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23年7月スキ小説

こんにちは、仁木碧と申します。

7月の「スキ」小説のご紹介です。
更新が遅くなってしまい申し訳有りませんでした😭

「スキ」小説とは、私が記事の「スキ」に対するお礼に設定している小説のことです。
詳しい説明はこちらをどうぞ

先月のスキ小説



1.『大きな森の小さな密室』小林泰三

こちらは、小林泰三さんによる短編集です。
収録されている短編には、それぞれ「テーマ」があり、その作品が選ばれた「意味」も有りました。とても面白かったです。

『大きな森の小さな密室』 犯人当て
『氷橋』 倒叙ミステリー
『自らの伝言』 安楽椅子探偵
『更新世の殺人』 バカミス
『正直者の逆説』 ??ミステリ
『遺体の代弁者』 SFミステリ
『路上に放置されたパン』 日常の謎

表題作も勿論面白かったですが、個人的には『遺体の代弁者』が好きです。


2.『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』澤村御影

民俗学を研究している大学准教授の高槻先生と、その大学の1年生で、とある特殊能力を持つ深町くん、2人が織りなす民俗学ミステリ作品です。

高槻先生は所謂「怪異」「妖怪」と呼ばれるようなものを研究しており、学生達や学生からの紹介で「不可思議な出来事の真相解明」を依頼されることが有ります。
その時、助手として先生のお供をするのが深町くんです。
高槻先生は、怪異を目の前にすると周りが見えなくなる傾向にあるので、そのストッパー役を担うのが深町くんです。
作中では「常識担当」という呼ばれ方をしています。

公式で「凸凹コンビ」と表現されている様に、立場や性格、考え方が違っていてとても愉快なタッグです。

とにかく面白いです!ネタバレを含む感想は別の記事でまとめていますので、もし良かったら。



3.『ナゾトキ・ジパング』青柳碧人

こちらは、一番最初のスキ小説に登録していたのですが、ご紹介出来なかったので再掲しました。

同期や後輩から人望を集める友達想いな大学生の秀次と、日本大好き留学生のケビンがいくつもの殺人事件に巻き込まれます。
どの事件も、日本の伝統・文化と密接に関わっており、ケビンの知識が冴え渡ります!
収録されているお話は
『SAKURA』『FUJISAN』『CHA』『SUKIYAKI』『KYOTO』です。

事件の謎を解いた時、美しい日本の心に触れて心が暖まります。



今回は以上3冊でした!

では、また来月。


最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
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