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ジョー・バイデンってどんな人?

ヨロブン アニョハセヨ!日韓のすゝめです^^

今日は、韓国メインのお話ではありませんが
米国だけでなく全世界が注目しているアメリアの新大統領、
ジョー・バイデン(Joe Biden)氏がどんな人物なのかに注目したいと思います!
見た目からして、”優しそうなおじいちゃん”という印象を受けますが、どんな方なのでしょうか!?


この記事を読むと、、

#バイデン氏がどういう人物なのか知る
#バイデン氏が訴える今後の政策がわかる

それでは参りましょう!

バイデン氏の生い立ち

1942年11月20日、米国東部のペンシルベニアで、4人兄弟の長男として生まれました。
第二次世界大戦をギリギリ経験している世代なんですね!
そして就任時には、なんと78歳になる最高齢のアメリカ大統領となります。
(言わずもがなですが、多大な責務がのしかかる大統領という職からして、年齢的に健康面が心配ですね…💦)

そんなバイデン氏は、父親が事業に失敗したことで、10歳から東部デラウェア州に移り住みます。ここが彼のホームタウンとなります!
高校卒業まで、苦しい生活を送っていたそうです…
この経験が、中間層の人々へのアピールや、白人労働者の票獲得を狙うといったバイデン氏の戦法に繋がっているのでしょう。

彼は、デラウェア大学を卒業し、シラキュース大学で法学博士号を取得。その後弁護士として活動をはじめます。


バイデン氏、政界へ

弁護士活動をはじめてすぐの1970年、
バイデン氏は、28歳でデラウェア州ニューキャッスル郡議会議員に選ばれました。同職を1972年まで務めます。

そして1972年11月に、連邦上院議員としては建国以来5番目の若さでデラウェア州上院議員に当選しました。(その後も、6回当選しました。)

しかしながらその翌月。
クリスマスプレゼントやツリーを買いに出かけた当時の妻と1歳の娘を不慮の事故で亡くします。

運命というものは時に残酷ですよね…

その際に2人の息子も重傷を負い、シングルファーザーとなりました。
当初は息子たちを想い、議員になることをやめることも考えたそうですが、周囲の支えもあり、就任式を2人の息子が入院していた病院で宣誓しました。
そして5年後に、現在の妻であるジルさんと再婚します。


大統領選出馬

1988年には、初めて大統領選に出馬したものの、卒論の盗作が発覚してしまいます。
(吃音を生まれつき持ち演説が苦手な彼が、ある日のスピーチが上手だったことから、盗作がばれ始めてしまったそうです。)

現在であれば政界から追い出されてしまいそうなことですが、正直に盗作を認め反省したバイデン氏の姿勢から、事なきを得たようです。


2度目の大統領選出馬

2001年からは上院外交委員長を務め、2008年に2度目の大統領選出馬
後のアメリカ史上初となる黒人大統領 第44代大統領バラク・オバマ氏や、
女性初の大統領となるかもしれなかったヒラリー・クリントン氏と比べると、
インパクトに欠けてしまったバイデン氏は予備選挙に敗れてしまいます。

しかしながら、2009年までデラウェア州の上院議員や外交委員長を務め、民主党の外交・安全保障のエキスパートとして知られているバイデン氏は、
外交経験が浅いオバマ前大統領をサポートするために、2009年から8年にわたり副大統領を務めました。

副大統領就任中には、2度日本を訪れ、東日本大震災の被災地である仙台を視察しました。

2015年にはオバマ前大統領の時期大統領選に立候補することを検討していましたが、
ここでも不運なことに、バイデン氏の長男が脳腫瘍のために亡くなってしまうのです。心が痛みますね…
このことが原因で、大統領選挙を断念しました。


第46代大統領選挙に立候補

そして今回、2019年4月に3度目となる大統領選に立候補します。
現政権よって分断されたアメリカを戻すべく、「反トランプ票」を取り込んだことで、11月7日にバイデン氏の当選が確実となりました。

2021年1月20日、第46代大統領に就任することになります。

また、ジャマイカ出身の父親とインド出身の母親を持つカマラ・ハリス上院議員女性初の副大統領に指名し、多様性もアピールしていますよね。
トランプ政権の4年間で分断されたアメリカはどうなっていくのでしょうか。


今後の日米関係はどうなる?

バイデン氏は、長年政界に携わる政治のエキスパート

ビジネスマンであり政治の経験が浅いドナルド・トランプ氏とは異なり、
バイデン氏は同盟や国際的枠組みの重要性を知っています。

特に、対中政策に重きを置くことを目標にしているバイデン氏にとって、
アジア太平洋地域における同盟強化がひとつの大きな鍵となっていくのではないでしょうか。
そのため、日本やオーストラリア、韓国との同盟関係は重要視していくでしょう。

また、トランプ政権とは異なり、バイデン氏は核拡散防止条約気候変動などの環境政策においても協力的なため、さらに同盟関係を深めていくと考えられます!


まとめ

米大統領選で民主党候補のジョー・バイデン前副大統領が当選確実となりました。
4年間のトランプ政権による、アメリカ国民の分断は改善されるのでしょうか。

人種差別による問題・同盟国や国際的枠組みとの関係修復・環境政策などなど…
バイデン新政権が取り組むべき課題は山積みです。


参照

NHK NEWSWEB「アメリカ大統領選挙2020」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/presidential-election_2020/




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