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9/29 奮起するって……。

 先日色々整理したが、体力が底を尽きているせいか、また具体的に頭に残っていないせいなのか、実行が今ひとつだ。

整理した内容がどの程度実行できているか。
 1タイピング練習→文章を写す(約三十分)◎
 2新聞を見る◎
 3ログライン練習開始×
  メンバーシップ×
 4プロット×
 5Instagramに1日1回犬動画を上げて写真整理(二十分)◎
  映画、読書アカウントはまだ(週末)×
 6読書(月水)△
 7植物の管理をまとめる◎

 ……できていないのは肝心の小説関連。
 図書館で順番待ちしていた予約図書が、なぜか先週一気に三冊も届いてしまった。バラバラの時期に頼んだんだけどすごい偶然もあるものだ。次に待っている人がいる本なので延長はできない。よって、来週は読書週間となる。
 何ができていて何ができていないのか、把握できてえらいぞ、と前向きに考えて9月を終えよう。


 今日ツイートで目に入ったんだけど、人に言われた言葉に傷ついたことをバネに頑張る人がいる。私の友人もそうだ。馬鹿にされると見返してやると奮起する。それはとても建設的だし良いことだと感じる。なんでも自分のパワーにできるんだからね。
 私はその回路を身につけたい。そのために整理をしておこうと思う。
 
 私には相手の言葉を天井にして自分を見限る癖がある。つまり自分を信用しないで相手の評価を真に受けて取り込んでしまうということだね。
 きっと動機は傷つきを感じないようにするためだ。

 例えばそれは「妹は可愛いのに」とか「お兄ちゃんはできたのに」と言われて育った子が「私は見た目はだめだから、勉強で勝負しよう」だったり「勉強は捨てた。ゲームでヒーローになろう」とのめり込んだりするような感じだ。
 私はこんなふうにいろんなことを「苦手」の枠に入れて、回避してきた。

 向かないことは見限り、得意なことに絞る。
 これは一見前向きだし合理的に見える。でも上記のように誰かの評価によってそれを決めた場合、その瞬間の自分の望みや痛みを無かったことにしようとしていないだろうか。
 「もう傷つきたくないから、本当はあっただろう自分の望みは見ない」ように回避し、自分を守ったつもりで、相手に味方しているのではないだろうか。相手の評価するままに自分で自分を評価し、踏み躙ってはいないだろうか。
 望みや感情を抑圧して割り切ろうとするのと、本心から自分はそこに労力を割かなくてもいいなと手放すのとは、全く別のことだ。

 例えば先ほどの「可愛くなりたい」「勉強ができるようになりたい」という望みは、抑圧されると乗り越えられないままその人の中でコンプレックスとして膿んで膨らみ続ける。直接対決しない限り、触れるといまにも血が滲むかのように傷つく「こだわり」としてかえって長く抱え込んでしまう。
 自分では傷つきを回避したつもりなのに、皮肉なことだよね。


 だから他者の評価を跳ね返し、自分の中に入れない回路を身につけておくのは大事なことだ。
 例えば最初にあげたような「見返してやる」と奮起すること。そうして行動することが自分を信頼することにつながるし、自分への信頼が高まれば傷は癒やされ、「そんな評価をする相手の方が見る目がないね」と悪意のある言葉が耳に入らなくなる。これは慢心とは全く違うものだ。
 自分の行動という現実によって積み重ねた信頼は簡単には傷つかない。

 慢心は、誰かの「すごいね」などを根拠に自分を信頼しようとする時に起こるのではないだろうか。相手の言葉という揺らぎやすいものを根拠にしたせいで確信が得られないから、たったひとつのそのことにしがみついてしまう。容易に傷つけられる。そして現実の自分から目を逸らし、認め難くなる。
 

 さて。ここまで書いてきて、自分の「相手の言葉を天井にして自分を見限る癖」は「向かないことは見限り、得意なことに絞ってがんばる」と言う方向にも実は向かってはいないのだなと気がついてしまった。

 私の中にあるのは「所詮、私はこの程度だ」と言う声だ。向かないことを見限った上、残ったものに対しても「もう二度と努力しない」と決めているかのようだ。
 つまりのび太くんのように「何をやってもダメなんだ」と思い込んでいる。そうして、目の前の楽しいや心地いいをふわふわ追いかけまわしているうちに、一体どこにきたんだろうって言う感じが近い。
 こうなると大体のことに傷つかないが、それは単に感情を無視しているだけ。自分を見限り諦めることによって、楽になろうとしているんだ。最初から自分に期待をしなければ傷つかなくて済むからね。そうやって自分を信用できないように行動してきたから頑張ることもできない。
 なるほどね。

 これに対してすべきことは。
 傷つきを回避する姿勢を身につけた頃までの、そしてその後、回避してきた傷つきにも、地道にひとつひとつ向き合うこと。そうして感情を取り戻せば、本当の望みを確かめることができるだろう。傷ついた自分のために奮起することができるようにもなるだろう。
 このように行動すること自体が自分を信頼することにもつながる。
 停滞した人生を動かさなくては。

 ……今後、こういうことはメンバーシップに書こう。


 今日のタイピング練習
『ふりさけ見れば』安倍龍太郎 日経新聞連載 18分

今日の名作(ローマ字)の結果は「B-」スコア「158」でした。
今日の名作2(ローマ字)の結果は「A-」スコア「214」でした。
今日の名作(ローマ字)の結果は「D+」スコア「100」でした。
今日の名作2(ローマ字)の結果は「A」スコア「228」でした。

高瀬舟が初めて出た。

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