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2023/05/02(火)=JPモルガンがファースト・リパブリックを買収/金融不安が緩和するも金利大幅上昇などを背景にFOMC前に米株3指数は小幅安/日経平均は4営業日続伸、連日で年初来高値更新/

◆まとめ

  • JPモルガンがファースト・リパブリックを買収

  • ISM米製造業指数、6カ月連続で縮小圏

  • FOMC前の大型起債が加わり、米国債相場が大幅安(金利大幅上昇)

  • 金融不安が緩和するも金利大幅上昇などを背景にFOMC前に米株3指数は小幅安

  • 米国の連邦債務上限問題はもはや狼少年問題になってしまった感がある(私見)

  • 日経平均は4営業日続伸、連日で年初来高値更新

  • 日経225先物(6月限)は前日比30円安の2万9130円で取引終了


◆日経225先物ミニ6月限の今日の値動き(10分足チャート)

2023/05/01(月)[前営業日]16:30~2023/05/02(火)[本日]15:15

日経225先物ミニ6月限10分足2023/05/01(月)[前営業日]16:30~2023/05/02(火)[本日]15:15まで

◆日経225先物ミニ6月限(日足チャート)

2023/05/02(火)[本日]15:15までの6ヵ月分

日経225先物ミニ6月限日足2022/11/02[6ヵ月前]16:30~2023/05/02(火)[本日]15:15まで

◆2023/05/01(月)[前営業日]の経済指標結果

2023/05/01(月)[前営業日]の経済指標結果

◆2023/05/02(火)[本日]の経済イベント予定

2023/05/02(火)[本日]の経済イベント予定

▶[NEWS]JPモルガンがファースト・リパブリック買収、106億ドル支払い(ブルームバーグ)

2023/05/02(火)[本日]02:04

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • JPモルガンがファースト・リパブリック・バンクを買収

  • FDICが実施した緊急入札で落札

  • ファースト・リパブリックは米史上2番目の規模の銀行破綻

  • JPモルガンは融資債権約1730億ドルと証券300億ドル相当、預金920億ドルを引き取る

  • JPモルガンとFDICは損失と回収額を分け合う

  • ダイモンCEOは米銀行システムが極めて健全だと発言

  • JPモルガンが最もすっきりとした取得提案

  • この買収により、JPモルガンはさらに大きくなる

  • JPモルガンは買収に関して26億ドルの一時利益を計上予定

  • ファースト・リパブリックの預金920億ドルのうち300億ドルは、JPモルガンや他の大手米銀が支援していた

  • FDICとJPモルガンはローンについて損失と回収額を分け合うことで合意

  • JPモルガンは買収後もCET1比率が13.5%に沿う水準となる

  • マリアン・レーク、ジェニファー・ピープサック両共同CEOが買収後のファースト・リパブリック事業を統括

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

・融資債権1730億ドルと証券300億ドル、預金920億ドルを引き取る
・住宅および商業用ローンからの損失と回収額をFDICと分け合う

  米銀JPモルガン・チェースは公的管理下に置かれた米地銀ファースト・リパブリック・バンクを買収する。米連邦預金保険公社(FDIC)が実施した緊急入札で、JPモルガンが落札した。

  民間セクターが一時救済を図ったが、ファースト・リパブリックのバランスシートの穴を埋めることができず、顧客の預金引き揚げが続いていた。

  JPモルガンは融資債権約1730億ドル(約23兆7000億円)と証券300億ドル相当、預金920億ドルを引き取る。JPモルガンとFDICはファースト・リパブリックの一戸建て住宅向けローンおよび商業用ローンからの損失と回収額を分け合う。FDICが1日早朝に発表した。

  ファースト・リパブリックは米史上2番目の規模の銀行破綻となった。米地銀の破綻としては3月上旬以降で4番目。

ファースト・リパブリック、米史上2位の大型銀行破綻に-SVB抜く

  JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は1日、記者団との電話会見で「この件は終了に近づきつつある。全ての安定化につながることを期待したい」と発言。ここ数週間に発表された地銀各行の1-3月(第1四半期)決算は「実際にはかなり良好だった」とし、「米銀行システムは極めて健全だ」と続けた。

  ただし、銀行融資はしばらく今回の一連の破綻による影響を受けるだろうと、ダイモン氏は話した。

  今回の緊急入札で、ファースト・リパブリック全体の取得を最もすっきりとした形で提案したのはJPモルガンだけだったと、事情に詳しい関係者2人は明らかにした。これはファースト・リパブリックを分割したり、複雑な金融取り決めを要する他の競合案よりもFDICにとって魅力的だったという。協議が非公開であることを理由に匿名を条件に語った。

  JPモルガンの株価はニューヨーク時間午前9時52分現在、2.5%高。ファースト・リパブリック株は売買停止となっている。

  この買収により、米銀最大手のJPモルガンはさらに大きくなる。同行の規模と米預金に占める割合の大きさから、通常ならば買収を通じたこれ以上の預金拡大は認められないため、当局にとっては避けたい結末だった。

  発表によると、JPモルガンは買収を巡り26億ドルの一時利益を計上する予定。向こう1年半で20億ドルの関連再編コストを見込んでいる。

  JPモルガンのプレゼンテーションによると、同行はファースト・リパブリック買収代金としてFDICに106億ドルを支払う。また、FDICは新たに500億ドルの5年物固定金利ターム融資を提供する。  

  ファースト・リパブリックの預金920億ドルのうち300億ドルは、JPモルガンや他の大手米銀が3月にファースト・リパブリックの財務を支えるため注入したものだ。

  プレゼンテーションによれば、JPモルガンは250億ドルを他の大手銀行に返還し、自行が提供した50億ドルはファースト・リパブリック統合とともに消去する。

  全ての規制当局の承認は得られており、取引は完了したという。

ローンの損失負担合意

  FDICとJPモルガンはローンについて損失と回収額を分け合うことで合意。FDICは「資産を民間セクターに置くことで回収額を最大化できるはずだ」と指摘。預金保険基金の負担は約130億ドルになると見積もった。

  FDICのジョナサン・マッカーナン理事は発表文で「ダイナミックで革新的な金融システムで銀行破綻が避けられないことを認める必要がある」とした上で、「強力な資本要件と効果的な整理の枠組み」によって「米国の救済慣行を終わらせるよう、銀行破綻に対して準備すべきだ」と論じた。

  JPモルガンによれば、ファースト・リパブリック買収後も同行の普通株式等ティア1(CET1)比率は1-3月(第1四半期)目標の13.5%に沿う水準となる。買収は年5億ドル余りの純利益増加につながると試算している。

  JPモルガンのコンシューマー・コミュニティー・バンキング部門のマリアン・レーク、ジェニファー・ピープサック両共同CEOが買収後のファースト・リパブリック事業を統括するという。

  JPモルガンはファースト・リパブリックに危機の初期から関わってきた。戦略的代替策について助言していたほか、3月の預金流出の中でファースト・リパブリックの財務を支えるための300億ドルの預金注入で銀行団をまとめたのはダイモン氏だった。

  JPモルガンによる買収について発表したカリフォルニア州金融保護イノベーション局(DFPI)によると、同行がファースト・リパブリックの「保険対象でないものも含め全ての預金と、実質的に全ての資産を引き取る」ことになる。

  DFPIはFDICをファースト・リパブリックの管財人に指定し、「預金は適用される制限の中でFDICの下、連邦政府によって保護される」と説明した。

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原題:JPMorgan Ends First Republic’s Turmoil After FDIC Seizure (2)、JPMorgan to Make Payment of $10.6B to FDIC on First Republic、JPMorgan to Acquire Failed Regional Bank First Republic (2)First Republic Seized by Regulators, to Be Sold to JPMorgan (1)First Republic Regulators Rush to Fix Crisis as Banks Make BidsIf JPMorgan Wins First Republic, OCC Standing By for Key Nod (1)(抜粋)

ブルームバーグ

◆欧州市場サマリー(01日ロイター)=メーデーのため休場

2023/05/02(火)[本日]01:48


◆欧州市況==メーデーのため休場(ブルームバーグ)

2023/05/02(火)[本日]03:15


◆主な要人発言(OANDA証券)

2023/05/02(火)[本日]05:10

2日00:16 ゲオルギエバ国際通貨基金(IMF)専務理事
「インフレは思うように減速していない」
「2024年のインフレ率は不快なほど目標を上回る見込み」

※時間は日本時間


◆日経225先物:2日夜間取引終値=100円高、2万9260円

2023/05/02(火)[本日]06:03

 2日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年6月限は前日比100円高の2万9260円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値2万9123.18円に対しては136.82円高。出来高は1万2395枚だった。

 TOPIX先物期近は2085.5ポイントと前日比4.5ポイント高、TOPIX現物終値比7.44ポイント高だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        29260     +100    12395
日経225mini        29265     +105   193578
TOPIX先物        2085.5     +4.5    9454
JPX日経400先物      18790      +60    1457
マザーズ指数先物      736      +0     455
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

◆今朝の5本(ブルームバーグ)

2023/05/02(火)[本日]06:00

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • JPモルガンがファースト・リパブリックを買収

  • 米国の預金保険制度の見直し案提案

  • 6月1日をめどに連邦債務上限の危機が迫る

  • アメリカの製造業が縮小傾向に

  • スタグフレーションのリスクが懸念される

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

・JPモルガンがファースト・リパブリック買収、米預金保険の改革案
・6月1日にも債務上限の危機、米製造業の縮小、スタグフレーション

JPモルガン・チェースの歴史は米国の独立宣言から約20年後、日本の寛政11年にあたる1799年までさかのぼります。数々の買収や統合、社名変更を綴った長い社史によれば、ハミルトン初代財務長官が1804年の決闘で使用した銃を同行は1930年に購入。2018年にスミソニアン博物館で公開され、ミュージカル「ハミルトン」の人気も手伝って話題になりました。この銃の歴史的な価値は計り知れませんが、ファースト・リパブリック・バンクの買収は後世にどう評価されるでしょうか。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

決着

JPモルガン・チェースは公的管理下に置かれた米地銀ファースト・リパブリックを買収する。米連邦預金保険公社(FDIC)が実施した緊急入札で落札した。民間セクターが一時救済を図ったが、ファースト・リパブリックのバランスシートの穴を埋めることができず、顧客の預金引き揚げが続いていた。JPモルガンは買収代金としてFDICに106億ドル(約1兆4500億円)を支払う。また、FDICは新たに500億ドルの5年物固定金利ターム融資を提供する。JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は「米銀行システムは極めて健全だ」としながらも、銀行融資はしばらく今回の一連の破綻による影響を受けるだろうと述べた。

3つの選択肢

米連邦預金保険公社(FDIC)は最近の相次ぐ銀行破綻を受け、預金保険の抜本的見直しを望んでいる。現在は大半の口座で25万ドル(約3400万円)までカバーされる預金保険について、FDICは3つの選択肢を提示。企業が保有する口座のカバー上限を現在よりも引き上げる「的を絞った」手法に切り替える、保険対象を現状のまま維持する、そして全ての預金を対象にするよう変更することを挙げた。こうした変更には議会での措置が必要になる。

6月1日

イエレン米財務長官は連邦債務を上限未満に維持するための特別会計措置について、早ければ6月初旬に使い切る可能性があると米議員らに伝えた。マッカーシー下院議長ら与野党議会指導部に宛てた書簡で、「われわれの最善の予測では、6月初旬までには政府の支払い義務全てを履行し続けることができなくなる。早ければ6月1日の可能性もある」と説明した。

縮小続く

米供給管理協会(ISM)が発表した4月の製造業総合景況指数は47.1と、前月から上昇したものの、6カ月連続で活動縮小を示した。6カ月連続は2009年以来の長さで、製造業の低迷が長引いていることが示唆された。仕入れ価格指数は53.2と、昨年7月以来の水準に上昇。4月上旬には原油価格が上昇していた。ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は「新規受注のペースは依然低調だ。製造業がいつ成長を再開するのか懸念が続いている」と指摘した。

危険シナリオ

スタグフレーションのシナリオが投資家に見落とされている可能性がある。経済成長減速と根強いインフレの組み合わせは市場のミスプライシングを露呈し、今年に入ってからの株式、クレジット、その他のリスク資産の回復は足をすくわれる可能性がある。2022年の傷がまだ十分に癒えていないファンドマネジャーにとっては不穏なマクロ経済的環境の到来を意味する。シュローダーの運用者、ケリー・ウッド氏は「今年は何かが壊れて米金融当局が利下げを余儀なくされるまで、インフレ持続と緩やかな成長というスタグフレーションのような状態になるはずだ」と指摘。「債券からキャリーを得るには良好な環境だ」と語った。

その他の注目ニュース

物価上昇の賃金への反映強まる、薄れた関係に「変化の兆し」-日銀
【コラム】米銀に巣くうファースト・リパブリックの亡霊-エラリアン
ブラックストーンの不動産投資信託、6カ月連続で投資家への換金制限

ブルームバーグ

◆米国市況=米国債が大幅安、企業の起債が影響-ドル137円台半ば(ブルームバーグ)

2023/05/02(火)[本日]05:57

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 米金融市場で国債相場が大幅安

  • メタ・プラットフォームズが85億ドル規模の起債を実施

  • S&P500種株価指数はほぼ変わらず

  • 企業決算見極める動き続く

  • 5月FOMC会合での利上げの可能性

  • JPモルガン・チェースによるファースト・リパブリック・バンク買収

  • 金利スワップ市場でFOMCが3日に0.25ポイント利上げに動くとの織り込み強まる

  • 外国為替市場でドル続伸

  • 原油相場反落

  • 金相場反落

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

・メタ・プラットフォームズは85億ドル規模の起債を実施
・S&P500種はほぼ変わらず-決算見極める動き続く

米国債

  
1日の米金融市場では国債相場が大幅安。製造業関連の統計でインフレ鈍化の兆しがほとんど示されなかったほか、連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を前に一部企業が起債に動いたことが手掛かり。

米ISM製造業景況指数、6カ月連続で活動縮小-長引く低迷示唆 (2)

国債                    直近値      前営業日比(BP)       変化率
米30年債利回り    3.81%                13.8               3.74%
米10年債利回り    3.57%                15.0               4.38%
米2年債利回り    4.14%                13.8               3.45%
米東部時間16時54分

  5月FOMC会合での利上げの可能性にウォール街が身構える中、複数の企業が債券市場での資金調達に動いている。投資適格級の起債はこの日、総額220億ドル超と活況を呈した。メタ・プラットフォームズは85億ドル(約1兆1700億円)規模の起債を実施。このほかハーシーが7億5000万ドル規模の起債に動いたほか、コムキャストも50億ドル規模の起債を実施した。

メタ・プラットフォームズが起債、5本立てで総額85億ドル規模 (1)

  こうした大型の起債は通常、米国債にはダブルパンチとなる。新発債との競争で価格が下がりやすくなるほか、起債の幹事が利回り上昇に備えたレートロックで米国債を売るためだ。JPモルガン・チェースによるファースト・リパブリック・バンク買収が決まったことで市場のセンチメントが安定したことも、国債売りにつながった。

JPモルガンがファースト・リパブリック買収、106億ドル支払い (4)

  エバコアISIの中央銀行戦略責任者クリシュナ・グーハ氏は、市場の動きからはファースト・リパブリックを巡る状況はほぼサプライズなしとの認識で余波はほとんどなく、市場がファースト・リパブリックと他の金融機関を区別しようとしていることが示唆されるとの見方だ。

  「監督当局の断固たる措置により、FOMCとしては5月会合での利上げの準備が整ったことになる」と指摘。「米経済がこれから減速し、FOMCは5月の後は利上げせず、次の動きは12月の利下げになる、というのがわれわれの基本シナリオだ」とグーハ氏は述べた。

  金利スワップ市場では、FOMCが3日に0.25ポイント利上げに動くとの織り込みがやや強まった。米国債は全年限で売られた。30年債利回りは昨年9月以来の大幅上昇。10年債利回りは3.6%に接近した。

米国株

  米国株市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。企業決算を見極める動きが続いている。

株式                                            終値        前営業日比     変化率
S&P500種株価指数           4167.87             -1.61           -0.04%
ダウ工業株30種平均            34051.70           -46.46          -0.14%
ナスダック総合指数            12212.60           -13.98          -0.11%

  FOMCが今年7-12月(下期)に利下げをすると期待し続けている株式投資家は、今週の会合後に失望させられるかもしれない。モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏はこうみている。

  「会合でのメッセージがタカ派寄りだった場合、株式相場にとって短期的なネガティブサプライズになる」と同氏はリポートで指摘した。

FOMCのタカ派コメント、米株高に水差す可能性-モルガンS

  ナットアライアンス・セキュリティーズのインターナショナル債券責任者、アンドルー・ブレナー氏は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見後に投資家は、5月会合の後に利上げが停止されるのかどうか、また停止した場合にそれが「タカ派的な停止なのか、それとも真の停止なのか」ということを自問する必要があると指摘。

  「年末の利下げは見込んでいないとFOMCは市場に伝えるとみられるが、市場がそれを信じることはないだろう。FOMCの中長期的な見通しと予測はひどい状態が続いているためだ」とブレナー氏は分析。「われわれは来年1月までに2回の利下げがあると依然見込んでいる」と述べた。

外為

  外国為替市場ではドルが続伸。FOMC会合を控え、企業による起債の動きとインフレ懸念から米国債価格が下げ、利回りが上昇したことが手掛かり。

為替                                        直近値     前営業日比    変化率
ブルームバーグ・ドル指数    1230.97         4.15           0.34%
ドル/円                                 ¥137.46       ¥1.16            0.85%
ユーロ/ドル                         $1.0976      -$0.43           -0.39%
米東部時間16時54分

  国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は、急速な利上げにより「金融セクターの脆弱(ぜいじゃく)性が露呈した」と指摘。2024年のインフレ見通しは、目標を「不快なほど上回っている」と述べた。

  円は軟調な展開。対ドルでは一時0.9%安の137円54銭を付けた。3月10日に付けた年初来安値137円91銭が視野に入っている。

原油

  ニューヨーク原油先物相場は反落。中国の経済指標を受けて、世界最大の原油輸入国である同国の景気回復がまだら模様であるとの懸念が再燃した。

  4月30日に発表された中国の4月の製造業購買担当者指数(PMI)は予想外に活動縮小を示した。JPモルガンによるファースト・リパブリック買収が政府主導の介入でまとまったことも、銀行の安定性や全体的な米景気の健全性を巡る懸念が再び強まるきっかとなった。

  BOKファイナンシャル・セキュリティーズのトレーディング担当シニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は「神経質な取引が続いている」と指摘。「景気の全体像はやや低調だが、原油の需給は明るい状況が続いている」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は、前営業日比1.12ドル(1.5%)安の1バレル=75.66ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント7月限は1.02ドル安い79.31ドル。



  ニューヨーク金相場は反落。JPモルガンによるファースト・リパブリック買収や米利上げ軌道が意識される中、日中は荒い値動きとなった。

  政府主導でのファースト・リパブリック救済により、銀行問題の最悪期は過ぎた可能性があるとの楽観が強まった。ただ、米銀として史上2番目の規模となった同行破綻は、さらなる問題がこの先に待ち受けている可能性を投資家に再認識させた。これは米金融当局が利上げサイクルを減速させるきっかけとなり得る。

  オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「銀行システムは安定化した。それは米金融当局がインフレに注力できることを意味する」と指摘。「銀行4行が破綻した後、融資活動が低調になるというのは明白だ。米金融当局は利上げをあと1回今週に決定した後は休止すると、期待できそうだ」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比6.90ドル(0.4%)安の1オンス=1992.20ドルで引けた。スポット価格はニューヨーク時間午後2時29分現在、0.4%安の1982.45ドル。一時は0.8%値上がりする場面もあった。

原題:Billion-Dollar Corporate Bond Deals Hit Treasuries: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Gains a Second Day as Treasury Yields Climb: Inside G-10
Oil Extends Loss Into Third Week on Concerns Over China Recovery
Gold Swings as Traders Assess Banking Woes, Fed Rate-Hike Path

ブルームバーグ
出典:ブルームバーグ

◆海外経済国際ニュースサマリー(ダウ・ジョーンズ)

2023/05/02(火)[本日]06:13

DJ-【海外サマリー】経済・国際ニュース
●米デフォルト、早ければ6月1日にも 財務長官が警告
 ジャネット・イエレン米財務長官は1日、議会が連邦政府の債務上限を引き上げなければ、早ければ6月1日にも政府は債務不履行(デフォルト)に陥るとの見方を示した。

●バイデン氏、米銀行システムは「安全」 FRC売却で
 ジョー・バイデン米大統領は1日、地銀のファースト・リパブリック銀行(FRC)を管理下に置き、売却するという当局の取り組みによって米国の「銀行システムの安全」が確保されるとの認識を示した。

●米政府、シトゴ売却を一転支持 ベネズエラの債務返済で
 米政府はベネズエラ国営石油会社PDVSA傘下の米製油会社シトゴ・ペトロリアムについて、差し押さえから保護しない方針に転じた。ベネズエラの対外債務支払いに充てるためにシトゴを強制売却することを支持した格好だ。

●米建設支出、3月は0.3%増 非住宅向け増加が寄与
 米商務省が1日発表した3月の建設支出(季節調整済み・年率換算)は、前月比0.3%増の1兆8300億ドル(約251兆円)となった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエコノミスト予想は横ばいだった。

●カナダ製造業PMI、4月は50.2に上昇 生産・雇用が堅調
 S&Pグローバルが1日発表した4月のカナダ製造業購買担当者指数(PMI)は前月の48.6から50.2に上昇し、景況感の改善と悪化の分岐点となる50を上回った。

●ISM米製造業指数、6カ月連続で縮小圏
 米供給管理協会(ISM)が1日発表した4月の製造業景況指数は47.1と、前月の46.3から上昇したものの、依然として事業活動の拡大・縮小の節目となる50を下回った。50を割るのは6カ月連続。

ダウ・ジョーンズ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(ロイター)

2023/05/02(火)[本日]06:24

・バイデン氏、イスラエル首相をホワイトハウスに招くべき=米下院議長
・米金融・債券市場=利回り上昇、米銀破綻や社債ヘッジで
・NY外為市場=ドル約2週間ぶり高値、FRB利上げ見通し変わらず
・バイデン氏、フィリピン防衛へのコミットメントは「鉄壁」 首脳会談
・米、債務上限引き上げなければ6月1日にも財政資金不足に=財務省
・米預金保険制度、業務用口座への支援拡大が「最も有望」=FDIC
・米・ウクライナの軍トップが電話会談、反転攻勢控え
・米国株式市場=横ばい、銀行破綻と利上げ予想見極め
・原油先物1ドル安、中国の経済指標が軟調
・米政府、銀行破綻に「断固とした行動」、安定化の兆候=財務省当局者
・銀行セクターの脆弱性がさらに露呈する可能性=IMF専務理事
・ロシアのバフムト攻略「失敗」、死傷者10万人超 5カ月で=米高官
・訂正-英銀行システムは安全かつ健全=財務省
・アルメニアとアゼルバイジャン外相、紛争巡り米で会談
・仏メーデー集会、警察と無政府主義者が衝突 逮捕者200人
・IS指導者、トルコ情報機関が殺害=大統領表明
・バイデン氏、米デフォルトの可能性排除要請 金利急上昇を警告
・ロシアで貨物列車が爆発・炎上、西部の国境州 死傷者なし
・米債務上限巡る攻防、深刻な結果招くおそれ シティCEOが警告
・ファースト銀巡る当局の措置、納税者への影響阻止 バイデン氏が称賛
・チャールズ英国王の戴冠式、2200人超が出席へ=バッキンガム宮殿
・米GM、フルタイムの契約社員数百人を解雇=WSJ
・米ファースト銀、公的管理下に JPモルガンが全預金引き継ぎ
・カナダ製造業PMI、4月はやや上昇
・FRB当局者らへの金融取引巡る規定、改善の余地=内部監視部門
・米ISM製造業景気指数、4月は47.1に回復 6カ月連続で50割れ
・メタ、70億ドル調達へ 2回目の社債発行計画=報道
・プリゴジン氏「ワグネル消滅なら官僚のせい」、弾薬供給を再要請
・米建設支出、3月は0.3%増 一戸建て住宅の低迷は継続
・4月の米原油輸出、中国需要で予想上回る
・米地銀株が総崩れ、ファースト・リパブリック破綻で
・米国民は預金の安全性に自信を=下院金融サービス委員長
・スーダンからの避難民、80万人超える可能性 UNHCR推計
・スーダン人道危機「本格的な破局」、近隣国への波及懸念=国連調整官
・ロシア、ウクライナ軍需施設にミサイル攻撃 「目的達成」
・米ファースト銀破綻こうみる:業界にリスク対処の備えある=ガベリ
・米ファースト銀破綻こうみる:JPモルガン、危機時リーダーの足場固める=パイパー
・米ファースト銀破綻こうみる:利上げとん挫せず、議長発言に注目=コンペア
・米ファースト銀破綻こうみる:FRB利上げのしわ寄せ=グレートヒル

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(ロイター)

2023/05/02(火)[本日]06:08

●米ファースト銀、公的管理下に JPモルガンが全預金引き継ぎ
1日 ロイター - - 米カリフォルニア州金融当局は1日、経営不振の中堅銀行ファースト・リパブリック銀行を公的管理下に置き、資産をJPモルガン・チェース銀行に売却すると発表した。

●米、債務上限引き上げなければ6月1日にも財政資金不足に=財務省
ワシントン 1日 ロイター - - 米財務省は1日、連邦債務上限が引き上げられなければ、6月1日以降に政府の債務支払い支払いを履行できなくなる恐れがあるとの見通しを示した。

●ロシアのバフムト攻略「失敗」、死傷者10万人超 5カ月で=米高官
ワシントン 1日 ロイター - - 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は1日、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトでの戦いでロシア軍の死傷者は過去5カ月間で10万人に上るとする米情報機関の推計を明らかにした。

●バイデン氏、米デフォルトの可能性排除要請 金利急上昇を警告
ワシントン 1日 ロイター - - バイデン米大統領は1日、米債務不履行(デフォルト)の選択肢を排除するよう共和党のマッカーシー下院議長に呼びかけ、米国がデフォルトに陥る事態となれば、「金利やクレジットカード金利の上昇を招き、住宅ローン金利は急上昇する」と警告した。

●銀行セクターの脆弱性がさらに露呈する可能性=IMF専務理事
ビバリーヒルズ(米カリフォルニア州) 1日 ロイター - - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は1日、銀行部門の脆弱性がさらに露呈する可能性があると述べた。

●プリゴジン氏「ワグネル消滅なら官僚のせい」、弾薬供給を再要請
1日 ロイター - - ロシアの民間軍事会社ワグネルの創始者エフゲニー・プリゴジン氏は1日、東部ドネツク州の激戦地バフムトで戦っているワグネルの戦闘員に対する弾薬の供給を増やすよう、ロシア国防省に改めて訴えた。

●仏メーデー集会、警察と無政府主義者が衝突 逮捕者200人
パリ 1日 ロイター - - メーデーの祝日となった1日、フランス各地で年金改革に反対する労働組合主催の抗議活動が行われた。首都パリでは黒装束の無政府主義者が警察に投石したり、自転車に放火するなどの騒ぎがあった。

●IS指導者、トルコ情報機関が殺害=大統領表明
イスタンブール 30日 ロイター - - トルコのエルドアン大統領は4月30日、過激派組織「イスラム国」(IS)のアブ・フセイン・アル・クライシ指導者をトルコの国家情報機構(MIT)がシリアで殺害したと発表した。

●FRB当局者らへの金融取引巡る規定、改善の余地=内部監視部門
1日 ロイター - - 米連邦準備理事会(FRB)内部の監視部門は1日に公表した報告書で、FRB当局者や上級スタッフを対象に昨年導入された金融取引を巡る規定について、さらなる改善が可能という認識を示した。

●米ISM製造業景気指数、4月は47.1に回復 6カ月連続で50割れ
ワシントン 1日 ロイター - - 米供給管理協会(ISM)が1日発表した4月の製造業総合指数は47.1と、2020年5月以来の低水準だった前月の46.3から上昇した。新規受注がやや改善し、雇用が回復したことでロイターがまとめた市場予想の46.8も上回った。

●米建設支出、3月は0.3%増 一戸建て住宅の低迷は継続
ワシントン 1日 ロイター - - 米商務省が1日発表した3月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.3%増加した。非住宅建設が増え、増加率は市場予想の0.1%を上回った。ただ住宅ローン金利の上昇を反映し、一戸建て住宅の建設は低迷が続いている。

ロイター

◆NY株式市場クローズ


◆NY市場サマリー=ドル2週間ぶり高値、利回り上昇 株横ばい(01日ロイター)

2023/05/02(火)[本日]06:42

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • ドル指数が約2週間ぶりの高値に上昇

  • 米FRBの追加利上げ見通し変わらず

  • 欧州中央銀行、利上げ幅50bpと予想

  • 国債利回り上昇、中堅銀行ファースト・リパブリック銀行破綻影響

  • 株式市場ほぼ横ばい、FRB追加利上げ見極める動き

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

[1日 ロイター]
<為替>
 ドル指数が約2週間ぶりの高値に上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の追加利上げを実施するとの見通しは変わっていない。投資家は、FRBが5月以降の利上げ一時停止を示唆するか、あるいは6月以降の追加利上げの可能性を維持するかに注目することになる。ドル指数は一時、4月19日以来の高値となる102.19を付けた。終盤は0.41%高の102.13となった。ユーロ/ドルは0.43%安の1.0970ドルとなった。欧州中央銀行(ECB)は4日の理事会で7回連続の利上げを行うことが広く予想されており、利上げ幅は50bpになるとみられている。ベーシスポイントの引き上げが視野に入っている。一方、ドル/円は0.84%高となり、3月8日以来の高値となる137.46円まで上昇した。日銀は27―28日に開いた金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を全員一致で決めた。オーストラリア準備銀行(中央銀行)も2日の理事会で政策金利を3.6%に据え置く可能性が高いと見られている。豪ドルは0.20%上昇し0.6630ドルとなった。この日は、多くの市場がメーデーの祝日で休場となったため、取引量は少なかった。

<債券>
 国債利回りが上昇した。経営不振に陥っていた中堅銀行ファースト・リパブリック銀行が破綻したことを受けた。2年国債利回りは、序盤からさらに7.8ベーシスポイント(bp)上昇し4.12%。10年債利回りは7.2bp上昇し3.55%、30年債利回りは7.6bp上昇の3.80%近辺となった。米カリフォルニア州金融当局は1日、経営不振の中堅銀行ファースト・リパブリック銀行を公的管理下に置き、資産をJPモルガン・チェース銀行に売却すると発表した。米銀の破綻はシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行に続くもので、過去約2カ月で3行目となる。アライアンス・バーンスタインの米国担当シニアエコノミスト、エリック・ウィノグラード氏は「短期的な変動はファースト・リパブリック銀の破綻報道が引き金となった」と指摘した。破綻は他行の信用基準をさらに厳しくすることにつながり、FRBによる金融引き締めの一部を代行することになり、追加利上げの必要性が緩和されるという。2・10年債利回り格差はマイナス56.5bp。この日の利回り上昇は、フェイスブックの親会社米メタ・プラットーフォームズなどの社債発行に向けたヘッジも要因となった。BTIGの金利取引共同責任者、トム・ディ・ガロマ氏は「新たな社債発行前には常に、価格決定前または決定時に、国債でのヘッジが行われる」と述べた。

<株式>
 ほぼ横ばいで終了した。中堅銀行ファースト・リパブリック銀行の破綻が消化される中、今週予想されるFRBの追加利上げを見極める動きが出ている。カリフォルニア州の金融当局はこの日、経営不振のファースト・リパブリック銀行を公的管理下に置き、資産をJPモルガン・チェース銀行に売却すると発表。これを受け、KBW地域銀行指数が2.7%下落した一方、JPモルガン・チェースは2.1%上昇した。米供給管理協会(ISM)が発表した4月の製造業総合指数は47.1と、2020年5月以来の低水準だった前月の46.3から上昇し、市場予想の46.8も上回った。これを受け、FRBが当面引き締めサイクルを継続する必要があるとの見方が一部で出た。2─3日のFOMCでは25bpの追加利上げが予想されている。S&P総合500種構成企業の第1・四半期決算はおおむね市場予想を上回り、景気を巡る懸念が和らいでいる。S&P500の主要11セクターでは、原油安を受けてエネルギーが1.3%下落。情報技術指数は0.2%上昇した。

<金先物>
 市場予想を上回る米経済指標の発表を受けた米金利やドルの上昇に圧迫され、3営業日ぶりに反落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前週末比6.90ドル(0.35%)安の1オンス=1992.20ドル。

<米原油先物>
 翌日から開催されるFOMCを前にした警戒感から売りが優勢となり、3営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前週末比1.12ドル(1.46%)安の1バレル=75.66ドルだった。7月物は1.10ドル安の75.51ドル。

ロイター

◆日経225先物(寄り前コメント)=2万9250円~2万9500円のレンジに移行、連休前にショートポジションをヘッジ

2023/05/02(火)[本日]08:21

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 米国市場下落、NYダウ、S&P500、ナスダック主要株価指数が下がる

  • JPモルガン・チェースがファースト・リパブリック・バンクの預金と資産を買収、金融システム不安緩和

  • 4月のISM製造業総合景況指数は依然として50を下回る

  • 米長期金利大幅上昇、利益確定売りで株価下落

  • S&P500業種別指数で半導体・製造装置、運輸、医薬品・バイオが上昇

  • 小売、エネルギー、自動車・部品が下落

  • シカゴ日経平均先物清算値、大阪比170円高の2万9330円

  • 日経225先物ナイトセッション、2万9260円で取引終了

  • 米国市場下落もNYダウが戻り高値を突破

  • ゴールデンウイーク期間中、積極的な売買は手控えられるがショートカバーは入りやすい

  • 日経225先物オプション権利行使価格、2万9375円水準まで切り上げ

  • NXPセミコンダクターズ、売上高が予想を上回り時間外取引で4%超上昇

  • VIX指数は16.08に上昇もリスク選好の状況が続く

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

株価指数先物【寄り前コメント】 2万9250円~2万9500円のレンジに移行、連休前にショートポジションをヘッジ

大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 29260 +100 (+0.34%)
TOPIX先物 2085.5 +4.5 (+0.21%)
シカゴ日経平均先物 29330 +170
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 1日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。米連邦預金保険公社(FDIC)は、米地銀ファースト・リパブリック・バンク<FRC>が経営破綻し、公的管理下に置いたと発表。FRCの預金と資産を買収した米銀大手JPモルガン・チェース<JPM>が買われ、金融システム不安が和らぐなか、NYダウは一時2月半ば以来の水準まで上昇した。ただし、4月のISM製造業総合景況指数が47.1と、市場予想の46.8程度を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)が5月以降も利上げを継続するとの懸念が強まり、米長期金利が上昇。金利高が嫌気されて、終盤にかけて利益確定の売りに押され下落に転じた。S&P500業種別指数は半導体・同製造装置、運輸、医薬品・バイオテクノロジーが上昇した一方で、小売、エネルギー、自動車・同部品が下落。

 シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比170円高の2万9330円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中大阪比10円高の2万9170円で始まり、直後に軟化し2万9110円まで売られる場面も見られた。ただし、売り一巡後はリバウンド基調が強まり、米国市場の開始後に2万9200円を回復。2万9170円~2万9250円水準での保ち合いを経て、終盤にかけて一時2万9360円まで買われ、2万9260円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好で、買い優勢の展開になりそうだ。米国市場は下落したが、NYダウが直近2日間の上昇で4月半ばに付けた戻り高値を突破したこともあり、米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)の理事会を控えて持ち高調整の売りが出やすい水準だったと考えられる。東京市場でもゴールデンウイークに入り積極的な売買は手控えられるものの、ヘッジ対応のショートカバーは入りやすいだろう。

 日経225先物はナイトセッションで2万9360円まで買われ、オプション権利行使価格の2万9250円を突破し、その上の権利行使価格である2万9375円水準まで切り上がってきた。先物は中心限月で昨年8月17日に付けた2万9230円を上回った。ボリンジャーバンドの+2σが2万9230円処で推移するなか、同水準での底堅さが意識されるようだと、オプション権利行使価格の2万9250円~2万9500円のレンジに移行する形で、ショートポジションをヘッジする動きを強めてくることになろう。

 ボリンジャーバンドの+3σが2万9700円まで切り上がってくるなか、ロング筋にとっても押し目狙いの水準を切り上げてきそうだ。買い一巡後はこう着感が強まろうが、調整場面ではロングでの対応と考えられる。また、NXPセミコンダクターズ<NXPI>は、取引終了後に発表した1-3月期決算で売上高が予想を上回ったことから、時間外取引で4%を超える上昇で推移している。日中取引では米長期金利の上昇が重荷とはなるものの、エヌビディア<NVDA>が4%超の上昇だった。指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。

 VIX指数は16.08に上昇した。ただし、一時15.53まで低下する場面も見られ、ボトム水準で推移していることから、リスク選好の状況である。なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.01倍と小幅に低下した。25日移動平均線を挟んだレンジ推移を継続しているため、明確なトレンドは出ていない。

株探ニュース

◆米国株式市場(SMBC日興証券)

2023/05/01(月)[前営業日]の米国株式市場(SMBC日興証券)

◆NY市場マーケットコメント(SBI)

2023/05/01(月)[前営業日]のNY市場マーケットコメント(SBI)

◆◆◆日経225先物08:45~15:15取引中◆◆◆


◆◆◆日本株09:00~15:00取引中◆◆◆


◆東京株式市場クローズ 

2023/05/02(火)[本日]


◆〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「中陰線」、短期的な過熱感も(ロイター)

2023/05/02(火)[本日]15:37

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 日経平均、中陰線で短期過熱感も

  • 終値は2万9,157円95銭

  • プライム市場の騰落レシオは138.00%

  • 新興株、マザーズ小反発、方向感乏しく小動き

  • 日経平均後場、小幅高で小動き、下値では押し目買いも

  • 前場の日経平均は反落、米重要イベント控え手じまい売り

  • 日経平均、上げ幅縮小、徐々に様子見姿勢強まる、半導体関連は堅調

  • 日経平均は4日続伸で寄り付く、指数寄与度の大きい銘柄群が堅調

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

[東京 2日 ロイター]
<15:34> 日経平均・日足は「中陰線」、短期的な過熱感も
日経平均・日足は上ヒゲがなく下に短いヒゲを伴う「中陰線」。終値は2万9157円95銭。主要な移動平均線が全て上を向いており、地合いの強さが確認される。一方で、プライム市場の騰落レシオは138.00%となっているほか、25日移動平均線(2万8300円23銭=2日)との乖離(かいり)率は3.03%と短期的な過熱感も意識される。市場では「買われ過ぎを示唆しており、いつ売りが出てもおかしくない環境」(国内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。

<15:07> 新興株はマザーズが小反発、方向感乏しく小動き
新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比0.33%高の744.15ポイントと小幅に反発した。米長期金利の上昇が重しとなり朝方は軟調に推移していたが、後場にかけて切り返した。ただ、値動きは小幅にとどまり、方向感の乏しい展開が続いた。東証グロース市場指数は0.23%高の945.24ポイントだった。個別では、jig.jpが24.5%高と堅調に推移したほか、Fusic、ストリームメディアコーポレーションも買われた。一方、セルシードが商いを伴って大幅安となった。Ridge─i、Welbyもさえない。

<13:41> 後場の日経平均は小幅高で小動き、下値では押し目買いも
後場に入り、日経平均は小幅高の水準で小動きの展開が続いている。前営業日比約70円高の2万9100円台後半で推移。下値では押し目買いもみられ、底堅い値動きとなっている。市場では「連休や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えている割には売り圧力が限定的で、地合いの強さが確認される」(国内証券・アナリスト)との声が聞かれる。セクター別では、精密機器、医薬品などが上げ幅を拡大しているほか、水産・農林がプラス圏に浮上している。個別では、東京エレクトロンが一段高となっている一方、ファーストリテイリングは上げ幅を縮めている。

<11:40> 前場の日経平均は反落、米重要イベント控え手じまい売り
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比18円35銭安の2万9104円83銭と反落した。あすから東京市場が休場となる中で、米国では連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計の発表などを控えており、徐々に手じまい売りが優勢になった。日経平均は前日比155円62銭高の2万9278円80銭と、堅調にスタートした。円安が支援材料となり、昨年8月に付けた高値を超え、2022年1月以来の高水準となったが、その後は徐々に上げ幅を縮小。前場中盤にはマイナス圏に沈み、前日の終値を挟んで一進一退の値動きとなった。あすから東京市場は休場で、徐々に様子見姿勢が広がった。一方、米国の半導体関連企業の堅調な決算を受け、米半導体株が買われ、日本でも半導体関連銘柄が堅調に推移した。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「全体としては小じっかりな印象。ただ、日本が連休に入る中で米国ではFOMCなどの重要イベントが開催されるので、様子見姿勢が強まりやすい」と指摘。後場には、前日の安値(2万9016円83銭)まで下げる可能性もありそうだ、という。TOPIXは0.37%安の2070.42ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆3020億0400万円だった。東証33業種では、精密機器や医薬品、電気機器など4業種が値上がり。証券や不動産、海運など29業種は値下がりした。個別では、指数寄与度の大きい東京エレクトロンが1.2%高、アドバンテストが3.1%高と堅調。ルネサスエレクトロニクスも4.6%高となるなど、半導体関連株がしっかりで推移した。一方、リクルートホールディングスは1.9%安と軟調。ソフトバンクグループもさえなかった。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが423銘柄(23%)、値下がりが1348銘柄(73%)、変わらずが62銘柄(3%)だった。

<10:22> 日経平均は上げ幅縮小、徐々に様子見姿勢強まる 半導体関連は堅調
日経平均は約60円高の2万9100円台後半で、寄り付き時点から上げ幅を縮小している。一時、前日比155円62銭高の2万9278円80銭まで上昇し、昨年8月に付けた高値を超え、2022年1月以来の高水準となったが、その後は伸び悩む展開が続いている。市場では「連休明けには主力の製造業を中心に決算発表を控えているため、米国市場と同様に様子見姿勢が強まりやすい」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれる。一方、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄は堅調を維持している。個別では、アドバンテストが上げ幅を拡大し、3.3%高で推移している。一方、みずほフィナンシャルグループなど大手行が下げ幅を拡大している。

<09:05> 日経平均は4日続伸で寄り付く、指数寄与度の大きい銘柄群が堅調
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比155円62銭高の2万9278円80銭と、4日続伸してスタートした。指数寄与度の大きい銘柄が堅調で、指数を支援している。個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが1.1%高、アドバンテストは2.2%高で、2銘柄で指数を約50円程度押し上げている。三菱UFJフィナンシャル・グループは小安い。

<08:21> 寄り前の板状況、山形銀行は買い優勢 若築建設が売り優勢

ロイター

◆今日の国内市況(株式、債券、為替市場)(ブルームバーグ)

2023/05/02(火)[本日]15:46

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • トピックスが4営業日ぶり反落、大型連休前の買い控えで金融株が安い

  • 日経平均株価は4営業日続伸、電機や精密機器株が上昇を主導

  • 長期金利が上昇、米金利高警戒や豪利上げも売り優勢の要因

  • ドル・円は137円後半に上昇、豪中銀の予想外の利上げとFOMC警戒でドル高

  • ユーロ・円は一時151円42銭、2008年9月以来のユーロ高・円安水準

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

●TOPIX4日ぶり反落、大型連休前の買い控え-銀行など金融安い

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式市場で東証株価指数(TOPIX)は4営業日ぶりに反落。大型連休中の米欧金融政策決定などを前に、買い控えムードが強まった。銀行や証券など金融株の下げが目立った。一方、日経平均株価は4営業日続伸。電機や精密機器株の上昇が主導した。
・TOPIXの終値は前日比2.53ポイント(0.1%)安の2075.53
・日経平均株価は34円77銭(0.1%)高の2万9157円

・T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト
・連休や米重要イベントを前に利益確定の動きが重しになった
・総じてイベント前のポジション調整の動きが主体で、基本的にこれまで売られていた銘柄が買われたり、ラリーしていたものが下げたりしている面がある
・相場に過熱感があったことや割安感が薄らいできていることも要因にある
・金融株安の背景には、先週末の日銀の政策決定が期待外れとの見方があるのだろう
・一方で円安を好感し、日経平均は昨年8月高値を超える場面があった。精密機器や電機株はアップル関連銘柄がしっかりだった。連休中に発表のあるアップルの決算への期待があるようだ

東証33業種
下落率上位   不動産、証券・商品先物、海運、その他金融
上昇率上位   精密機器、医薬品、電機、情報・通信、鉱業

●長期金利が上昇、米金利高警戒の売り優勢-予想外の豪利上げも重しに

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は下落し、長期金利は上昇した。米国市場で経済統計や連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を前に一部企業が起債に動いたことなどを受け、米長期金利が急伸した流れから売りが優勢だった。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が市場予想に反して利上げを発表したことも売り要因となった。

  三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、前日の米長期金利が大幅上昇したほか、前週末の日本銀行の政策決定会合でタカ派的な部分があったことが材料視されず、「きのうの超長期ゾーンときょうの動きでその部分を消化している」との見方を示した。

  日本の連休中にFOMCや欧州中央銀行(ECB)理事会、連休明けには利付国債入札を控えており、「一方向的にポジションを傾けたくない向きが多いようだ」とも話した。

・長期国債先物6月物の終値は前日比7銭安の148円45銭。売り先行で取引を開始した後、やや下げ渋っていたが、午後に入って下げ幅を拡大し、一時148円32銭まで売られた
・新発10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)高い0.42

  オーストラリア準備銀行は2日の政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を3.6%から3.85%に引き上げることを決定した。

  SMBC日興証券の小路薫金利ストラテジストは、債券相場について、きのう米長期金利が大きく上昇したことや連休中の欧米イベントを控えて軟調となる中、豪利上げを受けて為替市場などが反応しており、多少の下押し材料になったと指摘した。

●ドル・円は137円後半に上昇、豪中銀が予想外の利上げ-FOMC警戒

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場でドル・円相場は1ドル=137円台後半に上昇。オーストラリア準備銀行(中央銀行)の予想外の利上げを受けて米国金利も上昇し、ドルを押し上げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する警戒感も出ており、ドル・円は3月に付けた年初来高値(137円91銭)が意識された。

・ドル・円は午後3時34分現在、前日比0.1%高の137円59銭。一時137円77銭と3月8日以来の高値(円安値)
・ユーロ・円は一時151円42銭と、2008年9月以来のユーロ高・円安水準
・豪ドル・円は一時92円40銭と、2月以来の豪ドル高・円安水準

  外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長は、豪中銀のサプライズ利上げを受けて、5月FOMCの利上げ打ち止め期待が揺らいでいると指摘。「豪州が利上げを再開し、欧州も利上げを続けるとなると、米連邦準備制度理事会(FRB)だけ利上げ打ち止めとはなりずらい」と述べた。

  「FOMCがデータ次第との姿勢になれば米雇用統計もより重要になり、結果次第では日本が連休中に1ドル=140円という可能性もある」という。

ブルームバーグ

◆今日の日本株市場(SMBC日興証券)

2023/05/02(火)[本日]

2023/05/02(火)[本日]の日本株市場(SMBC日興証券)

◆日経225先物(引け後コメント)=買い一巡後はこう着ながら、2万9000円近辺では底堅さが見られる

2023/05/02(火)[本日]18:54

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 日経225先物(6月限)は前日比30円安の2万9130円で取引終了

  • 買い一巡後は、2万9000円近辺で底堅さが見られる

  • 売買高10億3952万株、売買代金3兆円を下回る薄商い

  • 高値のハイテク株に買い戻し見られ、指数下支え

  • 祝日取引でFOMC結果待ち、方向感出にくいが、2万9000円キープか注目

  • ハイテクセクター底堅く推移する可能性で支援材料

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

株価指数先物【引け後コメント】 買い一巡後はこう着ながら、2万9000円近辺では底堅さが見られる

大阪6月限
日経225先物 29130 -30 (-0.10%)
TOPIX先物 2076.5 -4.5 (-0.21%)

 日経225先物(6月限)は前日比30円安の2万9130円で取引を終了。寄り付きは2万9270円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万9330円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。その後に付けた2万9290円を高値に利食い優勢となり、前場終盤にかけて一時2万9080円まで売られた。後場に入り断続的なショートカバーにより2万9210円まで切り返す場面も見られたが、終盤にかけて軟化し、小幅ながらマイナス圏で取引を終えた。

 東証プライムの売買高は10億3952万株、売買代金が3兆円を下回る薄商いのなか、騰落銘柄は値下がり数が6割超を占めた。連休の谷間であり、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、買い一巡後は模様眺めムードとなった。ただし、アドバンテスト <6857> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角には買い戻しが見られており、指数を下支えする格好だった。

 日経225先物はボリンジャーバンドの+2σを上回ったことで、過熱感が警戒された面もありそうだ。ロングの動きが限られたことから、ショートポジションをヘッジする動きも限定的だった。+2σは2万9270円、+1σは2万8810円辺りに切り上がってきており、同レンジでの推移が意識されやすい。

 明日の祝日取引はFOMCの結果待ちのなかで方向感は出にくいと考えられるが、まずは節目の2万9000円をキープできるかが注目される。米国の時間外ではNXPセミコンダクターズ<NXPI>が、予想を上回る決算内容が材料視され4%超の上昇を見せたこともあり、ハイテクセクターが底堅く推移するようだと、支援材料になりそうである。

 NT倍率は先物中心限月で14.02倍だった。14.01倍辺りで推移する25日移動平均線を上回って始まり、一時14.07倍まで切り上がる場面が見られた。ただし、足もとでは25日線を挟んだ13.96倍~14.07倍処のレンジで推移しているため、NTスプレッド狙いの動きは限られそうだ。

 手口面では、日経225先物は野村が1150枚、ABNアムロが440枚、大和が380枚、UBSが350枚程度の売り越しに対して、ソジェンが640枚、BofAが520枚、バークレイズが410枚、JPモルガンが380枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はモルガンSが840枚、三菱UFJが710枚、ソジェンが530枚、大和が360枚程度の売り越しに対して、バークレイズが1130枚、BofAが930枚、SMBC日興が760枚、みずほが250枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

◆海外ヘッドライン一覧(ロイター)

2023/05/02(火)[本日]21:05

[2日 ロイター]
・ユーロ圏CPI、4月は前年比+7.0%に加速 コアは予想外の鈍化
・ユーロ圏の銀行、与信厳格化 融資需要も減少=ECB
・香港GDP、第1四半期は5期ぶりプラス 経済再開や観光回復で
・英BP、第1四半期利益予想上回る 自社株買い縮小し株価下落
・ロシア大統領、「非友好国」株主への配当支払い規則明確化指示
・英製造業PMI、4月は3カ月ぶり低水準 コスト圧力は緩和

・〔焦点〕スーダン戦闘、炭酸飲料の世界供給にも影響 重要原料の産地
・〔アングル〕ファースト銀救済で米政権窮地、大型銀行合併を否定する姿勢と矛盾
・〔アングル〕債券投資家は安全志向かデュレーション長期化の二択、景気後退と利上げ停止想定で
・〔アングル〕中国、習政権下で外国人などの出国禁止増加 外資系企業団体が懸念
・〔アングル〕脚光浴びる「緑の雇用」、希望と失望の現実
・〔BREAKINGVIEWS〕ダイモン氏が引き立て役、ファースト銀もFDICも「救済」

・ユーロ圏製造業PMI、4月45.8に低下 コスト圧力緩和も生産減少
・独製造業PMI、4月改定は3年ぶり低水準 生産は増加
・仏製造業PMI、4月改定45.6に低下 受注減や抗議デモで
・ロシア製造業PMI、4月は52.6 輸出受注が上向く

・HSBC、金利上昇で第1四半期利益3倍 配当・自社株買い発表
・テスラが米中日などで値上げ、最大290ドル
・米新興EVローズタウン、破産申請の恐れ 鴻海科技が契約違反主張
・米韓同盟は格上げ、核協議グループ創設や産業協力で=韓国大統領
・IMF、今年のアジア成長率予想4.6%に上方修正 インフレがリスク
・3月の独小売売上高指数、前月比-2.4%・前年比-8.6%
・ハリウッド脚本家が2日からスト突入、エンタメ界に混乱

・豪中銀予想外の0.25%利上げ、物価目標回帰に時間 追加引き締め示唆
・豪中銀の声明全文
・〔情報BOX〕豪中銀の政策金利の推移(1990年以降)
・HSBC、第1四半期は212%増益 金利上昇が寄与
・インドネシア、4月CPIは前年比4.33%に鈍化 予想下回る
・テスラが米で値上げ、2週間弱で2回目

・ADB、気候変動対策で新たな融資保証制度 レバレッジを活用
・IMF、今年のアジア成長率予想4.6%に上方修正 インフレがリスク
・米メタ、85億ドル調達へ 2回目の社債発行計画
・豪セブンーイレブン、全事業の売却手続き開始
・METガラ、ジャレッド・レトが「ネコの着ぐるみ」で登場

・NZ政府、キャッシュバック制度でCO2低排出EVの購入優遇へ
・英4月店頭食品価格、前年比上昇率が過去最大の伸び=小売協会
・日中韓財務相・中銀総裁、経済・貿易関係強化の重要性認識=共同声明
・タイ最大野党の首相候補が男児出産、14日に総選挙
・米財務長官「6月1日にも支払い不能に」、大統領と下院議長が会談へ
・インド政府、原油の超過利潤税引き下げへ
・中国・宝山鋼鉄、サウジに鋼板生産拠点 アラムコと合意
・韓国製造業PMIは48.1、10カ月連続50割れ 前月から小幅上昇
・米MGMリゾーツ、第1四半期利益・売上高が予想上回る
・米韓同盟、核協議グループ創設や産業協力で強化=韓国大統領
・シンガポールDBS、第1四半期は過去最高益 市場予想も上回る
・豪景気低迷は比較的穏やかに、インフレ対応必要=マッコーリーCEO

・原油先物は小幅安、弱い中国指標や米利上げ観測が重し
・米議員、中国シーインのIPO前に強制労働巡る審査をSECに要求
・印マルチ・スズキ、半導体不足は7─9月期に緩和の見通し=幹部
・韓国CPI、4月は前年比3.7%上昇 1年2カ月ぶり低い伸び
・豪カンタス航空、初の女性CEO誕生へ ハドソンCFOが昇格
・NZ中銀、融資の返済遅延増えると警告 労働市場減速で
・ブラジル政府、個人の海外資産運用益に課税へ 行政命令公表

・米地銀危機「始まったばかり」、シンクタンク主催会議で懸念の声
・米、外国人渡航者のワクチン接種義務11日に終了へ
・米モルガン・スタンレー3000人削減へ、第2四半期に=関係筋
・ホワイトハウス、FRB副議長にジェファーソン理事を検討=NYT
・韓日中の協力、アジアと世界にとり重要性増す=韓国財政相
・BUZZ-外株:米新興EVローズタウン23%安、大株主フォックスコンが契約違反主張
・EXCLUSIVE-クライナー・パーキンスのシェイ氏退社、新ファンド設立へ=関係者

・米比首脳会談、フィリピン防衛への関与は「鉄壁」 中国念頭に
・米財務省、第2四半期の借り入れ予測引き上げ
・米クルーズ船のノルウェージャン、通期利益見通し引き上げ
・IBM、7800人の職がAI置き換わりも 採用一時停止へ=BBG
・世銀、新たな事業環境報告を発刊へ データ不正受け「透明性向上」
・スペースXのロケット打ち上げ、環境団体が当局の認可取り消し求める訴訟

・FRB当局者らへの金融取引巡る規定、改善の余地=内部監視部門
・デサンティス氏側がディズニー反訴、テーマパーク運営巡る対立で
・米財務省、4月末の現金残高は3163.8億ドルに増加 税収が寄与
・バイデン氏、イスラエル首相をホワイトハウスに招くべき=米下院議長

ロイター




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