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[Nizi Project視聴日記02]誰もが“実力”や“技術”には「目を奪われる」が、「心を奪われる」のはオンリーワンの自分を引き出す“魅力”

アンニョン!
日韓の架け橋のフジモンです!

日本のK-POPファン界隈を飛び出し、ビジネス層やその他の界隈にまで広がっているNizi Projectブーム…

そもそも日本に住んでないから放送枠がない+K-POP業界自体を長く見守りすぎてもはやフレッシュな気持ちで見てない【おじいちゃん】と化して完全に出遅れてたフジモンも、フォロワーさんがしきりに
「虹二時Niziにじニジ二次尼寺…」言うので、

おじいちゃんなりに
「そもそも時代遅れになるのはマズいんじゃね?」と、
古参的な雰囲気を醸し出して調子に乗りかけてた自分のお尻を叩いて
“今さら”視聴し出したのが最近の話である。

そして、ただ見るだけじゃ勿体ないので、
自分なりに得たことや学んだことをアウトプットして自戒にする。

そして僕が主軸にしている韓国語勉強や日韓交流に繋げることで、
フォロワーのみなさんにも何か得るものがあるコンテンツにしよう。

ということでこんな感じで[視聴日記]を更新しています。

今のところ虹プロジェクトの地域予選が終わって、本合宿に入った段階まで見進めたのだけど、本当に学びがあるし、見応えのあるコンテンツで素晴らしいな、Nizi Project…

誰もが“実力”や“技術”には「目を奪われる」が、
「心を奪われる」のはオンリーワンの自分を引き出す“魅力”

この話は、僕自身が普段の発信活動で意識してることをまず話すのがいいと思う。
(アイドルに限った話じゃないので)

僕が3年前から常々思っていたことがある。

「もう“意味がある”“意義がある”に勝ち目はないよな。(中略)今から大事なのは“意味や意義”を前提とした“個性と物語”」

日本の代表例で言えば初期のAKBグループだと思う。
個々人は特別な美人や実力はまだ備わってないけど、個々人の個性や魅力を自分が選んでファンが育てる感覚で共感性が非常に高いアイドル。
(アイドル育成ゲームの感覚)
「会えるアイドル」のコンセプトはそもそも地下アイドルの進化版だと思うし、クオリティー自体も地下アイドルがそのまま這い上がってきてる感覚だ。

まさに意味や意義を技術に置き換えた時に、その基礎は持っている=前提はクリアした上で、“個性と物語”に特化した例だと思う。
そしてそれは日本においては受け入れやすく、新鮮で、ウケた。

だけどK-POPはその一歩上をいってた。
KARA以前、ワンガの時からK-POPは世界を視野に入れてた。

新曲MVのYouTube公開(今では普通だけど昔はレアだった)を含め、SNSマーケティングに注力し、世界のマスにK-POPというコンテンツを届け、活動も場所も日本やシンガポール、台湾などのアジアを皮切りにアメリカやヨーロッパまで広げていった。

「ただ世界で活動してるから」「ただ収益が大きいから」
一歩上をいってたと言いたいわけじゃない。

K-POPの凄みはそのパフォーマンスのレベルの高さ、音楽レベルの高さ、完成されたルックス。

つまり日本の感覚でいうと

「音楽的実力=アイドル<アーティスト(歌手)」
という“アイドル”と“歌手”は別物なので実力もまた別で考える

っていうものだったんだけど、

韓国の場合は、

「音楽的実力:アイドル=アーティスト(歌手)」
という、“アイドル”も同じ“歌手”なので同じ水準を求められる

という感覚の違いだ。

それがパフォーマンスのレベルの高さ、音楽レベルの高さ、完成されたルックス。
というK-POPの凄みの元になっている。

そのレベルの高さは無意識に日本人にも伝わり、
強烈なK-POPブームを巻き起こしたわけで、
その影響は少なからず日本のアイドル業界にも影響を与えていて、
「少女的イメージが強かったアイドル」が
近年は「かっこいい大人の魅力溢れるアイドル」に近づいている節があると思う。
(全てがそうってわけじゃないけど、そういうコンセプトも生まれつつあるって話)

つまり何が言いたいかっていうと、

韓国K-POPの場合は、
“意味や意義”を技術や実力で置き換えた時に、
その基礎水準を満たしているどころじゃなくて、
完全なるプロ意識でそこを完全に特化させた上で
“個性”と“物語”という時代が求めてる要素までクリアしてきたのだ。

防弾少年団とTWICEのヒットはその典型だ。

まず防弾少年団が一気にブレイクして世界に駆け上がった元になっているのは、

花様年華

というアルバムシリーズだ。

これはまさにコンテンツ自体を連続する一つの“物語”にしたことによって人々は惹きつけられ、関心を集めた成功例だと思う。

「一つのアルバムで一話完結物」が中心の音楽業界で、
「複数のアルバムで完結する長編物」を作り、それをSNSマーケティングと掛け合わせて展開していった。

そしてこの花様年華シリーズはまさに右肩上がり。

最初から爆速したのではなく、右肩上がりで着実にアクセスを集め、ファンを獲得していった。

そして元から備わっていたBTS自体の実力に目を奪われ、BTSメンバーそれぞれが持つ個性と物語、魅力に心を奪われていったわけだ。

TWICE(やセブチ)はNizi Projectと全く同じ生まれ方をしてる。
それは、オーディション番組から誕生してるってことだ。

PRODUCE101(プデュ)のように、番組制作で作るものではなく、
完全にJYPが単独で、パクジニョンが直接指揮を取って放送化したものだ。

「選ばれたJYP練習生16人の中でサバイバルをして最後まで生き残ったのがTWICEとしてデビューする」

というコンセプトで始まった「Sixteen」は当時の日韓K-POPファンをめちゃくちゃ湧かせた。

Nizi Projectと違い、オーディション段階から韓国で放送されているので、韓国のK-POPファン層は確実に見るし、日本も濃いめのK-POPファンはみんな見てたと思う。(僕も見てた)

JYP練習生を指導してるインストラクターやスタッフが直接選んでるので、JYP練習生の中でも実力や魅力は折り紙つき、その上で16人の練習生がサバイバルで9人のデビュー枠を争うわけだ。

それはそれは当時めちゃくちゃ見応えがあったし、その中で見れるメンバーそれぞれの苦悩や葛藤、成長は“共感性”がとんでもなかった。
(Nizi Projectで行われるサバイバルはJYPの基準なので、まさにSixteenのサバイバルミッションとほぼ同じ)

TWICEはデビュー早々大ヒットではなかったものの、
今となってはコンテンツの良さで世界レベルのアーティストになっている。

TWICEもBTSも同じ、

(“意味や意義”=実力/技術)×(“個性”と“物語”)
両方に鋭く特化して大成功している

あくまで収益や人気だけでなく、話題度を考慮してBTSやTWICEを例にしてるけど、最近世界でヒットするアイドルは総じてこのポイントを押さえていると思う。

(個人的にTWICEって、日本でいう“モー娘。”に近いものを感じるw生まれ方も含めてwただヒット規模はマーケやニーズが当時と違うので比べられないけど)

そして話は本題に戻るけど(笑)

誰もが“実力”や“技術”には「目を奪われる」が、
「心を奪われる」のはオンリーワンの自分を引き出す“魅力”

「もう“意味がある”“意義がある”に勝ち目はないよな。(中略)今から大事なのは“意味や意義”を前提とした“個性と物語”」
(3年前のフジモン独白)

という点でフジモンが普段の発信で意識してることに繋がる。
(正直、偉そうに言っておきながら自分でもまだできてないんだけどw)

要は僕に置き換えると、

韓国語勉強、韓国語教育、実力っていう点で僕が世界のトップになれるのか?

って考えた時にめちゃくちゃ可能性が薄いよね。
そこで争うのって戦場を間違えてるよね。

ネイティブ韓国人教師にはそりゃ勝てないし、日本人教師でも経験や知識、実践が豊富な人に及ぶわけもない。
教育者じゃないにしても韓国語上手だけで見れば溢れるほどいるわけだ。
そんな競合と強豪だらけの戦場で県のトップを目指すよりも、全国ベスト8を目指すよりも、競合や強豪の少ない戦場で戦う方が生き残る確率も高いし利口だ(ニーズあるは前提で)

でも、自分の武器ややりたいことはこの戦場にある。

だから考え方を変える必要がある。

世界トップのパフォーマーっていう争いに参加するのではなく、
この戦場の中で自分の陣地を作り、仲間を増やし、拡大していくことで自然的に自分がトップの世界を作り出すことだ。

それはつまり、

韓国語勉強や教育が自分が価値提供できる“意味や意義”のベースだとして、
僕自身の“個性と物語”っていう“魅力”を表現していかないと僕の時代は来ないよね。

っていうことだ。

そのためにやるべきことは、

①日々、自分自身の技術や実力を練磨する(学習と実践のサイクル)

②表舞台に立って自分を表現する(発信)

③(自分がやったことない)新しいチャレンジをする(物語)

④自分の考えや思いを積極的に嘘なく表現する(個性)

これらを作り出すコンテンツや企画などを通して発信することが、
インフルエンサー,クリエイター,エデュケーターとしての僕がやるべきことなわけだ。

まとめると

技術や知識を得るために“努力”することを美徳とする人もいるけれど、
韓国的価値観で言えば「結果の出せない努力は努力じゃないし意味がない。結果を出せ」で片付けられてしまう。

そして技術や知識というのは努力して身につけて、そしてそれを練磨すること自体は当然のルーチンなのだ。
(そこに終わりはない)

日本人ですごく尊敬してて大好きな人で“武井壮さん”がいるのだけど、
武井さんは常に自分を鍛えているし、それは当然のルーチンになってる。

つまりそれ自体は「すごいだろ」と自慢する自尊に入ってない当然のことになっているわけだ。

実質この表現は正しくないけど、あえて分かりやすく“成功者”と例えると、

成功者にとって「鍛錬や学習という努力は特別なものではなくて生活の一部」なのだ。

つまり、韓国語勉強もその韓国語勉強や学びを発信することを僕も毎日休まず続けているけれど、それは当たり前だってこと。

でもそれだけで結果が出る時代はとっくに終わってるし、強大な運や才能を持っていない限りはどの時代でもそれで何かを成し遂げることは難しい。

特に、この時代に生きる僕たちに必要なのは、
その技術や知識は前提土台として、
自分の個性(思想)や物語を表現することなのだ。

そのためには自分を知り、他人を知り、世界を知らなければいけない。

Nizi Projectで個々人の名前をまだ全く覚えてない僕なのだけど、
本合宿のダンス審査において

他の人が絶対選曲しない(つまり被らない)曲でオリジナル振り付けで勝負した子がいた。
ものすごい高い技術で同じ参加メンバーの目を奪い、圧倒した。
実力はJ.YParkも認めるほど。

だけどその評価は「自分を認めさせるためのダンスで、あなた自身が審査してる私(観客)に届いてない。そのダンスはダンサーのダンスで歌手のダンスではない」的な評価を受けてペンダントに嵌めるダンスブロックをもらえなかった子がいた。

そう、ダンス審査でダンス自体は絶対水準をクリアしてるのに、ダメだったのだ。

誰もが“実力”や“技術”には「目を奪われる」が、
「心を奪われる」のはオンリーワンの自分を引き出す“魅力”

これはJYPアイドルに求められる最低条件の一つなのは間違いない。

そして、それはアイドルだけではなく、
僕のような発信者もそうだし、
今の時代を生きるどの人にも求められることだと思う。

Nizi Project視聴2回目にしてすごい大事なことを再確認した僕でありました。

先も言った通り僕自身は本当に「言うは易し,やるは難し」って感じで本当にまだまだなのだけど…

焦る気持ちを落ち着かせながら日々コツコツとそして大胆に動いていこうと今日もこうしてキーボードを叩いている次第でございます。

みなさん、こんなフジモンを今後ともよろしゅう…

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