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Bellydancer Safinah’s EYE.002〜ベリーダンスとの運命的出会い

こんにちは、サフィナです。第1回の記事では、思っていた以上の♡をいただきありがとうございました。とってもうれしいです。さて、第2回は私とベリーダンスの運命的な出会いについてのお話しです。

 当時は硬派なイメージがあった法政大学の学生だった私。子どもの頃から盆踊りが大好きだったのですが、総じてインドア派だったこともあり、大人になるまでダンスというものに触れることはほとんどなく過ごしていました。内気で地味な大学生だったのですが、ある日、調布のとある地下道のトンネルで、オカリナ奏者がクラシックギターの伴奏に合わせて、聞き慣れない音楽を奏でていたんですね。「わ~なんだろう、素敵な音楽!」と思って、しばらく耳を傾けていました。そんなに近くで聞いていたつもりもなかったのですが、夢中になっていたんでしょうね。ギター奏者の方から声をかけられて。その人が一朱さんだったんです。まさかその時は、こんなに長い間にわたって、師弟関係を結ぶことになるとは夢にも思っていませんでした。

 民族音楽研究の第一人者である一朱さんに勧められるまま、ベリーダンスのショーにも連れて行ってもらったのが、私とベリーダンスの初めての出会いです。薄暗いホールのような場所で、アーティストたちが生楽器を巧みに操って奏でるエキゾチックな民族音楽にのって、見たこともないようなキラキラした衣装を身にまとったベリーダンサーが、艶やかに舞っている。「童話の中の世界が目の前にある!!!」と、私は一瞬で虜になってしまったのです。「宝物を見つけた!」そんな気持ちでした。「私もあのダンサーのようになりたい!!!」と、うなされるかのごとく夢見るようになりました。

ベリーダンサーのイメージってこんな感じですか?
私が初めて拝見したベリーダンサーは日本の方でした。

 曲名も何も分からない私に、一朱さんが6曲入りのカセットテープを手渡してくれました。中東の音楽はまだまだ日本に紹介されることも少なく、YouTubeはおろか、CDすら手に入らなかった時代です。何度も何度も、繰り返し再生して、中東のエキゾチックな調べに聴き入っては、まだ見ぬおとぎの世界へと思いを馳せていました。

 人前でお腹を見せて踊るベリーダンサーを生業にするくらいだから、さぞ大胆な性格なんだろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。自分で言うのもお恥ずかしいですが、未だにシャイな一面も併せ持っています。いざベリーダンスを習うまでには、半年の時間を要しました。勇気がなかなか出なかったんですね。一朱さんからの紹介で、一大決心をして、海老原美代子先生の門を叩きました。日本におけるベリーダンスの第一人者である海老原先生の下で約9年にわたって学べたことは、私の人生にとってかけがえのない財産になっています。今でも何年に1回のペースで、お会いして昔話に花を咲かせることもあります。

 ここだけの話、当時フラメンコにも興味を持っていて、ダンスアイテムのメーカーでは有名なチャコットに靴を見に行ったことがあるんですね。大学生の私には、とても手が届くお値段ではなくて・・・。ベリーダンスは裸足で踊るのが基本なので、始めやすかったのもあるんです、実は(笑)。ベリーダンスをたしなんでいる方はもちろんご存じかと思いますが、ベリーダンスの衣装もピンからキリまで。お値段ももちろん、さまざまありますね。衣装のお話も、後々させていただく予定です。

 ここまでお読みいただきありがとうございます。無料記事は、基本的に第1回と第2回(そして第11回、第12回・・・と、とびとびで)を予定しています。第3回からは、後半から有料のスタイルを取らせていただきますが、きっとベリーダンスにご興味をお持ちの方にとってはもちろん、これから始めようか迷っている方にも、楽しんでいただける内容になると思います。引き続きおいでいただけましたら幸いです。

 また、レッスン生にはお得に購読いただけるメニューも今後ご用意する予定ですので、楽しみにしていてください。見学、無料体験も随時受付中です。教室についての詳しい情報は、下記の公式サイトまたはインスタのメッセージよりお問い合わせください。

 第3回は、我らニケラベリーダンスカンパニーの活動内容(無料記事)と、ベリーダンス界のタブー&観客のマナーほか(有料記事)についてお話しさせていただきます。


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