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2023/09/05(火)=ロンドン、独DAXともに小幅安/日経平均、7日続伸、97.58円高の33036.76円で終了/TOPIXは日経平均に先駆けて33年ぶり高値圏



―――【総まとめ】―――

  • 4日の米国市場はレーバーデーのため休場

  • ロンドン株式市場は小幅安、鉱業株上昇、FTSE100種は0.16%安、LSEGはデジタル資産事業計画の報道受け一時0.7%高

  • 欧州株式市場は独DAXが小幅に下落、ノボノルディスクが史上最高値、STOXX欧州600種は4週間ぶりの高値に接近

  • ユーロ圏内の債券利回り上昇、ドイツ10年債利回りは2.58%、イタリア10年債利回りは4.30%

  • ラガルド総裁の講演は市場に影響せず、ECBの9月の利上げ確率は30%と市場予想

  • 日経225先物9月限は前日比70円安の3万2910円で夜間取引を終了、日経平均株価の現物終値3万2939.18円に対しては29.18円安

  • 日経225先物・TOPIX先物の主な動きは限月交代のロールオーバー、積極的なポジションは限定的

  • 日経平均は7日続伸、前日比97.58円高の33036.76円で終了

  • TOPIXは日経平均に先駆けて33年ぶり高値圏

  • 日経225先物9月限は前日清算値比10円安の3万2970円で日中取引を終了、この日の日経平均株価の現物終値3万3036.76円に対しては66.76円安


―――【チャート】―――

◆直近2営業日の値動き=15分足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限15分足チャート2023/09/01(金)16:30~2023/09/05(火)15:15

◆過去6ヵ月の値動き=日足チャート(日経225先物ミニ9月限)


日経225先物ミニ9月限日足チャート2023/03/06[半年前]16:30~2023/09/05(火)15:15

―――【経済イベント指標】―――

◆2023/09/04(月)の経済指標結果



◆2023/09/05(火)の経済イベント予定



―――【欧州市況】―――

◆欧州市場サマリー(04日ロイター)

2023/09/05(火)03:23

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • ドルが欧州外為市場で下落、ドル指数は0.15%安の104.08

  • 中国、経済安定のための景気刺激策を強化、住宅購入制限の緩和など追加措置計画中

  • ユーロが対ドルで0.25%高の1.0799ドル、ユーロへの影響は限定的

  • ラボバンクのジェーン・フォーリー氏、ドルが他のG10通貨に対し軟調に推移とコメント

  • ECBのラガルド総裁、物価変動の中でのインフレ期待の固定化の必要性を指摘

  • ポンド、豪ドルともに上昇、オーストラリア準備銀行の政策決定会合が5日に予定

  • ロンドン株式市場は小幅安、鉱業株上昇、FTSE100種は0.16%安、LSEGはデジタル資産事業計画の報道受け一時0.7%高

  • 欧州株式市場は横ばい、ノボノルディスクが史上最高値、STOXX欧州600種は4週間ぶりの高値に接近

  • テクノロジーセクター、産業株、自動車メーカーは上昇、LVMHは下落、テレコム・イタリアは3.5%上昇

  • ユーロ圏内の債券利回り上昇、ドイツ10年債利回りは2.58%、イタリア10年債利回りは4.30%

  • ラガルド総裁の講演は市場に影響せず、ECBの9月の利上げ確率は30%と市場予想

  • コメルツ銀行のライナー・グンターマン氏、市場流動性の増加と投資家のポジション調整を指摘

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

<外為市場>
 欧州外為市場では、安全通貨であるドルが下落した。中国の景気刺激策が中国経済を安定させるかもしれないとの期待からリスク心理が改善した。ドル指数は0.15%安の104.08。8月25日に付けた2カ月ぶりの高値104.44に近い水準を維持した。中国は低迷する経済を押し上げるための対策を強化しており、中国政府は住宅購入制限の緩和を含む追加措置を計画している。中国の動向に敏感なユーロは対ドルで0.25%高の1.0799ドル。ラボバンクの外為戦略部門責任者、ジェーン・フォーリー氏は「中国の支援策を背景にリスク選好が改善し、ドルは今日、他のほとんどのG10(主要10カ国)通貨に対して軟調に推移している」と述べた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は4日、労働・エネルギー市場の変化や地政学的な混乱が物価の変動を引き起こす中、中央銀行はインフレ期待を目標に固定させる必要があると述べた。ただ、ユーロへの影響は限定的だった。ポンドは0.34%高の1.2633ドル。豪ドルは0.2%高の0.6462米ドル。5日にはオーストラリア準備銀行(中央銀行)の政策決定会合が予定されている。ロイター調査によると、36人のエコノミストのうち2人を除く全員が金利据え置きを予想している。カナダドルは0.07%安の1米ドル=1.359カナダドル。今週のカナダ中銀の政策決定会合では金利据え置きが見込まれている。

<ロンドン株式市場>
 小幅安で取引を終えた。ただ、中国が低迷する経済を下支えするための新たな措置を打ち出したことで鉱業株は上昇した。FTSE100種は0.16%安。中型株で構成するFTSE250種指数も0.07%下落した。一方、FTSE350種鉱業株指数は約1%高。中国の最近の措置を受けた金属価格の上昇に追随した。ロンドン証券取引所グループ(LSEG)は一時0.7%高。ブロックチェーン技術を基盤としたデジタル資産事業を計画しているとの報道を受けた。ただ終値は約0.1%安だった。

<欧州株式市場>
 ほぼ横ばいで取引を終えた。中国の景気刺激策に対する楽観的な見方が後退する一方、デンマークの製薬大手ノボノルディスクが0.7%上昇し史上最高値を更新した。STOXX欧州600種は序盤に4週間ぶりの高値に接近した。オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが0.8%上昇。テクノロジーセクターは0.5%上昇した。フランクリン・テンプルトン傘下のマーティン・カリーのマイケル・ブラウン最高投資責任者(CIO)は、「中国経済の減速と、消費刺激策からより技術的で付加価値の高い経済への方向転換には、予想以上に時間がかかる」と述べた。中国への依存度が高い産業株は0.1%上昇、自動車メーカーは0.3%上昇した。フランスの高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は0.4%下落した。テレコム・イタリア(TIM)は3.5%上昇。バークレイズが投資判断を「アンダーウエート」から「イコールウエート」に引き上げた。

<ユーロ圏債券>
 利回りが上昇した。先週末から続く米国債主導の動きを拡大した。ユーロ圏の指標となるドイツ10年債利回りは3.5ベーシスポイント(bp)上昇し2.58%となった。1日には7.4bp上昇していた。イタリア10年債利回りは6bp上昇し4.30%となった。1日には11bp上昇した。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の講演は、値動きのきっかけにはならなかった。4日の米国市場はレーバーデーのため休場。市場は現在、ECBが9月理事会で25bp利上げする確率は約30%とみている。年内の追加利上げの可能性は均衡している。コメルツ銀行のストラテジスト、ライナー・グンターマン氏は「先週の急激なカーブの動きは、市場の流動性が夏以降も増加し続けていることを示しており、投資家はECBとFRBの政策決定会合を前にポジションを調整している」と述べた。独2年債利回りは3.02%と3bp上昇、伊2年債利回りは3.74%と4.5bp上昇した。

ロイター

―――【要人発言】―――

◆主な要人発言(OANDA証券)

2023/09/05(火)05:03

4日06:59 バイデン米大統領
「習中国主席のG20出席見送りは残念」

4日16:37 シムシェキ・トルコ財務相
「インフレを低下させるには時間がかかる。忍耐が必要」

4日22:37 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「ユーロ圏は非常にインフレが高過ぎる状況」
「中央銀行がインフレ期待をしっかりと抑え続けることが重要」

4日22:38 プーチン露大統領
「トルコとの協議は建設的だった」
「ロシアとトルコは貿易を巡りルーブルとリラの使用を増加」

4日22:52 エルドアン・トルコ大統領
「黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)の復活についてプーチン露大統領と話し合った」
「黒海イニシアティブについて近いうちに解決策が合意されると信じている」

4日23:00 ナーゲル独連銀総裁
「ECBの使命は物価の安定であり、銀行を喜ばせることではない」
「最低準備金への付利金利を廃止する政策的理由があった」
「インフレはなお高すぎる」

※時間は日本時間

OANDA証券

―――【日経先物ナイトセッション】―――

◆日経225先物夜間取引クロージング:05日夜間取引終値=70円安、3万2910円

2023/09/05(火)06:03

 5日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日比70円安の3万2910円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値3万2939.18円に対しては29.18円安。出来高は6875枚だった。
 TOPIX先物期近は2371.5ポイントと前日比5.5ポイント安、TOPIX現物終値比2.23ポイント安だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        32910      -70    6875
日経225mini        32915      -55   154429
TOPIX先物        2371.5     -5.5    7549
JPX日経400先物      21430      -50    2142
マザーズ指数先物      757      -2     349
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

―――【主要ニュース】―――

◆今朝の必読ニュース(05日ブルームバーグ)

2023/09/05(火)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • トルコのエルドアン大統領はG20サミットの前に、ウクライナ産穀物の輸出再開の話し合いのためロシアのプーチン大統領と会談したが進展なし

  • 中国の習近平国家主席はG20サミットに参加しない模様

  • G20財務相・中央銀行総裁会議では共同声明が再度見送られ、G20の役割が問われている

  • プーチン大統領は、自国の農産物輸出に障害がある限り、ウクライナ産穀物輸出合意を再開しない方針

  • 中国のファーウェイは新型スマートフォン「Mate 60 Pro」で中芯国際集成電路製造が生産した7ナノメートル製品を使用

  • 「Mate 60 Pro」はiPhoneと同等の通信速度が確認され、アップルは3ナノメートル製造方式の新しいiPhoneを近く発表予定

  • ラガルドECB総裁は金利に関する言及を避け、センテノ総裁とナーゲル総裁からは金利に関する異なる意見が示された

  • JPモルガン・チェースのストラテジストは米国の株市場に対する強い自信に懸念を示す

  • アジア太平洋石油会議(APPEC)では、中国経済に対する悲観的な見方は誤解であるとの声が多く聞かれた

  • ベテラン石油コンサルタントのゲーリー・ロス氏は中国のエネルギー需要について強気な見解を示した

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

トルコのエルドアン大統領は、インドで今週開催される20カ国・地域首脳会議(G20サミット)への手土産にと、ウクライナ産穀物の輸出再開に向けて、ロシアのプーチン大統領と会談しましたが、進展はありませんでした。そのG20サミットに中国の習近平国家主席は出席しないようです。7月に開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議では共同声明の採択が再び見送られており、G20の存在意義が揺らいでいます。

進展なし
プーチン大統領は自国の農産物輸出に対する障害が取り除かれない限り、黒海経由でのウクライナ産穀物輸出を可能にする合意を復活させるつもりはないと述べた。プーチン氏はエルドアン大統領とロシアのソチで3時間にわたり会談。2022年に黒海穀物輸出合意で仲介役を務めたエルドアン氏は同会談での成果として、7-10日にインドで開催されるG20サミットで提示できる新たな枠組みを望んでいた。

米制裁に対応
中国の華為技術(ファーウェイ)は最新スマートフォン「Mate 60 Pro」を動かす半導体として、中芯国際集成電路製造(SMIC)が国内生産した回路線幅7ナノメートルの先端製品を採用している。中国の台頭を抑え込む米国の対策をくぐり抜ける中国政府の取り組みに進展があったことを示唆している。テストでは「Mate 60 Pro」は最新のiPhoneと同等の通信速度に達し得ることが確認された。ただアップルは来週、3ナノメートル製造方式で生産されたiPhone新機種を発表する見通し。

言葉より雄弁
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は「行動は言葉よりも雄弁だ」と述べ、来週の会合で金利を引き上げるか据え置くかについて言及を避けた。一方、ECB政策委員会メンバーであるポルトガル中銀センテノ総裁は、金利について「行き過ぎ」のリスクがあると警告。ドイツ連銀のナーゲル総裁は、準備金の要件引き上げを支持する意向を示唆した。ECBは7月に最低限の準備金に対して支払う金利をゼロとする方針を発表し、市場の意表を突いていた。

自己満足
米国株投資家が抱く強い自信に対し、JPモルガン・チェースのストラテジストは懸念を抱いている。ミスラブ・マテイカ氏率いるチームは「センチメントに自己満足感が見られ、ボラティリティー指数は記録的な低水準に近い」と指摘。平均を上回る水準まで「ポジショニングは積み上がっている」という。同チームがまとめたリポートによれば、「FOMO(乗り遅れることへの恐怖)」は最高潮に達している。

驚くほど楽観的
石油取引業界にとって最大級の年次会合、アジア太平洋石油会議(APPEC)では、中国経済を巡る悲観論は同国エネルギー需要の正確な姿を描いていないとの指摘が出席者から相次いだ。トラフィグラの石油トレーディング部門の共同責任者、ベン・ルコック氏は「中国で起きていることには良いことも多くある」と指摘。「中国需要について言えば、不動産市場は悪い状態だが、経済の他の部分はそうではない」と述べた。ベテラン石油コンサルタントのゲーリー・ロス氏が中国需要についてさらに強気な見通しを示した。

その他の注目ニュース
ウクライナのゼレンスキー大統領、新たな国防相にウメロフ氏を指名
今夏に欧州を襲った山火事、損害額は6500億円-ギリシャが最大の打撃
10年国債入札に警戒感、政策修正懸念で需要読めず-不調連鎖のリスク

ブルームバーグ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(05日ロイター)

2023/09/05(火)06:06

・イスラエル中銀が金利据え置き、総裁任期終了の可能性に注目
・ガボン、クーデター主導の将軍が暫定大統領に就任 支持者ら喝采
・訂正(3日配信記事)-クーデター主導のガボン将軍「選挙急がず」、4日大統領就任へ
・ロンドン証取G、ブロックチェーン活用の資本調達・移転システムを検討
・中南米金融市場=レアル上昇、チリペソ下落
・欧米政府、対ロシア貿易巡りUAEに警告へ=WSJ
・米自動車労組のスト、可能性低い=バイデン氏
・北朝鮮の金総書記、ロシア訪問へ 武器提供巡り首脳会談=報道
・NY市場サマリー(4日)レーバーデーのため休信
・NY外為市場=レーバーデーのため休信
・米国株式市場=レーバーデーのため休場
・米金融・債券市場=レーバーデーのため休場
・欧州市場サマリー(4日)
・欧州外為市場=ドル下落、中国の刺激策受けリスク心理改善
・ロンドン株式市場=小幅安、中国の措置受け鉱業株高い
・ロシア無人機、NATO加盟国ルーマニアで爆発 ウクライナ主張
・欧州株式市場=横ばい、ノボノルディスクが最高値
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り上昇、先週末からの動き続く
・トルコ、穀物輸出再開に楽観的 ロシアは「西側が妨害」 首脳会談
・バイデン氏、雇用巡りトランプ氏批判 激戦州ペンシルベニアで演説
・BUZZ-南アランドは軟調、今週は第2四半期GDPと経常収支に注目
・ロシア、北朝鮮との合同軍事演習を検討─ショイグ国防相=報道
・イラン濃縮ウラン貯蔵量が増加、協議進展なし=IAEA報告書
・緩和出口には2%のインフレ目標達成が必要=片岡元日銀審議委員
・混乱時はインフレ期待の維持が重要=ECB総裁
・中国副首相、低価格住宅の供給確保を呼びかけ 厳格な管理など

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(05日ロイター)

2023/09/05(火)06:30

●北朝鮮の金総書記、ロシア訪問へ 武器提供巡り首脳会談=報道
4日 ロイター - - 米紙ニューヨーク・タイムズは4日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が9月にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談すると報じた。武器提供の可能性を巡る協議を行うという。

●トルコ、穀物輸出再開に楽観的 ロシアは「西側が妨害」 首脳会談
モスクワ 4日 ロイター - - ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が4日、ロシアのリゾート地ソチで首脳会談を行った。会談後、エルドアン氏は、黒海を通じたウクライナ産穀物輸出合意は近く再開可能だとの見方を示した。

●ロシア無人機、NATO加盟国ルーマニアで爆発 ウクライナ主張
キーウ/ブカレスト 4日 ロイター - - ウクライナは4日、ロシア軍がウクライナ南部オデーサ(オデッサ)州のドナウ川沿いのイズマイル港をドローン(無人機)で攻撃した際、ロシアのドローンが北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるルーマニアの領土に落下し爆発したと発表した。一方、ルーマニアは自国領土は攻撃されていないとした。

●バイデン氏、雇用巡りトランプ氏批判 激戦州ペンシルベニアで演説
フィラデルフィア 4日 ロイター - - バイデン米大統領はレーバーデーの祝日となる4日、来年の大統領選挙に向けて重点州での支持強化を図るため、激戦地ペンシルベニア州で労働組合向けに演説を行った。

●イラン濃縮ウラン貯蔵量が増加、協議進展なし=IAEA報告書
ウィーン 4日 ロイター - - イランにおける、濃縮度が兵器級に近い60%の濃縮ウランの貯蔵量が増え続けていることが分かった。ロイターが4日、国際原子力機関(IAEA)の報告書を入手した。また未申告の施設におけるウラン濃縮に関する説明などを巡るイランとの協議は進展していないという。

●緩和出口には2%のインフレ目標達成が必要=片岡元日銀審議委員
ムンバイ 4日 ロイター - - 元日銀審議委員の片岡剛士氏は4日、日銀は2%のインフレ目標が持続的に達成されて初めて緩和的金融政策から脱却できるとの見通しを示した。ロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラムでの発言。

●混乱時はインフレ期待の維持が重要=ECB総裁
フランクフルト 4日 ロイター - - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は4日、労働・エネルギー市場の変化や地政学的な混乱が物価の変動を引き起こす中、中央銀行はインフレ期待を目標に固定させる必要があると述べた。

●ガボン、クーデター主導の将軍が暫定大統領に就任 支持者ら喝采
リーブルビル 4日 ロイター - - アフリカ中部ガボンでクーデターを主導し、権力を掌握したブリス・オリギ・ヌゲマ将軍が4日、暫定大統領に就任した。首都リーブルビル市内で開催された式典で、歓喜に沸く支持者らから喝采を浴びた。

ロイター

―――【米国市況】―――

◆NY株式市場クローズ(04日)

2023/09/05(火)06:10

レーバーデーのため休場


◆NY市場サマリー(04日ロイター)=レーバーデーのため休場


◆04日の米国市場ダイジェスト=レーバーデーのため休場


―――【日中取引OPEN前まとめ】―――

◆日経225先物テクニカルポイント(05日夜間取引終了時点)

2023/09/05(火)07:10

●本文ここから--------------------------

 5日ナイトセッションの日経225先物は前日清算値比70円安の3万2910円で取引を終えた。夜間取引終了時点のテクニカルポイントは以下の通り。

33620.36円  ボリンジャーバンド3σ
33160.90円  ボリンジャーバンド2σ
32939.18円  4日日経平均株価現物終値
32910.00円  5日夜間取引終値
32740.00円  一目均衡表・先行スパン1(雲上限)
32701.45円  ボリンジャーバンド1σ
32696.00円  5日移動平均
32365.33円  75日移動平均
32350.00円  一目均衡表・基準線
32315.00円  一目均衡表・転換線
32242.00円  25日移動平均
31995.00円  一目均衡表・先行スパン2(雲下限)
31782.55円  ボリンジャーバンド-1σ
31323.10円  ボリンジャーバンド2σ
30863.64円  ボリンジャーバンド3σ
29439.00円  200日移動平均

株探ニュース

◆日経225先物(寄り前コメント)=全般こう着も、ヘッジ対応の動きが指数を押し上げる

2023/09/05(火)07:57

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 4日の米国市場はレイバー・デーのため休場、欧州市場は英FTSE100と独DAXが小幅に下落

  • シカゴ日経平均先物は大阪比75円安の3万2905円、日経225先物は節目の3万3000円を回復後、3万2910円で取引終了

  • 欧州市場の小動きを受け、米国市場再開を待機、日中の取引は米株先物に注目、ナイトセッションでは3万2875円から3万3000円の範囲予想

  • 日経225先物・TOPIX先物の主な動きは限月交代のロールオーバー、積極的なポジションは限定的、ヘッジ対応の動きが指数を押し上げる可能性

  • VIX指数は13.82に上昇、前日までの6営業日続落からの反発と見られる

  • NT倍率は13.87倍に低下、バリュー株物色強化の中でNTショートが優勢、バリュー株主導の取引が継続予想

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 32910 -70 (-0.21%)
TOPIX先物 2371.5 -5.5 (-0.23%)
シカゴ日経平均先物 32905 -75 (時間外)
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 4日の米国市場は、レイバー・デーの祝日で休場。欧州市場は、英FTSE100が0.15%安、独DAXが0.09%安と小幅な下げとなった。米国市場が休場で手掛かり材料に欠けるなか、小動きで推移した。

 シカゴ日経平均先物(9月限)清算値は、大阪比75円安の3万2905円(時間外)だった。日経225先物(9月限)は日中比30円高の3万3010円で始まり、節目の3万3000円を回復。3万3090円まで買われた後は薄商いのなかでショート優勢となり、中盤にかけて3万2880円まで売られた。終盤にかけては3万2900円から3万2940円辺りの狭いレンジで推移するなか、3万2910円でナイトセッションの取引を終えた。

 欧州市場も小動きだったことから、祝日明けの米国市場の動向を待つことになりそうだ。そのため、日中はグローベックスの米株先物にらみの展開になりやすく、こう着感が強まろう。ナイトセッションでは小動きながらもオプション権利行使価格の3万2875円での底堅さが見られており、3万2875円から3万3000円辺りでの推移を想定。3万3000円近辺での推移が継続する局面では、ボリンジャーバンドの+2σが位置する3万3160円辺りがターゲットになろう。

 また、昨日の手口を見ると、日経225先物・TOPIX先物いずれも限月交代に伴うロールオーバーが中心だった。週末に控えている9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に向けては、ロールオーバーが中心になるため、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られると考えられる。そのため、トレンドが強まる展開は考えにくいものの、足もとでレンジを切り上げてきていることから、ヘッジ対応の動きが指数を押し上げてくるだろう。3万3000円を固めてくる動きとなるようだと、ヘッジに伴う買いの動きが強まることになりそうであり、方向性としては8月1日に付けた3万3470円が意識される。

 VIX指数は13.82に上昇した。前日まで6営業日続落で一時13.02まで低下していたこともあり、自律反発の範囲内だろう。利食いに向かわせる一因になりやすいものの、リスク回避姿勢を強めることにはつながらないとみておきたい。

 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で13.87倍に低下した。バリュー株物色が強まったことでTOPIXが連日でバブル崩壊後の戻り高値を更新するなか、NTショートが優勢となった。祝日明けの米国市場待ちとなるなか、本日もバリュー株主導となる可能性は高そうだが、相対的に日経平均型の出遅れ感が意識されてくる可能性がある。

株探ニュース

―――日経225先物08:45~15:15取引中―――

―――日本株09:00~15:00取引中―――


―――【日本市場】―――

◆日経225先物日中取引クロージング:05日清算値=10円安、3万2970円

2023/09/05(火)15:17

 5日15時15分、大阪取引所の日経225先物期近2023年9月限は前日清算値比10円安の3万2970円で取引を終えた。出来高は2万9061枚だった。この日の日経平均株価の現物終値3万3036.76円に対しては66.76円安。

株探ニュース

◆東京株式市場クローズ(05日)

2023/09/05(火)



◆日本株市況相場概況=日経平均は7日続伸、円安支援で高値警戒感こなし33000円回復(05日フィスコ)

2023/09/05(火)15:27

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経平均は7日続伸、前日比97.58円高の33036.76円で終了

  • 4日の米国株式市場はレーバーデー祝日で休場、欧州株はマイナス展開

  • 一時33000円を超えるも短期的な過熱感から利益確定売りが出る

  • 中国・香港株の下落後、為替の円安進行で日経平均が再び上昇

  • 東証プライム市場の売買高は13億4779万株、売買代金は3兆4891億円

  • セクターでは精密機器、不動産、鉱業が上昇、鉄鋼、金属製品、医薬品が下落

  • 値上がり銘柄は59%、値下がり銘柄は36%

  • 日経平均採用のニトリHD、レーザーテック、メルカリが一時大きく上昇

  • 信越化学とOKIがパワー半導体の新技術を開発、OKIはストップ高

  • SMC、安川電機、三井不動産、三菱地所などが高い、F&LC、東映も上昇

  • アドバンテスト、ルネサスなどの半導体関連やソシオネクスト、SUBARU、デンソーが軟調

  • 公募増資の可能性のJFEHDや日本製鉄が下落、国内証券のレーティング格下げの銘柄も下落

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

日経平均は7日続伸。4日の米株式市場はレーバーデーの祝日に伴い休場。欧州株式市場ではドイツDAXが-0.09%、英FTSE100が-0.15%、仏CAC40が-0.23%と全体的に冴えない展開。前日までに6日続伸していた日経平均は2.23円高と続伸スタート。取引開始直後には一時1カ月ぶりに33000円を回復したが、短期的な過熱感から失速すると、次第に利益確定売りが優勢となり、32784.32円(154.86円安)まで下落する場面があった。その後は手掛かり材料難のなかしばらく一進一退。前日大きく上昇した中国・香港株は下落していたが、後場に入ると、為替の円安進行を追い風に日経平均は終盤にかけて水準を切り上げる展開となり、大引けにかけて再び33000円を回復、この日の高値で取引を終えた。

 大引けの日経平均は前日比97.58円高の33036.76円となった。東証プライム市場の売買高は13億4779万株、売買代金は3兆4891億円だった。セクターでは精密機器、不動産、鉱業が上昇率上位に並んだ一方、鉄鋼、金属製品、医薬品が下落率上位に並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の59%、対して値下がり銘柄は36%だった。

 個別では、日経平均に採用されたニトリHD<9843>が大幅高となり、レーザーテック<6920>、メルカリ<4385>も日経平均採用が好感される形で一時大きく上昇したがその後失速。信越化学<4063>はOKI<6703>と共同で窒化ガリウム(GaN)を使ったパワー半導体の素材を低コストでつくる技術を開発したと報じられ、塩化ビニール樹脂のアジア向け輸出価格が上昇したとの報道も相まって上昇。OKIは急伸しストップ高まで買われた。ほか、SMC<6273>、安川電機<6506>、ニデック<6594>、太陽誘電<6976>などの一部のハイテク、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、住友不動産<8830>の不動産が揃って高い。F&LC<3563>、東映<9605>は国内証券のレーティング格上げで大幅高となった。東証スタンダードでは配当計画を上方修正したトスネット<4754>が急騰した。

 一方、アドバンテスト<6857>やルネサス<6723>、芝浦メカ<6590>、SUMCO<3436>など半導体株関連が下落。日経平均銘柄として採用に至らなかった失望感からソシオネクスト<6526>は大幅安。前日大きく上昇したSUBARU<7270>、デンソー<6902>などの自動車関連や、りそなHD<8308>、みずほFG<8411>の銀行の一角が軟調。公募増資の可能性が報じられたJFEHD<5411>が大幅に下落し、日本製鉄<5401>なども連れ安。ほか、国内証券のレーティング格下げが嫌気されたイーレックス<9517>、NOK<7240>、太平洋セメ<5233>が下落した。

フィスコ

◆日経平均大引け【↑】=7日続伸、先物主導で3万3000円台を回復 (9月5日)

2023/09/05(火)18:25

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経平均は7日続伸、フシ目の3万3000円台回復

  • 前日の米株市場休場で手掛かり材料難も買い続く

  • 後場終盤に先物主導の買い、この日の高値で着地

  • TOPIXは日経平均に先駆けて33年ぶり高値圏走る

  • アジア株冴えず、米株先物軟調も円安が追い風に

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

日経平均株価
始値  32941.41
高値  33036.76(15:00)
安値  32784.32(10:09)
大引け 33036.76(前日比 +97.58 、 +0.30% )

売買高  13億4779万株 (東証プライム概算)
売買代金  3兆4891億円 (東証プライム概算)

-----------------------------------------------------------------

■本日のポイント

 1.日経平均は7日続伸、フシ目の3万3000円台回復
 2.前日の米株市場休場で手掛かり材料難も買い続く
 3.後場終盤に先物主導の買い、この日の高値で着地
 4.TOPIXは日経平均に先駆けて33年ぶり高値圏走る
 5.アジア株冴えず、米株先物軟調も円安が追い風に

■東京市場概況

 前日の米国市場は、レーバーデーの祝日で休場。

 東京市場では、前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難のなかも日経平均株価は根強い買いが続いた。後場終盤には先物主導で買いが入り、この日の高値で引けた。

 5日の東京市場は、、朝方は模様眺めムードのなか、方向感がつかめず売り買い交錯で始まった。寄り後は目先利益を確定する動きが優勢で、日経平均は下値を探る動きとなったが、売り一巡後は押し目買いで下げ渋る展開に。前日の米国株市場はレーバーデーの祝日で休場だったことから買い手掛かりに事欠いたが、徐々に強気が優勢の地合いとなり、後場は上昇に転じた。日経平均は7連騰となり終値で8月1日以来となる3万3000円台を回復した。なお、TOPIXの方は33年ぶり高値圏を快走中。アジア株は中国や香港株が安くなるなど高安まちまちの展開となり、米株価指数先物も軟調だったが、外国為替市場で円安が進行したことを背景に市場のセンチメントが改善した。

 個別では、川崎汽船<9107>が大商いで上昇、東京エレクトロン<8035>もしっかり。ニトリホールディングス<9843>が高く、キーエンス<6861>も堅調。HOYA<7741>が値を上げ、FOOD & LIFE COMPANIES<3563>も上昇した。沖電気工業<6703>がストップ高人気となり、星光PMC<4963>も値幅制限いっぱいに買われた。アーレスティ<5852>も商いを膨らませ急騰。三井E&S<7003>なども物色人気を集めた。
 半面、3000億円を超える断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>は後半売り物に押されマイナス圏に。JFEホールディングス<5411>、ソシオネクスト<6526>の下げが目立つほか、サワイグループホールディングス<4887>も大幅安。アドバンテスト<6857>が軟調、リクルートホールディングス<6098>も売りが優勢だった。イーレックス<9517>、JVCケンウッド<6632>なども下落した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、信越化 <4063>、TDK <6762>、HOYA <7741>、太陽誘電 <6976>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約58円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、第一三共 <4568>、リクルート <6098>、セコム <9735>、大塚HD <4578>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約29円。うち16円はアドテスト1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)不動産業、(3)鉱業、(4)海運業、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)金属製品、(3)医薬品、(4)情報・通信業、(5)ガラス土石製品。

■個別材料株

△クオンタムS <2338> [東証S]
 シンガポール企業と販売代理店契約結び新事業開始。
△F&LC <3563> [東証P]
 8月既存店売上高が2ヵ月連続前年上回る。
△エネチェンジ <4169> [東証G]
 ENEOS向けEV充電アプリの開発・提供。
△サイバーセキ <4493> [東証G]
 「AWSパートナーパス」ソフトウェアパス部門で最上位に昇格。
△トスネット <4754> [東証S]
 23年9月期配当予想を増額修正。
△北川鉄 <6317> [東証P]
 自動車周辺の低PBR株で投資資金が攻勢で大幅高。
△OKI <6703> [東証P]
 「信越化と共同でGaNパワー半導体素材を低コストでつくる技術を開発」との報道。
△セルシード <7776> [東証G]
 同種軟骨細胞シートの第3相試験開始に期待膨らむ。
△東映 <9605> [東証P]
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券による格上げが手掛かり。
△ニトリHD <9843> [東証P]
 日経平均株価に新規採用。

▼JFE <5411> [東証P]
 公募増資とCBで2000億円調達と伝わる。
▼ソシオネクス <6526> [東証P]
 日経平均新規採用ならずに失望売り先行。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)OKI <6703>、(2)星光PMC <4963>、(3)東京綱 <5981>、(4)アーレスティ <5852>、(5)東映 <9605>、(6)リズム <7769>、(7)サーバワクス <4434>、(8)ファインデ <3649>、(9)メドピア <6095>、(10)JMDC <4483>。
 値下がり率上位10傑は(1)JFE <5411>、(2)ソシオネクス <6526>、(3)サワイGHD <4887>、(4)泉州電 <9824>、(5)イーレックス <9517>、(6)明治電機工業 <3388>、(7)筑波銀 <8338>、(8)Uアローズ <7606>、(9)青山商 <8219>、(10)ビーウィズ <9216>。

【大引け】

 日経平均は前日比97.58円(0.30%)高の3万3036.76円。TOPIXは前日比4.12(0.17%)高の2377.85。出来高は概算で13億4779万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1076、値下がり銘柄数は671となった。東証マザーズ指数は768.79ポイント(10.70ポイント高)。

株探ニュース

◆日経225先物テクニカルポイント(05日日中取引終了時点)

2023/09/05(火)16:10

●本文ここから--------------------------

 5日の日経225先物は前日清算値比10円安の3万2970円で取引を終えた。テクニカルポイントは以下の通り。

33633.63円  ボリンジャーバンド3σ
33170.55円  ボリンジャーバンド2σ
33036.76円  5日日経平均株価現物終値
32970.00円  5日先物清算値
32740.00円  一目均衡表・先行スパン1(雲上限)
32708.00円  5日移動平均
32707.48円  ボリンジャーバンド1σ
32366.13円  75日移動平均
32350.00円  一目均衡表・基準線
32315.00円  一目均衡表・転換線
32244.40円  25日移動平均
31995.00円  一目均衡表・先行スパン2(雲下限)
31781.32円  ボリンジャーバンド-1σ
31318.25円  ボリンジャーバンド2σ
30855.17円  ボリンジャーバンド3σ
29439.30円  200日移動平均

株探ニュース

◆日経225先物(引け後コメント)=ロール中心だが、3万3000円固めから8月高値を意識

2023/09/05(火)18:37

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 日経225先物(9月限)は3万2970円で終了、寄り付きは3万2950円から始まる

  • ロングが強まり、3万3000円を回復

  • 前場中盤、3万2790円まで売られるものの、ショートを仕掛ける動きは限定的

  • 後場は3万2875円以上で、一時3万3020円まで上昇

  • 9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)前、市場は膠着状態

  • 日本経済新聞社が日経平均株価の銘柄入れ替えを発表

  • 日経225先物、ナイトセッションで売りが先行、3万2875円まで下落

  • 米長期金利上昇と円相場1ドル=147円の動きでショート優勢

  • 米国市場の落ち着き次第で、3万3000円から3万3470円のトレンド形成が期待

  • NT倍率は13.88倍、後場で13.91倍まで上昇

  • 日経225先物・TOPIX先物は限月交代のロールオーバーが中心、12月限で取引中

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

大阪9月限
日経225先物 32970 -10 (-0.03%)
TOPIX先物 2375.0 -2.0 (-0.08%)

 日経225先物(9月限)は前日比10円安の3万2970円で取引を終了。寄り付きは3万2950円と、シカゴ日経平均先物清算値(時間外:3万2905円)にサヤ寄せする格好から、小幅に売りが先行して始まった。その後はロングが強まり、現物の寄り付き時には3万3000円を回復。目先的な達成感が意識されやすいなか、前場中盤にかけてショートが入り、3万2790円まで売られる場面が見られた。しかし、ボリンジャーバンドの+1σを上回って底堅さが意識されるなか、積極的にショートを仕掛けてくる動きは限られた。限月交代に伴うロールオーバーが中心ではあるが、後場はオプション権利行使価格の3万2875円を上回って推移するなか、終盤にかけてのリバウンドにより、一時3万3020円まで買われた。

 週末に9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えて、全体としては膠着感の強い相場展開ではあった。そのなかで、前場中盤にかけての調整以降は下値を切り上げる値動きのなか、若干ながらショートカバーを交えての上昇となったようだ。

 日本経済新聞社は4日、日経平均株価の定期入れ替えを発表。メルカリ <4385> [東証P]、レーザーテック <6920> [東証P]、ニトリホールディングス <9843> [東証P]の3銘柄を新規に採用し、日本板硝子 <5202> [東証P]、三井E&S <7003> [東証P]、松井証券 <8628> [東証P]の3社を除外した。実際の入れ替えは9月29日の終値ベースとなるが、新採用銘柄の換算係数調整株価が大きいため、組み入れるために既存の採用銘柄にもリバランスに伴う換金売りが見込まれる。その辺りの思惑なども短期的なショートに向かわせた面があったとみられる。

 日経225先物はナイトセッションで売りが先行しており、権利行使価格の3万2875円辺りまで下げている。グローベックスの米株先物がマイナス圏で推移しているほか、米長期金利の上昇が警戒されるなか、円相場が1ドル=147円に乗せる場面も見られたことで、ややショート優勢で推移している。祝日明けの米国市場の影響を受けやすいだろうが、ボリンジャーバンドの+1σが位置する3万2640円辺りを割り込まなければ、押し目狙いのロングでの対応になりそうだ。

 また、米国市場が落ち着いた値動きとなれば、日経225先物は現在のトレンドにより、3万3000円固めから8月1日に付けた高値3万3470円をターゲットとしたトレンド形成が意識されよう。なお、NT倍率は先物中心限月で13.88倍だった。朝方に13.85倍に低下したが、後場は東京エレクトロン <8035> [東証P]、信越化学工業 <4063> [東証P]などが日経平均株価を牽引するなか、13.91倍まで切り返す場面も見られた。日経平均株価の相対的な出遅れ感が意識されるなか、NTショートを巻き戻すタイミングを見極めたいところである。

 手口面では、日経225先物はモルガンMUFG証券が5466枚、HSBC証券が5104枚、ゴールドマン証券が2849枚、みずほ証券が2713枚、ソシエテジェネラル証券が2412枚の買い越しに対して、BNPパリバ証券が7504枚、野村証券が3409枚、大和証券が3109枚、ビーオブエー証券が2049枚、SMBC日興証券が1330枚の売り越しだった。

 TOPIX先物は、みずほ証券が3万8448枚、野村証券が1万0737枚、三菱UFJ証券が8331枚、HSBC証券が7543枚、大和証券が5865枚の買い越しに対して、ゴールドマン証券が3万1283枚、モルガンMUFG証券が1万1474枚、ビーオブエー証券が7642枚、ソシエテジェネラル証券が7157枚、バークレイズ証券が6651枚の売り越しだった。

 なお、日経225先物・TOPIX先物はいずれも限月交代に伴うロールオーバーの商いが中心であり、12月限で反対売買を行っている。

株探ニュース

―――【NEWS】―――

◆海外ヘッドライン一覧(05日ロイター)

2023/09/05(火)20:29

・香港商業ビルを積極的に処分、資産運用会社 金利上昇受け
・ドイツ予算案、財政正常化の第一歩=財務相
・タイ中銀、23年成長・物価予想下方修正へ 輸出と観光支出が不振
・スイス銀行全体のバランスシート縮小、クレディS主因か=報告書
・鴻海、8月売上高は前年比8%減 アップル発表控え見通し改善

・ユーロ圏PMI、8月総合・サービスとも下方改定 縮小深刻に
・独サービスPMI、8月改定47.3 今年初の50割れ
・英サービスPMI、8月改定49.5 1月以来の50割れ
・仏サービスPMI、8月は46.0に下方改定 新規受注減少
・イタリア8月サービスPMIは49.8、今年初の50割れ
・ユーロ圏PPI、7月は7カ月連続の下落

・EXCLUSIVE-中国、新たな半導体ファンド設立へ 400億ドル規模=関係筋
・クラスター爆弾、ウクライナ戦争で使用急増 死傷者8倍に
・ロシア、南コーカサス安定に関与継続 アルメニア首相に反論
・香港最高裁、同性婚は認めず カップル向け代替法的枠組みを要請
・ウクライナの反転攻勢、全ての戦線で失敗=ロシア国防相

・〔BREAKINGVIEWS〕中ロと高まる緊張、見直されるG7 課題は途上国支援の本気度
・〔BREAKINGVIEWS〕英アームIPO、エヌビディア参加で二重の追い風か
・〔アングル〕ファストファッションの「最終処分場化」に抵抗するガーナ
・〔アングル〕デジタル福祉導入のセルビア、締め出される最貧困層
・〔アングル〕デジタル福祉導入のセルビア、締め出される最貧困層
・〔ロイター調査〕マレーシア中銀、7日は政策金利据え置きの見通し
・〔情報BOX〕中国の株式市場てこ入れ策
・〔GRAPHIC〕先進国と新興国の主要中銀、8月は金融引き締め一休み

・ユーロ圏消費者インフレ期待が上昇、経済縮小も予想=ECB調査
・ルノーのEV新会社、評価額100億ユーロも─CEO=英紙
・中国碧桂園、期限目前でドル建て債利払い 元建て債は償還延長提案
・インフレ鈍化、歓迎するが継続が必要=レーンECB専務理事
・スーチー氏が病気治療中、外部の診察求めるも軍政が拒否=関係筋

・タイCPI、8月は前年比+0.88% 中銀目標4カ月連続下回る
・米景気後退、1年以内に起きる確率15%に下げ=ゴールドマン
・インド8月サービスPMI、60.1に小幅低下 輸出は過去最高
・BUZZ-南アランド下落、大規模停電を嫌気 GDP統計に注目

・豪中銀、政策金利を3カ月連続据え置き 利上げ終了観測
・豪中銀の声明全文
・〔情報BOX〕豪中銀の政策金利の推移(1990年以降)

・中国碧桂園、元建て債務の返済3年延長提案=関係筋
・インフレ鈍化、歓迎するが継続が必要=レーンECB専務理事
・ロシア軍の戦闘にキューバ人強制参加、人身売買網を摘発
・中国ファーウェイ、サウジにクラウドデータセンター開設

・韓国外貨準備、8月は9カ月ぶり低水準 市場介入で
・フォード、電動「エクスプローラー」の独生産開始を半年延期
・独エンジニアリング受注、7月は前年比-11% 4カ月連続で2桁減
・ヘッジファンドが米地銀株の空売り解消=ゴールドマン
・南太平洋バヌアツ、新首相が豪との安保協定見直しへ=ABC
・印ペイティーエムCEO、持ち分のさらなる引き上げに前向き
・G20石炭火力発電、1人当たりCO2排出量が15年比7%増=調査
・カンボジア新首相、国際会議で演説 50年までの高所得国入り目指す
・自動車業界、サステナビリティー推進の優先順位が低下=調査

・タイCPI、8月は前年比+0.88% 中銀目標4カ月連続下回る
・マレーシア、ミャンマー軍事政権への強力措置をASEANに要請
・中国外相、一帯一路巡るイタリアとの協力は「有意義」
・モスクワ狙った無人機3機撃墜=ロシア国防省
・タイの23年成長率とインフレ率、従来予想下回る見通し=中銀総裁
・ウクライナ政府、東部と南部で反攻順調と発表 大統領も前線視察
・第2四半期の豪経済、観光・留学やインフラ投資が支援
・中国碧桂園、ドル債利息送金 きょう猶予期限=関係筋
・韓国大統領、対北朝鮮対応でASEANに協調呼びかけへ
・G7原油価格上限、ロシアの歳入抑制になお効果的=米財務省高官
・JPモルガン、トルコ金利・インフレ予想引き上げ CPI受け
・財新の中国サービス部門PMI、8月は昨年12月以来の低水準 需要低迷で

・シェブロン、豪LNG施設で2週間の全面スト計画 14日から
・アフリカ温暖化、世界の他地域より急速 紛争リスクに=国連報告
・フィリピンCPI、8月は前年比+5.3% 食品や輸送費上昇
・中国碧桂園に再び債務リスク、ドル建て債利払い猶予期間5日に終了
・財新の中国サービス部門PMI、8月は51.8 昨年12月以来の低水準
・VWの株価低迷、創業家の議決権支配が原因ではない=ポルシェ氏
・ASMLのCEO、欧州での産官学の連携強化を呼びかけ
・BUZZ-ドル/円テクニカル分析:146円半ば、下方にオプション
・原油先物はまちまち、中国刺激策による下支え効果薄れる
・独アウディ、来年はEV攻勢で販売台数大幅増見込む=幹部
・米大統領夫人がコロナ陽性、軽い症状 バイデン氏は陰性

・トルコ、穀物輸出再開に楽観的 ロシアは「西側が妨害」 首脳会談
・W・アレン監督最新作、ベネチア映画祭で上映 疑惑巡り抗議も
・ブラジル議会、企業の説明責任強化策を提案 不正発覚受け
・スーダンからの避難民、年内に180万人超 国連が上方修正
・英政府、11月開催AI安全サミットの目標設定 リスクに焦点
・韓国8月CPI、前年比3.4%上昇に再加速 予想上回る
・上海とサウジの証券取引所、将来の協力へ覚書を締結
・8月の英個人消費、前年比+2.8%に鈍化=バークレイズ
・EXCLUSIVE-バークレイズ、英決済部門の株式売却を検討=関係者

・金総書記とプーチン氏が会談計画、武器提供巡りロシアで=米紙
・パキスタンにサウジが2─5年で最大250億ドル投資へ
・バイデン氏、雇用巡りトランプ氏批判 激戦州ペンシルベニアで演説
・スペイン中部で大規模洪水、3人死亡 記録的降雨で
・南太平洋バヌアツ、親欧米派の首相失職 キルマン氏返り咲き
・トルコ保護預金口座から流出の資金、大半が外貨に回帰
・アフリカの炭素クレジット発行に数億ドル拠出へ、気候サミット
・独VW、印マヒンドラとの「協議前進」 EVプラットフォーム利用巡り
・韓国GDP、第2四半期は前期比0.6%増 速報値と変わらず
・ノボノルディスク、英で肥満症薬「ウゴービ」発売 供給問題も

・G20サミット、ウクライナ巡る対立先鋭化で首脳宣言採択困難か
・香港上場のロクシタン、非公開化案を大株主が白紙に
・サウジ、イタリア政府新設のファンドへの投資検討
・ロシアのスロビキン将軍の新たな写真か、ワグネル反乱後で初
・シンガポール中銀、次期長官にチア氏指名 来年初めにメノン氏と交代へ
・ファーウェイ新型スマホ、中国製の先端半導体搭載=調査会社
・独メルセデス、2030年までに欧州全新車EV化は見通せず=CEO
・EV競争巡り中国が存在感、独自動車ショーで欧州勢が懸念
・「植物性ステーキ」は禁止、肉製品想起する名称規制へ フランス

ロイター

▶[NEWS]10年国債入札に警戒感、政策修正懸念で需要読めず-不調連鎖のリスク(05日ブルームバーグ)

2023/09/05(火)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 10年国債入札に対する警戒感が強まっている

  • 投資家の需要が集まらず不調な入札が続いている

  • みずほ証券の大森翔央輝氏は8月の20年債、2年債入札の弱さを指摘

  • 日銀は7月にイールドカーブ・コントロールの運用を柔軟化

  • 8月17日の20年国債入札でテールが36年ぶりの水準に

  • 10年国債利回りは4日に0.64%で取引

  • 岡三証券の長谷川直也氏は10年債入札の水準感に慎重な姿勢を示唆

  • 日銀の金融政策正常化が避けられないとの見方

  • 三井住友信託銀行の瀬良礼子氏は高い金利水準を要求するリスクに警戒

  • 新発10年国債の流通利回りが0.7%台に上昇すれば、高クーポン債の可能性

  • 市場の需要が発行予定額に届かなくても国債入札は成立する制度あり

  • 長期金利は9年7カ月ぶりの高水準0.675%まで上昇

  • 米欧やオーストラリアの債券を保有する日本投資家の円債回帰の可能性

  • 欧州中央銀行は日本の低金利からの転換に関するリスクを警告

  • 長期金利上昇で国債の元利払いリスクが浮上

  • 財務省は24年度予算で10年国債の利払い費の積算金利を1.5%とする方針

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 債券市場で5日に行われる10年国債入札に対する警戒感が出ている。日本銀行による政策修正への懸念がくすぶる中、投資家の需要が集まらない不調な入札が続いており、今回も入札後に幅広い年限で国債利回りが上昇するリスクが高い。
 みずほ証券の大森翔央輝チーフデスクストラテジストは、8月に実施された20年債、2年債入札が弱かったことを受けて、投資家は国債入札に不穏なムードを感じていると指摘。「9月の入札がこなされるまで投資家は楽観的になることはできないのではないか」と述べた。
 日銀が7月にイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の運用を柔軟化したことで、債券相場のボラティリティー(変動率)が上昇。さらなる政策修正に対する警戒から投資家は国債購入に慎重だ。
 8月17日の20年国債入札は、大きいほど低調とされるテール(平均と最低落札価格の差)が36年ぶりの水準に拡大するなど歴史的な不調となった。29日の2年国債入札も通常なら波乱を伴いにくい年限でありながら、応札倍率が13年ぶりの低水準となり、国債入札が金利上昇リスクになっている。
 10年国債利回りは4日、0.64%で取引されており、入札は表面利率0.4%の371回債の追加発行となる見通し。岡三証券の長谷川直也債券シニアストラテジストは、10年債入札は20年債より取り組みやすさがあるものの、水準感で国債投資を行うような環境ではないと指摘。「0.6%台で十分な水準かというと、なかなか難しいとみる向きが多い印象だ」と話した。
 いずれは日銀による金融政策正常化が避けられないとの見方であれば、投資家が現時点で国債を買う必要はなく、入札での応札姿勢にも影響を及ぼし得る。三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは「高い金利水準を要求してくるということでテールが拡大するリスクに対する警戒心は出てくる」とみている。
 入札に対する警戒感から売りが急増して新発10年国債の流通利回りが0.7%台へ上昇すると、表面利率が0.7%に引き上げられ、2013年10月以来の高クーポン債となる可能性が出てくる。岡三証の長谷川氏は「新回号となり、投資家も関心を持ってくれるだろうが、今の状況ではそのような展開は見込みにくい」と話した。
 万一市場の需要が発行予定額に届かなかった場合でも国債入札は成立する。20社の国債市場特別参加者(プライマリーディーラー)に均等に応札する義務が生じるためだ。

金利上昇によるリスク

 長期金利は先月、9年7カ月ぶり高水準の0.675%まで上昇した。国内金利の上昇は米欧やオーストラリアの債券を保有する日本の投資家の円債回帰を促す可能性があり、世界の投資家の注目を集めている。欧州中央銀行(ECB)は5月、日本の低金利からの転換は世界の債券市場の回復力を試す可能性があるとし、日銀の政策変更がもたらすリスクを警告した。
 長期金利の上昇により国債の元利払いに充てる国債費が膨らむリスクも浮上している。財務省は24年度予算の概算要求で、10年国債の利払い費の前提となる積算金利を1.5%と23年度予算から0.4ポイント引き上げる方針だ。  

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2年債入札低調、応札倍率13年ぶり低水準-プラス金利でも需要乏しい
ECBが警告する日銀政策変更からのリスク、欧州では既に顕在化

ブルームバーグ
出典:ブルームバーグ
出典:ブルームバーグ、財務省

▶[NEWS]CVC、インフラ投資のDIFキャピタル買収に近づく-関係者(05日ブルームバーグ)

2023/09/05(火)07:12

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 欧州のPE投資会社CVCキャピタル・パートナーズが、インフラ投資のDIFキャピタル・パートナーズの買収に接近

  • CVCは提供サービスの拡大を目指して上場の可能性を検討

  • 5日に合意の発表があるかもしれない

  • DIFの運用資産は約160億ユーロ(約2兆5300億円)

  • DIFとの協議は進行中で合意に至るかは未確定

  • CVCの広報担当はコメントせず、DIFへの問い合わせには返答なし

  • CVCは約1400億ユーロを運用し、IPOに向けて事業の多角化を進めている

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 欧州のプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社CVCキャピタル・パートナーズは、インフラ投資を手掛けるDIFキャピタル・パートナーズの買収に近づいている、と事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。CVCは上場の可能性に先駆けて、提供できるサービスの幅を広げようとしている。
 情報は非公開だとして関係者が匿名で語ったところでは、5日にも合意が発表される可能性がある。オランダに本拠を置くDIFのウェブサイトによると、同社の運用資産は約160億ユーロ(約2兆5300億円)。
 協議は続いており、DIFとの話し合いが合意につながるかは確実ではないと関係者は語った。CVCの広報担当はコメントを控えた。DIFに電子メールで問い合わせたが、すぐには返答がなかった。
 約1400億ユーロを運用するCVCは、アムステルダムでの新規株式公開(IPO)に備えて事業の多角化を図っている。

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CVCキャピタル、4兆円余り集める-世界最大級の企業買収ファンド
英CVCキャピタル、グレンダワー買収で合意-合併し新会社誕生へ

原題:
CVC Said to Near Deal for €16 Billion Infrastructure Manager DIF(抜粋)

ブルームバーグ

▶[NEWS]The 'Wizard of Wharton' says stocks are on solid ground - and house prices are shaking off mortgage pain(05日Business Insider)

2023/09/05(火)6:26 AM GMT+9

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 株式市場は堅調で、住宅市場は一時の住宅ローン金利の上昇を揺り落とし始めている

  • ジェレミー・シーゲル氏は、インフレの脅威が後退し、FRBが予想よりも積極的な金利引き上げをせずにすむため、株式市場は良好な状態にあると考えている

  • FRBが9月に金利を引き上げる可能性はほぼなく、次の2回の会議における金利引き上げも疑問だとシーゲル氏は語った

  • S&P500の利益予想は先月よりも上向き、経済が強化し、利益と生産性の見通しが良くなったことを示唆している

  • 住宅市場では、シーゲル氏が指摘したとおり、今年の物件価格が逆境にもかかわらず上昇し続けているため、投資家は株と住宅をインフレ防御として見る傾向がある

  • 一方で、投資家はリスク防御や実質的なリターンを提供し損ねた債券への罰則を実行している

  • 労働市場の動向から見ても、失業が増加した最新の雇用報告が市場にとって良好なニュースである

  • 柔軟な労働市場は、賃金上昇が物価上昇を引き起こす可能性があるため、米国のインフレにおける主要な原動力である

  • 最近のJOLTSデータでは、労働者への需要が冷え込んでいることを示している

  • 労働市場の軟調な兆候は、FRBが最低でも12月まで金利引き上げを待つ可能性を示しており、一方で景気に再びブレーキをかける可能性もある

  • 春には9.1%まで上昇したインフレがFRBによるほぼゼロの利子から今日の5%以上に引き上げる一因となった

  • 高い金利は、消費を奨励し、借り入れをより高くすることで物価の上昇を抑えることができる

  • しかし、高金利は需要を薄め、資産価格を下げ、経済をリセッションに陥らせる可能性もある

  • 以上の内容から、シーゲル氏はインフレの脅威が後退し、FRBが早急な金利引き上げをせずにすむと考え、株式市場と住宅市場は良好な状態にあると見ている

  • フェドが早急に金利を引き上げない可能性、労働市場の軟調な推移などから、投資家は株式市場の見通しを良好と考えている可能性がある

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

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・Jeremy Siegel says the US stock market is on firm ground and house prices are proving resilient.
・The "Wizard of Wharton" says investors view stocks and homes as valuable hedges against inflation.
・A softer labor market could mean the Fed doesn't hike interest rates until December at the earliest.

Jeremy Siegel says the stock market is on firm footing, and the housing market is shaking off the surge in mortgage rates for now.

"Equities can hold in here," the retired finance professor known as the "Wizard of Wharton" said on the "Behind the Markets" podcast on Friday. The benchmark S&P 500 index has gained nearly 18% this year, while the tech-heavy Nasdaq Composite has surged by 34%.

Siegel believes stocks are in good shape because the inflation threat is receding, so the Federal Reserve won't have to hike interest rates as aggressively as many feared.

"The likelihood that the Fed will raise in September is now almost nil, and in fact it puts the November increase in doubt," he said, referring to the central bank's next two meetings.

The author of "Stocks for the Long Run" also noted that forecasts for S&P 500 profits next year have climbed over the last month.

"That means a stronger economy, better profits, good view towards productivity," he said, adding that stocks would have rallied strongly on Friday if not for a jump in the yield from 10-year Treasuries.

As for the housing market, Siegel said he was surprised to see prices climb 0.7% in June, according to the Case-Shiller national home price index. Mortgage rates have soared in response to the Fed's rate hikes, making homes far less affordable, and deterring would-be sellers from listing their homes as they're loath to give up mortgages they've locked in at much lower rates. However, strong demand and insufficient supply have shored up prices this year.

Siegel, a senior economist at WisdomTree, suggested one reason why both stocks and housing have shrugged off pressures this year is that investors view them as a defense against rising prices.

"Housing and stocks are the best long-term hedges against inflation and that's what people want," Siegel said. On the other hand, investors are punishing bonds for failing to protect them against certain risks or offer attractive returns in real terms, he added.

The veteran economist also dug into why the latest jobs report, which showed unemployment ticking higher, is good news for markets.

"It's not tight as a drum anymore, there are people coming in," he said about the labor market, a key driver of US inflation as wage increases can fuel higher prices. He also highlighted the most recent JOLTS data, which showed the number of job openings fell in July, as further evidence that demand for workers is cooling.

Signs of a softening job market could lead the Fed to wait until at least December to raise rates and once again turn the screw on the economy, he said.

Inflation spiked as high as 9.1% last spring, spurring the Fed to hike interest rates from almost zero to over 5% today. Higher rates can slow price growth by encouraging saving over spending and making borrowing more expensive. But they can also temper demand, pull down asset prices, and even plunge an economy into recession.

Business Insider

▶[NEWS]【市場反応】米7月製造業受注/耐久財受注改定値、ドル買い継続(05日フィスコ)

2023/09/05(火)23:23

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 米7月製造業受注は前月比-2.1%、6月に比べて2月以降で最大のマイナス

  • 米7月の耐久財受注改定値は前月比-5.2%、予想通り修正なし

  • 下落率は2020年4月の経済封鎖直後最大

  • 航空機を除く非国防製造業出荷・資本財改定値は前月比-0.3%、7-9月期の成長が抑制される可能性があることが示唆された

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

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米7月製造業受注は前月比-2.1%と、6月+2.3%から2月来のマイナスに落ち込んだ。予想は上回った。

同時刻に発表された米7月耐久財受注改定値は前月比-5.2%と、速報値から予想通り修正はなく2月来のマイナス。下落率はパンデミックによる経済封鎖直後の2020年4月来で最大。国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防製造業出荷・資本財改定値は前月比-0.3%と速報値-0.2%から下方修正され7-9月期の成長を抑制する可能性が示唆された。

米国債相場は続落。10年債利回りは4.21%から4.26%まで上昇した。

ドル買いも一段と強まり、ドル・円は147円10銭から147円70銭まで上昇し年初来の円安・ドル高。ユーロ・ドルは1.0750ドルから1.0717ドルまで下落し、6月8日来の安値を更新した。ポンド・ドルは1.2580ドルから1.3550ドルまで下落。

【経済指標】
・米・7月製造業受注:前月比-2.1%(予想:-2.5%、6月:+2.3%)
・米・7月耐久財受注改定値:前月比-5.2%(予想:-5.2%、速報値:-5.2%)
・米・7月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.4%(予想:+0.5%、速報値:+0.5%)
・米・7月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比-0.3%(速報値:-0.2%)

フィスコ

▶[NEWS]中国が6兆円規模の基金設立へ、半導体製造の推進で-報道(05日ブルームバーグ)

2023/09/05(火)16:16 更新日時 2023年9月5日 18:27 JST

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • 中国が国内半導体製造・研究の投資基金を設立、約6兆円規模の調達を目指す

  • 政府系の中国集成電路産業投資基金が最大規模の3つ目のファンドを設立

  • 財政省から600億元の出資が検討されているが、詳細や立ち上げ時期は不明

  • 中国集成電路産業投資基金は、米技術への依存軽減と半導体自給を目指す政府の主要な取り組み

  • UBPのベイサーン・リン氏: 中国が最先端技術に追い付くのは困難で、5年遅れるだけでも大きな課題

●要約ここまで(ChatGPT併用)------

●本文ここから--------------------------

 中国は国内の半導体製造や研究に投資する基金を設立し、約3000億元(約6兆円)規模の調達を目指していると、事情に詳しい複数の関係者を引用してロイター通信が報じた。
 ロイターによると、政府系の中国集成電路産業投資基金は同基金としては3つ目となるこれまでで最大規模のファンドを設立する。この数カ月で当局から承認を得ており、財政省が600億元を拠出する可能性があるという。このプロセスは時間を要する恐れがあるほか、投資家候補や立ち上げ時期は不明だとロイターは伝えた。
 中国集成電路産業投資基金は米技術への依存を減らし、半導体の自給を目指す政府の取り組みを進める主な手段の一つとなっている。
 ユニオンバンケールプリヴェ(UBP)のマネジングディレクター、ベイサーン・リン氏は「サプライチェーンは長く、高度に集積され、専門的で絶えず向上しており、どれだけの資金を投じたとしても、アクセスが制限されている最先端の技術に中国が追い付ける可能性は極めて低い」と分析。「5年遅れにとどまるだけでも大変なことだ」と述べた。

関連記事
ファーウェイ最新スマホに国産7ナノ先端半導体-米制裁に対応

原題:
China Seeks $40 Billion to Drive Chipmaking, Reuters Says (1)(抜粋)

ブルームバーグ

▶[NEWS]タイトル(05日ブルームバーグ/ロイター/株探ニュース/ダウ・ジョーンズ/MINKABU PRESS/フィスコ)

2023/09/05(火)06:00

●要約(ChatGPT併用)---------------

  • summary

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