見出し画像

【#5】『アイシールド21』が好き【趣味の話】

こんにちは。仁木碧と申します。

自分に興味を持って頂く為に、もっと気軽にnoteを書いていこう!と考え、「雑談」という項目を作りました。

私には「好きなこと」が沢山あり、昔からずっと大好きな趣味も有れば最近ハマり始めた浅瀬の趣味もあります。
皆様と何かお話出来る切っ掛けになったら嬉しいので、そういう「ちょっと興味があるもの」のお話もします。

全然まとまってない記事になるかもしれませんが、ご容赦ください。


『アイシールド21』が好き

友人から「人生で読んだ漫画で、一番好きな漫画ってなに?」と聞かれた際、私は『アイシールド21』と答えます。

でも、なんで好きなのか、というのをちゃんと言葉にまとめたことはなかったなぁ〜と思ったので、書いてみようと思いました。



どんな漫画?

ご存知ない方の為に簡単に説明すると、原作を稲垣理一郎先生、作画を村田雄介先生が担当している、アメリカンフットボールというスポーツを題材にした少年漫画です。

稲垣理一郎先生は『Dr.STONE』や『トリリオンゲーム』の原作を担当されており、村田雄介先生は『ワンパンマン』の作画やゲーム『バディミッション BOND』のキャラクターデザインを手掛けたことでも有名です。



どんな話?

主人公の小早川瀬那(以下、セナ)は、小柄で気が弱く、クラスのいじめっ子に目を付けられやすいタイプの少年です。
第一話、高校に入学した初日、早速不良達に絡まれ、「購買でパン買ってこいよ」と典型的なパシリにされます(笑)

そして、そこから色々あり、その不良達に理不尽な因縁をつけられ、帰り道に待ち伏せされ、脅されてしまいます。
相手は喧嘩慣れしていそうなバリバリの不良3人、こっちはちっちゃくて細っちい、喧嘩なんて出来ないセナ1人。

そんな危機的状況、彼はどうやって乗り越えたのか。
答えはとてもシンプルでした。

走って逃げたのです。

彼の走りは速度が速いだけではなく、人混みの中をすり抜けていく切り返しの鋭さも持ち合わせていました。

そんな彼の走りに翻弄され、不良達は彼に追いつくことが出来ません。

そんなセナと不良の様子を見ていたのが、蛭魔というセナが通う高校のアメフト部主将でした。

セナの「走りの才能」に気付いた蛭魔は、セナをアメフト部に勧誘し、「ランニングバック」という「ボールを持って、兎に角走るポジション」に抜擢します。


……小学校の頃、走るのが速い男子って、結構モテてたと思うんですが、セナはそのような人生は送ってきていません。
何故なら、彼の走りのセンスは、不良にパシられることで身に付いた技術だからです。
悲しい……(笑)


そんな感じで、『アイシールド21』は、学生時代に学問やスポーツで脚光を浴びたことが無かった主人公が、ひょんなことから才能を見出され、活躍していく……というタイプのスポーツ漫画です!

ここだけ聞くと、まぁ、よくあるパターンかなという感じなんですが、「アメフト」というマイナースポーツが題材である、というところが面白いところです。



アメフトというマイナースポーツ

アメリカンフットボールって、日本だとマイナースポーツですよね。
それこそ、いま「知ってるよ!」と胸を張って言える方は『アイシールド21』の読者が多いかと思います。

私の『アイシールド21』との出会いは、当時、兄が購入していた週刊少年ジャンプに掲載された読み切り漫画だったかと思います。
そしてそのまま、連載も読みました。

正直その当時は「アメフト」に興味なんてなかったです、というか知りませんでした。
多くの読者が私と同じだったかと思います。


現実でのマイナージャンルを題材にする時、「主人公の周辺では、当たり前に流通しているもの」として物語を進めていく場合があります。
そういった作品は、「それが流行っている地域」「そのジャンルの専門機関」を舞台に設定するでしょう。

例えば「アイススケート」なら北海道を舞台に、「農業」に関することなら農業高校が舞台にしたり……。
その方が、「ここでは当たり前の知識」として、話を滑らかに進めていけるかと思います。

しかし、敢えてそうしないパターンもあります。
『アイシールド21』の場合、後者でした。

この作品が流行る以前なら、東京の高校で「アメフト部です!新入部員を集めています!」と言っても、「え?なにそれ知らない。ラグビーとは違うの?」というのが正直な感想だと思います。

物語の中でもそうです。
蛭魔や、もう1人の部員である栗田が一生懸命に勧誘活動をしても、誰も見向きもしません。

よって、
主人公のセナを含め殆どの部員達は、最初からアメフトに情熱がある訳ではありませんでした。
試合も見たことがないし、ルールもよくわからない。
人数が足りないから来て欲しいと頼まれたり、弱みを握られて蛭魔に脅されたから仕方なく試合に出ていたり……。
皆、その様なマイナスのスタートなんです。

しかし、そんな切っ掛けでも、徐々にアメフトの面白さに気付けたり、新しいことに挑戦する事が自分と向き合う切っ掛けになったり、彼らの中で何かが変わっていく瞬間が訪れます。

「アメフトって楽しい」「悔しい」「もっと強くなりたい」
そんな転機が訪れる瞬間を見届けた時、私自身も「アメフトってこんなに面白いんだ!」という気持ちに変わっていました。



最後に

以上が、私が『アイシールド21』が好きな理由です。

上手く伝えられましたかね?

スポーツ漫画特有の「熱い展開」が好き!という方は、絶対『アイシールド21』好きですよ!

ちょっとでも興味を持っていただいた方は、是非第1話を無料で読んでください!
(PR案件とか、何かしらの形で私にお金が入るアレじゃ無いです(笑))


ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!!
では、また!


最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
スキ♡していただいた方には、私の大好きな小説をランダムでご紹介します📚

いいなと思ったら応援しよう!

仁木 碧
宜しければサポートお願いします。 頂いたサポートで素敵なカフェに行って本を読むのが夢です。