17日)


◆米国市況=S&Pは1%超上昇、デフォルト懸念後退-ドル137円後半(17日ブルームバーグ)

2023/05/18(木)[本日]05:48

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国株、債務上限問題の交渉妥結の見通しで反発

  • ナスダック100指数、昨年8月以来の高値達成

  • ブラウン・ブラザーズ・ハリマン、債務上限問題の解決への取り組みを評価

  • JPモルガンCEO、債務デフォルトは「恐らく」ないと発言

  • 米国債、債務上限問題の解消期待で全面安

  • 外国為替市場、ドルが続伸、円は軟調

  • 原油相場、債務問題解決の楽観とリスク資産選好で大幅反発

  • 金相場、ニューヨークで続落

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

・債務上限交渉が妥結するとの楽観、ドルは続伸し米国債は全面安
・原油は大幅反発、在庫統計は材料にならずリスクオン

米国株
  米株式相場は反発。米国の債務上限を巡る交渉が妥結しデフォルト(債務不履行)は回避されるとの観測が広がった。
  S&P500種株価指数の上昇率が1%を超え、ナスダック100指数は昨年8月以来の高値となり、市場は最近続いていた狭いレンジから抜け出した。バイデン米大統領はデフォルト回避への自信を表明し、マッカーシー下院議長は週内合意は「実行可能だ」と述べた。
  ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略担当グローバル責任者ウィン・シン氏は「あまり喜んでもいられないと思う。双方の溝は依然深いと伝わっている」と発言。「しかし、6月1日のXデーが刻々と迫る中、債務上限に絡む大惨事を避けようと本気で取り組んでいる感触は伝わる。今後の展開を見守ろう」と述べた。
  JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、デフォルトは「恐らく」ないだろうと述べた。同氏は他の大手米銀CEOらと一緒に民主党のシューマー上院院内総務と会談し、債務上限問題について話し合った。
  RBCキャピタル・マーケッツのデリバティブ(金融派生商品)戦略責任者、エイミー・ウー・シルバーマン氏は債務上限を巡る交渉が原因で相場が大荒れになると予想されているが、この読みが外れた場合、機会を喪失することになると指摘。
  「楽観的な物語は存在しない」とブルームバーグテレビジョンで発言。「議会で奇跡が起きる可能性はあるだろうか。予想よりわずかでも良い結果になった場合、それを見込んだ賭けは極めて割安だ」と述べた。
  ウェスタン・アライアンス・バンコープで預金が増加したことが好感され、地銀株が上昇。地銀セクターの健全性に対する不安が和らぎ、センチメントを明るくした。ディスカウント小売りのターゲットは利益が予想を上回ったものの、通期の見通しは据え置いた。「販売トレンドの軟化」が短期的に業績を圧迫する恐れがあるという。

株式                                     終値   前営業日比 変化率
S&P500種株価指数    4158.77          48.87     1.19%
ダウ工業株30種平均    33420.77        408.63     1.24%
ナスダック総合指数    12500.57        157.52     1.28%

米国債
  米国債相場は全面安。10年債利回りは一時3.6%に接近した。
  米債務上限を巡る行き詰まりが解消されるとの期待から、リスクオンのムードが広がり、20年債入札の好調も売りに歯止めをかけられなかった。
  売りは短期債で特に強く、2年債と10年債および5年債と30年債のスプレッドは2.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)から3.5bp縮小した。利回りのフラットニングは20年債入札後も続いた。

国債                         直近値 前営業日比(BP) 変化率
米30年債利回り       3.86%             0.5           0.12%
米10年債利回り       3.57%             3.6           1.02%
米2年債利回り       4.16%             7.6           1.86%
米東部時間 16時46分

外為
  外国為替市場ではドルが続伸。債務上限を巡る行き詰まり解消への楽観と、前日に連邦準備制度理事会(FRB)当局者が発したタカ派的な発言が影響した。ユーロは6週間ぶり安値に下げた後、下げ渋った。円は主要10通貨の中で特に軟調となった。
  ドルは対円で5営業日続伸。一時は1ドル=137円71銭まで上昇した。
  ブルームバーグ・ドル指数は一時0.5%近く上昇し、3月以来の高値。ドルは主要10通貨の大半に対して水準を切り上げた。
  クレディ・アグリコルはリポートで「債務上限問題が解決されればドルの投資妙味を押し上げる可能性があり、その結果、より持続可能なドル回復への道が開かれる」と分析した。

為替                                              直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数        1232.92        2.73       0.22%
ドル/円                                     ¥137.69      ¥1.30       0.95%
ユーロ/ドル                              $1.0837     -$0.25     -0.23%
米東部時間 16時46分

原油
  ニューヨーク原油は大幅反発。米債務上限を巡る交渉が妥結するとの楽観が広がり、リスク資産が選好された。米在庫統計は弱気な内容となったが、大きな材料とはならなかった。
  エネルギー情報局(EIA)のデータによれば、先週の米原油在庫は1月以来の大幅増となる500万バレル超増加した。
  CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「この日のトレーディングは需給があまり注目されていないことを証明するかのようだ」と指摘。「在庫データは明らかに弱気と言えないとしても、良い数字ではなかった。しかしリスクオンのムードがマクロトレード環境で広がりつつある中、原油は持ちこたえた」と説明した。
  原油相場は年初から約11%安で推移。予想を下回る中国経済成長や積極的な米金融引き締め、米債務上限を巡る懸念が見通しを重くしている。それでも4月の米小売売上高は前月比で増加し、逆風の中でも消費が持ちこたえていることが示唆された。
  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は、前日比1.97ドル(2.8%)高い1バレル=72.83ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント7月限は2.05ドル上昇の76.96ドル。


  ニューヨーク金は続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前日比8.10ドル(0.4%)安い1オンス=1984.90ドルで終了。
  ニューヨーク時間午後3時40分現在の金スポット価格は、前日比0.4%安い1982.20ドル。

原題:S&P 500 Up 1% on Hopes for Washington Breakthrough: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Dip, Curve Flattens as Debt-Ceiling Talks Advance(抜粋)
Dollar Extends Gains While Yen Underperforms Peers: Inside G-10(抜粋)
Oil Advances as Risk-On Sentiment Outweighs US Inventory Build(抜粋)

ブルームバーグ

◆米国株式市場UPDATE=急反発、債務上限合意を楽観視 地銀株回復(17日ロイター)

2023/05/18(木)[本日]06:40

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国株式市場、連邦債務上限に対する楽観視と地銀株の回復で急反発

  • バイデン大統領とマッカーシー下院議長、債務上限問題について合意への確信を示す

  • 地銀株、ウエスタン・アライアンス・バンコープが上昇を牽引

  • 電気自動車大手テスラ、CEOイーロン・マスクの発言により株価上昇

  • S&P総合500種、取引レンジ上限へ接近

  • 小売大手ターゲットとTJX、予想を上回る決算で株価上昇

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[ニューヨーク 17日 ロイター]米国株式市場は急反発して終了した。連邦債務上限を巡り合意が得られるとの楽観的な見方が出たほか、地方銀株が回復し銀行部門の問題が深刻化するとの懸念が緩和した。バイデン米大統領はこの日、債務上限問題を巡り共和、民主両党の議会指導部の間で合意が成立すると確信していると述べ、米国が債務不履行(デフォルト)に陥ることはないとした。共和党のマッカーシー下院議長も、債務上限引き上げに関する合意は21日までに可能と述べた。地銀株はウエスタン・アライアンス・バンコープが上昇を主導。同行は前日、5月12日までの3カ月間に預金残高が20億ドル余り増加したと発表していた。KBW地銀株指数は7.28%上昇と、2021年1月6日以来の大幅高を演じた。終値で今月1日以来の高値を付けた。S&P銀行指数も4.46%上昇し、昨年11月10日以来の大幅高となった。チェリーレーン・インベストメンツのパートナー、リック・メックラー氏は「債務上限に関する楽観的な見方が出ている」とし、「バイデン氏とマッカーシー氏が共に(合意が)近いと発言したことで、おそらく何らかの合意が得られるのだろう」と述べた。主要株価3指数はそろって、今月5日以来の大幅上昇を記録した。16日に株主総会を開いた電気自動車(EV)大手テスラが4.41%上げたことも全体相場を支えた。株主総会でイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はCEO辞任のうわさを否定し、開発中の大衆向けモデル2車種について触れたほか、長らく延期されていた電動ピックアップ「サイバートラック」の納入を年内に開始することを再確認した。S&P総合500種は最近の取引レンジの上限(約4160)に再び近づいた。同水準はこのところ抵抗線となっており、アナリストは明確に上抜けるには債務上限を巡る合意がまとまるか、連邦準備理事会(FRB)の利上げに関する明確な道筋が示されるといった展開が必要とみている。個別銘柄で小売り大手ターゲットとディスカウント小売り大手TJXがそれぞれ2.58%高と0.93%高で引けた。両社の第1・四半期決算は予想を上回ったが、第2・四半期の利益見通しは予想に届かなかった。両銘柄とテスラがS&P一般消費財指数の2%上昇に寄与した。米取引所の合算出来高は103億5000万株。直近20営業日の平均は105億9000万株。ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.95対1の比率で上回った。ナスダックでは2.45対1で値上がり銘柄数が多かった。

ロイター

◆米国株式市場(17日SMBC日興証券)

2023/05/17(水)[前営業日]の米国株式市場(SMBC日興証券)

◆NY市場マーケットコメント(17日SBI)

2023/05/18(木)[本日]07:58

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米住宅関連経済指標、結果は強弱まちまち

  • 米長期金利上昇、ドルは堅調に

  • バイデン大統領と下院議長、債務上限問題に対し楽観的見解

  • ドル/円、5/2以来の高値を更新

  • 米主要株価指数反発、ナスダックは8/26以来の高値更新

  • NY金、ドルの上昇により続落

  • NY原油、米週間石油統計による原油在庫増加にも反発

  • バイデン大統領、債務上限交渉の合意に自信を示す

  • シカゴ連銀総裁、ソフトランディングの可能性を示唆

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

・NY市場では、序盤に発表された米住宅関連の経済指標が強弱まちまちの結果となったものの、米長期金利の上昇を受けてドルは堅調な動きとなった。さらに、米債務上限問題に関して、大統領と下院議長がともに楽観的な見方を示したことから株価も大幅上昇となり、リスク選好の動きからドル円・クロス円は堅調な動きとなった。ドル/円は、序盤の136.91から137.66まで上昇して5/2以来の高値を更新した。

・米主要株価指数は反発。米債務上限問題に関して楽観的な見方が示されたことを受けて、協議が合意に達して債務不履行が回避されるとの期待感から買いが優勢となった。特に、ナスダックは、2022年8/26以来の高値を更新した。

・NY金は続落。FRBによる利上げの長期化観測を背景に、ドルが主要通貨に対して上昇したことから、ドルの代替資産とされる金が売られた。

・NY原油は反発。米週間石油統計で原油在庫が予想に反して増加したことから売りが先行した。ただ、米債務上限問題に関して楽観的な見方が示されたことや、主要株価指数が大幅上昇となったことを好感して買いが優勢となった。

【要人発言】
・バイデン米大統領
昨日の会談は生産的だった、債務上限交渉の合意に自信、デフォルトに陥らないと確信している、21日に記者会見を開く、合意に達するまで議論を続ける
・シカゴ連銀総裁
ソフトランディングの可能性はまだある、景気後退を起こさずにインフレを解消できる機会がある、賃金はインフレの先行指標ではない

2023/05/17(水)[前営業日]のNY市場マーケットコメント(SBI)

◆日経225先物(寄り前コメント)=過熱警戒のショートは禁物、21年9月3万620円、同2月3万720円が目先ターゲット

2023/05/18(木)[本日]08:08

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米国主要株価指数上昇、バイデン大統領とマッカーシー下院議長が債務上限問題に楽観的

  • 4月の米住宅着工件数、前月比2.2%増で景気後退懸念緩和

  • ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーション、預金増加で大幅高

  • ターゲット、2-4月期決算が予想を上回る

  • S&P500業種別指数、銀行・自動車部品・半導体製造装置が上昇

  • 日経225先物、ナイトセッションで強いリバウンドを継続

  • 日経225先物、ボリンジャーバンドの+2σを上放れ、+3σが意識

  • VIX指数低下、リスク選好に向かいやすい

  • NT倍率、200日線を上昇、NTロングによるスプレッド狙いが入りやすい

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 30520 +460 (+1.53%)
TOPIX先物 2160.0 +29.0 (+1.36%)
シカゴ日経平均先物 30530 +470
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 17日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。債務上限問題についてバイデン米大統領が「デフォルト(債務不履行)を回避する」との見解を示し、共和党のマッカーシー下院議長も「合意できる」との認識を示した。これを受けて、与野党合意への期待が高まり、買い戻しが強まった。また、4月の米住宅着工件数が前月比2.2%増となり、一戸建て住宅と集合住宅の両方で改善が見られたことで、景気後退懸念が和らいだ。
 米地銀のウエスタン・アライアンス・バンコーポレーション<WAL>は、前四半期末から預金が増えたことが好感され大幅高となり、他の地銀株へ買いが広がるなか、米地銀を巡る懸念が後退。小売り大手のターゲット<TGT>は2-4月期決算が予想を上回ったことが好感されたほか、前日に通期見通しの下方修正が嫌気されたホーム・デポ<HD>が買い直されたことも、センチメントの改善につながった。S&P500業種別指数は銀行、自動車・同部品、半導体・同製造装置が上昇した一方で、公益事業、家庭用品・パーソナル用品、医薬品・バイオテクノロジーが下落。
 シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比470円高の3万530円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中大阪比10円安の3万0050円で始まり、直後に付けた3万0040円を安値に強いリバウンドを継続し、米国市場の取引開始直後には3万0400円水準まで上げ幅を広げた。中盤には一時3万0540円まで買われ、節目の3万0500円を回復。終盤にかけてこう着感を強めたものの、3万0520円とナイトセッションの高値圏で取引を終えた。
 日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の展開になりそうだ。前日の日中取引で3万円大台を回復し、その後も3万円を上回って推移するなか、ナイトセッションでショートカバーが強まった格好だろう。オプション権利行使価格の3万円から3万0500円まで一気に切り上げてきたことで、ヘッジ対応の動きが一段と強まったようだ。
 日経225先物はボリンジャーバンドの+2σを上放れ、+3σが意識されてきた。短期的な過熱感は警戒されるものの、+3σは3万0760円辺りに位置しているため、2021年9月高値の3万0620円および同年2月高値の3万0720円が目先的なターゲットになりそうだ。ヘッジ対応が加速することでオーバーシュート気味のトレンドを見せてくる可能性があり、その反動を想定しておく必要はあるものの、過熱警戒からのショートは避けておきたい。なお、週足のボリンジャーバンドの+3σは3万1230円まで切り上がってきた。
 VIX指数は16.87に低下し、再び25日移動平均線を下回ってきた。ボトム圏での推移を継続するなか、リスク選好に向かいやすいだろう。なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.10倍に上昇し、抵抗線として意識されている200日線を捉えてきた。4月14日に付けた14.12倍を突破し、200日線を明確に上放れてくると、昨年12月の14.30倍台が意識されると考えられ、NTロングによるスプレッド狙いが入りやすいだろう。

株探ニュース

―――日経225先物08:45~15:15取引中―――

―――日本株09:00~15:00取引中―――


―――【日本市場】―――

◆日経225先物:18日清算値=530円高、3万590円

2023/05/18(木)[本日]15:17

 18日15時15分、大阪取引所の日経225先物期近2023年6月限は前日清算値比530円高の3万590円で取引を終えた。出来高は8万4401枚だった。この日の日経平均株価の現物終値3万573.93円に対しては16.07円高。

株探ニュース

◆東京株式市場クローズ(18日)

2023/05/18(木)[本日]


◆〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、25日線との乖離率5.74%に上昇(18日ロイター)

2023/05/18(木)[本日]15:54

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経平均は「小陽線」、乖離率5.74%上昇、過熱サインも

  • プライム市場騰落レシオは138.22%、株価調整の声も

  • 新興株はマザーズ反落、資金は大型株へ流入

  • 日経平均はもみ合い、過熱感と達成感が交錯

  • 日経平均は6日続伸、半導体株と円安が支え、過熱感警戒も

  • 東証プライム市場売買代金2兆0988億7000万円、値上がり24業種、値下がり9業種

  • 日経平均は大幅続伸、米株半導体株高と円安が追い風

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[東京 18日 ロイター]
<15:51> 日経平均・日足は「小陽線」、25日線との乖離率5.74%に上昇
日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「小陽線」となった。終値は3万0573円93銭。日経平均のローソク足は「マド」開けで上昇しており、買い圧力の強さが確認される。一方、プライム市場の騰落レシオは138.22%となっているほか、25日移動平均線(2万8914円04銭=18日)との乖離(かいり)率は5.74%まで高まり、短期的な過熱サインも点灯している。市場では「(株価は)急ピッチで上昇してきた分、調整は避けられないだろう」(国内証券・アナリスト)との声が聞かれた。

<15:09> 新興株はマザーズが反落、資金は大型株に流入
新興株式市場は、マザーズ総合が1.11%安の739.00ポイントと反落した。東証グロース市場指数は1.03%安の939.79ポイントだった。プライム市場の銘柄が堅調に推移する中、投資家の資金は大型銘柄に集まり、中小型株は動きがさえないとの指摘があった。個別では、フリー、Aiming、リビングプラットフォームが軟調に推移した。一方、海帆、ディジタルメディアプロフェッショナルが商いを伴って大幅高となり、アララも買われた。

<13:51> 後場の日経平均はもみ合い、短期的な過熱感も
後場に入り、日経平均は小幅な値動きが続いている。前引け時点とほぼ横ばいの3万0500円台前半で推移。指数寄与度の大きい銘柄の一角が引き続き堅調で、相場を支えている。セクター別では、電気機器がじり高となっている一方、電気・ガスは軟調。日経平均は堅調さを維持しているものの、上げ幅を広げる展開にはなっておらず、「高値圏で推移していることで短期的な過熱感が生じ、売りも出やすくなっている」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。心理的節目の3万0500円台に乗せ、「達成感も意識されているのではないか」(別の国内証券・アナリスト)という。

<11:44> 前場の日経平均は6日続伸、円安が支え 半導体関連株が堅調
前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比440円05銭高の3万0533円64銭と、6営業日続伸した。為替の円安が追い風となったほか、米半導体株高などを背景に、指数寄与度の大きい半導体関連株が堅調で指数を押し上げた。日経平均は約338円高と堅調にスタート。その後も上げ幅を拡大し、一時前営業日比約573円高の3万0667円13銭まで上昇した。前日の米半導体株高や岸田文雄首相が海外の大手半導体企業の幹部らと面会したことが好感され、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄が堅調に推移し、相場をけん引した。ただ、その後は短期的な過熱感などが警戒され、高値圏でもみ合う展開が続いた。米債務上限問題への懸念が後退し、米景気への過度な警戒感が和らいだことで、米長期金利が上昇し、為替が円安方向に振れたことも相場の支えとなった。市場では「円安で今期の業績改善が期待できる景気敏感セクターの上昇が目立つ」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。立花証券の鎌田重俊企業調査部部長は「3万0500円を超える水準では短期筋の利益確定目的の売りなども出るので、後場にかけてもう一段上を目指す動きというのはあまり期待できない」と指摘。目先の日経平均については、「基本的には3万円を根固めしてから上を目指す動きになるだろう」(鎌田氏)との見方を示した。しばらくは3万円を少し超えた水準から、3万0500円辺りでもみ合う展開が続くのではないか、という。TOPIXは1.03%高の2155.57ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆0988億7000万円だった。東証33業種では、値上がりは電気機器や精密機器、機械など24業種で、値下がりは電気・ガスやパルプ・紙、陸運など9業種だった。個別では、東京エレクトロンが4.5%高、アドバンテストが7.3%高と、朝方から堅調に推移した。前日に自社株買いを発表したソニーグループは5.8%高だった。トヨタ自動車は1.3%高と、自動車株もしっかりだった。一方、ソフトバンクグループは0.5%安とさえなかった。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが887銘柄(48%)、値下がりは866銘柄(47%)、変わらずは82銘柄(4%)だった。

<10:23> 日経平均は伸び悩み、指数寄与度の大きい銘柄は堅調維持
日経平均は伸び悩んでいる。現在は前営業日比約410円高の3万0500円近辺で推移している。引き続き、指数寄与度の大きい銘柄が堅調で指数を支援している。市場では「きょうは堅調ではあるものの、高値圏ということもあり、またテクニカル指標では短期的な過熱感も出ているので、上値は重くなるかもしれない」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。個別では、東京エレクトロンが4.2%高、アドバンテストが7.3%高と、半導体関連株が引き続き堅調に推移している。ファーストリテイリングも2%高と堅調。為替の円安を背景に、三菱自動車工業などの自動車株もしっかり。

<09:07> 日経平均は大幅続伸、米株半導体株高を好感 円安も追い風
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比338円95銭高の3万0432円54銭と、続伸してスタートした。その後も上げ幅を拡大し、500円を超える上昇となっている。前日の米半導体株高が好感され、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄が堅調で、相場を押し上げている。為替の円安を受け、輸出株もしっかりで推移している。個別では、東京エレクトロンが6.1%高、アドバンテストが6.7%高となっている。指数寄与度の大きいファーストリテイリングは2.7%高、主力のトヨタ自動車は1%高、三菱UFJフィナンシャル・グループは2.3%高とそれぞれ堅調。

<08:20> 寄り前の板状況、山形銀行は買い優勢 メドレーが売り優勢

ロイター

◆今日の国内市況(株式、債券、為替市場)(18日ブルームバーグ)

2023/05/18(木)[本日]15:48

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経平均は6営業日続伸、自動車・半導体株が高騰

  • 米債務上限問題交渉が進展し、市場不安が後退

  • 米マイクロン・テクノロジーが次世代DRAM量産へ、東京エレクトロンが製造装置提供

  • TOPIXは5営業日続伸、日経平均株価は大幅高

  • 債券相場は下落、米デフォルト懸念後退でリスク選好

  • 日銀の国債買い入れオペ結果は弱め、売りが優勢

  • ドル・円は137円台半ば、年初来高値に近くドル売り優勢

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

●日経平均は6日続伸、米債務交渉に進展の兆し-自動車や半導体が高い
(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)
  東京株式市場で日経平均株価は大幅高となり6営業日続伸。バイデン米大統領の発言などから米債務上限問題を巡る交渉が進展する兆しが表れ、不安が後退した。外国為替市場で円安が進み、自動車など輸出関連株に買いが入った。
  半導体関連銘柄の上げが目立った。米メモリーチップ大手のマイクロン・テクノロジーが日本政府の支援を受けて広島工場で次世代DRAMの量産体制を構築することが明らかになり、導入する製造装置を生産する東京エレクトロンなどに買いが集まった。
・TOPIXの終値は前日比24.24ポイント(1.1%)高の2157.85
・5営業日続伸し、バブル崩壊後の戻り高値を更新
・日経平均株価は480円34銭(1.6%)高の3万0573円93銭
・アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー
・日本株は相対的な資金の受け皿として久々に見直されている
・欧米では金融引き締めの累積的な効果が経済に悪影響を与える見通し

●債券は下落、米デフォルト懸念後退でリスク選好-日銀オペ結果は弱め
(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)
  債券相場は下落。米国で債務上限問題を巡る交渉が進展し、デフォルト(債務不履行)を回避するとの見方からリスク選好の流れが強まり、売りが優勢だった。日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果が弱めだったことから、午後は下げ幅を拡大をした。
  三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、国内外の株高や海外金利高など外部環境がリスクオンのムードになっていることが相場の重しと指摘。日銀オペについては、残存5年超10年以下と25年超の応札倍率が上昇するなど売り圧力が強く、「午後の相場で売り材料になった」と話した。
・長期国債先物6月物の終値は前日比26銭安の148円86銭。午後は148円85銭まで下げ幅を拡大
・新発10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)高い0.38%
・新発20年債利回りは1.5bp高い0.975%、新発30年債利回りは2bp高いの1.22%

●ドル・円は137円台半ば、年初来高値を前に実需や利益確定に押される
(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)
 東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=137円台半ばで推移。年初来高値(137円91銭)を前に実需や利益確定のドル売りが優勢となった。朝方は日本株上昇に伴う投資家のリスク許容度の高まりから円売りが進む場面が見られた。
  NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)は、特段材料がない中で「年初来高値を控えていることもあり、いったんは輸出企業の売りが持ち込まれている」と指摘した。
・ドル・円は午後3時40分現在、前日比0.1%安の137円52銭。ここまでのレンジは137円29銭から137円74銭

ブルームバーグ

◆今日の日本株市場(18日SMBC日興証券)

2023/05/18(木)[本日]

2023/05/18(木)[本日]の日本株市場(SMBC日興証券)

◆日経225先物(引け後コメント)=バブル後の戻り高値を更新するなか、ひとまずテクニカルの過熱感には目をつぶる

2023/05/18(木)[本日]18:46

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経225先物(6月限)は前日比530円高の3万590円で取引終了

  • 指数インパクトの大きい株が日経平均株価上昇をけん引

  • 利食いによる一時的な下落もあり、だが買いの勢いは衰えず

  • トピックス銘柄で大きな影響を持つ東京エレクトロンなどが日経平均を引っ張る

  • 海外ヘッジファンドが出遅れをカバーしようとロング比率を高める可能性

  • 反動安には警戒が必要、しかし高パフォーマンスの日本市場を背景に過熱感は無視

  • ナイトセッションで日経225先物は3万900円を回復、21年2月高値クリア

  • NT倍率が先物中心限月で14.17倍に上昇、上値は昨年12月の14.30倍台が視野

  • トレードの手口面では、シティ、大和、モルガンSが売り越し、野村、SBI、バークレイズが買い越し

  • TOPIX先物ではJPモルガン、BNPパリバ、三菱UFJが売り越し、ソジェン、BofA、ドイツ、シティが買い越し

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪6月限
日経225先物 30590 +530 (+1.76%)
TOPIX先物 2157.5 +26.5 (+1.24%)

 日経225先物(6月限)は前日比530円高の3万590円で取引を終了。寄り付きは3万510円とシカゴ日経平均先物清算値(3万530円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価の上昇をけん引するなか、日経225先物は現物の寄り付き後ほどなくして3万670円まで買われる場面が見られた。2021年9月高値の3万620円を突破し、同年2月高値3万720円に迫るなか、目先的な達成感も意識されて、前場中盤には3万370円まで上げ幅を縮めた。ただし、押し目待ち狙いのロングが断続的に入っており、前場終盤に3万500円を回復すると、後場は3万520円~3万580円辺りで保ち合い、終盤にかけてはレンジを切り上げ、3万600円を挟んでの推移だった。
 日経平均株価が一時3万667円まで上昇し、21年9月高値の3万670円に迫ったことで、いったん利食いに向かわせた格好だった。ただし、海外投資家による日本株選好を背景に買いの勢いは衰えず、日経225先物は前場半ばの利食いをこなした後は、じりじりと下値を切り上げる動きだった。昨日同様、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]、ソニーグループ <6758> [東証P]、ダイキン工業 <6367> [東証P]など、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価をけん引しており、日経平均型優位の需給状況が継続。3万円回復から上昇基調を強めており、実需の買いが集中するなか、ショート筋がヘッジ対応の動きを加速させているようだ。
 上へのバイアスが強まっており、ややイレギュラー的な価格形成が意識されやすく、反動安は警戒しておきたい。ただし、日本市場の高パフォーマンスが続くなかでは、出遅れていた海外ヘッジファンドなどは、運用成績を上げる狙いからロング比率を高めざるを得ないと考えられ、ひとまずテクニカル面での過熱感には目をつぶることになりそうだ。
 日経225先物はナイトセッションで3万900円を回復し、21年2月高値の3万720円をあっさりクリアした。オプション権利行使価格の3万1000円が射程に入る。ボリンジャーバンドの+3σが3万1140円まで切り上がってきたほか、週足の+3σは3万1460円辺りまで上昇している。バブル後の戻り高値更新から、ターゲットがより拡大することも考えられるため、心理的な達成感からのショートは避けておきたい。
 NT倍率は先物中心限月で14.17倍に上昇した。4月半ばの上昇場面で上値を抑えられた200日線を明確に上放れたことで、昨年12月の14.30倍台が意識されてきた。さらに、過熱感が警戒されるなか、ヘッジを考慮したトレードも入りやすく、昨年5月高値の14.58倍辺りへの上昇を想定した、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせそうだ。
 手口面では、日経225先物はシティが1380枚、大和が800枚、モルガンSが730枚程度の売り越しに対して、野村が1090枚、SBIが690枚、バークレイズが550枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが2820枚、BNPパリバが1550枚、三菱UFJが1040枚程度の売り越しに対して、ソジェンが1200枚、BofAが1080枚、ドイツが1040枚、シティが1010枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

◆海外ヘッドライン一覧(18日ロイター)

2023/05/18(木)[本日]20:33

[18日 ロイター]
◆海外ヘッドライン一覧
・北アジア地域の株式に投資妙味、南北格差がテーマとの見方も
・英中銀の国債圧縮、年1000億ポンド超なら市場混乱との指摘=副総裁
・英中銀の量的引き締め、ペース加速の可能性高い=副総裁
・シンジェンタ、上海証取メインボードに上場へ 科創板から変更
・英BT、30年までに人員4割削減も 光ファイバー整備やAI導入で
・中国の国家主導成長モデル、巨額の資金が無駄になる恐れ=ADB
・フィリピン中銀、利上げ休止 インフレ予想引き下げ
・BUZZ-南アランドは続落、米債務上限交渉への期待でドル堅調
・中国吉利、アストン・マーチンに約3億ドル追加出資 3位株主に

・フィンランド大使館の口座凍結、非友好的行為が理由=ロシア
・G7、ロシアのダイヤモンド取引協議へ 制裁視野に=EU当局者
・ウクライナに夜間ミサイル攻撃、ほぼ撃墜も南部で1人死亡=当局

・〔焦点〕被爆者がG7で訴え続ける「核なき世界」の夢と現実
・〔ファンドビュー〕ブラックロックなど、日本を「アンダーウエート」
・〔アングル〕G7広島サミット結束示せるか、中ロ巡り温度差
・〔アングル〕中国の若者に流行「特殊兵式旅行」、消費回復の足かせに
・〔焦点〕米地銀に商業用不動産の重圧、見切り売りで損失増大も
・〔ロイター調査〕南ア中銀、25日に最後の追加利上げか
・〔ロイター調査〕FRBは年内政策変更なしの予想が優勢、デフォルトリスク増大か
・G7関連ヘッドライン一覧

・ECBは利上げ継続必要、引き締めの大半は終了=副総裁
・学校の禁書で訴訟、「言論の自由を侵害」 米フロリダ州
・フィリピン中銀、金利据え置き インフレ鈍化で引き締め休止
・ウクライナ和平、中国が機運醸成を要求 特別代表がキーウ訪問
・バーバリーの第4四半期、売上高16%増で予想上回る 中国の回復で
・太平洋島しょ国6カ国、過剰債務のリスク高い=世銀
・BUZZ-外株:中国の華虹半導体、上海証取の科創板に上場へ 26億ドル規模

・米SEC、清算機関強化で計画提案へ 日中のリスク管理に対応
・チリ、鉱業セクターの税制改革案を承認 政府の歳入押し上げへ
・タイ総選挙大勝の前進党党首、政権樹立へ支持集めに自信
・フロリダ州知事、未成年者のホルモン治療など禁止法案に署名
・中国の新金融監督当局、規制の隙間解消を表明=国営メディア
・新車にAMラジオ搭載義務化、米議員が法案提出 安全面で懸念
・NZ、財政赤字拡大・国債増発 景気減速で税収減
・ドイツ銀、米富豪の性犯罪巡る訴訟で7500万ドル支払い和解
・EU、英との金融規制協力で前進 市場アクセスには踏み込まず
・米アマゾンのクラウド部門、印で130億ドル投資 30年までに
・英、ロンドンの洪水対策を15年前倒し 気候変動リスク増大で

・ウクライナ南部にミサイル攻撃1人死亡、首都東部で火災2件=当局者
・中国、ウクライナと協力継続へ 特別代表がゼレンスキー氏と会談
・中国歳入、1─4月は11.9%増に急加速 土地売却収入は21.7%減
・中国、豪州産木材輸入を18日再開 豪首相の訪問協議=大使
・フロリダ州知事が来週正式出馬へ、大統領選の共和指名争い=関係筋
・IMF、ガーナ融資30億ドル承認 債務再編完了への枠組みと説明
・NZ、財政赤字拡大・国債増発 景気減速で税収減
・米テスラ、インド政府との協議再開 現地工場設立を提案=関係筋
・ノルウェー逃亡のワグネル元指揮官、「ロシアに帰りたい」と動画投稿

・豪就業者数、4月は予想外の減少 利上げ停止観測高まる
・BUZZ-外株:中国の華虹半導体、上海証取の科創板に上場へ 26億ドル規模
・EXCLUSIVE-欧州5G整備、IT大手も費用負担を 通信業界が提案
・ロシア、5月に日量50万バレルの原油減産達成=副首相
・米、パラオと戦略的協定更新へ ミクロネシアに続き
・今夏は猛暑で電力供給に影響も、米とカナダで=NERC
・ECB、銀行に困窮した借り手への対応方法改善を要望
・ウクライナ全土に空襲警報、中部地域でロシアの攻撃も 軍が警告
・インドのロシア産石油輸入、4月は過去最高更新
・SVBの還付金差し押さえ、FDICに認めず 裁判所が判断

・中国、豪州産木材輸入を18日再開=大使
・ロシアとイランが鉄道建設で合意、大規模輸送回廊の構築で
・ブラジル小売売上高指数、3月は前月比0.8%上昇 予想大幅に上回る
・ブラジル経済閣僚、緩和の条件整うと強調 中銀総裁は否定的
・イタリア貿易収支、3月は75億ユーロの黒字 ロ産ガス輸入減少
・米ブロードコム、VMウェア買収巡りEUに是正案 競争上の懸念で
・中ロ、武器輸出でミャンマー国軍を支援=国連報告書
・ハンガリー、EUのウクライナ軍事支援基金阻止も OTP銀巡り
・原油先物は小幅安、予想外の在庫増で
・是枝監督の「怪物」、カンヌで公式上映 高い評価の声も
・モンタナ州でTikTok禁止法成立、全米初 訴訟の可能性
・米FRB監察総監、幹部の金融取引「徹底調査」 批判受け釈明
・VW、一部EVの内燃車と同じ利益率達成は25年以降に 材料高で
・独VW、利益拡大に向け中核ブランド改革を計画=社内メモ
・米大統領、太平洋島しょ国とのサミットを年内開催へ

・キューバ、ロシア企業に優遇措置 経済関係を強化
・米テイクツー、1─3月期は65%増収 市場予想上回る
・ウクライナ軍、バフムト周辺で前進 ロシア部隊投入続く=報道官
・アラブ連盟事務局長、シリア復帰歓迎 19日に首脳会議
・エクアドル大統領、議会解散し選挙前倒し 野党の弾劾手続きに対抗
・ネットフリックス、広告付き月間アクティブユーザー約500万人に
・中国はカザフとの関係深化を望む=習国家主席

・EU、個人データ転送巡り米メタに過去最高の制裁金=関係筋
・EU、ウクライナ支援で基金35億ユーロ追加案 外相が提示
・米シスコ、第3四半期は受注減少 時間外で株価下落
・フィンランドとデンマーク、ロシア国内の銀行口座凍結で大使館はやむなく現金決済
・ロシア経済、第1四半期は前年比-1.9% 小売り・卸売り減少
・地球の気温上昇、今後5年以内に1.5度超える確率が初めて50%突破=WMO
・英、日本と防衛協力強化へ インド太平洋の安定に向け
・中国テンセント、第1四半期は増収回帰 コロナの混乱から立ち直る
・米グーグル、新AIモデルで広告・動画制作支援へ=CNBC

・ウクライナ支援の戦闘機連合、独は積極的に貢献できない=国防相
・トルコ野党候補、決選投票前に不法移民問題で政府攻撃 穏健派路線修正か
・米モンタナ州、TikTok禁止法成立 全米初
・クレディ・スイス救済買収、スイス議会が異例の調査へ
・ユーロ圏の銀行、金利上昇の恩恵予想より小さい可能性=ECB副総裁
・クレディ救済合併は信用事由に該当せず、CDDCが見解
・米地銀株が上昇、ウエスタン・アライアンスの預金増で安心感
・英、日本と防衛協力強化へ インド太平洋の安定に向け

ロイター

―――【NEWS】―――

▶[NEWS]米債務上限合意を確信、21日に記者会見=バイデン氏(18日ロイター)

2023/05/18(木)[本日]00:43

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • バイデン大統領、債務上限問題で共和党と民主党との合意に自信

  • 米国が債務不履行に陥ることはないと明言

  • G7出発前、交渉担当者は17日も会合を開くと表明

  • バイデン大統領、債務について21日に記者会見予定

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

[ワシントン17日ロイター] バイデン米大統領は17日、連邦債務上限問題を巡り共和党と民主党のトップ議員との間で合意が成立すると確信しているとし、米国は債務不履行(デフォルト)に陥ることはないと述べた。
バイデン大統領はこの日、主要7カ国(G7)首脳会議(G7広島サミットに出席するために出発。出発前に、交渉担当者は17日も会合を開くとし、移動中も緊密に連絡を取り合うと表明。債務について21日に記者会見を行うと述べた。

ロイター

▶[NEWS]ソニーGが金融子会社のスピンオフ検討、上場前提で2-3年後に(18日ブルームバーグ)

2023/05/18(木)[本日]12:49

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ソニーグループがソニーフィナンシャルグループ(SFGI)のスピンオフを検討開始

  • 実行予定は2-3年後、ソニーグループがSFGI株20%弱保有予定

  • 十時裕樹社長:中長期的成長と拡大に新次元の投資が必要

  • スピンオフは投資の両立を容易にするため

  • 2023年度税制改正のパーシャルスピンオフ制度の活用を視野

  • ソニーグループ:金融事業は重要、グループから外すつもりはなし

  • 中期経営計画は戦略投資枠を1兆8000億円、自己株式取得枠は2000億円に設定

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

  ソニーグループは18日、金融事業を手掛ける完全子会社ソニーフィナンシャルグループ(SFGI)の株式上場を前提にしたスピンオフ(分離・独立)を検討開始したと発表した。2-3年後の実行を念頭に置く。
  発表によると、スピンオフの実行後も同事業が社名を含むソニーブランドを活用し、ソニーグループ各社とのシナジー創出を継続できるようにソニーGがSFGI株20%弱を保有する前提としている。実行予定時期などの詳細は未定で、今年度末にかけて詳細の検討を進める。
  十時裕樹社長兼最高財務責任者(CFO)は経営方針説明会で、スピンオフの検討を決めた理由について、半導体やエンタテインメント関連事業を中心に「さらに中長期的な成長、拡大を志向していくにはこれまでとは違う次元の投資が必要になってくる」と説明。金融事業でも多くの資本が必要となり、キャピタルアロケーションの観点から「投資の両立は容易ではない」と述べた。
  スピンオフは、2023年度の税制改正で認められたパーシャルスピンオフ制度の活用を検討するという。これにより、再編時の譲渡益に対する課税が軽減される。
  ソニーGは2020年、約4000億円を投じて金融事業を完全子会社化した。十時氏は、当時は親子上場の解消により迅速な経営判断やグループシナジーの追求が目的だったとし、今回のスピンオフ検討を含めて「一連の行為は全て中長期的なサステナブルな成長を実現するための準備」で、「金融事業はソニーグループにとって極めて重要な事業、グループから外すつもりはない」と強調した。
  ソニーGは4月、十時氏と吉田憲一郎会長兼最高経営責任者(CEO)による新体制をスタートさせた。今期(2024年3月期)を最終年度とする中期経営計画では設備投資や自社株買いに充てる戦略投資枠を1兆8000億円に設定しており、17日には総額2000億円を上限とする自己株式の取得枠設定を発表した。

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ブルームバーグ

▶[NEWS]日本株に海外マネー4兆円超、12日まで6週累計-TOPIX高値更新(18日ブルームバーグ)

2023/05/18(木)[本日]15:30

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 4月から6週連続で海外投資家が日本株を買い越し、累計4兆2000億円超

  • 5月2週に海外勢は7812億円買い越し、現物が5659億円、先物は2153億円

  • 5月2週の東証株価指数(TOPIX)は週間で1%高、5週続伸

  • 個人投資家は現物を3055億円売り越し

  • バフェット氏が「追加投資を検討したい」との発言が株高に拍車

  • 16日のTOPIXは約33年ぶりの高値、17日の日経平均株価は1年8カ月ぶりに3万円台回復

  • SMBC日興証券村木正雄シニアアナリスト:日本の低金利が外資の流入を促す

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

  海外投資家は4月からの6週連続で日本株を買い越し、5月12日までの累計金額は4兆2000億円を超えた。
  日本取引所グループが18日に発表した投資部門別売買状況によると、5月2週(8-12日)に海外勢は7812億円買い越した。買越額の内訳は現物が5659億円、先物は2153億円だった。
  5月2週の東証株価指数(TOPIX)は週間で1%高と5週続伸。12日の取引時間中には2021年9月以来の高値を付ける場面があった。個人投資家は現物を3055億円売り越した。
  日本株は4月11日に著名投資家ウォーレン・バフェット氏が「追加投資を検討したい」と強気な見方を強調したとのインタビュー報道をきっかけに、株高に拍車がかかっている。5月3週に入っても一段と水準を切り上げ、16日のTOPIXは約33年ぶりの高値を付け、17日の日経平均株価はおよそ1年8カ月ぶりに3万円台を回復した。
  SMBC日興証券の村木正雄シニアアナリストは高値更新の背景について、欧米各国が金融引き締めを継続する中、日本での低金利継続を見越した資金が流入しているもようだとの見方をリポートで示した。「今や『フリーマネー』でレバレッジ投資ができるのは日本くらい」と指摘した。

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ブルームバーグ


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