二木原恭子

Webライター・コンビニバイト・姉妹の母。果物が好きでよく買い込むが、もったいながって…

二木原恭子

Webライター・コンビニバイト・姉妹の母。果物が好きでよく買い込むが、もったいながって大事に取っておいた結果ダメにしがち。

最近の記事

バレンタインチョコを貰えない私の夫は全然かわいそうではない話

「バレンタインに彼女/妻から何ももらえない……」 と愚痴る人がいたら、思わず 「あらそれはかわいそうね」 と相槌を打ちたくなるものである。 だがちょっと待ってほしい、それは本当に「かわいそう」なのだろうか? 本当に「かわいそう」な人は別にいるのではないだろうか? 私はこれからある人間の話をしたいと思う。 「ある人間」とは私の夫のことであり、彼もまた妻から何ももらえない、一般的にいうところの「かわいそうなメンズ」の一人である。 話は多分10年くらい前、私と夫が付き合って

    • 「ピーちゃんのおばさん」と編み物の話

      長女の誕生日に「あみゅあみゅ」なるおもちゃを買った。 毛糸をかけてくるくるハンドルを回せば編み物ができる、まあ平たく言えば大きな手回しリリアンである。 アマゾンなどのレビューではかなりの酷評だったのでちょっと怖かったのだが、慣れてくれば目飛びも(あまり)なく、4歳児でもちょっと手伝えばマフラーを作れたから最近のおもちゃはすごい。 説明書によると、頑張れば手袋とか耳あてなんかも作れるらしい。 編み物に一生懸命になっている長女を見て、ふと思い出した人物がいる。 それが「ピーち

      • 1歳児と3歳児と30歳とでチーズ以外代用のチーズケーキを作った話

        「これ作ってみたい」 最近何でもかんでも人のやることを真似したがる長女が言い出したのはいつもの夕方のテレビタイム、クックルンの時間だった。 なになに、とテレビを見た私が見たのは「しましまチーズケーキ」。 はあ、チーズケーキね。 焼くタイプじゃなさそうだし、まあ型に入れて置いとけばいいんでしょ、と思った私は 「あーいいよ。明日作ろうか」 と適当に安請け合いした。 ↓その時のレシピがこれ。まずはこのレシピを見てもらったほうが今回の話をよくわかってもらえるはずだ。 結論から言

      バレンタインチョコを貰えない私の夫は全然かわいそうではない話