乙〜元気?相変わらず彼氏いないのか?w突然なんだけどさ

 皆さんはモテたことはありますでしょうか

私は鼻毛の出たメガネや自称チューバ吹きの天パメガネ、あと酔ったおっちゃんとローライズジーンズにTバック履いたメガネの男性からモテたことがあります。


今日はすごい卑屈になって自戒も込め、
童貞の目線で童貞の何がいけないのか考察をしました。
決めつけるような言い回しが多いですが、全ての童貞に当てはまるわけではないですし、童貞じゃなくても当てはまるでしょうし、自分の発言した全てが的を得た発言だとも思っておりません

「●●だったけど彼女できたんだが?」みたいなピンポイントなシチュエーション語りも不要です


再三言っておかないと童貞はこういう所ほんとにうるさいので


◆童貞はいつだって背水の陣

 童貞のアプローチって基本的に裏目に出がちなこと多くないですか?
なんとかして必死に関わりを持とうとしている感じが隠せていなくってそれが敬遠されてしまうんですよね

何でそんなに必死かっていえば後がないから、もっと言うなら「これを逃すと夢を見ていられなくなるから」なんですよ

もしダメだった場合の算段なんて全く考えていないんです。勝算だってあるわけじゃないんですけど、それでも縋り付きたいんです、わずかな希望に
「結局自分は誰からも興味をもたれる人間じゃなかった」って思い知らされる日が来るのが怖いんです。

恋愛で他人と関わったことがないという事実が人を焦らせます
非童貞ってどこかオーラがあるんですよね、「余裕」という名のオーラが薄い膜を張ってその人を包むのです。
本人は気づいていないと思います
なぜなら然るべきタイミングで全うな人生経験をした人にとっては纏っていて当たり前のオーラだからです

そういった経験のない童貞にはデフォルトで立ち振る舞いに焦燥感がついてきます。
その焦燥感が判断材料にされてしまったり、酷いと相手を怖がらせてしまったりするのです。女の子はこういう部分を見極めるのが本当に上手いと思います。

童貞の恋愛で一番悲しいのは、好意を向けただけで好きな人を複雑な気持ちにさせてしまうことです。
不思議なくらい勘違いしてる人いますけど、誰からも好意を向けられて嬉しい人なんていないんですよ。むしろ好意ってそれくらい重い物なんだと思います。



以下の項目は童貞の持つ不自然さや童貞が背負ってる理不尽を具体的に分析したものです
ほとんど自己分析ですけど…


◆下心以外の理由があればいいわけではない


童貞のアプローチは焦燥感があって、どこか不自然という話をしました。
「自然な流れを作ればいいじゃないか!」そういうスタンスの童貞もいることでしょう

しかし理屈がちゃんとあるから成功するわけでもないです、理路整然とした手順を踏めばデートまで持っていけるわけでもありません、理由は童貞だからです

理不尽に聞こえると思うんですけど一旦聞いてください。
童貞に限らず極端な思考の持ち主全般に言えるんですけど、
「納得できるぐらい理路整然としていれば相手は動いてくれるだろう」とか
「ちゃんとした理由があるから下心は隠せてる」とか
なんか見通しが甘いんですよね…

ただでさえ脈のない相手と無意味に関わりを持ちたいと思う人はそんなにはいないはずです、それが興味のない童貞が理屈を引っ提げてわざわざイベントを作ろうとしている
向こうからしたらそういう感覚なんだと思います。

「違和感があるかないか」を問題にしている童貞とは違い、当の本人が問題にしているのは「誰が誘ってきたか」なので、結局理屈があろうとなかろうと無意味なんです。
向こうからすれば「その人が誘ってきた」って時点で無理案件なんです
根本的に気にしている部分が違うからです

単純なデートではなく頼まれごとだったら向こうもハッキリつっぱねることはしないはずです、やんわりビジネスライクでやりとりをすることでしょう。
大人なのでただそれ以上の発展をしないように振る舞うはずです。良くてそういうもんです。
恋愛でなくてもそういう社交辞令を目の当りにしてきたので

それに下心が出発点の理論武装はどうしても違和感を与えてしまうものです。
理屈をもってしても現実は童貞に厳しい


◆かわいい女の子と対等な関係になれば実質イケメンだから


陰キャはコミュニティの序列を細かく把握しようとする習性があります、立場をわきまえる立ち振る舞いをするため〜と言った大義名分があるからです。

普通の人は人間関係の序列なんて気にして喋ってないと思うんですけど、童貞コミュ障にはこれは死活問題なわけです
童貞は立場を少しでも間違えた行いをするとすぐに死んでしまいます
自惚れ屋だと思われるくらいなら必要以上に下手に出て今の立場に甘んじた方が楽なのです。
かつての私のように細胞レベルで刷り込まれているので無意識で序列をつけてしまうんですよね

立場を重視する童貞は
「女の子をちょっと上の立場からor対等に話しかけられるのがイケメンの特権」
と思ってる節があります

自分のような立場の人間がかわいい女の子と〝対等〟に話せるというのは大きな憧れであり同じ陰キャ界隈にアピールできるステータスになり得ます
調子に乗ったやつならば実質イケメンと一緒ぐらいに驕り高ぶるでしょう

「立ち位置」や「カースト」を勝手に重んじるが故の思考回路です
そこで「自分の立場を上げよう」という発想にならないのが陰キャの特徴です、仕方のない部分もあるので一概に悪いとは言いませんよ、コンプレックスが性格を作るとは思っています


◆相手の見ている世界を考えたことがない

好きな人ができると常に自分の世界に好きな人がいる、好きな人中心の世界になってしまって動向がとにかく気になってしまうものだと思います
しかし自分が好きな人と出会うまで色々なコミュニティにいたように、好きな人も自分と全く違う人生を歩んでいます

となると見えている世界も違うわけです
どれだけ好きな人のために自分の世界を変えたって、それで相手の世界が変わるわけではないんです。当たり前のことを言ってますがこれをわかっていない人が多く見受けられます。
自分の世界しか見えてない状態でアプローチをするのは失敗しやすいんじゃないでしょうか。

これは恋愛に関係なく友人関係でもそうでしょう、私も自分の世界しか見えなくなってしまう悪い癖が治りません。

体験していない相手の目線を想像するのは普通の人でも難しそうだなって思うのです



◆The Biggest Dreamer

童貞が憧れているのは恋人じゃないとできないような体験であって、期待をしているに過ぎないんです。
最終的な愛の形というのはそれぞれだと思うんですけど、経験がないとどうしても妄想で補わないといけない部分があります。

恋人といえど他人との交流なので、何に気を使わないといけなくなるのか、
自分の気持ちと相手の気持ちの両立をするのがどれ程難しいか…
という関係を保つための具体的な想像はしないまま、いつまでたっても体験に想いを馳せているだけになってしまいます

自分もそういうアレの引き出しがないため気付いた時の嫌悪感が凄まじかったですね、
この歳でまだ夢みたいなこと考えていたのかと思うと

でも夢みるコトが全てはじまり、それが答えだろと思います。


◆やっぱイケメンは許される部分あるよね

イケメンだと許される部分はあります、仕方ないです、イケメンの不器用なアプローチが逆に心動いたりすることもあります。
イケメンの下心は女性から見れば「好意」になり得ます
だからといって「どうしようもねえじゃねえか!」ってふてくされていい理由にはなってないんです



◆こんなにモテない境遇を抱えてるのはこの世界でも俺だけ

って嘆いても別にいいんですが、童貞を理由にこじらせず自信を纏った童貞の方が人として魅力があると思います。私も好きになるかは別として、拗らせない強い人の童貞ステータスはかえってプラス要素になります。
自分の性癖がおかしいのかもしれません

焦燥感やどうにもならない現実を前にしても自分を見失わないというのは、言葉で言うなら簡単ですがすごく難しいことです。
なぜならそんな童貞いないからです。

この強さを持っている人は恐らく恋愛以外でも何かしら実績を残せているのではないでしょうか?
今からでも遅くないはず…と無責任なことは言えませんが、社交性を身につける努力は絶えずするべきだとおもいます。

童貞である事実なんかどうでも良くなるくらい自分の嫌なことに向き合うことになると思いますが、どんなに嘆いても憂いても、生まれ持ったものを受け入れ、処理できるのは結局自分自身なのです…







 実体験含めて長年童貞を観察して思ったことを述べたのですがどうでしょうか

童貞の理由は人それぞれ、中にはどうしようもないものもありますが、意中の相手がそれを童貞と共に拭ってくれるわけではありません。
お互いにとっての悲劇を回避するためにはアプローチをするのではなく、脈があるかどうかを探る能力を身につけた方がまだマシなんだと思います。
それなら相手にとっても、自分にとっても軽いダメージで済むはず。
引き際を見積もりより前倒しにして、スッパリ割り切ること、逆張りが得意な人が多いので応用すればきっと相手に迷惑もかかりません。
社交性を身につけるってそういうことも含まれているんだろうなあと、顔を読み取るのができない私は痛感しております。


少しでも報われるといいですね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?