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16歳の頃の自分、そして今その時を生きるみんなに伝えたいこと 17

12、友達を大切にする

幼稚園児でもわかりそうなタイトルを見て、この項目をすっ飛ばす方がいるかもしれない。それで結構だ。先程の「裏切る」の項目とは、反対のことを言うかもしれない。それは、友達と周りの大人には明確に違う点がある。自分たちと同じような土俵や環境か否か。友達で、住民税や年金を払っている人はいるだろうか?恐らくいないだろう。自分で家を借りて、自炊して暮らしている人はいるだろうか?まぁ、滅多に居ないだろう。君たちが、自分の思い通りに人生進んでたら、大人たちは歓迎するが、友達の中にはそれを妬ましく思う人がきっといるだろう。これが大人と友達の違いだ。
 
僕は、多くの友達を失ったことがある。高校3年生の時だ。その頃の自分は、理系のクラスに所属し、学校のテストは化学や物理、数学IIIといった理系の科目で受けながら、受験に向けた模試は地歴や国語を使う文系で受けていた。所謂「隠れ文転」をしていたが、学校のテストはギリギリだったが、模試は成績をあげて、東大C判定からB判定に上り詰めていた。すると、自分の力だけで掴みとったと、錯覚し始めて、次第に傲慢になっていった。そこから、中学時代の友達に対して「もう関わることはないから、裏切っても良い」と思うようになっていった。そこから、たくさんの人が僕から離れていった。後になって、どん底に落ちた時、失って良い友達などいなかった。と思ったが、後の祭りだった。

特に学生時代の友達は、損得勘定なしで付き合っている友達も多いだろう。この類の友達は、それぞれの道を歩んでも、助け合える仲間となり得ると思う。だから、大切にするべきだと思う。

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