VI.PCR検査と抗体検査
ぶっちゃけこの辺りは、時期によって大分かわるとおもう。
私は違ったんですけど?これだから日本のサラリーマンはうそつきのクズなんだよね。とか言われても嘘じゃないもん!本当にあったんだもん!!!
PCR検査は「核酸检测he suan jian ceへすぁんじぇんす」、抗体検査は「血清检测 xue qing jian ceしゅえちんじぇんす」なので、覚えておくといい。
①出国前
「出国前」でも書いたが、出発10日前に中国政府が「出国前PCR受けろよ。やりかたはそれぞれの大使館が決めるけん。」と言い出した。時間もないので安牌打ってこという会社の方針から受診、陰性を勝ち取った。
別に濃厚接触者でもなんでもなし、ひたすら唾液を5mlくらい容器にためるというようなサンプリングだった。陰性。38000円くらい。
因みに今の大使館の微信(WeChat中国語名)アカウントの内容を見ると、出国前は不要っぽい…。よく読んでないからな!自分でちゃんと調べろよ!
②入国時
中国でのPCRの結果はオンラインでパスポート番号と紐づけされているらしく、後々自分の結果が見れる。(個人情報?なにそれ?)
入国時、空港で全身防護服のお兄さんお姉さんに先導され、さっぱり全く分からないながらもPCRを受ける。
鼻の奥、信じられないようなところまで綿棒を突っ込まれ、ぐ~りぐ~りされる。くしゃみしたら死ぬ。
喉の奥、吐き気スイートスポットみたいなところをピンポイントでぐ~りぐ~りされる。吐きそうになる。
陰性。無料。
③隔離中
14日の中で、PCRをやる日はウィークデーの巡りとかいろいろあるようだが、PCR検査、抗体検査ともに12日目にやった。ぎりぎりやがな。ちょうどうまい具合の日が土日と被っていたので、普通は抗体検査をもう少し早めにやっているらし。
PCRは喉からのサンプル採取。「あ~って言って」と言われているっぽいので、あ~~っと言っている間にのどちんこをぐりぐりされる。
抗体検査は要は血液検査と同じ。血を10mlくらい抜かれる。採血跡を押えるために渡されたのは脱脂綿ではなく綿棒だった。テクい。
ここは有料。ホテルに入るときに支払って133.4元。2000円くらい。陰性。
この結果は特にパスポートと紐づけされなんだ。
④北京入りしてから
時系列が前後するけど、章としてはまとめた方がよい。
小区(行政の最小単位?町内会みたいなの)によって違うらしいが、とにかく他の都市から入ってきた場合にはまずPCRを受ける義務があるらしい。
ということで、自分の家(予定)にスーツケースを預けたら一息つく前に、自分ちの区のPCR検査病院に行く。この辺は会社の人に連れてってもらったから、皆もそんな感じでがんば。
入口でパスポートとか電話番号とか書いて、受付に出す。サンプルはのどぐりぐり。
料金は120元。1800円くらい。陰性
因みに我が家のある小区では、「PCRで陰性と証明されるまでは家から出ちゃだめ」という取り決め。15時間くらいで結果がでたので、一晩で済んだ。
ちなみに井上を大連から北京まで導いてくれた先輩は1週間の自宅隔離となっていた。先輩…今度お酒ごちそうしますわ…。
ということで4回のPCR検査で陰性を勝ち取り、バイ菌から北京市民としての人権を手に入れるに至った。
ちなみに日本に住んでいるみんな!君たちは全員もれなくバイ菌だと考えられているぞ!がんば!