自分とは違うニードを持つ相手と共に暮らしてゆくために
うちの犬には何でも口に入れてしまう癖がある
だから玉ねぎやビニール製品など害になるものを口にしないようにテーブル周りや台所は柵で仕切りをしてある
人にとって柵は不便だ
高さが低ければ視界に入らず足を引っ掛けることもあるし、高ければまたごうとして失敗することもある
人だけの暮らしなら、柵は全く必要がない
だけど私たちの家には現状、犬がいて、人がいる
人間は犬の言葉を理解しないし、犬も難しい言葉はわからない
家は私たち人間が暮らしやすいように作ったものだ
その生活空間で犬も共に